2009年2月1日、二子山

金曜土曜と大雨だった。ウェザニュースを見ると60mmほど降ったようだ。そのまま冷え込むと、例の大ツララ群状態になってしまうのではないかと不安だったのだが、それほどツララは発達していなかった。穴ムジあたりは大丈夫そうだった。濡れていた、任侠ラインも最後の方には乾いていたようだ。SVPは7pから終了点にかけて、昼過ぎに氷は落ちたのだが、その後もずっと濡れていた。大丈夫だと思っていた穴ムジなのだが、お昼過ぎごろから、第3核心の大事な穴アンダー周辺とマッチホールド周辺から染み出しが出てきてしまった。午前中から昼ごろにかけては風が強く、とても寒かった。3時ごろから4時にかけては風も穏やかになってきたのだが、岩はあまり温かくならず、終日辛かった。夕方ごろ、救急車のサイレンの音がして、ヘリが西岳のあたりを旋回していた。事故でもあったのかもしれない。

(1) 高く登れ(10b)、再登
(2) 高く登れ(10b)、Tr
(4) バイパス(10a)、再登

(5) 穴のムジナ(12c)、第3核心フォール、ワンテン
慣らし便のつもりで、10時半過ぎに出す。まだ、岩は冷たいし風も強い。慣らし便のつもりが、繋いで第3核心まできてしまった。結構よれずにきたのだが、指先の感覚が薄い。左手クロス出ししようとしたところで、落ちる。

(6) 穴のムジナ(12c)、第3核心フォール、ワンテン
各ムーブは1便目より、いい感じだったのだが、第3核心手前に到着してみると、何故か1便目より、よれている。第3核心へ突入するが、一瞬右足フットホールドを見失って、右足空振りしてフォール。なんてこったい。

(7) 穴のムジナ(12c)、第3核心フォール
今日は穴ムジおいしいよラインの回りは遅かった。3便目は4時ぐらいになる。今日一番よいコンディションのはずだった。順調に第3核心手前まで到着する。レストして、核心アンダーホールドを見ると、黒い輪っかができている。そして、第3核心へ。うっ濡れてる。それでも、立ち上がって、左手クロスだししようとしところで、右手アンダーがスッポ抜けた。上まで抜けようと、左手クロス。ここも染み出していた。気力がなくなって、フォールして降りる。

先週、第3核心のコツを掴んで、期待を持ってやってきたのだが、進展させられず。穴ムジは染み出しが核心ホールドから始まることも判明してしまった。だけど、この染み出しはすぐに乾くだろう。次回も元気にトライしたい。

きん
Commented by こーたろー at 2009-02-01 23:01 x
きんのアニキ お疲れ。つららはそんなに発達してなかったんだな。都内は風が強かったけど、二子も相当吹いたんだろうな。
Commented by climber-kin at 2009-02-01 23:05
こーたろーの兄弟、もうビュービューだったぜ。二子は風が吹くと、さすがに辛いぜ。スポーツバルムも全然効かなかったぜ。
by climber-kin | 2009-02-01 22:47 | 二子山'08-'09 | Comments(2)

 弱いわりには頑張っている、還暦を迎えた初老クライマー。体力と気力の衰えを感じながらも、13を10本!を登りたいなぁ。12以上100本も達成したいな。を目標にがんばっている日々を綴るクライミング日記。でも、最近はハイキングと沢登りばかりです。


by ヘビークライマーきん