2011年 01月 30日
2011年1月29日、二子山
(1) ワーカーホーリック(10b)、再登
(2) 高く登れ(10b)、再登
(3) バイパス(10a)、再登
(4) おいしいよ(12c)、慣らし便
3-4p間の右手スリットホールドを確認する。右手薬指のタコが大きくなってしまい、入らなくなった。いろいろ試してみたが、浅刺しで我慢するしかない。また体感グレードが上がってしまった。
(5) おいしいよ(12c)、バケツホールド手前右手ポチ止まらず
13時に本気トライ便。まだまだ岩が冷たいのだが、今日はこれ以上温度が上がるようにも思えない。体は寒さでコチコチ。渋々ながらトライすることに。ラジオ体操したり、歩いたりして、登る前に少しでも体をほぐす。やはり、私にはまだ岩が冷た過ぎる。一手一手で力入って握りこんでしまう。3p目、4p目、5p目。焼石握る時間が長目になる。苦手の拝みホールドは保持できて、右手マッチも成功。左手ピンチ出しは浅握りながらも何とかとまる。思いっきり6p目穴ホールドへ右手を伸ばして、足上げて体勢整えて6p目クリップしてグーレストする。もともとグーレストはいまひとつなのだが、冷た過ぎのツルツル感のせいなのか、今日は特に決まりが悪い。我慢できる時間内で何とか左手焼石を握って、ゴー。左手ガバカチは右手グーチョックしたまま取れて、右手中継。足決めて右手バケツホールド手前のポチホールドは触ったが止められず。
(6) おいしいよ(12c)、拝みホールド右手マッチ失敗
15時。拝みホールドは保持できたのだが、右手マッチのカチが中指外れてしまった。
(7) おいしいよ(12c)、拝みホールド保持失敗
16時過ぎ。拝みホールドを慎重に取ろうと意識したら、しっかり保持できなかった。うーん。
今週もダメでした。その前に、この岩の冷たさでは、最初からあきらめてしまっている自分がどこかにいたような気もします。これも精神力のなさなのでしょうか?8p目まで抜け切る登り方しかできない自分には、この冷たさは厳しいです。ああ、それも自分の限界を押し上げようとしていないことなのでしょうか。これもメンタルなのでしょうか。それから、拝みホールド保持の謎が今日の4便目で本当にわかったような気がします。そもそも、右手アンダーガバカチから左手拝みホールド保持のムーブでは、大胸筋がじゃましていて、可動域限界ムーブのようなのです。だから、そっと慎重に取りに行くと、能動的可動域付近で動きが止まってしまうので指が回りこまず保持できなかったり。それに保持失敗した場合に持ち直すことができないようです。だから、しっかり保持するためには、少し勢いをつけて、さらに右手ガバカチアンダーを引きつけて、自分の力と反動で自分自身を受動的可動域まで持って行ってやる必要があるようです。これまでの結果を思い出して見ると、いいところまで行けた次の便や次の日は、決まって慎重に行こうとする消極的な気持ちになり、慎重にホールドを取ろうとして、失敗していたような気がします。それが度重なる拝みホールド左手保持失敗の本当の理由だと気が付きました。私のこのルートの歴史はこの拝みホールド左手保持失敗の繰り返しです。それでは、その対策は?もう、これも気持ちだけですね。積極的な気持ちでトライすること。それだけしかないですね。ここ1ヶ月ぐらいは、週末トライで1~2回ぐらいの確率で拝みホールド保持には成功して、さらに左手ピンチは止まっています。このペースで、よいトライを続けてできれば、そのうち登れるさ。すっきりしたところで次回もがんばります。
きん