心の穴を埋める酒

2年かけて、大きな大きな一本を登ることができました。毎週毎週トライすることが当たり前となり、登ることが目的ではなくて、そこへ行くこと自体が目的のように感じるようになっていました。ヌンチャク掛けして、トライして、またまた登れず。そして、ヌンチャクを回収する。時には、雨に悩まされ。炎天下の灼熱地獄で何度もトライしました。いきなり岩が冷たくなって、指がかじかんでしまったり。10人以上も順番待ちができて、全然トライできなかったり。いろいろなことがありました。それは、まさにライフワークのような気持ちでした。それがいざ登れてしまうと、それが目標だったのですが、それが突然なくなり、心の中にすっぽりと穴が開いてしまったような、ちょっと寂しい感じがします。あー、もっと長い間トライしていたかったとは思いませんけどね(笑)。トライしていたころの気持ちを思い出すと、情熱を打ち込んだ熱かった時間は過ぎ去ってしまったんだなぁ。少し胸がキュンとします。そんな心の穴を埋めてくれるお酒はないかなぁと、酒屋さんで探してみたのですが、飲んだことのない、見たことのないスコッチがお店においてありました。また、新たな課題との出会いを求めて、クライマーは岩場を彷徨います。

〇 デュアーズ12年
・ブレンドです。しかも米国産。米国でもスコッチ作っているんですね。
・味はやっぱりブレンドです。あたりまえか。
・いろいろな要素を含んでいて、登るには総合力が必要なルート「エクセレントパワー」。シングルモルトよりブレンドの方が似合っているかもしれません。
・ちょっと甘口ですが、後味は悪くありません。値段も手ごろでよいかもしれません。
・後ろの写真は、小山ロックのようです。登っているのは、ゴーオンザボルトのような?違うような。太刀岡山荘にて。
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きん
by Climber-Kin | 2012-11-07 22:57 | 酒ログ | Comments(4)
Commented by マル金 at 2012-11-09 19:54 x
なるほど、前段はオイラにも思い当たる節がありました。
そのルートを、トライしているだけの満足感ですね・・・。(^_^;
その後、後からトライし出した人がレッドポイントしだすと、焦り出すンですよね・・・。
Commented by Climber-Kin at 2012-11-09 20:35
マル金さん、そっそうなんですよ~。って、前は、思っていたのですが、最近では、それはそれで、その人の成果を祝福しつつ、これで、また少し静かになる。って喜んでいました。そりゃ、強い人は自分より早く登れるしょう。でも、それは自分とは関係なくて、自分は静かにこのルートと対峙していたい。強い人はさっさと登ってもらって、ほっといてほしい。自分とそのルートとの関係だけを気にすればよいのかなぁ。って最近思えるようになってきました。
Commented by よねひこ at 2012-11-10 05:26 x
強い人が訪れては風のように去って行く…北川や金比羅で私も経験しましたf^_^;。心境はきんさんと同じ。浮足立たずに自分は自分。地に足をつけるしかないですよね(^0^)/。…それより大きな目標達成後の空虚感の方が厄介f^_^;。でもきんさんのことだから、間もなくまた熱くなれる宿題を見つけるんでしょう(^0^)/。
Commented by Climber-Kin at 2012-11-10 23:52
よねひこさん、目標を失う空白期間はつきものです。クライミングは楽しいです。次の課題みつけますよ~。って、任侠があるじゃん。いや、やっぱり逃げるかも(笑)。
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