2015年 07月 26日
2015年7月25日、三条新橋~おいらん淵、3度目+3度目
暑い日が続きます。こんな暑い日は泳ぐ沢に行きたくなります。寝苦しくて睡眠不足気味なので、近くて行程が短い沢がいい。となると、ここしかありません。昔は大きな沢へ入る前に必ず来ていました。そして、沢登りを再開してからも3度目になります。合計6度目になります。今年は、時間に余裕があれば一之瀬本流へも入ってみようと甘い考えを持って、丹波川へ向かったのでした。しかし…
〇 今日のハイライト、手取淵と胴木滝
・メインな核心は、手取淵、胴木滝、丸山入道の3ヶ所ですが、手取淵と胴木滝はそうとうな増水でも何とか登れます。
・マジ?これ行くの?頭おかしくないですか?と背中で声を聴きながら、突撃です。
・絶対に落ちたくないシーン。みな、鬼の形相でトラバースしてきます。
・写真byトスコさま。
・我々の登っている間に、沢山のパーティが左側を巻いていきました。直登している我々へ拍手していました。
・今日は私がリードすると張り切っています。
・このあたりから、苦戦する場面が多数出てきました。
・いつのまにか、リーダー交代。
(2) 手取淵
・平水だと、簡単なのですが、増水していると難度があがります。
・増水しているほど、絶対に落ちたくないところです。
〇 今日は難しかった手取淵
・水中フットホールドを拾おうとすると水流が強くて、浮かせた足が水の中でブンブン流されます。
・びびって、やばいんじゃないかと心配しましたが、大丈夫でした。
・手取淵を通過してから、すぐに現れました。記憶違いか。
・水通しは左側からと右側からと、どちらからも行けるんですね。今日、別パーティさんが右側から登っていました。
〇 まずは釜の手前にある駐屯地へ
・いつもより必死です。泳いでいると、悲壮感漂います。
・水しぶきがすごくて、落ち着きません。
・ヌルヌル感、満載でした。
・少し水側に入って登るとフットホールドがあるのですが、今日は水が多すぎて、左よりのフットホールドがあまりないラインを登るはめになりました。
・滑りそ~。あ~、よかった。
・写真byトスコさま。
・そんなところから写真撮って、落ちないでよ~。
・倒木使えてたけど、倒木なくても大丈夫?
・丹波川の中にあるボルダー課題?
(4) 丸山入道、敗退、高巻
・一番の核心は、丸山入道淵です。前回は平水で突破できていますが、前々回は増水で、やはり、あと少しのところで敗退しています。
・2度トライしました。2度目はマーさまのアイスハンマーも借りて、ダブルアックスでトライしました。右側の流水を超えるところまで行けました。そこから、いつものように、左側へキックターン。この時、ハンマーを腰に戻し、素手でホールド掴もうとしましたが、流水が強すぎて、これが失敗。振出しへ戻されてしまいました。
・ハンマー握ったまま左側へ移るべきだったか? それとも、そのまま右側を泳げば足がつくところまで行けたのか?悔しい!
・そして、巻きですが、これが大失敗。大高巻になってしまいました。2時間ぐらいかかってしまいました。小さく巻いて、左側バンド帯へ懸垂で降りるのが正解なのでしょうか?
・とりあえず、丸山入道を高巻きで超えて、もう安心と思ったのは間違えでした。
・水が濁り始め、さらに増水し始めました。上流で雷雨が降り出したのでしょう。
・そこからも時間がかかりました。手強い箇所が何度も出てきました。
〇 カモの会の方のトライ
・芋虫泳法。後ろの人が前の人を押す。沢本に紹介されていたが、果たして実践的なテクニックなのか?
・楽しそうでしたが、残念ながら突破ならず(笑)。
〇 高巻き過ぎ
・この大高巻で大きな時間をロスしてしまいました。
・沢底へ戻ってきた時には、まー、これで終わりでしょうと、まだ悲壮感は漂っていませんでした。
・ようやく、一之瀬川出合に到着したのが18:00過ぎでした。
・ここでもさらに問題が。増水しすぎていて、銚子滝を登れる気がしません。以前使ったことのある一之瀬川側の巻道を登ろうということにしました。ところが、それを登ったところにある橋がありません!撤去されていました。
・一之瀬川を少し奥へ入らないと旧国道への登り口に出られません。トラバースが嫌で手前から登っていけば、取りつけるだろうと思い、まずは悪い泥壁を登ったのですが、目の前には橋げたがそびえていました。無理やりガレた崖をトラバースすれば行けるかなとも思いましたが、ここは冷静な判断で再度懸垂下降で一之瀬川奥へ降りて、逃げ道へ行くことにしました。ようやく、旧国道へ上がれました。19:00を過ぎてしまいました。
増水した、おいらん淵は手強かったですがエキサイティングでした。平水なら簡単に超えられるポイントも足がつかないヘツリになり、容易には突破できない箇所が多数ありました。増水時は遡行時間が大幅に増えます。12時間行動になってしました。結局、前回の2倍ぐらいの時間がかかってしまいました。標高差がないこと、ザックが軽かったこともあって、体力的には、それほど疲れませんでしたが、精神的な消耗が激しかったです。
当初は一之瀬本流を行ってみようと期待していたのですが、夢のまた夢でした。繋げて遡行するには、水が少ない時をねらわないと難しそうです。
〇 ライフジャケット
・一之瀬川本流入るんなら、ライフジャケットあった方がいいと購入しました。
・しかし、これかさばります。長い沢には向きません。
・空気式のたためるタイプを探してみます。
きん