2016年7月23-24日、湯檜曽川流域・東黒沢~ウツボギ沢~宝川・ナルミズ沢(再挑戦)

 昨年の「あまりに早過ぎた沢登り」の再挑戦です。今年は、雪が少なくて、沢の水量が少ないようです。利根川水系も渇水状態が続いています。そして、夏の大きな沢に向けての体力作りもかねて、普通なら秋がシーズンのようなナルミズ沢へ行ってみようとミニ夏休みの「海の日三連休」に計画したのでした。しかし、先週は台風からの湿った空気と上空への寒気とかで、ゲリラ豪雨が続いて、金曜日の24時間積算降水量が100mmを超えていたので、延期しました。そして、今週は朝晩は雨に降られるかもしれませんが、天気は安定している予報でした。行ってきました。

〇 ナルミズ沢のつめは美しい
・開放感あふれる源頭。緑に光る稜線へ向かって上がっていきます。その後は地獄の下山が待ってます。


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・東黒沢は、素晴らしい沢です。特に難しところもないのがよいです。その上で素晴らしい沢です。長いナメに小滝が連続します。かなり気持ちがよい沢です。東黒沢~ウツボギ沢(泊)~白毛門岳ってのも、体力的には緩めだし、楽しめそうです。
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〇 装備とコースタイム
・共同装備、20mロープ(一か所使った)、12m補助ロープ(ビバーグ地で活躍)、テープ、カラビナ、ハーケン(ビバーグ地で活躍)、テント、タープ(使えず)、着火剤。
・コース時間
-1日目
8:05、土合橋駐車場出発
13:00、武能岳のコル
14:00、ウツボギ沢出合
15:30、大石沢出合
-2日目
5:40、ビバーグ地出発
8:50、稜線大烏帽子山への踏跡
10:50、ジャンクションピーク
11:30、朝日岳
12:40、笠ヶ岳
13:50、白毛門岳
17:30、土合橋駐車場着

 雪に埋もれていない東黒沢は新鮮でした。東黒沢は、コンパクトにまとまった、すばらしい沢でした。後半の長いナメ歩きが印象的です。普通の下山道があれば、多くの人が訪れそうな気がしますが、日帰りでの取付きにくさで、人数少なめが丁度よいのかもしれません。いくつかのパーティが、東黒沢~ウツボギ沢(泊)~白毛門岳のウツボ木沢出合で昼から宴会のようでした。それも楽しそうでした。
 ナルミズ沢に入って、最初の7mの滝は、手前の淵を超えて、滝の手前でロープだせるような場所がなさそうだったのと、手前からは状況がよく見えなかった。それと、ガスってきて弱気になってしまいました。少し戻って、登山道から巻いてしまいました。ガイド本には登れるようなことが書いてあったのですけど、怖くないのかしら?
 ナルミズ沢は、東黒沢とは違い、スケールが大きいです。水量が多くて傾斜が弱いので大きな淵を持って釜滝が多かったです。水に浸るので、寒い時期はつらそうでした。大石沢出合のビバーグ地はあまり、よい場所が見当たりませんでした。帰着してウォーターウォーキングをのガイドを読んでみると、大石沢出合より5分手前にビバーグ地があるような記載がありました。足立区の沢に魅せられてしまったクライマーの方と同じ場所でビバーグしました。イワナを一匹ごちそうになりました。ごちそうさまでした。
 翌日、大石沢出合から稜線までは3時間で到達できます。開放感があって、気持ちがよいです。さらに、最後の詰めも、ナメが草原にかわって、癒されます。
 しかし、そこからが二日目のメインです。楽しかった沢登りが…辛い縦走に替わります。今回は足の親指の皮がむけてしまって、指先が痛くて一歩一歩が苦痛でした。でも、景色は素晴らしいです。マゾ系であれば大丈夫です(笑)。
 行動時間は、1日目が8時間。2日目が12時間。楽しかったのですが、今回も疲れ切りました。

(1) 土合駐車場~武能岳のコル(東黒沢)
・昨年も東黒沢は遡行したと言っても、前半殆どは雪にうまっていたので、今回も新鮮でした。
・白毛門沢から別れてからの、長いナメ底が印象的です。初めての沢がこの沢だったら、やみつきになっちゃうでしょうねぇ。
・武能岳のコルへは、忠実に水の多い方を選んでいけば、間違えないと思います。昨年は雪で埋まっていたので、右へ上がってしまいました。今回は、ピタリとコルに出ました。
・コルからは、下降方向へ向かっていくと、うっすらと人の通ってる跡があって、少し下降すると、すぐに水がでてきます。途中クライムダウンする箇所が数カ所ありますが、ロープを出さなくても大丈夫です。ウツボギ沢まですぐです。

〇 入渓するとすぐに小滝
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〇 ハナゲの滝の手前
・左側をトラバースしますが、滑りそうでちょっと緊張します。
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〇 ハナゲの滝
・傾斜はないですが、立派な滝です。
・キャニオニングツアーでは、ウォータースライダーをするのでしょうか?滑落してころがっちゃったりしないのかしら?
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〇 トイ状
・気持ちよい景観が続きます。
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〇 たまご岩
・昨年はここも、雪の上をトラバースしました。
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〇 気持ちE、ナメが続きます
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〇 まだまだ続くナメ
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(2) 武能岳のコル~大石沢出合ビバーグ
・こじんまりとまとまった東黒沢に比べて、ナルミズ沢はスケールが大きいです。水量も多いです。

〇 ウツボギ沢出合
・あっけなくウツボギ沢に合流して、すぐにナルミズ沢のウツボギ沢出合に出ます。
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〇 最初の7m滝手前の淵
・うっ、どうしよう。
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〇 最初の7m滝
・右壁上がって、奥を覗いていたですが、様子がよく見えません。
・登るのは左側ってガイドに書いてありましたが、よく見えません。
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〇 双六谷を彷彿させる釜
・ガスってきて、弱気になりますが、水に浸りました。
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〇 ガスの中を進む
・右側から簡単に超えられました。あー、よかった。
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〇 釜が続く
・こんなんじゃ、ウツボギ沢出合から大石沢出合まで、とても1時間じゃいけないじゃん。
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〇 ビバーグ地
・左岸だと増水時に逃げ道がなさそうで(右岸なら登山道側へ上がれるはず)、ちょっと気になりましたが、30mぐらいは上がって待機はできそうなので、沢底から5mぐらい高台の左岸を選びました。
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〇 イワナの塩焼き
・同じ場所に、足立区のクライマーさんもビバーグしましたが、沢好き、釣好きのようで、一匹イワナをおすそ分け頂きました。イワナの塩焼きはうまく焼けました。
・我々も、大石沢出合の淵に竿を下したのですが、全然釣れる雰囲気はありませんでした。
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(3) 大石沢出合ビバーグ~稜線大烏帽子山への踏跡
・ガイドブックからS字状が難しそうでしたが、水量が少なければ問題ないようです。
・いつも思うのですが、初級の沢とはいえ、ある程度クライミング技術がないと、やはり沢登りは大変だよねぇって感じます。

〇 2日目出発
・少しづつ水は減ってきてましたが、まだ勢いが残ります。
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〇 朝から冷たい
・朝一番の水が嫌なんですよねぇ。
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〇 稜線が見えてきた
・ガスが薄くなってきて朝日岳?いや大烏帽子山?が見えます
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〇 S字状?
・沢底が埋まっているのか?深くない。
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〇 S字状の抜け口?
・これが抜け口だっけ?すいません。記憶がないです。
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〇 まだまだ
・ まだ深い釜が続きます
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〇 8mの魚止めの滝
・右側を登ります。最後の方は高度が出て、少しいやらしいです。
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〇 同じような滝が続きます
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〇 二股
・大烏帽子山へ方へ向かいます。
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〇最後のいやらしい滝
・ヌルヌルでした。
・パートナーさま確保に、ここで初めてロープを出しました。
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〇 天国への道?
・これは秋に来ると、金色の絨毯だろうなぁ。
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〇 今度は地獄への道
・稜線へ出ると、いきなり深い熊笹の不明瞭な踏み跡になります。
・これ登り切ればジャンクションピークかと勘違いしてました。大烏帽子から右へ下降して登り返してジャンクションピークでした。
・稜線でたら、すぐに、フェルトシューズからアプローチシューズへ変えた方がよいです。
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(4) 大烏帽子山への踏跡~ジャンクションピーク~朝日岳~笠ヶ岳~白毛門岳~土合橋駐車場
・長いです。
・各ピッチはコースタイムぐらいなのですが、足が疲れて、各休憩時間が長くなってしまいます。
・これは、去年の双六谷からの下山ぐらい辛かったです。でも、今回は景色が見えたので、よかったです。

〇 ジャンクションピークから朝日岳へ
・登山道は凄い!整備されている。
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〇 朝日岳から笠ヶ岳へ
・遥か彼方に見えるのですが、意外と1時間とかで到着します。
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〇 癒される光景でも暑い
・降りてきて、荷物を片づけるのがおっくうです。疲れ切りました。でも、また行くんですよねぇ。今年も夏休みに大きな沢へ入ります。今年も頑張ります。
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きん

by Climber-Kin | 2016-07-25 07:54 | 沢登り | Comments(0)
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