2007年6月16日、カサメリ沢

6/16、カサメリ沢

週初めの天気予報では、あきらめていたのだが、急激に好転。梅雨時とは思えない晴天の上、すがすがしさを感じる湿度の低さ。M代っちをピックアップして中央道をひたすら走り、途中、たいちくんをピックアップして、今日もカサメリへ向かったのだった。

(1) コセロック、志賀さんの10b、RP
昨年、オンサイトできなかったルート。難しい。今日はアップかねて雪辱戦。下部は右から回って、アンダーフレークを左トラバースするのが正解のようだ。

(2) オスティカ・アンティカ(11a)、×
マスターオンサイトを狙ったのだが、最後のピンをクリップしたころには張ってしまった。根性だせば、登れたと思う。まだまだ、甘い。

(3) ナイト・ディジイ・ダンス(12b)、初見トライ
ここに来るまでは、ムーラン・ドラ・ギャレット(12a)をトライするつもりだったが、このルート見たら、こっちをやるしかあるまい。4p目まではガバ。そこから、いきなり難しくなり、最後まで気が抜けない。うわさの穴トラバース。なるほど、確かに悪い。最初に左手でいいところを持つと右手が悪くてもてない。穴のエッジに小さなカチがあることを発見。左手カチもちして、右手を持ちやすいところへ。左手ガストンが止まった!そんなに苦労しないで、この部分抜けれてしまった。ガバアンダーで、5p目クリップ。自分にあった手順をさぐりながら、何とか6p目の最後のクリップ。ところが、そこからが私の核心だった。散々探るが、右手薄いアンダー気味サイドがどうしても届かない。A0して、この薄いアンダー気味サイドを持って、その上のムーブをこなし、何とか終了点まで抜ける。1便目でムーブ解決したかった。残念。

(4) ナイト・ディジイ・ダンス(12b)、敗退回収
5p目クリップまでノーテンで行くぐらいの意気込みで取り付くも。最初の核心で簡単に落されてしまう。1便目はできたのに、できなくなってしまった。指皮を持っていかれてしまい、自分が指汁でヌメっていて、保持できない。初見トライでがんばりすぎてしまったようだ。それにしても、たった一便で指皮を持っていかれてしまった。恐るべしNDD。

ナイトディジイダンス触ってしまいました。うわさどおりにムズイです。だけど、これだけすっきりしていて、カッコイイ岩をみてしまうと、登ってみたい。このルート、コンディションにかなり左右されるような気がする。夏は厳しいかもしれない。たいちくんは、念願のトップガン(13a)をトライ。一つ目のランジは解決。二つ目のランジは遠いようだ。M代っちは、オスティカ・アンティカ(11a)を3便目でRP。やったね。

○ コセロック、志賀さんの10b
・昨年、私もみごとにはまった。たいちくんも、みごとにはまってくれた。
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○ トップガン(13a)をさぐる、たいちくん
・傾斜はかなり強い。二発の大ランジで抜けるライン。よく、こんなラインを見つけたなぁと関心する。
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○ ナイト・ディジイ・ダンス(12b)をさぐる私
・このまま、トライすべきか。指力をつけて、コンディションのよい秋にトライすべきか。
・6p目-終了点、狭いけど、思いっきり足掻き込みながらだとどうだろう。今日から毎晩股関節の柔軟だ。
・写真は4-5p間の最初の核心トラバースを考えているところです。
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○ オスティカ・アンティカ(11a)をRPするM代っち
・2便目でいけるかと思ったが、足滑ってフォール。最終便で、みごとにRP。今日は、いい登りしてたね。
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○ 帰りの明野農免道路で
・梅雨とは思えないすばらしい天気でした。夕日が綺麗でした。
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○ NDDの研究(1)
終始同じ傾斜が続く、110度ぐらいだろうか。4p目まではガバ。実質スタートは4p目クリップして、右手甘いホールドからスタートする。そこから左上のガバアンダーフレークまでのトラバースが第1核心。この穴のマッチは、岩のコンディションによって、難しさが大きく左右されるだろう。細かいエッジに左足乗り込んで、左手ガストンへ。かなり遠い。右手のスローパー保持力が必要。ホールドへの指のあてかたと、どのフットホールドを使うかがポイントになる。そして、左手ガストンもちながら、足を刻んで、右手をガバアンダーフレークへ。ここで、5p目クリップ。ここは、腕シェークできる余裕がある唯一の箇所。そこから、下からだとガバっぽく見えるホールドへ取りに行くが、使えるホールドが少ない。指一本しか入らない穴があるが、これだと厳しかった。薄いカチで、左手ガストンで取りにいき、その右手大きめホールドを持って、一挙に左手薄いカチホールドへ。足刻んで、右足ヒールフックで、6p目クリップ。溝の中に真っ白になった穴ホールドがある。このホールド使ったムーブもあるのだろう。今回は、そのまま、右手、左手ホールドにマッチして、左手をさらに少し上のカチホールドへ、ここから右足上げて、細かいホールドを中継しながら、デッドっぽく、アンダー気味サイドを取る。今回できなかったのは、この部分のムーブ。そのアンダー気味サイドとって、足踏み替えて、一本指穴ホールド中継。足上げて、終了点直下の割れ目にデッド。右手、よいアンダーへ送って、左手終了点エッジへ送って、マッチして右足乗り上げて終了点クリップといった流れだ。核心と感じたのは、やはり、最初の穴トラバース。ここが、国分寺BPの2級ぐらい。6p目クリップからムーブが、2級難かし目もしくはそれ以上(これができなかった)。4p目クリップから、20手ぐらいのストレニかつ一連のムズイボルダームーブの連続ルートといったイメージだ。先日小川山で登った同じタイプのパンキンプンクンより最低で2つは難しいのではないかという印象だ。

○ 今週のスコッチ
・蒸留所、GLEN ORD。ピートの納屋が、創設が古いこの蒸留所の近代的モルティング施設の外にある。蒸留所は、イングバネスに近い、ブラック・アイル川沿いにある。麦芽っぽいハイランド・ウィスキーで、芳ばしい微かな煙っぽさを伴う。(文献、SCOTLAND AND ITS WHISKEYより)
・GELN ORD, Scotch, SINGLE MALT, Whiskey、12年。
・品格のある味だ。樽の焦げた味が芳ばしさを引き立てている。12b、どうせ苦しむなら、いやいや、楽しむなら、そんな品格漂うルートをトライしたい。
・ナイトディジイダンス、短いけど内容が濃く、そして品格漂う堂々としたルート。いつかは、登ってみたいですねぇ。NDDに乾杯。
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きん
by climber-kin | 2007-06-16 23:54 | カサメリ沢・不動沢 | Comments(15)
Commented by こーたろー at 2007-06-17 07:37 x
きんのアニキ 今回もカサメリかい。いいねぇ。NDDとスモーキーマウンテン、そろそろトライしてみたいんだけど、どっちを最初にするかなぁ。ま、どっちも跳ね返されるだろうけどな。
じゃ、またな。
Commented by climber-kin at 2007-06-17 09:08
兄弟、うわさ通りにNDDは難しいぜ。だけど、すばらしいルートだぜ。ますます、ボルダー力の重要性を感じたぜ。このルート、トライすると強くなるぜ。
Commented by まさよ at 2007-06-17 20:30 x
初めて見たNDDとトップガン、2人が熱くなるのも十分わかる、いいルート、圧倒される壁でした。登りたいって気持ちを湧かせてくれるルートに出会う、選択してくってのも強くなる秘訣かなあ。ふたごでも寒い時は結果が出なかった、夏はヌメヌメ厳しいかもしれないけど、通ってもいいなあ。
カサメリお気に入りでーす。
Commented by climber-kin at 2007-06-17 20:54
まさよさん、お疲れ様でした。オスティカアンテイヵRPよかったですね。まだまだ、カサメリには、たくさん面白いルートあるので、お互いがんばりましょう。登れるだろうルートをたくさん登る。登れるかもしれない、登れないかもしれない、そんな限界ルートを通ってトライする。いろいろなアプローチがあると思います。いずれにしろ、楽しいカサメリ沢。いいですね。
Commented by Climber-Kin at 2007-06-18 07:39
まさよさん、そうそう、それと、これ登りたいと思うルートと出会い、熱くなれるルートを選択していくことって大事ですよね。特に、背伸びして難しいルートに取り付く時は、これ登れたら、どんなにうれしいだろうとか、何かが変わるとか。自分を励まし、モチベーションを維持することがとても大事なような気がします。
Commented by tsuka at 2007-06-18 20:22 x
とうとう、NDDに手をだしましたか。今後に期待してます。
土曜日はストリームサイド、日曜日はマラ岩にいきましたが、もう小川山のベストシーズンは秋まで待たないとダメかも。
Commented by climber-kin at 2007-06-18 21:52
tsukaさん、どうもです。NDDは、12後半への鍵となるルートだと感じました。というか思い込んでます。ムーブの難しさとそのストレニ性。ルートの風格といい、やりがいを感じました。次回触るチャンスがあった時に5p-終了点間のムーブを解決できれば、もう少し可能性を試してみたいです。隣のルートに通いたい人もいますしね。
ストリームサイドはどうでしたか?シルクロードは暑そうですね。また、宜しくお願いします。
Commented by tsuka at 2007-06-18 22:55 x
ストリームサイドは、のんびりクライミングにはいいところでした。
ルートは、グレードは甘め、星印も...、限定あり。でも、グレードや星印は主観が大きいですし、限定も人口壁みたいに思えば。まずまず楽しいルートもありましたよ。12台は2ルート登りましたが、カチカチですね。12後半などは、向きの悪そうなボルダーチック???
Commented by のりのり at 2007-06-18 23:47 x
こんばんは。コメントありがとうございました。
NDDやっているんですね。楽しいルートですよね。私は秋にトライしましたが、下部はよく水が染み出していました。案外空梅雨はいいかもしれません。
しかし1便目でトラバースを抜けるなんてすごいですね。次回登っちゃってください(^^)
Commented by ちびC at 2007-06-19 00:30 x
NDDですか!いいですね!!私は去年、順番待ち敗退しました。今年は1回くらい触りたいな~。
Commented by Climber-Kin at 2007-06-19 13:49
tsukaさん、ストリームサイドは二日目にのんびり登りたいときとかに、いいかもしれませんね。ローリングストーン周辺とか砦岩周辺とか新しく開拓されたルートは興味わきますよね。
Commented by Climber-Kin at 2007-06-19 13:52
のりのりさん、コメントありがとうございます。NDD登ってみたいですね。だけど、トラバースはまだ一回しかやってないし、上部はムーブ起こせてないですから。そして、この難しさ、回数かかっても、今の実力で登れればいいんですけどね。T-WALL東村山はちょくちょく行くので、また、宜しくお願いします。
Commented by Climber-Kin at 2007-06-19 13:56
ちびCさん、NDDは、いいルートですね。久々に岩場でお会いするかもしれないですね。静かな印象のカサメリですが、去年は混んでたんですね。
Commented by tsuka at 2007-06-20 12:36 x
ローリングストーン周辺は、数年前にいきました。長いのが良かったです。
もう、新しくないですが、キツネと雷もよろしく。
Commented by Climber-Kin at 2007-06-20 16:52
tsukaさん、R&Sでの発表は今回ですが、ローリングストーン周辺、砦岩の新ルートは、確かに100岩最新版に載ってますね。開拓は結構前のようですね。キツネ岩と雷岩、了解です。前回のR&Sに掲載されてましたよね。tsukaさんの開拓したルート、機会を作って登りに行きますよ。
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