カテゴリ:カサメリ沢・不動沢( 63 )

2009年8月29日、カサメリ沢、あみだくじをRP

「ブラッド・ライン(12b/c)でボロボロ」

天気予報は寒冷前線の通過に伴い、午後から雨の予報。それなのに朝早くから沢山のクライマーがカサメリへ来ていました。そして、今日の目的は、ブラッド・ライン(12b/c)のトライです。このルートは、まだトライしたことがありませんが、15年前のパートナーのナグピーがトライしているときにビレイしています。そして、彼が何度も最後のハング乗り越しの核心から落ちてきていました。彼が登った12はほぼカバーしました。彼が登っていて、私が登っていないのは、「スパイダーマン(湯河原幕岩)」、「スーパータクティクス(湯河原幕岩)」を残しています。彼が登っていない12は沢山登っています。そして、彼が登れなかったルート、それがこのルートです。彼が登れていないルートを登ってみたい。そんな背景があって、今日はこのブラッド・ラインにトライしてみたのですが…

(1) トータルリコール(10b)、再登
(2) ネコの手(10a)、再登
奥へ行くと、アップルートもないので、もう一本登る。

(3) ブラッド・ライン(12b/c)、初トライ
スタートは一段上がった右側から入るのだが、苔が湿っていたちょっといやらしいが、問題はない。トポにある取り付き点から左へ入って行くと、リングボルトがある。さらに左へトラバースすると、ルート真下にボルトがある。さらに一段上がって、実質1本目にクリップ。そこから、いきなり被っているのだが、右側にホールドがない。?????。左から入るのか?とりあえず、テンションしてハングドック状態から始めると、ガバが届く。ラインは後で整理。気にせず、上へ向かう。次のボルトは楽にクリップできたのだが、すの次のクリップは????。とりあえず、インチキしてクリップ。そして、そこからが中盤の核心のようだ。被ったカンテ状なのだが、使えそうなホールドがない。次はかなり上のスローパーっぽい小テラスなのだが、はるか上だ。ボルトの状態とかルートの状態とか、ちょっと気持ちが消極的になっているので、ルートの全体を把握しながら、とりあえず、チョンボ棒で上までヌンチャクをかけることにした。

(4) ブラッド・ライン(12b/c)、ボロボロ、ヌンチャク回収
ザックをデポしたコロッセオの下まで予備のヌンチャクを取りにいく。15分ほどしてから、2便目?をだしてみた。やはり出だしは全くホールドがない(後でトポに示してあるラインみて思ったのだが、スタートはやはり、キキンバックと共通部分をボルト2本ほど進んでから、右へ分かれるのではないだろうか)。3p目と4p目はヌンチャクかかっていれば、ガバからクリップできる。そして、4-5p間の核心。唯一使える5p目ボルト下のリップを右手で左足ハイステップで小テラススローパーへ全く止まる雰囲気がしない。さらに10cm奥にカチ溝があるのだが、そこまで届く気がしない。別のムーブ、右手カンテから、左手ダイク(全くきかない)へ寄せて、右側へ?????。だめだこりゃ。直ぐにはわからん。花崗岩特有の思いもよらないムーブのような気がする。そこを超えられれば、2pクリップして核心へ。その最後のハング超えは、右足のフットホールドがない。ここでスメア?何となくムーブはわかるのだが、絶望的に感じる。結局、ムーブがわからないかできない箇所が4ヶ所。出だしはキキンバックと共通とし、4-5p間を一連のムーブとして、ムーブ2ヶ所が不明。敗退する。

(5) あみだくじ(11c)、RP
コセロックへ戻ってきた。医者の娘には取り付いている人がいた。ミポリンがあみだくじにヌンチャクかけたとのことで、あみだくじをトライすることにした。午前中に、1時間コースのどはまりを2回こなしている。ゴボウ登りをかなりやったので、右手親指がつりそうだ。できるかなぁとかなり心配だった。うっ、今日もヌメってる。4p目クリップまでで、かなりてこづり、前腕が少し張ってしまった。だめかなぁと思って、5p目進む。前回固めたムーブは覚えていた。なんとか5p目クリップできた。途中アドリブムーブが入ったが、終了点へ到着。登れて、ほっとした。ミポリン、ヌンチャクありがとう。

ブラッド・ラインは想像をかなり超えて難しかったです。メンタル的にもルートや雰囲気にのまれてしまっていたようにも感じます。もっともっと花崗岩らしいムーブになれないと登れないでしょう。また、その気になったら、軍艦岩へ再挑戦に訪れてみたいと思います。

〇 今日のカサメリ沢
・雨が降るかもしれないカサメリには、クライマーH氏&M香さんペア。TMBさん&ミポリンペア。GAIDA氏/フージン/U御大パーティ。コーダさん&アッキーくん。k藤先生/ちびCさん/S田さんパーティ(ちびCさんお久しぶりでした)が来ていた。
・M代っちは、昨夜暑くて眠れなかったようで午前中はお休み状態。昼からボトレイアン(11a)を2便。たらこ(11d)をトライ中に大雨になって撤退だったが、核心ムーブをこなしていた。1-3p間、クリップ入れて一連のムーブで、チーウォール3級難めぐらいかなぁ。強くなったねぇ。敗退ビナ一個を残置。
・GAIDA氏は、ギャラクシアン(12a)を二撃。おめでとうございます。
・TMBさんは、金のわらじ(12a)をマスターでRP。その後NDDは?
・ミポリンは、医者の娘(12b)をRP後、あみだくじ(11c)を二撃。おめでとうございます。
・写真は、ボトレイアン(11a)にトライするU御大。
b0037220_145557.jpg


〇 ブラッド・ライン(12b/c)
・ラインは、かっこいいです。被ってます。最後はハングの乗っ越しから坊主!の花崗岩典型の終了のしかたです。
・かなり手強いみたいです。
b0037220_10871.jpg

b0037220_114895.jpg


〇 猿人岩
・最後にクライマーが取り付いたのはいつだろうか。15年前の私だったりして、そこまでは古くないか。
b0037220_135011.jpg


〇 あみだくじ(11c)
・このルート難しかったです。片手間に4日8便もかかってしまいました。いつもヌメってました。11d/12aぐらいはあるんじゃないかなぁ。ギャラクシアン(12a)より難しい!
・まぁ、私はちょっと強引なムーブでやってたからなぁ。
・写真は、あみだくじをニ撃するミポリン。
b0037220_154218.jpg


きん
by climber-kin | 2009-08-29 23:59 | カサメリ沢・不動沢 | Comments(10)

2009年8月22日、カサメリ沢、ギャラクシアンRP

「早出作戦成功」

今日は夏休みに触ったあのルートを登るために再びカサメリ沢へ向かった。そして、あのルートは昼から日当たりがよく、チャンスは午前中のみだ。昼前に2便だすために、いつもより、さらに30分早出を試みた。中央道は相模湖あたりから雨が降ってきた。予報では、確かに明け方弱雨1mm程度の予報はしていたのだが、結構な降り方だった。須玉ICを降りても、やはり結構な雨が降った感じだった。乾きのいい小川山かなぁと思いながらも、いずれにしても、まだ早い時間だ。もしそうだろうとしても、岩が乾くまで時間がかかるだろう。とりあえず、植樹祭公園まで行ってみることにした。公園から見える岩は濡れているような濡れていないような。上からの流れ込みはなさそうだ。予定通りカサメリ沢へ入ることにした。

(1) トータルリコール(10b)、アップ
ホールドに水溜りはできていないが、しっとりと湿っぽかった。と言うより、びしょ濡れだよ。

(2) ギャラクシアン(12a)、ヌン掛け
オランジュ岩へ上がってくると、乾いた岩が待っていてくれた。いい風も吹いている。来てよかった。あわよくばマスターRPしたいと生意気なことを考えて取り付いたのだが、すぐにめげた。記憶をたよりにムーブを思い出そうと登ると、全然、体が動かない。ムーブどころかラインにも迷いっぱなし。アップも少ないせいもあるだろう。ボロボロながら、ヌン掛けとムーブ確認はすませた。

(3) ギャラクシアン(12a)、RP
毎日登っていた夏休みと違って、久々の岩場だと体の動きが悪い。それでも、頑張って、最後の核心地帯手前まで行く。今日は足がまだ元気なので、足指の疲労を我慢して、前腕のレストに時間をかける。そして、後半核心セクションへ突入。ここは夏休みに落とされたところ。左足スメアで左手デッド気味にサイドへ。右手マッチして、そのちょっと奥の甘いクラックというより溝に左手。右手右上ホールド指で押さえる程度、左足に立ちこみ。右足を上げるが、岩がじゃまで半目で探るが、なかなか右足がフットホールドを捉えることができない。足さぐりでしっかり置き直して、腰を伸ばす。左足滑りそうだ。落ちたら落ちたでしかたないと開き直った。左手溝をもう一手送る。右手穴カチを取ってクリップ。ホッとする。あとは最後のいやらしいハング帯下トラバース。パツパツから左足スメアで体勢整えて、最後のヌンチャクをクリップ。あとは落ち着いて終了点へといきたいところなのだが、右手がパンプしてきてしまった。穴ホールドから指が抜けそうだ。やぶれかぶれで、そのままアドリブムーブで左手を無理矢理出す。ガバに届いた。張り気味の前腕で耐えて、足上げて終了点へ。やったー登れた。ルートに日があたらない午前中に2便出せた。早出作戦成功。

(4) あみだくじ(11c)、××、ムーブ確認便
ケロちゃんがあみだくじにヌンチャク掛けていたので、便乗させてもらった。ヌンチャクありがとうございました。このルート、同じようなムーブが何度も出てくるので、全然手順を覚えられない。3-4p間で間違えて、行き詰る。前回踏み切れなかった。極小エッジへの立ちこみは、今日は、ハーフサイズ小さいミウラで対策した。手順をしっかり確認した。

(5) あみだくじ(11c)、×
ムーブ確認便を降りてきて、覚えているうちにと10分後に再スタート。固めたムーブを順調にこなす。ちょっと強引なところもあったが、体の動きはいい。もらいかなと思いながら、5p目クリップ。うっ、体がドアオープンするのを押さえている左足チビホールドが何とも心もとない。下のヌンチャクを見てしまった。恐い!ロープたぐれん。思わずヌンチャクを掴んでしまって我に返った。オーマイガー!

(6) コセロック10b左側、再RP
何故か、トップロープを張ることに。

何度もカサメリ沢へくるたびに、見上げるだけで触らなかったギャラクシアン。今日ようやく登ることができました。これで自分としては、カサメリ沢にはとりあえず一区切りつけられたと思います。登っていないルート。登れないルートは、まだまだ沢山ありますが、癖のあるルートばかりです。それらをトライするには、もう少し実力をつける必要があるでしょう。沢山の思い出ができたカサメリ沢。帰り際、夕日のあたるオランジュ岩はオレンジ色に光っていて綺麗でした。次来る時は何をトライするのかな。

〇 今日のカサメリ沢
・転勤するムラトンさんの今シーズン最後のカサメリ沢?
・ZCCの方々がたくさん。ムラトンさん送別会?
・M代っちは、あすか(11c)を本日2便目でみごとにRP。
・MOTさんは最終便で金のわらじ(12a)をRP。二日で登るとは凄い。
・写真は、ギャラクシアン(12a)をオンサイトする〇金さん。おめでとうございます。お見事でした。
b0037220_042638.jpg


きん
by climber-kin | 2009-08-22 23:59 | カサメリ沢・不動沢 | Comments(10)

2009年8月12日、夏休み5日目、カサメリ沢

「ギャラクシアンに初挑戦」

再び、カサメリ沢へ戻る。そして今日は、あのルートをついに触る決意をしてカサメリ沢へやったきました。ギャラクシアンは、15年前のパートナーの「ナグピー」が私のビレイでオンサイトしたルート。ずっと、頭に残っている。そして、数年前にトライしようとしたが、雨に降られて撤退。昨年も今シーズンも何度もトライしようとして、敵前逃亡していたルートだ。このルートのために70mロープを買ったのだが、なかなかトライできずにいた。

(1) トータルリコール(10b)、再登

(2) ギャラクシアン(12a)、マスター初トライ、××
アップしたら、間髪いれず、このルートをトライする。昨日のスカイパイロットでの自信をもって、初トライしてみました。難しいところは3ヶ所ほど。昨日のスカイパイロットの核心が3回出てくるような感じでした。

(3) ギャラクシアン(12a)、×
このルートは午後から日があたるので、チャンスは午前中のみ。お昼ごろに2トライ目を出してみました。やはり2便目は少し余裕ができるのか。一つ目の核心は何とかこなして、後半の核心へ。小ハング手前の溝ホールドが濡れ濡れで、しかも、その水が温まっている。左手スッポ抜けてフォール。右足上がれば終わりだったかも。チキチー008.gif

(4) ネコのヒゲ(10b)、FL
なんだか、コセロックがトップロープの五月雨状態。あいているこのルートをのぼってみることにした。M代っちがニ撃した後、ヌンチャクを残してもらって登ってみた。結構ムズかしいじゃん。

ついに、ギャラクシアン(12a)をトライした。思っていたよりホールドが大きかった。私にも登れるかも。今シーズン中に、このルート登りたいと思った。

〇 マスター・オブ・ザ・ゲーム(12b?)
・朝は湿っぽい。昼間は暑い。夕方はヌメるようだ。
・核心止まらずの箸も氏。
・写真は、これから核心セクションの箸も氏。
・トポ見たら、このルート、12bになっている。それにしても、箸も氏はじめ、ムラトンさんにアッキーに真の13クライマー達がなかなか登れない12bって何なんだ?
b0037220_1541299.jpg


〇 ギャラクシアン(12a)をトライする私
・出だしを懸念していたが、落ち着いて行けば問題なかった。
b0037220_1521572.jpg


〇 下から見上げるギャラクシアン(12a)
・次回は登ってやるぜ。
b0037220_1525091.jpg


きん
by climber-kin | 2009-08-15 20:34 | カサメリ沢・不動沢 | Comments(0)

2009年8月8日、夏休み初日、カサメリ沢

「夏休み」

今年の夏休みは11日~14日。10日に休みをつけた。15日(土)の朝に日帰りで帰省するので、8日(土)から14日(金)までの7日間の滞在クライミングになった。カサメリ沢、小川山を登るつもりで、植樹祭公園をベースにしてみた。そして初日。夏休みはずっと晴天の天気予報だったのだが、台風9号がにわかに発生してくれたお陰で一転してしまった。午後から雨の予報だったので、初日はまずはカサメリ沢へ入った。しかしながら、前日の雨のせいで、予想通りにコンディションは最悪だった。降りそうで降り出さなかった午前中だったが、午後2時ごろに、ついに大粒の雨が降り出してしまった。早い時間に退却した。

(1) トータルリコール(10b)、再登
びしょ濡れで、ちょっと恐かった。

(2) 漁師の娘(11c)、敗退
医者の娘の上部は乾いているように見えた。ムーブ探りに取り付くも、漁師の娘の核心ホールドがびしょ濡れで、ムーブができずに超えられない。

(3) 医者の娘(12b)、ムーブ探り
箸も氏に、漁師の娘の核心にヌンチャクを連結してもらって、医者の娘オリジナル部分の上部をなんとか探ることができた。このルート、ずっと、ラインが不明だった。いきなり、左カンテラインへ移ると終始カンテ登りになってしまうし、少し上部から左カンテへのラインは、あまりに遠過ぎる。箸も氏か登った、右上ガバアンダーフレークまで上がり、そこから左トラバースで左カンテへ渡るラインでムーブを探った。これならムーブはこなせる。このラインだと登れそうだ。

オランジュ岩はビショビショ。tmbさんの話では、金のわらじも核心のアンダーが濡れていたようだ。モツランドも結露気味だったとのこと。そんな状態でも、ラインがよくわからず、ずっと触っていなかった医者の娘を触ることができた。ライン取りが正しいかどうかはよくわからないが、可能性を感じることができた。次回チャンスがあれば、今日探ったラインで、またトライしてみたい。

〇 医者の娘(12b)を探るk師
・謎のライン。初登ラインはどうなんでしょう?
・漁師の娘の核心は、やっぱりむずかしい。数年前に登っているのだが、後ほど、ようやく、自分のムーブを思い出した。
・ミポリンは、RPを逃したようだ。状態悪いからね。
b0037220_1442350.jpg


きん
by climber-kin | 2009-08-15 20:23 | カサメリ沢・不動沢 | Comments(0)

2009年7月18-19日、カサメリ沢、たらこRP

梅雨明けのクライミング。M代っちは土曜日日帰り、k師と植樹祭公園で泊まり。日曜日はこーたろーさんと合流の予定で久々のお泊まりクライミングだったのだが、梅雨のような天気に逆戻りした週末だった。小川山-カサメリかカサメリ-甲府幕岩のパターンもあったのだが、にわか雨の可能性が高いので、土日ともカサメリ沢へ行くことになった。そして、土曜日は、朝から雨。モツランドへ朝一番で行ったのだが、その後、カサメリ沢中のクライマーが全員集合。S崎さんスクールも加わり、土日のジムのような混雑具合だった。日曜日は土曜よりはよい天気だったのだが、朝は岩場に到着すると、いきなり雨。今日もモツランド008.gifかと頭をよぎったが、その後は、たまに空が暗くなっては、風が吹いて、来るかなぁと思うとポツポツ雨で直ぐやんで、それを何度も繰り返して落ち着かない一日だったが、取り付く人が少ないルートで二日間を十ニ分に楽しむことができた。

〇 7/18
(1) レーザーズエッジ(10c/d)、再登

(2) たらこ(11d)、ヌンチャク掛け
このルート、過去に2度ほど触っているが、いずれも核心の手順がわからず、敗退しているルート。そして、今回は、核心ホールドは右手という情報をもらい(ずっと左手でやっていた)、やってみることにした。モツランで登っていないのは、これしか残っていないというのが正しいのだが。核心で体を棒状に保持できて、左手止まりそうになった。できそうだ。アッキーくんが登る準備を進めているので、とりあえずムーブ探りはほどほどにヌンチャク掛けに徹する。

(3) たらこ(11d)、ムーブ固め
核心ムーブできて、2p目のクリップも成功。だけど、その先は全然ムーブをつなげていない。テンションがてら、キームーブは固める。

(4)(5) たらこ(11d)、核心できず
うーん、何かが先便と違う。右足上げる際に左足が左すぎて、右手核心ホールド持つ際にバランスが少しずれているようだ。左足はスメアで右足を右側フレークに乗せることを確認した。

(6) たらこ(11d)、RP
指がよれはじめていて心配だったが、今度は核心が止まる。そして、2p目クリップ、右足一番いいところにおいて、体を落とし込むと安定するのだが、ヌメッていてフルパワーだ。右足掻き込みながら右手右上部の薄いカチ持って、右足を左足に踏み変えて右足を上げて、デッド気味に右手ホールドを取る。左手寄せてから、さらに左足高い位置へスメア気味。右足高く上げて、安定させて、左手デッド気味で右から二つ目のホールド。右手よせて、左足上げて左手穴ガバ。3p目クリップ。そこから、ガバを伝って4p目クリップ。両手交互にレスト。ガバは濡れているが少し回復できた。最後のいやらしいフレークはヌメヌメだが、失敗しないでこなせて、RP。指のよれとムーブの慣れとの競争で、なんとか競り勝つことができた。状態悪いけど、登れて一安心。このルート、名前はいまひとつですが、弱点をついた好ルートです。核心ムーブは1p目から3p目クリップするまででのクリップ動作入れて、3級(TW東村山)ぐらい。3-4p間はガバを繋いで4p目で濡れたガバでレストできて、4-5p間は濡れていると5級ムズメぐらいに感じました。

〇 7/19
(7) トータルリコール(10b)、再登アップ
何度も登ってるはずなのだが、細かい手順をすぐ忘れてしまう。途中何度か迷う。

(8) ボトレイアン(11a)、マスター初見、×××
レディーバグ(11a)を登るつもりで行ってみたら、下部がコケコケで恐そうなのでやめた。オランジュ岩へ戻るために登ってきたら、目の前にこのルートがあった。やってみるかと触ってみたが、花崗岩チックで手順がなかなか読めない。強引だけど、ムーブを一通り決める。

(9) ボトレイアン(11a)、×
核心で力入れたら、右手アンダーが欠けてフォール。

(10) ボトレイアン(11a)、RP
もう一回やるのか。また、同じところで落ちたら嫌だなぁと思いながら、核心ムーブへ入る。今度はホールド欠けなかった。花崗岩らしい、それなりにおもしろいルートだと思う。上部に繋げる12bは難しそうだ。増富温泉の湯船で会った箸も氏に聞いてみたら、難しいけど観音開きムーブがおもしろいそうだ。今度触ってみようかなぁ。

(11) あみだくじ(11c)、ヌンチャク掛け、ボロボロ
ギャラクシアンをトライするはずだったのだが、いつ雨が降ってくるかわからないので、今日も敵前逃亡。で、昨年2便だして、ワンテンで終わっていたこのルートを触ってみたのだが、カンテが濡れ濡れだった。5p目ヌンチャク掛けられないし。去年のムーブはフリクション頼みの無理矢理ムーブだったのだろうか。何かホールドが欠けたのだろうか?

(12) あみだくじ(11c)、ムーブ探り
4-5p間を右カンテ回りでいくムーブを組み立てるが、難しいぞと言うか、フットホールドに靴が負けていて、恐くて足を上げられない。またまた別の手順をいろいろやってみたが、やはり、このムーブしかないような気がする。この探りで疲れてしまった。両手高めでサイド持ち、右足を極小エッジに乗せて、左足をボルト上のこれまたチビエッジに乗せるのだが、靴が負けていて、右足が信用できず、どうしても左足を上げられない。上からロープが来ているとできるんだけど、ボルト足元だと怖くてできない。今回のミウラ39.5はおろした時から柔らかいのが気になっていた。次回は、39の小さめのミウラでトライしてみたい。

(13) あみだくじ(11c)、××、指も心もよれよれ
前便で探り過ぎたようだ。急に下半身に疲れを感じてしまった。核心ムーブもリハーサルできなくなっていて、途中で降りてくる。

梅雨明けのはずだったが、梅雨のような天気。コンディションはあまりよくなかったが、「たらこ」を登れたのはうれしい。だけど、テクニカルな「あみだくじ」にはコテンパンにやられてしまいました。ガイダ氏はその「あみだくじ」をすばらしい登りで、みごとRP。コンディションが悪かったと言い訳できなくなってしまいました。二日目は、早々によれてしまい、成果が出ない私ですが、ガイダ氏の登りを見てわかりました。技術で登っている人は、二日目でも成果を出せるんだなぁと。私は力だけで登っているので、二日目は極端にパフォーマンス劣化するのだと、ようやく二日目の謎が解けたのでした。

〇 レーザーズエッジを楽しむk師
・久々の3Dクライミング?
・「たらこ」は安定した余裕の登りで3撃。二日目は「あすか」と「あみだくじ」と精力的にクライミングを楽しまれていた。
b0037220_0433524.jpg


〇 今日のカサメリ沢
・コンディション悪くて、みなさん成果はいまひとつだったようですが、たいちくんは「NDD」を軽くお持ち帰り。k師は「たらこ」を3撃。ガイダ氏は「あみだくじ」を3撃。おめでとうございます。フージン、めげずに「オリーブ」がんばれ!カレータンドリーチキン一切れありがとう。
・写真はたらこをトライするM代っちと久々登場のあやちゃん。
・M代っちは、「たらこ」の核心ムーブをガイダ氏の手順で成功させていた。「たらこ」に興味がわいたようだ。
b0037220_0435847.jpg


○ 「たらこ(11d)」をRPする私
・ガバだけど、びしょ濡れだったレストポイント。ここでレストできたので、最後のヌレヌレの小核心もこなせました。
・写真はk師ブログから。
b0037220_17571321.jpg


○ 「あみだくじ(11c)」にはまる私
・ここは前半の核心。細いクラックに右手ガストンで、左足上げる。狭いぜ!
・左壁使わないと結構な力を使うムーブになります。
・去年2便だして、最後のクリップしてあと一手で実質終了まで行けたんですけどね。今年はそのラインでは全然登れませんでした。フットホールドが欠けたのか?
・私の今日の体感グレードは、11eでした。
・写真はGAIDA氏ブログから。
b0037220_17591438.jpg

きん
by climber-kin | 2009-07-19 23:59 | カサメリ沢・不動沢 | Comments(6)

ひとりごと

「日本100岩場③伊豆・甲信増補改定版」

気になるグレード変更ですが、カサメリ沢のグレードが随分修正されてました。

オリーブ、11d->11c
ミルクミルク、10a->10c
ジャガバター、10b->10d
金のわらじ、11d/12a->12a
漁師の娘、11a/b->11c
医者の娘、12a/b->12b
あすか、11b->11c
はるな、11b->11c
鳳凰、13a->13b
ごっくんこぞう、11c->12a
ギャラクシアン、11d->12a
ナイト・ディジィ・ダンス、12b->12c
神の手が13c/dになってました。

そうでしょう。鳳凰とかはわかならいけど。未だ触れずにいるギャラクシアンは、登らないとなぁ。そして、私の初12cは、NDDとなりました。このルートでグレード更新できてたなんて、めちゃくちゃうれしいです。がんばってよかった。登った人や触った人の感想では12bじゃないでしょうとは言われていましたが、100岩とかのパブリッシュなメディアで変更されたのは、本当にうれしいです。

きん
by climber-kin | 2009-05-26 23:15 | カサメリ沢・不動沢 | Comments(4)

2009年5月16日、カサメリ沢、トップガンRP

天気予報は、午後3時ごろから雨の予報だ。朝到着するとカサメリ沢は既に濃い霧に覆われていた。そして、ガスが消えては、またガスに覆われる一日だった。雨は午後2時前ぐらいから降り出した。今日のカサメリは寒かった。終日8度ぐらいだった。岩が冷たい。冬に逆戻りでアンダータイツ、そして焼石を復活させてのトライだった。現地でtmbさんと合流。3人のトライルートを考え、金のわらじ取り付きの横にツェルトを張って荷物を置いた。指穴の方は、いろいろなアドバイスを頂き、なんとか薄皮ができて、押してもいたくない状態まで回復していた。

(1) ゾウリムシバリエーション、アップ&金のわらじヌン掛け
岩が冷たい。ゾウリムシの2p目でフォールしてしまった。テンションかけながら抜けて、金のわらじのヌンチャクを掛ける。

(2) トータルリコール(10b)、再登
アップ便があまりにひどかったので、もう1便アップする。なんか、雑になっている。

(3) トップガン(13a)、ヌンチャク掛け
motさんの情報で、先週、第2ランジのボルトが破断してしまったとのこと。テープをたくさん持ってやってきた。取り付きには「トップガンハンガーナシ」とチョークで白く書かれている。第2ランジのボルトが飛んだということは、第1ランジのボルトも危ないかもしれない。いろいろ考えたのだが、もしこのボルトが破断しても手前2つのボルトで止まれば、グランドフォールすることはなさそうだ。第2ランジ前のクリップは一つ先のボルトから50cmテープで伸ばしてヌンチャクを下げた。終了点からのバックアップも考えたが、ランジする際の目の前をテープが横切ることになるので、やめることにした。まぁ、さらにこのボルトが抜けてもグランドすることはなかろう。

(4) トップガン(13a)、第1ランジフォール
ヌンチャク掛けした後にtmbさんがNDDのヌンチャク掛けをしたので、その後1便目トライをさせてもらうが、あっけなく、第1ランジでフォール。壁に戻れず。左手穴ホールドが全然うまく入っていなかった。

(5) トップガン(13a)、第1ランジフォール
またしても、第1ランジ飛ぼうとして、左手指の決まりが悪い。テンションして、右手穴取りからのリハーサルをする。4回目ぐらいで、ようやく第1ランジが止まった。そのまま第2ランジも止まる。初めて核心全部を繋げて登れた。えっ、まだ出来てなかったの?って言わないで。

(6) トップガン(13a)、第1ランジフォール
tmbさんのNDDトライの後、M代っちのトップガントライ。核心手前までだけど。その後、もう1トライする。今度はいい感じでランジ体勢に入り、ジャンプ!だが、指がガバに回りこまず。先週の指皮取られた最終便と同じような感じに。痛い!

(7) トップガン(13a)、RP
雨が本降りになってきた。ガスも立ち込めている。モチが上がらないのだが。何故かその分集中できたのかもしれない。先週のおしかった便。そして先便の感じ。リハーサルでの感じ。まだ、足の蹴りが足りない。思いっきり飛ばないと止まらない。シーズンは始まったばかり、まだまだ、今年は長いよなんてセリフを言ったら、tmbさんにRPトライする人の言葉じゃないって笑われた。核心までのアプローチはリズムよく、適度にシェークしながら、そして第1ランジ。無心で一連の動きができたと思う。ぴったりタイミングがあって、渾身のジャンプ。届いた!そして止まった!落ち着いて!落ち着いて!自分に言い聞かせる。朝のリハーサルとは違う右足で第2ランジ手前のクリップ。成功率が高い第2ランジなのだが、この状況だと心穏やかではない。1、2の3。1、2はかなり力んでしまっておかしかったのだが、3でリズムがあった。ジャンプ!届いた!やったー!

指皮が剥がれてしまったり、ボルトが破断してしまったり。雨に降られたりと、いろいろなことがありましたが、めげずに、集中力を取り戻し、トップガンを登ることができました。グレードは13aがついていますが、リーチによってかなり差がでると思います。このルートに挑戦してみようと思ったのは...。NDDトライ中に何人もがこのルートをトライしているのを見ながら、NDD同様にとてもカッコいいルートでNDD登れたら、いつかトライしてみようと思っていました。だけど、こんなに早くトライするつもりはありませんでした。実は、二子で5ヶ月間トライして、成果を出せず、とても苦しい。辛い5ヶ月間でした。自分に自信を持てなくなっていました。そこで、ひとつかけてみました。もし、このルートをトライして登れなかったら、12cを登らずに13aトライなんて、それみたことか思われるでしょう。登れなかったら、さらに自信をなくすでしょう。だけど、いかにも自分にあっていそうな、このルート。もし登れれば、自信が取り戻せるかもしれない。GW中の二日をこのルートに当てて、いい感触を得ました。そして、いろいろなトラブルがありましたが、なんとか今日登れることができました。2本目の13aは数年後?登れるかもしれません。登れないかもしれません。だけど、これで、少しは自信を取り戻せたと思います。登れていない12bをトライしながら、12c、12dにチャンレンジしようと、元気を取り戻すことができたと思います。引き続き、がんばります。

〇 今日のカサメリ沢
・我々3人とオランジュ方面で登っていた4人?パーティの2パーティだけだったようです。
・写真は、NDDをトライするtmbさん。4便出して、うち3便はワンテン。最後の便は、もうRPかと思ったのですが、足上げるの忘れて。おしい。次回は、ムーブ手順忘れなければ、いけるでしょう。
・M代っちの金のわらじは、核心部分の後半を解決。一歩前進。がんばれー!。
b0037220_23471870.jpg


〇 トップガンをRPする私
・第2ランジの発射体勢です。
・ポイントはランジどちらも両足で思いっきり飛ぶことなのですが、特に第1ランジの両手の穴ホールドは保持しずらく、なかなか、飛ぶためのよい体勢になれません。初日と二日目は指がすぐに切れてしまい、思うようにトライできませんでした。また、右手穴をしっかり保持できていないと左手穴へもしっかり指を入れられず、右手しっかりもてても、左手がしっくりこなくて、そして失敗するの連続でした。
・毎回工夫の連続でしたが、その保持方法がきまった時にRPできました。
b0037220_23474366.jpg


○ RP前に取り付きでイメージトレする私
・何やら怪しい踊り。状況がわからない人が見たら笑っちゃいますね。
・tmbさんのブログから。
b0037220_13513084.jpg


きん
by climber-kin | 2009-05-16 23:46 | カサメリ沢・不動沢 | Comments(40)

2009年5月9日、カサメリ沢

「指皮ベロンチョ007.gif

4日間雨が降ったのだが今日から晴れの予想。天気予報では午後から湿度が下がるので、コンディションはよくなるだろうとカサメリ沢へ向かう。指穴はふさぎきらず、気になるのだが、穴ホールドへの指の入れ方を変えれば、何とかなるだろうと思っていた。渋滞を避けて早出で中央道を進むと甲府盆地は深い霧の中だった。不動沢駐車場に着くと、つい先ほどまで雨が降っていたのだろうか。どこもかしこも、かなりしっとりした感じだった。そして、渡渉。かなりの増水。いきなりこれですか。迷うことなく靴と靴下を脱いで渡渉した。足が凍りそうに冷たかった。アプローチ途中の岩壁はびしょ濡れ。登れるのは、モツランドと金のわらじぐらいだろう。オランジュ岩は垂れ水で真っ黒。それ以前にトラパントの前を渡渉する気になれなかった。はたしてコロッセオはどうなっているのだろうか。

(1) ぞうりむしバリエーション、金のわらじヌンチャク掛け
いつものアップルート、トータルリコールもびしょ濡れで、オランジュ方面全滅。M代っちが乾いている金のわらじを触りたいとのことで、ヌンチャク掛け&アップがてら、金のわらじから入って、ぞうりむしを登り、また金のわらじのラインへ戻るバリエーションラインでアップ&ヌンチャク掛けをした。

(2) トップガン(13a)、ヌンチャク掛け
多分大丈夫だろう。トラバースガバに水が溜まっている以外は。そう思いながら奥へ上がっていった。増水でところどころ渡渉するのがうっとうしい。そして、コロッセオを見上げるとNDDは垂れ水で絶望的だが、期待通りトップガンは大丈夫そうだ。手ぬぐいを持ってヌンチャク掛けをする。そして、トラバースのガバホールド、やはり水たまりができている。500ccは水がたまっていそうだ。手ぬぐいを入れ込んで、絞っては水を抜いた。午後には乾くだろう。水抜き作業で手ばびしょ濡れ、リハーサルする気になれなかった。ヌンチャク掛けだけしてムーブは起こさずに降りる。これが、後々よくなかったのだと思う。

(3) トップガン(13a)、第一ランジ全然ダメ
20分ほど休んで、1便目を出す。第一ランジ手前のクリップから右足上げ、足裏が濡れていたのか滑ってしまった。いまひとつ右手穴入らず。となると左手穴もしっかりもてない。飛ぶ体勢になろうとする最中にスッポ抜けてフォール。壁に戻れません。あっけなく終了。

(4) トップガン(13a)、ワンテン
第一ジャンプ全然飛べません。今度は壁に戻れたので、テンション状態から第一ランジ決めて、そのまま第二ランジへ。一発で決まる。とりあえずワンテン。全然意味ないですけど。

(5) トップガン(13a)、第一ランジ全然ダメ
第一ランジへ入る右手左手取りのムーブはかなりこなれてきて安定してきた。だけど、またまた、第一ランジ全然飛べず。さらに壁に戻れず。イメージを確かめられない。

(6) トップガン(13a)、×、ヌンチャク回収
どうして、下から繋げると飛べないのだろうか。M代っちの話だと体のバネが全然なくて、手だけ出していると言う。下から繋げると、右手引き付けながら左手決めて、足を決めて、ランジ。そうか引き付けっぱなしで、足で蹴るストロークがないんだ。左手決めたら一度体を落として、タメを作って、思いっきりジャンプだ。ヌン掛け便入れて5便目。指がよれだしてるが、そんなことは気にせず核心ムーブへ。フットワークもうまく決まり。タメ作って思いっきりジュンプ。距離十分だった。三角形ガバの頂点にも十分に届いた。だけど、握れなかった。飛ぶことばかり気にしていてホールド取ろうとする意識がなかった。チキチー!。しかも、距離十分でホールド触っていたので、落ちる際に中指の皮がベロンチョとはがされてしまった。なんてこった。血がどくどくでてきた。気力を振り絞ってトップアウトしてヌンチャク回収した。

トップガン、懸念の核心への10cぐらいのアプローチ。持久力のない私は気になっていたのだが、ゆっくりシェークしながら登っていけば問題ないようだ。そして、第一ランジへの右手穴ホールド、左手穴ホールド。穴への指の差し方を改良し、皮も痛くなくなり、かなりスムーズに取れるようになってきた。だが、第一ランジ。何故か全然飛べなかった。ところが、最後の回収便でいきなり飛距離十分のランジができたのだが、戦略的に過ちを犯していたようだ。この一連のムーブのリハーサルが全然少ないままRPトライを始めてしまったせいだろう。いきなり届いて、体が反応してくれなかった。結果は無残に指皮がごっそり剥がされてしまった。可能性はより近くなったのだが、この指が回復するのはいつだろう。

〇 今日のカサメリ沢
・先日の私の記事を見て、奮起したおじさんクライマー達がトップガンをトライにカサメリに終結です。
・今日のカサメリは、MOTさんとおKEIさんパーティと我々の4人しかいませんでしたけど。
・写真はトップガン(13a)を探るMOTさん。
・手前のロープは、FK田さんプロジェクトの残地ロープです。今回はこのロープで写真の垂直ラインをあわせてみました。壁の傾斜がわかると思います。いつも狂っていてすいません。
b0037220_23554429.jpg


〇 金のわらじ(11d/12a)
・本当に、この難しいのやるの?核心ムーブは3級ぐらいあるよー。多分12a/bぐらいだよ。
・ところが、サイズがあっているのか、M代っちは以外にも核心できそうです。次の課題ルートになったようです。
b0037220_01520.jpg


〇 やっちゃいました
・かなり出血してしまいました。ヌンチャク回収の際に、ルートのいたるところに血をつけちゃいました。すいません。ロープも血染めのロープになっちゃいました。
b0037220_022342.jpg



〇 皮切りました
・帰りに増富温泉行きました。あの茶色の湯船には入る気になりませんでした。傷をよーく観察して、皮がぐちゃぐちゃなので貼り付けるのではなく、思い切って切ることにしました。吉とでるか凶とでるか。
・後ろにあるのは、「ヒビケア軟膏」です。アキトくんがブログに書いていたのを思い出し、韮崎のドラッグストアで購入して早々に塗ってみました。しみるー!
・液がいっぱいでています。明日の朝、どうなっているか恐いです。
・ガバダコが一個きれいに、なくなりました。
・箸も氏のベロンチョの3倍ぐらいのベロンチョです。まぁ、指先よりは影響少ないと思いますけど。テーピングぐるぐる巻きにすれば登れるような。テーピング巻いて次回もがんばります。
b0037220_025520.jpg


きん
by climber-kin | 2009-05-09 23:53 | カサメリ沢・不動沢 | Comments(12)

NDDのRP写真

記録:「ナイト・ディジィ・ダンス」のRP

RPした時。その時の実際の写真があるというのは、とても貴重です。箸も氏、ありがとう。

(1) 最初の核心
・スローパーマッチ成功してから左手ガストンへ。
・何度やっても、脇から足元まで、スースーする感じだった。
b0037220_18234336.jpg


(2) アンダーガバへ
・私はいきなり、アンダーガバを取りに行ってしまう。
・右手、左手と刻む手順もあるようだ。
b0037220_18244682.jpg


(3) 右トラバース
・実はここも力がいる。ここを省力化するのは必須ポイント。
・リーチない人は、穴ホールドを左手で取って、右の方のアンダーを取って、左手を三角形ホールドへデッドのようだ。
・私のようにリーチある人は、左手を高いガストンで三角形ホールドへ行く。実はここはポイント。ここで、どれだけ力をセーブできるかが後々効いてくる。
・私のポイントは、左手ガストンして、左足を大きく、左へ流して重心をしっかり右足(穴ホールド)へ乗せてから、右手を三角形ホールドへ出す。これで、かなり楽になりました。
b0037220_18253241.jpg


(4)左手中継の台形ホールド
・普通のクライマーは右手穴ホールドから左手台形ホールドへ出して、右手マッチして左手おにぎりホールドへの手順が普通だと思います。私はこれはNGでした。このムーブはテンションかけてからやればできるのですが、この一手で全ての力を使いきってしまうムーブでした。このムーブを捨てて、自分にあったムーブへ替えたのも、RPへの繋がる一つでした。
・左手台形ホールド取ってから、右手穴ホールドのまま、先に右足上げて、左手おにぎりホールド取ることにしました。
b0037220_18255758.jpg


(5) 左手おにぎりホールド取ってから
・ここもポイント。右手中継ホールドへ出せるか出せないかはバランスが入ってるか入っていないか。
・私の感覚では、腰を少し右へ捻って、右足にしっかり乗ってから右手を出す感じでした。
・NDDの難しさは、力もいるのですが、全てのムーブがとてもデリケートで、力づくだけでは登れない花崗岩特有の難しさなのかもしれません。
b0037220_18263430.jpg


(6) 右手アンダーフレーク止まった!
・たぶん多くの人は三角形ホールドに右足、左手おにぎりホールドでアンダーフレークへ行きます。私にはこのムーブは確率が悪すぎました。
・右足一つ下げて、右手を2回中継して、デッドでアンダーフレークへ変更して、止る確率が格段とよくなりました。これで、RPが少し見えてきました。
b0037220_1827136.jpg


(7) 左手穴ホールドへ
・最後の最後まで触ったことがなかった、左手穴ホールド。
・RPした日に初めて触りました。
b0037220_18274437.jpg


(8) あと一手でリップ
・アンダーフレークから一手右手をガバへ送ってから、左手リップへ。
b0037220_18283233.jpg


(9) テラス上のガバへ
・このガバが取れれば、一安心。
・テラスで終了というのはうれしいですねぇ。
・終了点に立ったら、吠えましょう。山深いカサメリはどれだけ吠えても大丈夫です。
b0037220_18285468.jpg


きん
by climber-kin | 2008-10-12 23:50 | カサメリ沢・不動沢 | Comments(2)

2008年10月11日、カサメリ沢、NDDをRP

10/11、カサメリ沢

「ナイト・ディジィ・ダンス(12b)をついに登れました!」

土曜日は前線が通過するため、午前中弱雨か曇りの予報。いずれにしろ、前日降っているから、土曜日はヌンチャク掛けと最後の最後の手順のムーブ改良。土曜日はセーブして、日曜日が勝負かなと思っていた。ただ、日曜日は冬型になり、また、岩が冷たくてダメかもしれないとも心配していた。今シーズン最後のチャンスになるかもしれないと思いながらも、そんな不安を持ちながら、カサメリ沢へ向かったのだった。コロッセオで、今シーズン一番早くから通い続けた箸も氏と合流する。今日のコロッセオは3人でとても静かだっだ。ところが、予想外に、昼から急速に天気が回復し青空が出てきて、湿度も下がってきてくれた。しかも、岩は冷たくない。神様は私に最後のチャンスを与えてくれたようだった。

(1) トータルリコール(10b)、再登アップ
黒い雲が流れてきては、かすめていった。降ってもおかしくないなぁ。空は雲に覆れている。だけど、今日は岩が冷たくない。

(2) ナイト・ディジィ・ダンス(12b)、ヌン掛け、ムーブ修正
先週、先々週とアンダーフレーク2回止った。しかし、その後の左手終了点テラスリップ右端ガバへの強引な一手で2度とも落されている。最後の詰めのムーブをもう一度確認する。アンダーフレーク刺してから、ステップして、左足掻き込んで、上部例の穴ホールドへ。あっ届くぞー。そこから、右足上げて、右手を一度、アンダーフレーク送るムーブに変えることにする。いろいろなバリエーションを確かめるが、これが一番いいと納得する。最後の鍵を見つけたのかもしれない。

(3) ナイト・ディジィ・ダンス(12b)、×
11時半に、本気1本目をだす。ちょっと、動きが固かった。それと、午前中雨は降らなかったのだが、やはり湿度が高い。6p目クリップしてから、最後の核心セクション。アンダーフレークに指がかかったが、止らなかった。フォール。

(4) ナイト・ディジィ・ダンス(12b)、RP
青空が見え出した。向かいの尾根は紅葉しかけた木々に太陽があたりまぶしい。明日は岩が冷たいだろうなぁ。今日これで3便だしてしまうし、これで登れなかったら、今シーズン終わりかなぁと思う。登る前に3人でちょっとおしゃべり。緊張が少し解けたかもしれない。もう飽きるほどやってきた登る前のムーブの反芻。シューズの紐を締めて、取付きへ。1p目クリップして、靴の裏の泥を落とすいつもの作業。とても静かだ。何箇所かのポイントだけ、もう一度反芻する。最初の左トラバース。固い動きのまま、通過する。少し力をつかってしまった。5p目クリップして、アンダーガバでのレスト。あいかわらず、平行線のままだが、息は整えることができる。中段右トラバースも相変わらず力がいる。6p目クリップして、いざ、後半の核心へ。気をつけることは腰を入れることだけ。左手おにぎりホールドへ止った。腰をひねりながら、しっかり右足に乗った状態で、右手ダンゴ2個ホールドを中継。さらに右足乗り込んで、右手スプーン穴中継。左足を所定のチビエッジまで上げて、目標のアンダーフレーク見定めて、デッド。今度は止った!第一関節を曲げこんで指をねじ込む。左足チビエッジで、右足を三角形マッチホールドへ慎重にのせる。ここも何度か足を空振りしたところだ。次に、左足を掻きこんで、今日変更した左手穴ホールドを取る。よし届いた。右足を上げて、右手アンダーフレークを一手送る。よし! 右足をダンゴ2個ホールドへ戻して、左足をおにぎりホールドにかけて、左手を終了点テラスリップへ。うー、指先がしびれる。だが、これで元々の手順に戻る。慎重に足を踏み換え。右手をテラス上にあるガバへ。左足を最後のフットホールドへのせて、「ダーーーー!」渾身の力をこめて終了点のガバフレークへ。そして、終了点テラスに立った。「うぉーーーーー」。カサメリ沢中に響きわたるぐらい大きな雄叫びを上げた。

NDDは昨年6月に初見トライした際にトップアウトできてしまったのがよかったのか悪かったのか。通えば登れるのではないかと錯覚してしまいました。それは早すぎた出会いでした。結局、昨シーズンは下部のスローパートラバースは固めることができて、1テンを1回だけできたことにはできたのですが、とても下から繋げられるムーブまで詰めることはできずにシーズンを終えました。そして今シーズンも全く可能性を感じることなく始まったのですが、お盆前に最後のアンダーフレーク取りで、一つのきっかけを見つけることができました。お盆明けから、そのムーブ修正がきっかけになり、一つづつ鍵が解けていきました。そして、先々週はついにアンダーフレークを止めることができたのでした。だけど、すんなりとは登らせてくれませんでした。最後の最後のセクションにもう一つ鍵が必要でした。NDD、それは一つづつ、ムーブの鍵を解いていくようなルートでした。そして、この日、ついに最後の鍵を見つけて、RPすることができました。長かった。NDDは、場所、ベーストシーズンの短さ。しびれるようなムーブの難しさ。誰にとっても簡単には登らせてくれないルートだと思います。だけど、私はこのルートに出会って、本当によかった。そして、がんばれば登れる。それを実践できて、とても充実しました。また、こんな熱いルートに出会いたいです。

〇 NDDをRPする私
・アンダーフレークが止るところ。
b0037220_23212879.jpg


〇 神の手をトライする箸も氏
・この日の最後のトライは本当に止ったとおもったのだが。
b0037220_2322657.jpg


きん
by climber-kin | 2008-10-12 23:44 | カサメリ沢・不動沢 | Comments(38)