カテゴリ:沢登り( 23 )

川乗谷本谷パトロール

 先週、大雨のために延期になった川乗谷本谷ですが、その翌日からの台風10号だっけ?11号だっけ?の大雨のせいでしょう。さらに、その大雨から後も天候不順で雨が続きました。大増水は仕方ないですね。ただでさえ、突破できないのに。平水の何倍も水が多くっちゃねぇ。しかも、Shuntaro君はウェットスーツ忘れてきたし(笑)。私は今回のためにウェットスーツを買ったのでした。しかし、その活躍は来シーズンになりそうです。みんなが揃ったところで、車で川乗林道を上がって、偵察してきました。なんと聖滝まで降りることができました。そして、例の25年間の遭難のあった鍾乳洞、聖穴も見つけちゃいました。簡単に上から見れてしまって、何か神秘性がなくなってしまったような… まぁ、元々、すぐ横に林道が走っている、ゲレンデ的(最近の人に意味わかるかなぁ?)な沢なので…
 逆川遡行した時にもあった、謎のキャンプ施設ですが。みんなで議論した結果、多分、商用キャニオニングサービス会社さんが作った施設に違いないと結論しました。ここにお客さんを連れてきて、ウェットスーツに着替えさせてから、キャニオニングへ向かう。そして、終了後は、ここで再び着替える。きっとそうだ!
 パトロール完了! しかし、パトロールが続きます。来週こそパトロールになりませんように! トラウカントリーに停めていた車に張り紙がありました。トラウカントリーの大将に事情を話したら、今日は駐車料金はいらないって言ってくれました。優しい! また来ます! 昨日はベースキャンプで、指皮と腱鞘炎が痛くなるまで登ってしまっていて、今日はやることがありません。サンパルネで走るかなと思っていたのですが、夕方まで昼寝してしまいました。夕方起きたら、雲一つない快晴。オーマイガー! たとえ、突破などできなくても、水と戯れて遊べばよかったね。と後悔するのでした。でも、朝の時点では、雨しとしと降ってて、陰鬱な状態でしたからねぇ。仕方ないでしょう。

〇 聖滝F1とF2
・あー、なるほど。増水してると、F1に取りつくこと自体が難しそうです。
・F2を巻くって、左岸を少し巻く感じでしょうか?苔苔で恐そう。
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〇 聖滝F3
・3本の滝が釜へ流れ込みます。写真の右下の流れは、その1本で聖穴から流れてきてます。
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〇 聖穴
・噂の聖穴です。30cm×60cmぐらいの網の蓋がしてあります。えー! この小さな入口を入ると、25mの地底湖があるの? 狭そう~。
・狭所恐怖症気味の人には不可能だ。もしかして、この奥には広い空間とかが広がっているのかしら?
・人が入ると水の中の土煙で何も見えたくなるようなところみたいなことが書いてあったような記憶が…
・やなり、中は迷路のようになっていて、狭いのでしょうねぇ。想像するだけで恐い。
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〇 聖滝F4
・F4の上は、増水してて自然湖状態でした。
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〇 果敢に突入するパーティ
・川乗谷出合の最初の釜です。聖滝まで到達するのも大変そうでした。まぁ、今日は、それだけでも楽しめるのかもしれません。
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〇 日原川の増水模様
・日原川の支流の一つが川乗谷なのですが、その本流は?
・黒部上の廊下なみの水量です。しかも、こっちは川の傾斜が強い。
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〇 パトロールのご褒美
・嘘です。ハマちゃんが気を使って、マッカランくれました。
・「ホラの貝チーム」は今日で解散。来シーズンは「ホラーの会」でヨロピコ。
・morimitsu君とも初顔合わせ。
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〇 ウェットスーツ
・BeryCOCO、3mm。アマゾンでポチしました。¥6,280-。安~。
・ウェットスーツは、かさばる上に重いから沢登りには不向きと思っていたのですが、3mmは意外と軽く、意外と小さい。2泊3泊の強烈な泳ぎの沢に使えるかも?
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きん

by Climber-Kin | 2016-09-04 19:49 | 沢登り | Comments(0)

2016年8月20日、三条新橋~おいらん淵(7回目)

「雨天(強行)決行」

 シュンタロウくんとハマちゃんから「おいらん淵」案内を頼まれていた。黒部川上の廊下が予定よりかかると、ちょっと厳しかったのだが、逆に1日早く下山してきた。しかし、天気が芳しくない。前日は全員が悩ましい思いでいた。悲観的な天気予報ははずれるだろうと、とりあえず行ってみて、ザーザー雨でなければ、入渓しましょう。途中増水したら、青梅街道へ逃げましょうということで、決行となったのだった。

〇 核心・丸山入道突破のシュンタロウ
・ハマちゃんもフリーで突破。
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〇 装備とコースタイム
・メンバー、シュンタロウ、ハマちゃん(以上2名は一之瀬川本流へ継続)、まーさま、きん、計4名。
・共同装備、8mm×30m、15mフローティングロープ、カム、ハーケン。
8:10、三条新橋出発。
12:00、一之瀬川本流出合(ここで、私とマーさまは予定通り離脱)
18:00、一之瀬本流隊帰還

 去年よりは、増水量は少ないものの、それでも雨が降っていて、沢は迫力があった。突然の増水に備え、青梅街道へ上がれる場所を確認しながら進んだ。雨があまり、ゆっくりさせてくれなかった。そのせいか、12:00には一之瀬本流出合に到着してしまった。
 核心の丸山入道は、強~い、お二人が勝手に突破してくれて、私は楽ちんでした。

〇 雨のおいらん淵
・青梅街道に変な人がいる!
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・河川情報では、マイナス0.6m水位。
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・しかし、そこは、おいらん淵。最初から泳ぎます。
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〇 手取淵
・みなさん、好き勝手にへつります。
・ハマちゃんのGOPROの画像を追加。なんかリアル。
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〇 胴木滝
・滝つぼへ飛び込むハマちゃん。目測あやまって、サラシへ飛び込んでしまい、その後がやばかった。ひやりとしました。
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・これは、ハマちゃんのGOPROの写真。
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〇 シンクロナイズド・ヘツリを楽しむお二人
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〇 丸山入道
・右からアプローチして。
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・やっぱり左から?
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・やっぱり右から。
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・ハマちゃんも参戦。
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・突破!さすが。
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〇 一之瀬川本流
・ここを水際沿いに突破できるので、まだ、増水はしてない。
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 シュンタロウくんとハマちゃんは、一之瀬川本流を継続。我々は、ここで終了した。しかし、その後、一之瀬川へ向かった二人に事件が起きたのだった...

きん

by Climber-Kin | 2016-08-21 15:07 | 沢登り | Comments(0)

2016年8月13日~17日、立山駅~黒部湖~奥黒部ヒュッテ~黒部川上の廊下~薬師沢小屋~赤木沢~太郎平小屋~折立

 今年は水が少ない。我々のような体力がないパーティには、今年しかチャンスはないかもしれない。今シーズン、水が少ない沢を登っては、そんな考えが頭をよぎるようになってきた。昨年から、夏期間だけ沢登りを再開した。沢登りはパートナーさまの希望でもあった。昔は技量がなく、クラブでは、難しい沢へ連れて行ってもらえなかったらしい。そんな思いが今になって、沢への執着心を燃やしているのだろうか? その沢への積極的な気持ちに、私の心も動かされた。今シーズンも、こまめに沢登りへ出かけては、準備を整てて来た。そして今年の夏休みは26年前に遡行した「上の廊下」へ再度向かったのだった。26年前は体力のある男ばかりの5名のパーティで入った。水量は、少し増水気味だったのだろうか。細かいことは覚えていないが、「上の黒ビンガ」の写真と、ところどころで苦戦した記憶だけが残っている。今回は、メンバーからいって、私がすべてリードしないといけない。体力に心配しながらも、ラッキーなことに今年は雪が少なった。きっと、適度な難しさを楽しみながら、山深い北アルプスを味わえて、とても充実できるのではないだろうかと期待ばかり大きくなっていた。
 さて、遡行計画だが、これを機会に赤木沢も登ってみたい。いろいろと検討した結果、行きの運転が2時間ほど長くはなるが、立山駅からアルペンルートに入り、上の廊下~赤木沢~折立へ降りる計画を立てたのだった。結果的には、この最短のルートは、渇水気味で1日早く上の廊下を突破できたのと、下山日は大雨だったという。ぎりぎり快晴で赤木沢まで遡行ができて、とてもラッキーでした。

〇 黒部川上の廊下
・上の黒ビンガを上流から望む。
・26年前と同じ場所に立つ。この沢にとって、26年など一瞬のことなのだろう。変わらず美しい。
・ここまで、これたという安堵感と相まって、開放感が込み上げてきた。
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・下は26年前の写真です。
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〇 装備とコースタイム
・メンバー、まーさま、フージン、きん、計3名。
・共同装備、8mm×40mロープ、15mフローティングロープ、テープ、カラビナ、カム小さ目3個(花崗岩ゆえに役に立ちます)、ハーケン、テント、タープ、着火剤。ライフジャケット各。
・コース時間
-1日目(アプローチ)
6:00、立山駅切符購入(混雑、予約可能みたい)
7:00、立山駅出発(予定より、1時間遅れ)
8:50、黒部湖着(予定より、30分遅れ)
12:40、平の渡し着(待ち時間中に船頭さんの面白い話を聞けた)
14:00、平の渡しの出発
14:20、平の渡しから出発
16:20、東沢出合、奥黒部ヒュッテ着
-2日目
5:30、奥黒部ヒュッテ出発
16:00、金作谷先1692mの出合手前着、ビバーグ
-3日目
5:30、ビバーグ地出発
14:00、薬師沢小屋着
-4日目
5:30、薬師沢小屋発
7:00、赤木沢出合着
16:00、太郎平小屋着
-5日目
5:30、太郎平小屋発
8:30、折立着

 2日目で、奥黒部ヒュッテから金作谷出合先のS字状ゴルジュを超えたあたりまで行って、ビバーグしました。夜から雨が降り出しました。
 3日目は、曇り時々雨でした。初日に難しいセクションを終わらせておいてよかったと、すぐに増水し始めた沢を雨に濡れながら登っていきました。それでも、1400には薬師沢小屋に到着できました。
 4日目は、午前中は快晴、午後は雨という天気で、午前中のうちに赤木沢を詰められました。しかし、稜線へ出てから、太郎平小屋までは足がいたくて辛かったです。

 やはり、「黒部川・上の廊下」はすばらしい沢でした。自分の足で山の深い懐へ入って行き、北アルプスの3000m級の頂きへ詰めていく。長い年月かかって、磨き上げられてきた美しい花崗岩は、大迫力で迫ってきました。水量が多かったら、突破することだけに必死になってしまって、きっと、そんな悠長な楽しみは味わえなかったでしょう。渇水気味とはいえ、上の廊下は、どうどうと水が流れていました。金作谷出合の先のS字状ゴルジュは、やはり、この沢の核心でしょう。適度な困難さを楽しめました。
 赤木沢も、すばらしかったです。まさに完成された景観でした。続くナメ底をぐいぐい登って高度をかせぐのは楽しかったです。

(1) アプローチ(初日)、立山駅~黒部湖~奥黒部ヒュッテ
・東京から遠く、前日21:00に出発して、到着は26:00でした。
・5時半に切符売り場へ向かったのですが、甘かったです。
・往復なら予約ができるようです。
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・室堂から黒部湖までは、下りなので、がら空きでした。
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・黒部湖の水が少ない!
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・睡眠時間2時間が辛いです。
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・平の渡の船です。ようやく出発です。
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・ニジマスが釣れたようです。
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・平の渡から奥黒部ヒュッテへは、梯子の連続です。しかし、梯子がよくメンテしてあります。
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・奥黒部ヒュッテ着です。ビール買いたいがためにキャンプ場泊? いやいや、情報収集のためです。奥黒部ヒュッテのおやじさんから、月曜日は雨だよって。
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(2) 奥黒部ヒュッテ~1692mのビバーグ地
・しばらく、河原歩きが続きます。
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・下の黒ビンガは、あれってぐらい簡単に渡渉できました。26年前は、ここの渡渉で苦戦したのですが、今年はラッキーです。
・口元のタルは、泳いでへつり、水の中を突破できました。
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・上の黒ビンガも、難なく通過。26年前は、ここまで到達するのに、入渓してから2日目のかなり遅めの時間だったような気がするのですが、とにかく安堵です。しかし、上の廊下の核心は、金作谷先のS字ゴルジュです。油断はできません。
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・一面シャワー状。幅数100メートルに渡って、シャワー状です。癒されます。
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・金作谷手前。腰高の渡渉が続きます。
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・金作谷先S字状ゴルジュジュは、この先はへつりでは進めず、飛び込んで対岸へ移りました。
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・金作谷先S字状ゴルジュを超えたあたりで、ビバーグしました。
・砂地で平らで心地よかったです。1692mの出合のちょっと手前です。
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・釣りができた唯一のチャンスだったのですが、釣れませんでした。このあたりから薬師沢小屋までは魚影がありませんでした。薬師沢小屋から上は、沢山魚影がありました。薬師沢で話しかけてきた立川の釣り師さんが言うには、薬師沢が凄く釣れたそうです。200匹釣ったって言ってました。
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(3) 1692mのビバーグ地~薬師沢小屋
・最後の最後まで、水に浸かります。
・ガイドブックにある、スラブのトラバースは、ゴム底だと簡単です。後続のためのランナーに小さ目カムが便利です。
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・立石の奇岩帯。これ右側にあると思ったら、左側にありました。
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・薬師沢小屋が見えてきました。
・この直前の、ガイドブックにある、増水時は右側巻きとあるところを水際をへつったのですが、ムズイ!ここが一番難しかったかも(笑)。
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(4) 薬師沢小屋~赤木沢~中俣乗越~赤木岳~太郎山~太郎平小屋
・上の廊下を突破してきた達成感。今日は楽しい赤木沢! 天気も快晴。みな表情が明るいです。
・しかし、赤木沢は下調べ不足でした。アプローチ部分の奥の廊下で、ちょっとしょっぱい登りが。これ多分巻きだよ~!って後の祭り。時間を使ってしまいました。
・赤木沢最初の巻きは右側?藪漕ぎ状態になってしまった。間違えたのかも?
・黒部川上の廊下の唯一の滝?その手前に赤木沢出合があります。
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・赤木沢出合です。
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・赤木沢へ入るとすぐに滝が出迎えてくれます。
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・殆ど直登できます。
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・ぐいぐい、気持ちよ~く登れます。
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・25mの大滝です。これは、登れません。右側にしっかりした巻き道があります。
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・天国へ続くようなナメの廊下が続きます。
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・中俣乗越へ詰めたのですが、詰めはちょっと藪漕ぎで登山道まで、少しあります。尾根上が結構広いです。
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・ここから、4時間?結局、結構な行動時間になりました。
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・ようやくついた。ビールが待ってる~!
・生ビールありましたemoticon-0140-rofl.gif。2杯飲んじゃいました。
・BSデジタルが見れます。オリンピック見ました。ネパール人シェルパがいたり。ネパールの上映会見ました。あー、山小屋は快適でした。
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きん

by Climber-Kin | 2016-08-21 12:51 | 沢登り | Comments(10)

2016年8月6日、丹波川・一之瀬川本流

 今年も夏休みに北アルプスの大きな沢へ入る計画を立てています。沢登りする人なら誰もがあこがれる、黒部川「上の廊下」です。私自身は25年前に遡行に成功しています。私がまだ元気なうちに連れて行ってあげられるならと計画を立てています。水が多いと敗退してしまうのでしょうけど、今年は雪が少なかったせいで、このまま台風がこなければ、水が少なくてチャンスではないか? そんな目論見で入渓する予定です。そして、その泳ぐ沢の練習として、一之瀬川本流へ行ってきました。おいらん淵までは、昨年も遡行していて、合計6回も行っています。そのたびに、次は一之瀬川本流だ~といいながら、未だ行っていません。去年は、おいらん淵から一之瀬川本流へ繋ぐぞ~と入ってみたのですが、大増水で、おいらん淵だけで精一杯だったのです。今年は、最初から一之瀬川本流へ入りました。

〇 序盤戦
・まだまだ、序盤戦のところ。多分、第一の淵とか書かれているところあたりだと思います。
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〇 メンバー、装備及びコースタイム
・メンバー : フージン、まーさま、きん(合計3名)
・装備 : 8mm×40mロープ、カム(メトリウス)5本、ナッツ、テープ、カラビナ、ハーケン、ライフジャケット、シュノーケル、ゴーグル、フィン。
・コース時間
9:00、大常木トンネル先から出発
15:00、大常木沢出合
16:00、大常木トンネル先着

(1) アプローチ
・大常木トンネルが完成して、所謂観光名所のおいらん淵跡のあたりへの道路は廃道化されてしまいました。まだ、廃道化工事をしているので、大常木トンネル先から一之瀬川出合への道は行き辛いです。
・一之瀬林道を少し上がって、降りられそうなところから入渓しました。
・グズグズで、よくありませんでした。

〇 ここから入渓
・大常木トンネル先から歩きだして、一之瀬林道を上がり5分ぐらいのところでしょうか。踏み跡がありました。のぞき込んで、何とか降りられそうな感じです。

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(2) 入渓~第1ゴルジュ
・最初は凄く快適で、進む進む。知らないうちに第1ゴルジュを過ぎたのかしら?ってのは甘かった(笑)。しっかりあった。

〇 光が差し込む明るいスタート
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・すぐにゴルジュが始まります。
・あれ? 全然大丈夫。
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〇 第1の淵?
・カチホールドが腱鞘炎に悪いが、全然大丈夫。
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〇 第一ゴルジュ?
・うっ、これは手強い!荷物しょったまま、行ったら、へつりで落ちてしまった。ザックおいて、再度ゴー。左壁をへつって、てつって、かなり極どい。1mの滝の手前で、怒涛の流れの中の水中ホールドへ半分捨て身で足出したらセーフで、ステミング成功。さらに、右足でその水中ホールドに立ち上がってから、踏み替えて、右足を怒涛の流れの中へ。右足ハイステップで水中ホールドにのせてから、左手プッシュでマントルっぽく立ち込み。あー、これ難しい。最後の激流の中の1mは、あとの二人が心配だなぁ。
・腱鞘炎痛いけど、ロープを思いっきり引いた。あー、なんとか二人とも突破してくれた。
・これって第一ゴルジュだったのかしら?
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(3) 第2ゴルジュ~大常木沢出合

・第2ゴルジュは、突破できている記録がない。唯一突破してるのが、YouTubeで見た、シュノーケル、フィン、水中眼鏡でクロール。
・あわててポチしました。間に合いました。
・しかし、物はまにあったのですが、スキルがありませんでした。シュノーケルは簡単ではありません。フィンつけてのスイミングなんてやったことがないですからねぇ。無理でした。巻きました。
・ここの巻きが難しくなかったのが救いでした。ここ以外の巻きはめちゃくちゃ、いやらしそう。今日はやらずに済んでよかった。

〇 第2ゴルジュ、いろいろやってみたんですけどねぇ
・普通に泳ぎ、左から右側へキックターン、戻される。
・両手にアイスハンマーでドラツー(ドライツーリング)で、右壁にとりつくが、ツリツリで、ピックがひっかかかるところなし。
・アイスハンマーにロープ付けて、投げました。引っかかりそうなところまでは、あと3m届かない。軽いフローティングロープなら、飛距離でるかも。
・最後はフィンにパドルグローブ、ゴーグルにシュノーケルつけて、沢の中、上がって行ったら、フィンが水の抵抗受けて大変でした。シュノーケルって簡単じゃなぁ~い。いきなりは無理でした。ライフジャケットの浮力でかえって、水流に流されてしまう感じです。ライフジャケットない方がよいとは思うのですが、トライして力尽きた時が怖くて、脱げませんでした。
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・それで突破できるわけないよ~。特攻隊か?
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・あっ沈んじゃった。
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〇 上から見た第2ゴルジュ
・普通の平泳ぎとかで突破できる勢いではありません。
・ダブルアックスでも挑戦しましたが、見事に磨かれていて、ピックがひっかかかるホールドがありません。
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〇 第2ゴルジュの後
・それほど難しくない、楽しいぐらいの難所が続きます。
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〇 大常木沢出合
・私は気が付かず通過してしまいました。このあたり、ウォーターテニーがヌルヌルすべすべで、全く余裕がありませんでした(笑)。
・もう少し、進んでから、林道への踏み跡を上がりました。踏み跡は明瞭で、テープがついてます。快適に林道まで上がれます。15分です。
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〇 今回も楽しかった
・第2ゴルジュは、水際で突破できなかったけど、他は敗退しないで突破できた。よかった。よかった。
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・林道へ上がる取つきです。

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・随分釣り師が入るのでほう。よく踏まれていて登りやすい道です。
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 一之瀬川本流行ってきました。ずっと行ってみたいと思いながらも、巻きが怖い。巻きで死亡事故とかの情報が多くて、いったいどんなところだろうと、想像ばかりふくらんでいました。ついに、その全貌が?じゃなくて、この谷は深いです。敗退しても容易に林道まで上がれません。敗退はあまりやりたくないです。入渓したところまで戻るか。丹波川との出合まで戻って、廃道へよじ登るか?それで、巻きは、回りはボロボロな岩かグズグズな泥壁で、全てが困難そうです。一番困難な第2ゴルジュの巻きだけが、比較的容易のようでした。この日は、下界は?35度とか38度とかの猛暑日だったこともありますが、長い間水浸かっていると寒くはなりましたが、我慢できないほどでは、なかったです。
 第2ゴルジュは、あきらめがつくぐらい難しかったです。これは普通には突破できません。フィンスイミングの達人のみしか、抜けられないのではないでしょうか。
 おいらん淵も、おいらん淵まで遡行できれば、大常木トンネル先までは廃道をつかって行けることがわかりました(立ち入り禁止臭いですけど)。道路壊した瓦礫の山は、廃道の立ち入り禁止ゲートの近くだけでした。また行ってみるかな。

きん

by Climber-Kin | 2016-08-06 23:26 | 沢登り | Comments(0)

2016年7月30日、笛吹川水系・東沢・ホラの貝ゴルジュ・同ルート/ウォータースライダー下降

 突然、Shuntaro君からメールが来た。一緒に沢に行きたい。しかも、ホラの貝ゴルジュ指定。そう、私もチャンスがあれば、挑戦してみたいとは思っていた関東一のゴルジュだ。しかも、13クライマー3名参加。渡りに船とはこのことかもしれない。この楽しそうな計画に、トスコ兄貴も即便乗を決め込み、合計5人でホラの貝ゴルジュへ向かったのだった。

〇 出だしの核心トラバース(ハイライト)
・クライミングシューズで、しかも乾いていれば、確かに比較的容易かもしれない。しかし、午前中は濡れている。
・Shuntaro君はマスターオンサイト。ハマちゃんは、下降時にフリーソロでRP。おみごとです。
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〇 メンバー、装備及びコースタイム
・メンバー、Shuntaro、サッチン、ハマちゃん、トスコ、きん(合計5名)
・装備、8mm×40mロープ、8mm×30、カムC4、カムC3、ナッツ、テープ、カラビナ、ハーケン。
・コース時間
7:30、西沢渓谷駐車場出発
8:30、鶏冠谷出合あたりから入渓
10:30、ホラの貝ゴルジュ入り口
13:40、山の神あたり到着
14:30、下降開始
16:30、西沢渓谷駐車場着

 鶏冠谷出合からすぐの6m滝と、ホラの貝ゴルジュ最初のトラバース核心はいやらしかったです。その他ではめちゃくちゃ極端な困難さはなかったです。しかし、増水していたら、どれも太刀打ちできないような感じです。増水してなくて、とてもラッキーだったと思います。そして、ウォータースライダーしながらの下降は新鮮でした。滑って降りること前提で水の中を下っていくと、あれっ?全然滑らない。平気で立てる。登りは慎重に慎重に登るので、難しく感じるのですが、実はそれほど難しくないって?びっくりでした。
 楽しかったです。みなさん、こんなチャンスを作ってくださって、ありがとうございました。また沢へ行きましょう。

(1) 鶏冠谷出合~ホラの貝ゴルジュ入口
・最初の6mの滝が悪い。
・左側のクラックを登ったが、ヌメヌメでガバがガバじゃない。フットホールドも悪い。
・今日、ここが一番悪かったような気がする。
・途中、小さなチョックストーンに残地テープがある釜+二流小滝は、右側を登るが、水流の中のフットホールドとステミングにプッシュをうまくつかって登る。
・その他は河原歩きなので、前半はパスして、登山道使って、ホラの貝ゴルジュ入り口へ直接行ってもよいかもしれません。

〇 鶏冠谷出合で出発準備
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〇 怪しい人達が2名
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〇 最初の6mの滝
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〇 二条小滝の少し難しいところ(追記)
・水の中のフットホールドを広い、左側へトラバースする感じから、プッシュとステミング使って超えられました。
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・ハマちゃんは、さらに難しい右クラックから上がってた。
・写真by shuntaro。(追記)

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(2) ホラの貝ゴルジュ
・最初の泳ぎは、増水していないおかげで、押し戻しが弱く楽に抜けられました。
・核心のスラブトラバースは、ゴムソールでもそれほど易しくないです。落ちたら死ぬかもってビビリながらトライすると難しくて、落ちたらドボンだって気楽にトライするのがよいようです。
・そこから先は、水流多くて大変ですが、ヘビーな私には危険を感じるようなところは少なく、楽しく突破できてしまいました。

〇 いよいよホラの貝ゴルジュ

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〇 噂の核心(追記、8/1)
・最近登った、濡れていたマラ岩「屋根の上のタジヤン(9)」。さらに、先々週濡れているのに無理やり登った、瑞牆富士岩の10c(濡れていて11bぐらいに感じた)と比較して、多分、フットホールドとハンドホールドが完全に乾いていれば、クライミングシューズで登れば、5.9ぐらいではないでしょうか。
・しかし、実際は、どちらもびしょ濡れ状態です。多分、びしょ濡れの5.9を登る感じで、体感10cぐらいではないでしょうか。フェルトシューズではフリーでは登れないでしょう。
・私は、FiveTenウォーターテニーで登りました。ウォーターテニーのソールはアクアステルスです。しかし、それは靴の構造的にはクライミングシューズからは、ほど遠いです。ウォーターテニーはアプローチシューズ以上にゆるゆるです。だって、これ一日履いてるんだから。ウォーターテニーでもトラバースできますが、かなり難しかったです。だから、ここだけは緩めのクライミングシューズでも、その方が登り易いでしょう。どう考えても、ウォーターテニーで、できなくはないですが、10cの濡れたスラブは難しいでしょう。
・Shuntaro君がFiveTenのアプローチシューズのキャンプ4のツルツルで登っていましたが、その方が靴が固い故に登り易いのでしょうか。まー、彼はセンスがあるので、なんともわかりません。
・それ以外の場所では、ウォーターテニーはよかったです。よって、ホラの貝ゴルジュは、ウォーターテニー+核心用クライミングシューズがベストな気がしました。
・また、今回は水が少なかったので、核心以降は困難ではありませんでした。水量はおいらん淵の方が多いのかな? おいらん淵の水量がこの幅のゴルジュだったら、誰も登れないか。
・ということで、核心後半は、水量次第です。
・このゴルジュは難しいですが、失敗しても危険度は低いです。敗退もウォータースライダーです。楽しいので、ぜひチャレンジしてください。私も、もう一度いくと思います。
・テクニカル的な面をギアとからめて解析してみました。ホラの貝を狙っている方へ、ご参考までです。
・(追記2)プロテクションですが、この時は、抜けそうなハーケンが1.5m置きにありました。抜けそうというのは、どれも、あまり深くはいってないです。そっとテンションなら大丈夫ですが、大きな墜落だと抜けるかも。でも抜けても水にドボンです。出だしに、C3の小さ目(トスコ談)とC4の赤#1あたりが出だしのクラックにはまりそうでした(目視)。フリーでは、ハーケン打ちながら進めません。全員フリーソロなら問題ないですが、フォロワーがいる際は問題です。Fix張れば、滝の中をゴボウで登ってこれるような気もします。ラインをフォローする場合で、二人組なら、30mロープで大丈夫ですが、3人以上の場合は50mが必要です。それと、右側にアンカー作るために、カムとハーケン&ハンマーが必要です。
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〇 水を得た魚のshuntaro君(追記)
・ホラの貝ゴルジュへの飛び込み回数、ギネスブック更新、間違えなし。
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〇 核心のトラバース下からみた図(追記)
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・この写真が、ホラの貝ゴルジュ核心の臨場感を一番表現できているような気がします。登るのはハマちゃん。他の写真は、ホラの貝ゴルジュって、何だか楽しそう。って誤解を与える写真ばかりですよね(笑)。(追記)
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〇 核心超えた後もこんな感じ
・水量が少なくてラッキーでした。楽しく超えられるレベルでした。
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〇 もうそろそろ終わり?
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〇 降りてくる人がいる?
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〇 これが噂のウォータースライダー
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(3) ホラの貝ゴルジュ・ウォータースライダー下降
・眼鏡から度付きゴーグルへ変えました。
・最初はおっかなびっくり降りて行きますが、段々慣れてきて、どんどん大胆になっていきます(笑)。
・それでも、ホラの貝ゴルジュ出だしの滝への飛び込みは恐かった。飛び込んで水に沈んでいる間、ゴーグルから釜の中が見えました。

〇 下降開始
・(追記)、ウォータースライダーは気持ちよいのですが、ザックは崩壊、チーシャツに穴があく、ハーネスは壊れる。金銭的なご覚悟を。
・まー、ここ以外の沢でしないでしょう。
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〇 やりたい放題?
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〇 下りは楽ちん
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〇 このダイブは勇気がいる
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〇 最初6mの滝、やっぱり飛び込むの?
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〇 キャー
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〇 無事帰着
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きん

by Climber-Kin | 2016-07-30 23:42 | 沢登り | Comments(0)

2016年7月23-24日、湯檜曽川流域・東黒沢~ウツボギ沢~宝川・ナルミズ沢(再挑戦)

 昨年の「あまりに早過ぎた沢登り」の再挑戦です。今年は、雪が少なくて、沢の水量が少ないようです。利根川水系も渇水状態が続いています。そして、夏の大きな沢に向けての体力作りもかねて、普通なら秋がシーズンのようなナルミズ沢へ行ってみようとミニ夏休みの「海の日三連休」に計画したのでした。しかし、先週は台風からの湿った空気と上空への寒気とかで、ゲリラ豪雨が続いて、金曜日の24時間積算降水量が100mmを超えていたので、延期しました。そして、今週は朝晩は雨に降られるかもしれませんが、天気は安定している予報でした。行ってきました。

〇 ナルミズ沢のつめは美しい
・開放感あふれる源頭。緑に光る稜線へ向かって上がっていきます。その後は地獄の下山が待ってます。


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・東黒沢は、素晴らしい沢です。特に難しところもないのがよいです。その上で素晴らしい沢です。長いナメに小滝が連続します。かなり気持ちがよい沢です。東黒沢~ウツボギ沢(泊)~白毛門岳ってのも、体力的には緩めだし、楽しめそうです。
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〇 装備とコースタイム
・共同装備、20mロープ(一か所使った)、12m補助ロープ(ビバーグ地で活躍)、テープ、カラビナ、ハーケン(ビバーグ地で活躍)、テント、タープ(使えず)、着火剤。
・コース時間
-1日目
8:05、土合橋駐車場出発
13:00、武能岳のコル
14:00、ウツボギ沢出合
15:30、大石沢出合
-2日目
5:40、ビバーグ地出発
8:50、稜線大烏帽子山への踏跡
10:50、ジャンクションピーク
11:30、朝日岳
12:40、笠ヶ岳
13:50、白毛門岳
17:30、土合橋駐車場着

 雪に埋もれていない東黒沢は新鮮でした。東黒沢は、コンパクトにまとまった、すばらしい沢でした。後半の長いナメ歩きが印象的です。普通の下山道があれば、多くの人が訪れそうな気がしますが、日帰りでの取付きにくさで、人数少なめが丁度よいのかもしれません。いくつかのパーティが、東黒沢~ウツボギ沢(泊)~白毛門岳のウツボ木沢出合で昼から宴会のようでした。それも楽しそうでした。
 ナルミズ沢に入って、最初の7mの滝は、手前の淵を超えて、滝の手前でロープだせるような場所がなさそうだったのと、手前からは状況がよく見えなかった。それと、ガスってきて弱気になってしまいました。少し戻って、登山道から巻いてしまいました。ガイド本には登れるようなことが書いてあったのですけど、怖くないのかしら?
 ナルミズ沢は、東黒沢とは違い、スケールが大きいです。水量が多くて傾斜が弱いので大きな淵を持って釜滝が多かったです。水に浸るので、寒い時期はつらそうでした。大石沢出合のビバーグ地はあまり、よい場所が見当たりませんでした。帰着してウォーターウォーキングをのガイドを読んでみると、大石沢出合より5分手前にビバーグ地があるような記載がありました。足立区の沢に魅せられてしまったクライマーの方と同じ場所でビバーグしました。イワナを一匹ごちそうになりました。ごちそうさまでした。
 翌日、大石沢出合から稜線までは3時間で到達できます。開放感があって、気持ちがよいです。さらに、最後の詰めも、ナメが草原にかわって、癒されます。
 しかし、そこからが二日目のメインです。楽しかった沢登りが…辛い縦走に替わります。今回は足の親指の皮がむけてしまって、指先が痛くて一歩一歩が苦痛でした。でも、景色は素晴らしいです。マゾ系であれば大丈夫です(笑)。
 行動時間は、1日目が8時間。2日目が12時間。楽しかったのですが、今回も疲れ切りました。

(1) 土合駐車場~武能岳のコル(東黒沢)
・昨年も東黒沢は遡行したと言っても、前半殆どは雪にうまっていたので、今回も新鮮でした。
・白毛門沢から別れてからの、長いナメ底が印象的です。初めての沢がこの沢だったら、やみつきになっちゃうでしょうねぇ。
・武能岳のコルへは、忠実に水の多い方を選んでいけば、間違えないと思います。昨年は雪で埋まっていたので、右へ上がってしまいました。今回は、ピタリとコルに出ました。
・コルからは、下降方向へ向かっていくと、うっすらと人の通ってる跡があって、少し下降すると、すぐに水がでてきます。途中クライムダウンする箇所が数カ所ありますが、ロープを出さなくても大丈夫です。ウツボギ沢まですぐです。

〇 入渓するとすぐに小滝
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〇 ハナゲの滝の手前
・左側をトラバースしますが、滑りそうでちょっと緊張します。
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〇 ハナゲの滝
・傾斜はないですが、立派な滝です。
・キャニオニングツアーでは、ウォータースライダーをするのでしょうか?滑落してころがっちゃったりしないのかしら?
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〇 トイ状
・気持ちよい景観が続きます。
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〇 たまご岩
・昨年はここも、雪の上をトラバースしました。
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〇 気持ちE、ナメが続きます
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〇 まだまだ続くナメ
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(2) 武能岳のコル~大石沢出合ビバーグ
・こじんまりとまとまった東黒沢に比べて、ナルミズ沢はスケールが大きいです。水量も多いです。

〇 ウツボギ沢出合
・あっけなくウツボギ沢に合流して、すぐにナルミズ沢のウツボギ沢出合に出ます。
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〇 最初の7m滝手前の淵
・うっ、どうしよう。
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〇 最初の7m滝
・右壁上がって、奥を覗いていたですが、様子がよく見えません。
・登るのは左側ってガイドに書いてありましたが、よく見えません。
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〇 双六谷を彷彿させる釜
・ガスってきて、弱気になりますが、水に浸りました。
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〇 ガスの中を進む
・右側から簡単に超えられました。あー、よかった。
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〇 釜が続く
・こんなんじゃ、ウツボギ沢出合から大石沢出合まで、とても1時間じゃいけないじゃん。
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〇 ビバーグ地
・左岸だと増水時に逃げ道がなさそうで(右岸なら登山道側へ上がれるはず)、ちょっと気になりましたが、30mぐらいは上がって待機はできそうなので、沢底から5mぐらい高台の左岸を選びました。
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〇 イワナの塩焼き
・同じ場所に、足立区のクライマーさんもビバーグしましたが、沢好き、釣好きのようで、一匹イワナをおすそ分け頂きました。イワナの塩焼きはうまく焼けました。
・我々も、大石沢出合の淵に竿を下したのですが、全然釣れる雰囲気はありませんでした。
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(3) 大石沢出合ビバーグ~稜線大烏帽子山への踏跡
・ガイドブックからS字状が難しそうでしたが、水量が少なければ問題ないようです。
・いつも思うのですが、初級の沢とはいえ、ある程度クライミング技術がないと、やはり沢登りは大変だよねぇって感じます。

〇 2日目出発
・少しづつ水は減ってきてましたが、まだ勢いが残ります。
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〇 朝から冷たい
・朝一番の水が嫌なんですよねぇ。
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〇 稜線が見えてきた
・ガスが薄くなってきて朝日岳?いや大烏帽子山?が見えます
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〇 S字状?
・沢底が埋まっているのか?深くない。
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〇 S字状の抜け口?
・これが抜け口だっけ?すいません。記憶がないです。
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〇 まだまだ
・ まだ深い釜が続きます
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〇 8mの魚止めの滝
・右側を登ります。最後の方は高度が出て、少しいやらしいです。
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〇 同じような滝が続きます
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〇 二股
・大烏帽子山へ方へ向かいます。
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〇最後のいやらしい滝
・ヌルヌルでした。
・パートナーさま確保に、ここで初めてロープを出しました。
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〇 天国への道?
・これは秋に来ると、金色の絨毯だろうなぁ。
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〇 今度は地獄への道
・稜線へ出ると、いきなり深い熊笹の不明瞭な踏み跡になります。
・これ登り切ればジャンクションピークかと勘違いしてました。大烏帽子から右へ下降して登り返してジャンクションピークでした。
・稜線でたら、すぐに、フェルトシューズからアプローチシューズへ変えた方がよいです。
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(4) 大烏帽子山への踏跡~ジャンクションピーク~朝日岳~笠ヶ岳~白毛門岳~土合橋駐車場
・長いです。
・各ピッチはコースタイムぐらいなのですが、足が疲れて、各休憩時間が長くなってしまいます。
・これは、去年の双六谷からの下山ぐらい辛かったです。でも、今回は景色が見えたので、よかったです。

〇 ジャンクションピークから朝日岳へ
・登山道は凄い!整備されている。
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〇 朝日岳から笠ヶ岳へ
・遥か彼方に見えるのですが、意外と1時間とかで到着します。
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〇 癒される光景でも暑い
・降りてきて、荷物を片づけるのがおっくうです。疲れ切りました。でも、また行くんですよねぇ。今年も夏休みに大きな沢へ入ります。今年も頑張ります。
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きん

by Climber-Kin | 2016-07-25 07:54 | 沢登り | Comments(0)

2016年7月2~3日、笛吹川水系・東沢・釜ノ沢東俣

 昨年は、釜ノ沢西俣を遡行した。増水で落ち着かなかった。今年は水が少ないようです。今年の梅雨は九州や北海道とかで大雨が降っているようですが、甲信あたりは、空梅雨になっているような感じです。しかし、湿度は高く、気温も高いので、楽しむには、やはり沢登りが最高な状態が続いてます。そこで、体力つけることと癒しを求めて、今年は釜ノ沢の東俣を登ってみました。

〇 釜ノ沢のハイライト、千畳のナメ
・昨年の釜ノ沢は大増水していて、このナメも幅いっぱいに水が溢れ、怖くて端の方で足を取られないように必死に上がっていきました。これが平水?少な目はわかりませんが、のんびりと真ん中を自分の好きなように登っていけました。
・200mぐらい続きます。まさに千畳です。美しく、癒されます。
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〇 装備とコースタイム
・共同装備、30mロープ(使わず)、12m補助ロープ(大活躍)、テープ、カラビナ、簡易テント、タープ、着火剤。
・コース時間
-1日目
7:30、西沢渓谷駐車場出発
12:30(?)、両門ノ滝
14:40、ビバーグ地着
-2日目
6:30、ビバーグ地出発
9:30、甲武信小屋着
10:10、甲武信小屋発
13:40、西沢渓谷駐車場着

(1) 西沢渓谷駐車場(7:30)~ビバーグ地(14:40)
・昨年は、ホラの貝ゴルジュを巻くところで迷ってしまい、時間を浪費した。今年は、慎重に道を確認しながら進んだ。
・ホラの貝ゴルジュから山の神の間の元登山道が随分崩壊したような気がする。
・昨年より、水が随分少なかった。昨年は、いたるところで、難儀したが、今年は全て、すいすい歩けた。

〇 二俣吊り橋
・ここを通るのも3回目か。
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〇 ホラの貝ゴルジュの入り口
・ゴム底シューズなら突破可能?
・そういえば、スーさんが計画していたような。行くようなら便乗したいなぁ。
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〇 乙女の滝かな
・これは登るの難しそう。
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〇 逆層の岩
・開拓すれば、難しそうなルートが沢山できそう。でも、少し脆そう。
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〇 東のナメ沢
・昔昔、水線を直登する、「ゼフィルス山の会ルート」を登った。左壁を右往左往して登るノーマルルートは崩壊して、今は登れないらしい。
・かといって、「ゼフィルス山の会ルート」リングボルトが未だに残ってるような気もしない。私が登った時は、30mおきにリングボルトがあったのだが。
・クライミングシューズ履いて登りました。30mのランナウトに耐えられる、5.6か5.7ぐらいかなぁ。5.8って、RCC5級でしょ。途中、フレンズもわずかに取れたような記憶が。いや、そんなクラックはさすがになかったかも?記憶なし。
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〇 フェルトシューズだと?
・この先行けません。水の中を横断しました。ゴム底沢シューズの方はトラバースできていました。実は、私もウォーターテニー買ったのですが、今回は何となく不安で履いてきませんでした。
・昨年は反対側をトラバースしています。
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〇 魚止めの滝
・迫力のある滝がいく手を阻みます。
・左壁を一歩スメアでガバカチ掴んで、登ります。これはリーチがないと厳しいかも。本当は、もう少し右から段差をトラバースしてくると簡単らしいです。
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〇 千畳のナメ
・これは気持ちいい。
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〇 両門ノ滝
・先日行った、豆焼沢にも、「両門ノ滝」ありましたね。でも、こちらの両門ノ滝は直登できません。
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〇 ヤゲンの滝
・赤テープに導かれて、右側から巻きです。
・マジで、これ、昔登山道だったのかよ? 信じられん。
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〇 ビバーグ地
・広河原を結構進んで、真ん中あたりだと思います。いいところ見つけました。
・広河原は赤テープに従って、元登山道を歩いた方が楽なようです。
・乾いている焚き木が多くて、簡単に火がつきました。
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(2) ビバーグ地'(6:30)~甲武信小屋(9:30)
・ミズシ沢出合いがわかり辛かった。50ルートのコピーしかもっていなくて、高巻くのか滝脇を登るのか迷った。帰ってから120ルート見ると、しっかり書いてあった。
・同様に、木賊沢出合いも迷ったが、右から高巻いて、木賊沢をトラバースして、元登山道の赤テープに戻った。
・両日で、この2つが技術的な一番のハイライトだったかもしれない。

〇 ミズシ沢出合い下の滝
・先行パーティが慎重に登って行った。
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〇 何やら音が聞こえてくる甲武信小屋到着
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 昨年増水の釜ノ沢西俣を登っていたので、東俣は元登山道だし、もっと簡単なのだろうと思っていたのですが、そこは1級上の沢で、初めて行くには、ルートファインディングとか、そうは簡単でなくて、沢登りって簡単じゃないんだなぁと実感しました。
 西俣は小滝を直登して詰めていくという感じでしたが、東俣は大きな滝を何度か巻いて、最後はナメ滝の廊下を詰めていくという感じで、なかなか良かったです。それと、西俣はビバーグ地が限られる気味なのですが、東俣は広河原、広大なビバーグ地って感じでした。
 年老いて、沢登りが懐かしくなって、また来ることはあるだろうか?そんなことを考えながら、長~い、徳ちゃん新道を降りて行きました。あー、もしかしたら、ホラの貝ゴルジュ突破に来るかも。あー、その場合は、徳ちゃん新道まで行かないか。

きん

by Climber-Kin | 2016-07-03 21:26 | 沢登り | Comments(0)

2016年6月18日、滝川・豆焼沢

 真夏並みの暑さが続く、今年の梅雨シーズン。しかも雨が少ない。この日も梅雨時とは思えない晴天だった。今年は5月から例年以上に暑くなってしまった気がします。GWの終わりあたりから、気温が急激に上がって、既に、難しいクライミングルートには、シーズンアウトだったようです。それなのに、昨年以上に可能性のないトライを引っ張ってしまいました。そのために、沢登りのスタートが昨年よりも遅れてしまいました。さて、シーズン最初はどこへ行くか?なかなか、いいアイデアが思い浮かびません。本当は、釜ノ沢東俣(昨年は西俣へ行っている)でも、のんびり?登ろうかとも思っていたのですが、パートナーさまが日帰りがよいということで、随分以前(25年前)から気になっていた豆焼沢を日帰りで行ってみることにしました。
 しかし、この豆焼沢、日帰りで行くには、時間的にかなり厳しそうです。ヤマレコの記録を見ると、トウの滝までの仕事道を使って、ショートカットできるらしい。下山の登山道はトレランができるぐらい、歩きやすいらしい。と、これらの情報を信じて、日帰りで行ってみることにしたのでした。

〇 豆焼沢のハイライト、両門の滝
・美しい両門状の出合。
・スダレ状50m。最初が一番傾斜があって、緊張しますが、徐々に傾斜が緩くなっていきます。
・傾斜が緩くなっても、ヌルヌルの岩は、やはり緊張します。
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(1) 出会いの丘(7:00)~トウの滝(9:30)
・いきなりやってしまった。下調べ不足だった。
・仕事道を通り過ぎて、東京大学の演習林に入ってしまった。仕事道を見つけるのに、時間をロスしてしまった。時間のロスの上に、滑落しそうな斜面で疲労してしまいました。
〇 出会いの丘
・トイレがとても綺麗です。
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〇 仕事道は、そっちじゃな~い
・仕事道は、しっかりした踏み跡です。入り口を間違えて、思わぬ時間ロスと余計な疲労をもらう。
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(2) トウの滝~4段50m(12:00)
・大滝まで結構かかりました。沢山の小滝が続きます。
・奥秩父のヌルヌル岩は、足元に気を使って疲れます。

〇 続く滝
・大滝までガイドブックには記載がない滝が連続します。
・都度、直登するのか、巻くのか判断します。
・巻きは、比較的明瞭でしたが、2回ほど間違えて懸垂下降で沢底へ降りました。降りたら、対岸に踏み跡しっかりあったり(笑)。
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〇 大滝(4段50m)
・立派な滝です。迷うことなく、高巻きです。
・50mの滝は結構高いです。滝をのぞき込んでは、まだまだ、また滝を覗きこんでは、まだまだ。しかし、この手の滝が連続する場面では、降りどころがピンポイントなので、面倒でも慎重に降り口のようなところを一カ所づつ確認しながら巻きました。
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(3) 4段50m~両門の滝(14:00)
・標高差1100mの行程。やはり、ガイドブックに記載のない、簡単でない滝が続きます。
・登れそうな滝は、できる限り直登しましたが、岩がヌルヌルなので、うかつには直登できません。容易に巻けそうなら、迷わず巻きました。

〇 続く滝
・もう、高巻くような滝は出てこないのかと思ったら、小難しい滝が次から次へと現れました。

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・潅木が出ていてよかった。
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〇 両門の滝
・スダレ状滝が合流してます。
・右俣、右側を登りますが、思っていたより傾斜が強い! 岩も思っていたよりヌルヌルでちょっと心配。
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〇 両門の滝右俣
・真ん中沿いを登れそうにも見えますが、ここで滑ってはシャレにもならないので、一番安全そうなラインを選びます。
・50mぐらい続きます。長!
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(4) 両門の滝~雁坂小屋(15:40)
・もう、しんどい滝の直登はないだろうと思っていたら、最後の小滝の連続帯がしょっぱかったです。ここにきて、全身ずぶ濡れのシャワーになるとは。水が冷たいです。
・標高1930mのあたりから、左側から来てる、少しだけ水が流れているガレ沢を詰めて登山道へのショートカットをしてみました。最初は、その50mぐらい手前の踏み跡がある小尾根沿いっぽいところを上げっていきましたが、途中で踏み跡がなくなっていたので、戻りましたが、こちらの方が登り易かったのかもしれません。
・ガレ沢は10mぐらい、足元が崩壊してしまう登り辛い箇所がありましたが、そこを抜けると、灌木が生えていて、登山道まで這い上がることができました。
・30分ほどで雁坂小屋に到着しました。

〇 小滝の連続帯
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(6) 雁坂小屋(16:20)~出会いの丘(19:30)
・雁坂小屋の小屋番の方は、非常に気さくで、腰も低く、超好印象の方でした。山小屋ブログがあるのかしら?
・ここのテン場は段々畑みたいでおもしろいです。この日のテン場は凄く混んでいました。
・そして、なんと、ここで、荻パン元常連の883さんとばったりお会いしました。昨年は、釜ノ沢遡行の後、甲武信岳山頂でアヤちゃんと偶然出くわしたのですが、今回も知り合いと出会うとは。世の中意外と狭いです。
・豆焼橋まで、8.2kmの下山は、疲れ切った我々の足だと、予想通り3時間コースでした。靴下はくのに、足がつり、靴はくのに足がつりました。そして、途中で太腿がつってしまいました。

 豆焼沢を遡行してきました。大きくて、立派な滝が何個もある、所謂、名渓です。大滝、小滝、滝が多く、巻きも多かったです。
 気さくな雁坂小屋で管理人さんから、次は古礼沢だねってことです。それにしても、シーズン初の沢でのいきなりの12時間行動は疲れ切りました。やはり、沢の中で一泊して、ゆっくり登るのがよい沢のようです。
 気になったのが、沢の中に、3cm径ぐらいの鉄のワイヤーがいたるところに落ちていました。トンネルからはかなり離れてるし、大昔、何か大工事?鉱山?施設があったのかしら? 謎です。

きん

by Climber-Kin | 2016-06-19 10:01 | 沢登り | Comments(4)

2015年9月21日、大田切川水系西横川

 シルバーウィークの中日。パートナーさまの希望で、再び沢登りへ行ってきました。千畳敷カールへ登る西横川は何年か前にも計画しましたが、台風で中止した沢でした。5連休となったシルバーウィークの中日に、瑞牆山植樹祭公園から日帰りで行ってきました。

〇 ハイライト、奥の二俣30m滝
・ヌルヌルでした。
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〇 記録
・主な装備、ザイル8mm×30m、カム5本、ナッツ、他通常登攀道具。
・5:10、黒川平駐車場着
・6:30、しらび平バス停着、黒川平のバス停は既に100mの列だった。しかも、来るバスはすべて満員に近く、10人ぐらいづつしか乗れない。下って来るタクシーがいた。列から離れ反対車線側で待って、降りてきたタクシーを呼んでみた。ラッキー!載せてくれた!バス待ってたら、タイムオーバーで遡行中止だった。黒川平~しらび平、タクシー、3,600円
・6:50、入渓
・12:40、長谷部新道着
・14:10、ロープウェイ駅着
・17:07、ロープウェイ駅出発
・17:50、駐車場戻り

〇 入渓直後の沢の様子
・ガレ場に巨岩も多いが、ナメ滝も多い。

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〇 トイ状滝
・傾斜強いなぁ。どこから登る?
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〇 ロープはいらないぐらいの微妙な滝の連続
・平均斜度45度か?
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〇 午前中は快晴
・午前中は晴れていたのですが、11時前あたりから雲が上がってきて、寒かったです。
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〇 30mの大滝?違う?
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〇 ヌルヌル滝の始まり
・花崗岩の沢、お決まりの茶色のヌルヌル岩の登場です。
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〇 奥の大滝30m
・ヌルヌル過ぎ。最後の5mでロープ出すみたいですけど、その前からヌルヌル過ぎて、早々にロープだしました。カムでランナー取れました。
・その最後の5mは、ヌルヌル過ぎて挫折しました。でっ、巻いたのですが、もっと後悔しました。
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〇 上部で一見ドキリとする滝
・だけど、簡単に直登できたり、巻けたりで困難なところはありません。
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〇 少しだけ紅葉
・長谷部新道は、想像していたよりは全く快適でした。快適と言うのは言い過ぎか?
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 これって初級者向けの沢? ロープを出さないぐらいの微妙な滝が連続します。微妙な滝は、どれも高度感を感じます。落ちたら終わりじゃん。難しめだけどランナー取れる(取れないこと多いんだけど)と微妙な滝をフリーで登るのと、どっちが危険? まぁ、危険度じゃなくて、技術度で沢のグレードが付いているのでしょう。ロープは殆ど出さなかったので、珍しくコースタイムに近い時間で遡行できました。紅葉まっさかりは、もう2週ぐらい後ぐらいだったのでしょうか。ちょっとだけ紅葉していました。帰りのロープウェイ待ちは2時間半でした。さすがのシルバーウィークは、観光客で溢れていました。

きん

by Climber-Kin | 2015-09-23 22:28 | 沢登り | Comments(0)

2015年8月10日~13日、双六谷~蓮華谷~九郎右衛門沢~黒部五郎小屋~(中止、五郎沢~黒部川上ノ廊下~赤木沢~黒部五郎小屋)~三俣蓮華~双六岳~新穂高温泉

 ここ数年、ちびちびと沢登りを再開した。そろそろ大きな沢も登りたい。そんな計画を去年から立てていた。体力と沢登りの感覚を取り戻すために、今年は6月から沢へ通いだした。そして、待ちに待った夏休みがやってきた。
 夏休みの2日ほどを所要に費やし、2日目の夕方に出発した。以前、山スキーで双六岳へ行って以来の安房峠越えだった。そのころにはなかった、安房トンネルができていた。22:00には金木戸川第1ゲートに到着できたのだが、長時間運転の興奮と久々の大きな沢への不安、それに暑苦しさで殆ど眠れなかった。明日の長いアプローチは厳しそうだ。

〇 双六谷2日目
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〇 記録
・メンバー、トスコさま、マーさま、きん、以上3名。
・主な装備、ザイル30m×8、フローティングロープ15m、カム7本、ライフジャケット、ナッツ、他通常登攀道具。
□1日目(8/10)
・06:00、金木戸川第1ゲート出発
・08:30、ヘリポート
・12:00、広河原
・13:00、打込沢出合
□2日目(8/11)
・05:30、打込沢出合出発
・10:00、センズ谷出合
・14:30、蓮華谷出合
□3日目(8/12)
・05:20、蓮華谷出発
・06:00、九郎衛門沢出合
・09:30、F1高巻から沢へ戻り
・12:10、黒部五郎小屋
□4日目(8/13)
・05:20、黒部五郎小屋出発
・07:00、三俣蓮華岳
・09:10、双六谷小屋
・12:00、鏡平小屋
・14:50、わさび小屋
・16:15、新穂高温泉着

◇ 1日目、金木戸川第1ゲート(06:00)~打込谷出合(13:00)
・今日は打込沢出合までの予定でスタートする。
・小型バイクに乗ったおじさんがゲートをくぐって進んでいた。てっきり違法釣り師かと思っていたら、第2ゲートの先まで行っていたので、仕事のようだ。お前ら、遅い!遅い!とまくし立てられた(笑)。
・単調な林道歩きが終わり、広河原から仕事道へ入る。途中、索道へ上がらず、沢へ降りる道を進んでしまったが、途中で気が付き、分岐まで戻り、赤テープのところを上がる。50mほど登ると索道跡に出た。
・途中、崩れてはいるが、ほぼ水平の道を多少藪こぎ気味に進むと、やがて打込沢出合手前の壊れた吊り橋に出た。
・記録によると、増水時はこの入渓ポイントから打込沢出合まで2時間かかったとあったが、今日は平水かちょっと増水気味ぐらいなのだろう。苦労なく打込沢出合へ到着することができた。

〇 第1ゲートでの出発準備
・4台ほど車があった。土曜日からのパーティだろう。
・今日入渓するのは我々だけだろうと思っていたら、タクシーがやってきて、神戸から来た、ご夫妻が先にスタートしていった。我々と同じく双六谷から九郎衛門沢、さらに赤木沢の予定とのことだった。
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〇 泳ぎたくなるようなエメラルドグリーンのプール
・中俣谷手前のダム。泳ぐと気持ちよさそうなプールが、林道から望めた。
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〇 ひたすら歩く林道
・重いザックが辛い。
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〇 広河原からの仕事道
・取り水口からいきなり林道から山道になります。
・索道跡へは、途中から左へ50mほど登りますが、分岐ポイントに目印がないので、そのまま沢へ入ってしまうパーティが多いようです。朝であった神戸のご夫婦も、そのまま沢へ入ってしまったようです。
・左側をよく観察して歩くと左側へ登って行く赤テープがあります。
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〇 打込谷手前500mの壊れた索道橋
・ようやく入渓しました。ここから500mぐらいで打込谷出合でした。
・25,000の地図の橋の位置は間違っているようです。
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〇 エメラルドグリーンの沢
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〇 打込谷出合のBP
・大増水には耐えられない高さです。
・平なところは少ないです。
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◇ 2日目、打込谷出合(05:30)~蓮華谷出合(14:30)
・双六谷の核心セクションの始まり。巨岩帯突破と渡渉の連続。
・ザックを下して、巨岩を登り、ザックを引き上げる。
・どこを渡渉するか、作戦を練る。
・センズ谷出合までが結構時間がかかってしまった。
・高巻きすると、奥多摩や奥秩父の沢と違って、入っている人の絶対数は断然少ないので、踏み跡が全く不明瞭で自分達だけでルートファインディングが必要になり、時間がかかった。
・キンチジミの悪場は、取りつき部分がジャリが埋まり、泳がずに取りつけた。2mのボルダー5級課題だった。

〇 巨岩超&渡渉の連続
・途中、トスコさまが溺れそうになった。
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〇 まだまだ、深い沢
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〇 深い釜
・こんな釜が沢山あります。どの釜も、それを超えるところが難しいです。
・高巻くと、踏み跡は不明瞭で、とても時間がかかります。
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〇 沢山の支流が滝となって出合う
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〇 キンチジミの悪場
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〇 蓮華谷出合BP
・出合から蓮華谷を100mほど登った右側に草の生えた平坦地がありました。ビバーグには快適でした。
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◇ 3日目、蓮華谷出合(05:06)~黒部五郎小屋(12:10)
・七つ釜の一つ目の釜は左から巻こうとしましたが、これ違う!右側から巻きました。残りの釜は全て水際で登れました。
・九郎右衛門沢は、最初のF1を超えれば、あとは快適?
・そのF1の高巻きですが、高巻きすぎました。下から見て、滝の落ち口へ走るバンド帯を行くのか?でも恐そうと思っていたのですが、気がついたら、はるか上まで登ってしまったようです。
・こうなったら仕方ありません。とにかく、結構登り辛いルンゼをどんどん上がり、左へ出れそうなところを探しました。
・ようやく九郎右衛門沢が見える尾根を回りガレ地に出ました。
・一見、ロープなしでも降りられそうに見えましたが、危険に思えました。最初から懸垂下降で降りて行きました。ビビリながら下るより、懸垂下降の方が早いでしょう。
・結局、30mのロープで4回懸垂下降して沢へ戻れました。途中、支点がないのでは、とても不安でしたが、先人も同じ灌木で懸垂したようでした。40mロープだったら、もっと楽だったでしょう。
・その上は、全てロープなしでも行けそうでしたが、念のため、2か所ほどでロープを出しました。
・最後の最後まで水が消えませんでした。ついに水が消えた、その30m先がキャンプ場でした。

〇 七つ釜と九郎右衛門沢F1
・蓮華谷に入った直後から、急に傾斜が強まります。
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〇 F1は右側から巻き
・蓮華谷を30mほど登ったところのルンゼから巻きました。
・5mほどのところが悪く、ザックを下して登りました。
・ここを登ったら、すぐに左へトラバースしていくのが1時間コースの正解だったようです。
・我々はルンゼを詰め切ってしまい、その後、4回の懸垂下降で3時間半コースになってしまいました。
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〇 高巻き過ぎの結末
・4回の懸垂下降で、ついに捨て縄が足りなくなり、ダイマーニのシュリンゲ投入!高くつきました(笑)。
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〇 九郎右衛門沢上部の滝
・お決まりで、花崗岩の沢の上部はヌルヌルでした。
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〇 九郎右衛門沢上部の様子
・スタスタ、花崗岩を歩く。
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〇 黒部五郎小屋キャンプ場に到着
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〇 醤油ラーメン、黒部五郎小屋、8/13
・天気予報を確認して、赤木沢は断念。
・即座に、山小屋でビー&ラーに。
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◇ 4日目、黒部五郎小屋(05:20)~新穂高温泉(16:15)
・風と雨が強く、稜線はとても寒かったです。
・途中、山小屋に泊まろうと散々迷いましたが、どうせ泊まるなら温泉がいい!
・お盆休みで宿空いてるのか?と不安を持ちながら、頑張って、一気に新穂高温泉まで下山しました。
・探しに探し、一部屋開いていました。ラッキー!

〇 新穂高温泉・宝岳館
・晩御飯が間に合うわけない時間に到着。
・いい宿でした。飯もなかろうと、有り合わせで作っていただけました。しかし、その有り合わせとは、とっても、ご馳走でした。
・翌朝も、タクシーの時間に合わせて、0630の早朝飯まで対応してくれました。
・飛騨牛がうまかった。展望風呂が風情あふれていて、よかったです。登山者に優しい宿でした。
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 20年ぶりに本格的な沢を登ってきました。技術的には、シーズン早すぎた雪渓の東黒沢。ライン間違えて死にそうになった鶏冠谷。大増水だった滝川本流とおいらん淵。それらはオーバートレーニングだった(笑)ようで、そんなに難しいところはありませんでした。だけど、山深い沢。エメラルドグリーンの水。ビバークごとの安堵感。大高巻での苦笑いしながらの手強い根曲がり竹で苦戦した藪漕ぎ。沢を詰めた後の北アルプスの大パノラマと解放感。びしょ濡れになりながら、重い足をひきづっての長い下山。ようやく下山しての、おもてなしあふれた温泉宿。夏休みを満喫できました。
 来年も大きな沢へ挑戦したいと思います。そして、秋に向けて、Back to the クライミングです。山へ入るという理由でカーボローディングし過ぎました。今年の夏は暑すぎて、ビール飲み過ぎました。お腹がぽっこりです。

きん

by Climber-Kin | 2015-08-16 20:07 | 沢登り | Comments(6)