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2010年10月24日、小川山5峰、小川山庭園RP

月日の経つのは早い。その夏に実家を訪れ、これが生きた母親を見る最後かもしれないと言う予感があった。その時の別れ際に私は何度も大きく手を振ったっけ。それから2ヶ月後。母が再び入院と聞いて、なんとなく胸騒ぎがした。平日の木曜日に会社を休んで病院へ行ってみた。もう意識がなかった。担当医は若い医者だった。来週かもしれないし、来月かもしれない。もうしばらくもつかもしれない。最初は何を言いいたいのかわからなかった。ここの地方、独特の遠まわしな表現だった。ようは、延命策を施すのか、安楽死にするのか家族で話し合って決めてくれということなのか。どう判断しろと言うのか? 悩ましい日々が続きそうだった。そんな時を過ごしていたのだが、その時はすぐに来た。翌日は有笠へ登りに行く予定だった。早く寝床についていた。その金曜の夜中に電話がなった。ついに、その時がきてしまったか。あれから2年。土曜日は母の三回忌。いつもより少し早い時間の4時に出発し、360kmを運転して、お経と会食を済ませ、再び帰路へ。240km戻り廻り目平に到着したのは土曜の20時だった。ヘロヘロだったが、頭は運転の興奮のせいか、なかなか寝付けなかった。ようやく寝付いたころに、近くのテントからの酔っ払いの奇声で何度も目が覚めてしまった。翌朝は曇っていたせいか、それほど冷え込まなかったのには救われた。今年通いとおした小川山。最後に、紅葉が深くなった小川山を見たくて、無理して立ち寄った。

(1) ギャオス(10b)、再登
凄い風だ。風速10mぐらいは吹いているような。もっとかも。5峰は吹きっさらしだ。

(2) 小川山庭園(11d)、×
ヌンチャクが掛かっていたので、一便目で登ってしまう気で取り付いたのだが、寒~い、岩が冷たい。ではなくて、あまりの強風で、登るうちに指が冷え切ってしまったのだ。何とか、最後の核心まできたのだが、指の感覚がなくて落ちてしまった。

(3) 小川山庭園(11d)、×
まだ、気温が上がっていなかったが、2便目なので1便目よりは少しは指の感覚があったのだが、強風はおさまっておらず、指の感覚がやっぱり薄い。上の核心ムーブは真っ直ぐ上がった方が易しいらしいのだが、最初に見つけた手順で、右のガバ穴取りを強引に続けている。取れるだろうと手を出したら、外してフォール。オーマイガー。

(4) 小川山庭園(11d)、×
2-3p間で右手ホールドはずしてしまって、落ちてしまった。

(5) 小川山庭園(11d)、RP
指が温まった。すぐに再トライ。今度は指の感覚があった。ふー。よかった。

3時ごろには霧雨が降り始めてしまって、あわてて撤収下山。駐車場についたころもまだ霧雨程度だったので、p-chanの誘いに乗って、くじら岩で1時間ほど遊びました。クラックの6級は湿っぽいというかヌメヌメで後ろの木が恐くて敗退。穴社員3級も4手目?から左手クロスで穴ガバ?は右手がヌメヌメで出せませんでした。だけど、これは状態よければ登れそう。強風で寒くて寒くて辛かったのですが、今シーズン最後の晩秋の小川山を楽しみました。次の小川山は来春GWですか。足代かかる小川山へ通い過ぎました。財布がピンチです。そんな意味もあって、花崗岩シーズンは終了です。来週から岩場を替えます。

〇 今日の小川山
・M代っちは、土曜日に空中決戦(12a)を3便目でRPしたとのこと。おめでとう。ついに私の登っていない12を登ったね。
・今日の強風で一段と落葉が進みました。夜は雨、明日から冷え込むとのこと、小川山の紅葉も終わりですね。
・暑暑の土曜、やる気のなかったp-chanはプラズマ最終便で3ヶ所もムーブ修正で、4p目までつながり再びやる気満々になって、日曜も5峰になったわけです。ところが、日曜は寒すぎで、3時ごろから霧雨。思い通りに登れず、魂を5峰に置いてきてしまったようです。誰か救ってあげてください。
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〇 小川山庭園ではまる私
・このルート、指痛いです。暑くてもだめでしょうけど、寒くてもダメです。
・最後の最後に登れてよかったです。
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きん
by climber-kin | 2010-10-25 00:12 | 小川山2009~2010 | Comments(2)

2010年10月16日、小川山5峰、デリウスRP

「あきらめないぞ!そして?」

先週は雨で小川山は一回休み。一度よい感触を掴んだデリウスだったが、ここ3週ほど後退している。核心ムーブが動的なムーブであまりに一瞬なので、具体的な確かなイメージを掴めなていないのだ。ムーブに迷い、彷徨い。そして、廻り目平は11/1から林道工事が始まる。今シーズンの小川山は残り2週。気持ちはあきらめかけていた。ここまでやってきたから、もう少しやってみよう。前回はなんとか、悪いイメージを払拭できて終わった。先週は頭を冷やす、よい機会だったのかもしれない。それに、デリウスでできた指の穴を治すよい機会だった。今週こそはと秋深まる小川山へやってきたのだった。

(1) ギャオス(10b)、再登
フリクションがばりばりによい。

(2) デリウス(13a)、ヌンチャク掛け
お決まりの作業。核心の飛びつく穴ホールドの水抜き。あまりマーキングはしない方なのだが、今日は気分を変えて、少し見ずらい核心の右手サイド薄カチの持つ場所とかマーキングしてみた。

◇第1ラウンド
(3)-(8) デリウス(13a)、××××××
前回払拭した通り、飛ぶイメージではない。右足に乗り込むイメージだ。全トライ、右手は穴に届いているのだが、振られて落とされてしまう。これだけでは何か足りない。2p目からリハーサルしていたころ、3回だけよい感触があった。だが、それ以外はギリギリで届いても、その後、体が大きく振られて落とされてしまうのだ。ホールドに届き、かつ、右腕が少し曲がり、体幹でエネルギーを蓄えるような、ホールド取ってから背骨が湾曲するぐらいに飛距離十分で、足は蛙のように曲がる。そのぐらい距離が十分でないと、振られを吸収できずに落ちてしまうのだ。

◇第2ラウンド
(9)-(13) デリウス(13a)、×××××
やはり同じだ。ホールドには届くのだが、飛距離が十分でない。打ちすぎてしまった。指もよれ始めている。やっぱりダメか?いや、あきらめるな!とにかく思いっきりホールドへ向かっていくんだ。本日11発目。今度は止まったか?ギリギリで振り飛ばされた。だが、いい感じだった。

◇第3ラウンド
(14)-(15) デリウス(13a)、××
何かがまだ足りない。少しリズムをゆっくりにして飛んでみる。あっ、やっぱり違う。

(16) デリウス(13a)、RP
今日は、もうダメかもしれない。来週土曜日は法事。800kmの長旅で疲れた後の日曜日しか登れない。今シーズンは、やっぱり登れないのか!いやいや来週のことを考えるのはやめよう。「あきらめないぞ!まだチャンスはある!」とにかく思いっきりホールドへ向かうことだけだ。体を右足の右上に放り込むように。タイミングがぴったりあった。飛距離は十分で、右肘は少し曲げられて、体も縮み、足も蛙のように引きあがっていた。それで振られを吸収できたのでしょう。気が付いたら落ちずに穴にぶら下がっていた。我に返り、無心で手順通りに淡々と後半を登った。そして、終了点に落ち着いてクリップ。よかった。マーキングをしっかり掃除しながらヌンチャクを回収しました。

工事のために例年より早いシーズン終了。その間際になんとか登れました。デリウスの核心ムーブは、ジムでも経験したことがないような難しい動きで、一瞬の動的ムーブなためなのでしょうか? 最後の最後まで、これといった具体的なムーブのイメージを持てませんでした。20回やると、たまたま1回うまくいく、だけど何故うまくいくのかわからない。そんな感じです。ですから、もう1回登れと言われたら、また、同じくらいの日数がかかってしまうのではないでしょうか。一旦は、あきらめかけた自分でしたが、最後まであきらめずに集中力を取り戻して、よれているはずの夕方に最後の最後にRPすることができました。核心ムーブは、力というより、力と動きのタイミングなのでしょう。とても技術的に難しいムーブでした。本当に登れてよかったです。登れた時は、それは一瞬のできごとで、あまりにあっけなく終わってしまいました。なかなか実感がわかなかったのですが、後からジンワリ、うれしさがこみ上げてきました。

〇 今日の廻り目平
・紅葉は五分ぐらいでしょうか。
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〇 デリウス(13a)
・初登者の大さまは、ランジではなく、左手ガストンで右手で穴ガバらしいです。そのムーブはとても厳しく一般人にはできそうにありません。
・ランジで解決すると、横っ飛びになります。9日62トライの回数から逆算すれば、ジムの1-2級ぐらいなのではないでしょうか。私の体感では、トップガンの第1ランジより、いやらしかったです。
・そして、このルートは横飛び特有の体の振られ止めが核心になります。届いてもなかなか止まりません。ロープを出してもらわないとロープで振られが止められてしまいます。だから、ビレイヤーは1p目ボルト真下でなく、そこから4m下でビレイしてもらう方がよいでしょう。また飛ぶ際にロープを出してもらうのですが、ロープに引っ張られないように出してもらうと、落ちた際に100%地面に足が付きます。地面が斜めなので足から落ちれば問題ありませんが、バランスを崩して腰とか背中から地面に落ちるとちょっと危険です。ビレイヤーの技量が必要で、ロープの出す量を正確に調整する必要があります。
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〇 不調のp-chan
・何故かお疲れのピー様でした。11/1から林道閉鎖の話を聞いてショックを受けていました。
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〇 空中決戦(12a)を探るM代っち
・第1核心はすんなりできるようになって、第2核心もムーブを流せてました。またまた、まーさまは鼻息荒くなっていました。
・来週が今シーズン最後のチャンスか? がんばれ!
・私は日曜日だけ参加ですが、来週はお世話になった今シーズンの小川山の最後の週でしょうか?それとも違う岩場?
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きん
by climber-kin | 2010-10-16 23:40 | 小川山2009~2010 | Comments(22)

2010年10月2日、小川山5峰

今週の中央道は空いていた。7時ちょっと前には廻り目平に到着した。8時にはアップを済ませていた。朝早いとちょっと夜露でルートが湿っぽかったようです。そして、今日も5峰。先週ボロボロだったデリウスですが、今日こそはと、やって来たのですが。

(1) 4峰中段、KBさんのルート(9)、×
フットホールドが欠けて落ちてしまった。今日の結果を占うような…

(2) 4峰中段、KBさんのルート(10a)、再登
今日はこちらのルートの方が力を使ってしまった。

(3) デリウス(13a)、ヌンチャク掛け
相変わらず、穴の中に水が溜まっている。雑巾で水抜いて、拭いて。後半はリハーサルがてら、ヌンチャク掛けながら登る。

(4-13) デリウス(13a)、怒涛のトライ、××××××××××
何か違う。全トライほぼ同じような距離、同じような位置から右手届いているが止められずに落ちる。狙う穴より左よりの真横へ飛んでいる。距離は十分なのだが、穴は肩の高さなのだけど、右よりなので止められない。

(14-18) デリウス(13a)、×××××
怒涛のトライはイメージが間違っていたようだ。飛ぶ方向が違うのだ。ようやく気が付いた。

(19-23) デリウス(13a)、×××××、ヌンチャク回収
飛ぶイメージより、右足の上へ体を放り込むイメージだ。ようやく、2週前のイメージに戻ったようだ。だが時既に遅し。右手引き付ける力はかなり落ちていて、しかも、急にガスってきて、岩が冷たい。右手薄いカチが辛い。これまでか。後半はムーブを流してみるが、二つ目のデッドで落ちそうだった。夕方に核心止まったとすると、後半セクションやばいかもって思ったが、夕方に登れるルートじゃないか(笑)。

先々週は、かなりいい感じになってきたのですが、先週は遠のき。今週はわけがわからなくなってしまいました。少しづつイメージがずれてきてしまったようです。でも、ようやく、元のイメージに戻れたようです。混乱してしまった失われた2週。ようやく振り出しに戻れたようです。振り出しに戻ったのはよいのですが、私の実力ではたして止められるのでしょうか。まぁ、ここまできたので、もう少しトライしてみます。

〇 今日の小川山5峰
・先週の日曜日と全く同じメンツでした。
・朝から晴天だったのですが、昼過ぎから小川山本峰あたりに厚めの雲がかかりだし。4時ぐらいにはご覧の通り。
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〇 小川山庭園(11d)をトライするM代っち
・一便目で先週できなかった上部のムーブを解決。本日3便目に危なげなくRP。おめでとう。
・2週連続で11dをRPか。やるなぁ。
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〇 プラズマ火球(13c)をトライするp-chan
・ビレイヤーが上げってくるのが待ちきれず、ギャオス(10b)をヌンチャク持ってロープ引いて、フリーソロしてプラズマにぬんちゃくかけてました。
・フリーソロの最高グレード更新だそうです。保護者がいないと、この人は何をするかわからないので保護者の方は早く戻ってきてください。
・で、プラズマの方は、ツーテン。
・このルートはいいルートですね。だけど、ムーブはかなり難しいみたいです。核心途中にクリップがあって、それも難しいらしくです。一連の核心は、クリップも入れて2段ぐらいだそうです。
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〇 デリウス(13a)の飛ぶ直前の私
・右手薄いカチで、毎回右手人差し指の指先の皮膚が割れてしまうんです。
・それが、2週ほど切れていませんでした。穴届くイメージは、右手で思いっきり引き付けるので指先が切れます。この2週間切れていなかったということは、右手全然引いていなかったという証拠ですね。
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〇 アチョー!
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〇 生きのいい若者、空中決戦(12a)をトライ中
・ブルーTシャツ着ていますが、私ではありません。
・先週小川山庭園登っていた、J-WALLの若者。p-chanの知り合い、マナ(13a)トライ中のSHエイさんと来ていました。
・これ、落ちているわけではありません。最後に見事RP。若いっていいなぁ。
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きん
by climber-kin | 2010-10-02 23:38 | 小川山2009~2010 | Comments(2)

2010年9月25-26日、小川山、5峰

◇ 9/25
土曜の天気予報が好転した。甲信地方は朝から回復。期待して小川山へ向ったのだったが、野辺山あたりから雨が降り出し。廻り目平もしっかり降っていた。いきなりレストですか。居場所を作るために雨の降る中テントを張った。1時間ぐらい寝袋に入っていたのだが眠れず。10時ぐらいには雨が上がった。どこへ行くか迷ったのだが、今日は露出の多い岩しか登れないだろう。予定通り5峰へ向ったのだった。

(1) ギャオス(10b)、再登
プラズマにヌンチャクかけると言うことでアップは、みなの効率を考え、このルートで済ませる。

(2) デリウス(13a)、ヌンチャク掛け
後半はヌンチャク掛けながら、通して登った。4p目クリップ時右足が10cm低かったようだが、修正しながら登った。

(3-5) デリウス(13a)、×
手のひらの穴は、まだ薄い膜ができたぐらいで再生しきっていなかったのだが、一発で決めるつもりでテーピングしないでトライした。だが、2回目のトライでまたまた流血してしまった。テーピングして3回目のトライ。うーん。何だか飛距離が出ない。今日の自分は何だか弱っちぃぞ。

(6-7) デリウス(13a)、×
岩が冷たい。イメージを取り戻せぬままトライを続けた。手の平に巻いたテーピングがうっとおしい。だが、それ以前に今日は全然飛距離が出ない。イメージが間違っているのか?両足でピョンと飛ぶイメージから、前の右足に乗り込む前のイメージに戻してみた。まだこちらの方が近い。いずれにしても、今日は全然ダメだ。

◇ 9/26
廻り目平の夜は寒かった。夜9時ごろで、6度台だった。カレー風味の肉野菜炒めは、インド風カレーになっていたが、おいしかった。さすがにこの寒さではビールは進まず。現実を知るのが嫌で温度計を見なかったのだが、朝は何度まで下がったのだろう。5峰にヌンチャクを残置している人が居たので、今日も強制的に5峰へ向うことになった。

(8) 4峰中段、KBさんのルート(9)、再登
(9) 4峰中段、KBさんのルート(10a)、再登
(10) デリウス(13a)、ヌンチャク掛け
うっ、岩が冷たい。

(11-12) デリウス(13a)、×、×、ヌンチャク回収
岩が冷たい上に指先が痛んでいて、全然ダメだ。昨日以上に飛距離が出ない。

(13) 小川山庭園(11d)、ムーブ探り
うっ。これ難しい。2ヶ所核心があり。上部の核心は右の穴へ行くのか、そのまま直上か?とりあえず、右穴コースでムーブを固める。

(15) 小川山庭園(11d)、×××
登る気満々でトライしたのだが、下部核心、左手マッチでなく、左よりの持ちやすい窪みから右手を右方のチビカチへ出したのだがこれだと遠いか。下部核心は左手マッチでリハーサルで、そのまま繋いで上部核心へ。左足上げてから左手穴ホールド持ち替えはできず。左足を上げる前に持ち替えだったか。このルートはなかなか手強い。

木曜日のレスト日が時間有り過ぎて酒飲み過ぎ。ちょっと飲みすぎたのかもしれません。反省。デリウスは、今シーズン登れる13aとしては、最初で最後のチャンスのはず。気合を入れなおして次回も、がんばります。

〇 プラズマ火球(13c)をトライ中のp-chan
・土曜日は凄くいい感じになって、鼻息荒くなっていましたが、日曜日は調子がいまひとつだったみたいです。
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〇 私の傾斜(11d)をRPするM代っち
・見事、一発でRPを決める。一つづつ着実に課題を乗り越えていくなぁ。
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〇 デリウス(13a)核心でワープする私
・だが、ワープ失敗。グランドフォール。着地点は9.0。
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〇 デリウスの後半
・もう、6回ぐらいノーテンでリハーサル。
・次回こそ核心止まれー!
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〇 小川山庭園(11d)を登れない私
・2便目で登る気、満々だったのですが。2-3p間のマッチは、やっぱりマッチしないと次のホールド届かないみたい。
・右手カチから左手カチ取りは左足フットホールド間違え。
・最後の核心も左手持ち直すのと左足上げる順番が逆だった。先に左足上げると、左手持ち直せない。
・それと、指がホールド拒否症候群。
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きん
by climber-kin | 2010-09-27 00:31 | 小川山2009~2010 | Comments(4)

2010年9月18-19日、小川山、アンサラーRP

◇ 9/18
三週ぶりの泊まりでのクライミング。激混みを予想しながらも小川山へ向かった。三連休初日の大渋滞を警戒し、4時45分には中央道にのったのだが、既に車がいっぱい。登り坂では、ところどころスピード低下。もう渋滞が始まる気配が漂っていた。そして、私の横飛び課題は、止まるイメージには近づいて来てはいるものの、まだ、これだというイメージを掴み切れていなかった。だが、今日こそは止めたい。止まれば登れるはずだ。今日も、そんな期待を持って5峰へ向かったのだった。

(1) ギャオス(10b)、再登
4峰下部でアップしようかと思ったが、p-chanがマナにヌンチャク掛けるということで、久々に五峰頂上へ向かった。5峰上部は暑いなぁ。p-chanがマナを一便出した。空中決戦(12a)の出だしは、私は狭くて苦手そう。p-chanはマナを最終便でRP。マナは私には縁のないルートのように思えた。

(2) デリウス(13a)、ヌンチャク掛け
飛びの練習はしないで、後半をリハーサルがてらヌンチャク掛けした。先週固めたムーブは正解のようだ。後半は、マスターで終了点まで通しで行けた。

(3-6) デリウス(13a)、×
下から繋いでのトライ3回目、しっかり右手掴んだのだが体は大きく右へ振られて顔から落ちだした。顔にロープバーンした。唇が切れてしまった。痛い。そして、めげずに4回目は、ぴったりのタイミングで飛べた。右手はがっぽりと穴を掴み、体も少し縮んだ。止まるかもと思った瞬間に左手がロープに引っかかった。そのまま反射的に握ってしまい、自らチャンスを摘んでしまった。あー、なんてこったい。だが、飛びのイメージはこれだ。

(7-9) デリウス(13a)、×、流血
序所に感じを掴んできた。右足に乗り込んで伸び上がるイメージではダメだ。蟹股でカエルのように、ぴょんと飛んで、体を縮める。右手ホールド捕らえたら、縮んだ体が右側へ移動して、その縮んだエネルギーを使って振られを止める。これだ。そして3回目。少し体の縮みが足りなかった。伸びきった体は、右手しっかり握っているにもかかわらず大きく振られてしまった。6回目?のグランドフォールは足から着地で今回も生還。しかし、右手に激痛が。あちゃー。中指付け根の手のひらのガバダコがそっくり取られてしまった。流血。悔しいが今日のトライはこれで終了だ。血でマーキングをしながら、ヌンチャク回収。流血してるけど、後半は繋げて終了点まで行けた。

◇ 9/19
今週の土曜日も買出しなしなので、遅めの下山と言うか、日が短くなった。6時にはもう暗くなってしまう。tmbさんも居ると思って作った大量のシチューは余ってしまったのだが、翌朝早くにtmbさんがやってきて、食べてくれた。そして、二日目。どこへ行くか散々迷ったのだが、結局混雑を避けて、p-chanとtmbさんが向かったゴジラ岩へ我々も向かった。ゴジラ岩では既にMっちさん&ミポリンペアが登っていた。早っ。

(10) フォボス(10c/d)、再登
4回目?の再登成功。今回はフリクションがいい。

(11) アンサラー(11b)、初見、マスター、×××
p-chanとtmbさんがほめるルート。だけど、この二人がほめるということは、力だけでは登れない。テクニックだけでも登れない。そんなルートだろう。予想はあっていた。オンサイトどころか、後半はラインとムーブ解析にも苦戦。途中、トップアウトできないんじゃないかと思った。風が全然吹いてなくてヌメヌメだった。

(12) アンサラー(11b)、RP
〇べちゃんとM代っちは、このルートやらないと言う。回収便を出す。少し風が吹いていた。ルートには既に、日が当たっているのだが岩はまだ温まっていない。前便でムーブを繋いでリハーサルしていないので、手順は今ひとつはっきりしていない。自信ないなぁと登り出す。取り付いたら、集中できた。無難に核心ムーブをこなし、カンテに入ってから一手迷ったが危なげなくRPできた。よかった。このルート、出だしから緊張する。核心は3-4p間のカンテへ出るところと5-6pあたりと、もう一度カンテへ戻るあたりではないだろうか。好ルートです。

(13) 真骨頂(12a)、初見、×××××
朝一でp-chanがマスターでRPして、tmbさんも登ると言うことでヌンチャクを残してくれていた。そして、p-chanはこのルートは五つ☆だと超推奨ルート。核心は出だしで登り易い12aとのことだ。それならばと、最近tmbさんとかが整備してくれたアプローチ、20mのトラバースを渡ることにした。そして、初トライ。出だし2-3p間でいきなり途方にくれる。うーん、どうするんだ?かなり時間をかけて、バックステップでクラックに右手ジャム。ジャムが抜けそうなのを我慢して、左手スローパー。もう一手送りで何とか解決。だがこれだけが核心ではなかった。4-5p間にもムーブがある。右手スローパーからの遠い左手出しは難しい。だが核心はこれでは終わらなかった。5-6p間が本当の核心だ。ここで何度も大フォールする。右足岩茸の中の小さなフットホールドを見つけた。これと左足でステミングで左手引き付けで右手よくないホールド保持して左足踏みなおして左手ガバへデッドか。ようやく7p目に到着。だが、これで核心は終わらなかった。ここから岩茸スラビーセクション。出だしが難しい。p-chanにムーブ聞いたのだが、そんなことはできん。で、右手水平甘いホールドに両手マッチで足ブラから右足ハイステップで右上の岩茸で真っ黒なガバクラックを取り、無理やり両手マッチ。お腹で岩茸をずりずり。もうやけくそで足ブラのまま左の方のガバへキャンパ。そしたら、右足さっきの甘いホールドに上げられた。だが、本当の本当の核心はまだ終わってなかった。そこから岩茸に迷彩されているガバホールドをたどり、どのぐらい登ったのだろう。かなりランナウトしている。ホールドがなくなった。最後は岩茸に覆われているボーズだった。恐い。気持ちが墳切れるまで、ずいぶんかかった。穴があいている右手で随分岩茸を落とした。M代っちが、このシチュエーションに居たら発狂してるだろう。何とか無事終了点に到着した。

(14) 真骨頂(12a)、×××
疲れているのだが、2便目を出した。一つ目の核心はすんなり通過。そして、二つ目の核心、右手スローパはデッドっぽく止めて、左手を斜めカンテにマッチだが。ツルツルだ。もう少し上へ送る。さらにヌルヌルツルツルだった。フォール。右手が少し下だったか。少し休んでから、登り始めるが、三つ目の核心は、左手が少しよれててロックできずにフォール。岩茸セクションは恐いので登るのやめておいた。p-chanに登り易い12aだと言われて、どんなお買い得なルートが待っているのだろうと恐怖の20mトラバースして取り付いてみたのだが。確かに、いいルートだった。だけど、これは12aじゃぁないでしょう。

期待をしてデリウスをまたまたトライしたのですが、唇は切るは、指皮ベロンチョの流血だらけ。だけど、今度こそはイメージが固められたかもしれない。まだまだ、がんばります。だけど、手のひらの穴はキズパワーパッド張っても、すぐに取れてしまいます。来週までに穴はふさがるのか?そして、多分10年ぶりぐらいに、復活したゴジラ岩のルート、真骨頂は、いいルートでした。だけど、難しいぞこれ。恐怖のトラバースは、脱落者が続出。このルートは、なかなか付き合ってくれるビレイヤーが居なくて、ビレイヤー核心かも(笑)。

〇 私の傾斜(11d)をトライするM代っち
・最後が恐いみたいですが、ムーブはできたみたいです。次回RPなるか?
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〇 フォボス(10c/d)を再登する私
・今回はフリクションがよかったです。
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〇 フォボス(10c/d)を初トライする〇べちゃん
・夕方に再トライ。ズルズルと2p程落ちたそうですが、それにもめげず、お持ち帰り。よかったね。
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〇 アンサラー(11b)、初見マスタートライする私
・青い空をバックに登るカンテ。いいルートでした。
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〇 真骨頂(12a)、最初の核心を越える私
・右手ジャムは小指が痛いです。
・登れたわけじゃないけど、〇べちゃんが沢山写真を撮ってくれました。
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〇 真骨頂、二つ目の核心あたり
・まだまだ、核心は続きます。
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〇 真骨頂、三つ目の核心
・これが本当の核心かと思います。ここまで、あまり休めず。下から繋げて、ここで左手引き付けてロックできるか?
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〇 真骨頂(12a)
・4-5級ぐらいの核心ムーブが4つでてきます。核心間にはガバがあるのですが、フットホールドがいまひとつだったり、あまり休めません。持久力ルートではないでしょうか。
・☆三つルートです。だけど、1時間の長ーいアプローチの上にたどり着くのに、さらに20mの恐怖のトラバースがあります。☆が二つ減るかも。だけど、ルートは久々に面白いルートに出会ったといいう感じのいいルートでした。次回トライするチャンスは来るのかな?
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〇 またまた流血
・二日目登り終えてからの写真。
・みんなに、こんな状態でよく登るねって。
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きん
by climber-kin | 2010-09-20 14:28 | 小川山2009~2010 | Comments(8)

2010年9月11日、小川山5峰

土日で行こうかとも思っていたのですが、日曜日は前線が通過するようなので日帰りにしました。結果的にはその予報ははずれたようでした。今週末を境に、来週から涼しくなるとのこと。今日は夏の最後?を楽しみに、日帰りで小川山へ向かいました。

(1) 4峰中段、KBさんのルート左(9)、再登
ナインぐらいなら、すたすた登りたいものだが、さえない登り。

(2) 4峰中段、柴犬みね(10b)、再登
このルート、サイドアンダーばかりで疲れるの知っていたのだが、今日は思い切ってやってみる。やぱり難しい、このルート。

(3) デリウス(13a)、ムーブ固め、ヌンチャク掛け
実は、核心へ入る出だしのムーブをやっていない。今日は、次のフェーズへ無理やり入るためにも、まずは出だしのムーブから探る。うっ。予想通り嫌らしい。そんな予感がして現実を避けていたのだ。核心ムーブの左手ホールドは持ち替えしかないのか。何回か試行錯誤しながら、とりあえず、下から横飛びムーブまでのムーブはできたのだが。2p目クリップどうする?そして核心リハーサルは、なんだか体の動きが悪く、止まりそうもないので、ヌンチャク掛けと後半のムーブ固めだけ、しておくことにした。うーん。後半はやっぱり難しい。それぞれのムーブはできるのだが、これ繋げてできるのかしら?とりあえず、うっすらと確認しておいた。

(4) デリウス(13a)、×
いよいよ、RPトライ開始なのだが、まだ2p目クリップが微妙なので、とりあえず2p目プレクリップでトライしてみる。少し体が動いてきた。3回目の飛び。タイミングぴったりで、ずっぽりホールド握って止まった!だが、振られの際に少しロープで引かれたような。思わず、ビレイしているM代っちの顔を見てしまった。お互い、沈黙。とりあえず、上に抜けてから考えようと、そのまま3p目クリップ。そして、カンテへ。そして一つ目のデッド。あちゃっ008.gif。落ちた。このまま登っちゃったら、2p目プレクリップだし、どうしたものか悩んだだろうなぁ。

(5) デリウス(13a)、×、ムーブ固め
もう一度下まで降りて、元気に再トライ。今度は飛距離足りず。後半全然スムーズじゃないので。後半固めのムーブリハーサルをしつこく行う。

(6) デリウス(13a)、×
あれー?指先から指汁が。先便でヌメヌメカンテを触りすぎた002.gif。今度は2p目をプリクリップしないでスタート。力んでしまって、持ち替えムーブは息をしてなかった。持ち替え失敗。それでも核心ムーブに入り、やけっぱちの飛びは、全然ダメ。

(7) デリウス(13a)、×
5分休んで、再トライ。今度は持ち替えはうまくいった。右足掻き込みで体勢維持してクリップ。いいぞいいぞ。スムーズに核心ムーブへ入る。タイミングもぴったり。だけど飛距離足りず。よれてた!今日はもう力が足りなかった。今日はこれまでか。核心入りムーブは目処が立った。後半ムーブを改良する。理不尽なデッド2発を1回のデッドにすることができた。やるたびに難しく感じてきた後半ムーブ。12bぐらいに感じていたのだが、これで11c/dぐらいになった。

今日もデリウスやってきました。出だしはやっていなかったし、後半ムーブは、いかにも失敗しそうな悪いムーブだったのですが、もしかしたら登れたりなんて妄想をしていたのですが、現実は甘くありませんでした。だけど今日は大きく前進できたと思います。ようやく、全体のムーブが落ち着いてきたと思います。そして、ランジはあまりに一瞬の出来事というか行為です。イメージを持ってムーブをこなすような時間は全然ありません。まさに動的ムーブの究極といった感じです。特にデリウスのランジは右手が薄~いカチで、タメが作りづらく、飛ぶ体勢になってすぐに飛びます。だから、体勢に入るところから止まるまでを一連の動きとして、流れ、リズム、そして左足の押し、手の引き付け、右足への乗り込み、左手のホールドリリース、体軸の放り込む方向、さらにホールド握ってからも振れに耐えるまで。全てを自然に連動させないと飛べません。止まりません。このランジは、その連動が成功する確率がとても低い。そんな感じです。打って打って、打ちまくるしかないようです。だけど、核心止まれば登れるかもと感じるところまで持ち込めました。次回もがんばりまーす。

〇 今日の5峰
・p-chan、tmbさん、T沢さん、510さん。見たことはあるが知らない方ペア。合計8名。
・p-chanは、露出オーバー(グレード?)をマスターで登り、灼熱のマナ(13a)で遊んでました。先週からノイズイノ(10b)を登りたいらしく。今日登ってましたが、なんだかグレードを大きく勘違いしていたようです(笑い)。
・tmbさんは本日2便目でジャック参上(12a)をRP。その後重いコンダラ(11c)をRP。凄い!
・T沢さんは、ジャック参上で花崗岩を味わっていました。花崗岩に燃えてきた?
・M代っちのジャック参上は、2便目で初めて2-3p間核心を下から抜けて、そのままRPかと思ったら、3-4p間で失敗して落ちてきましたがワンテン。そして、次の便で、灼熱に負けず、みごとにRP。二子以外の3つ目の12a?花崗岩2つ目。そして小川山、初の12a。おめでとう。うれしそうでした。M代っちは先日カラファテで、ジャック氏に何トライしてるんですか?と聞かれて、ジャック参上ですと答えて恥ずかしかったそうです。
・写真は、ジャック参上をRPするtmbさん。
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きん
by climber-kin | 2010-09-12 00:34 | 小川山2009~2010 | Comments(4)

2010年9月4日、小川山、シナプスRP

朝から快晴。雲一つない。天気予報も残暑どころか猛暑なみの予報だった。全くその通りで小川山の標高でもお昼ごろ27度だった。今日はどこも暑くて大変だったろう。そして、今日はよくばりな計画。5峰で登ってから3峰下部へ。そう、あのルートとあのルート。飛んで飛んで飛びまくる一日だった。おじさんは横へ上へ飛びまくった。

(1) 4峰中段、KBさんのルート中(10a)、再登
何故だろう。このルートは何度登っても登りずらい。

(2) 4峰中段、KBさんのルート右(10c)、再登
何故だろう。このルートは何度登ってもギリギリだ。

(3) デリウス(13a)、ムーブ探り
久々にこのルートに戻ってきました。まだまだ登れる目処は全然たっていません。そして、核心リハーサル。前回のイメージでやってみるのだが、足狭すぎで後ろに飛んでしまう。左足を最初に使っていた少し下のスメア気味のホールドへ変えてみる。あっ、距離十分で、いい感じ。よし止めるぞと、張り切って、もう一回。とっ! 止まった! だが、右手取ってから体が右へ振られる際にロープでグイッと引かれてしまった。うーんグレイだ。ビレイしているM代っちにもう少し出してくれるようにお願いして、もう一度飛ぶ。今度はずっぽり右手が入り。完璧なタイミングだったのだが、やっぱりロープで振られを止められてしまった。もう1回。やっぱり同じだ。p-chanがビレイは下の方がいいよって、アドバイスくれた。一段下でビレイしてもらって、飛んでみる。ホールドには届いた。そのまま右に振られて、視線に足元と落ちそうな場所が入る。スローモーションで右手がホールドからはずれていく。ジェットコースターに乗っているように地面が急激に近づいてきた。「ヒエー!」思わず声を出してしまった。お尻が岩の上をスレスレに通過した。恐ぇー。そして、もう一度。今度は足が地面について止まった。これは流し過ぎ。先日のp-chanからの「グランドフォールに気をつけてください。」というアドバイスの意味をようやく理解した。このルート。グランドフォールを全然しないようにロープを出さないでビレイされると、体の振られがロープで止められ、落ちないのだ。逆にロープの助けをもらわないように流し気味にビレイしてもらってフォールするとグランドフォールぎりぎり。指先の傷が開いてきたので、今日の核心リハーサルはやめておくことにした。後半のムーブ固めしながらトップアウト。次回、グランドフォール対策を検討しないといけない。とりあえず、2pはヌンチャクでなく、カラビナ地下掛け。それといつも持ち歩いている敷物のウレタンマットを置いてみようと思う。

(4) シナプス(12b)、RP
デリウスのムーブ探りの4時間後。そう、今日のメインイベントはこのルートだ。先週ランジ止まったのに、その後のムーブを固めていなくて悔しい思いをした。そして、今日は最初からトライするのはなんだか悔しいので、5峰で登った帰りにトライすることにした。最初のトライ。またまたグランド、スレスレ! 恐ぇ。そして、3回目の飛び。思いっきり飛んだ。「パチッ!」止まった。気持ちイイー! 今度は危なげなく岩の上へ。よっしゃー!登ったぜ!

(5) 草溝直上ルート(11b)、×
5年前?登ることは登ったのだが、最後を右へ右へ逃げてしまい。後味の悪かったルート。3峰下部や5峰へ行くたびに目にするので、とても気になっていた。みんな一便づつトライした。直上ラインで再トライ。あちゃー。ムーブが違ったか。直上ラインでの完登は、またの機会に。

今日は暑かったです。空気は乾燥していたのですが、今シーズンで一番暑かったのではないでしょうか。デリウスの全貌がようやくわかりました。飛び先のホールドには手が届きだし。第2フェーズが始まりました。そして、先週悔しい思いをしたシナプス。また登れなかったらどうしようかと、とても不安でしたが、パチンとランジ決まりました。登ることができました。昼間はまだまだ暑いのですが、朝夕は秋の気配が漂いはじめています。いい季節が近いですねぇ。まだまだ小川山、がんばります。

〇 灼熱のジャック参上(12a)上部をシャウトしながら登るM代っち
・お昼過ぎ。一番暑い時間にトライ。こりゃ、いくらなんでも暑すぎ。
・不安だった上部をこなして後半をまとめていた。
・前半核心ムーブは、腰右スライドさせながら、左足バックステップか?がんばれー!
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〇 解禁の「露出オーバー(グレード不明)」をトライするp-chan
・実は先日、アッキーが「露出狂時代(11c)」の実質終了となる3p目のシカーで固めてあったガバを落としてしまった。
・p-chanが、灼熱地獄ということもあってか、露出狂時代と共通の核心部分で苦戦。
・どうも、両ルート共通部分の露出狂の核心はかなり難しくなってしまったようです。と言うより、新たな難しい核心が出現したという方が正しいでしょう。クレームは、アッキーまで(笑)。
・ある意味、ルートが生き返ったのかも。
・露出オーバーへ分岐後、ガバガバのようですが、最後カンテで一箇所難しいところがあるようです。しかもランナウトするようで、p-chanが回収便で8mぐらい吹っ飛んでました。
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〇 シナプス(12b)でフォールしてワープする私
・ホールドに届いたのですが、ほんの少し指が回りこまずにフォール。引っかかってから落ちたので、大きくバランスを崩してフォールしてしまいました。恐ぇー。だけど、ひるまず、この次のトライで、ランジ止まりました。
・体感、2-3級のランジ。となると、ランジ課題のあのルートと比較したくなります。トップガン(13a)とデリウス(13a)ですね。
・私の感覚では、シナプスは、トップガンの第2ランジより少し遠くて難しいと思います。
・トップガンは、10c-2級ランジ-3級ランジぐらいの組み合わせです。そして、第1ランジは飛ぶ体勢を作るのが難しくて、かつ持ちづらい指穴ホールドで、飛び辛く難しかったです。二つのランジの組み合わせなので、二つ同時に成功さえる確率の難しさから難易度が高くなるのでしょう。
・シナプスが12b、トップガンが13a。デシマルグレードに対応させると、確かに、つじつまがあうような気がします。
・そして、デリウスの核心ムーブは、どのぐらいになるのでしょうか?それについては、ロープの振り止めなしにで完全に止められた時にでも。そして、その日は来るのか?
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〇 今日の五峰
・たいちくんとT田ママがFixロープ類を整理、架け替えてくれていました。M代っちが交換した古いロープのゴミを持ち帰って、少しだけお手伝い。ありがとうございます。そして、ご苦労様でした。
・T田ママは、灼熱決戦(12?)じゃなくて空中決戦(12a)、灼熱をものともせず、軽くRP。たいちくんも、最終便でマナ(13a)をRPしたとのこと、おめでとうございます。

きん
by climber-kin | 2010-09-05 00:48 | 小川山2009~2010 | Comments(6)

2010年8月28日-29日、小川山、登攀のすべてRP、ピクニクラMS/OS、ジャンガラRP

◇ 28日
今週は泊まりで小川山へ向かう。。廻り目平の混雑を避けて、泊まる時はいつも植樹祭公園にテントだったのだが、二日とも小川山なら廻り目平に泊まるしかなろうと、今年初めて廻り目平ににテントを張ったのだった。お盆から引っ張り出したクーラーボックス(大昔に購入)はとても便利だ。買出しを朝に済ませたお陰で、のんびりと黄昏時の小川山を楽しむことができた。昼間はまだまだ暑いのだが、朝の温度は15度まで下がっていた。土曜日のコンディションは蒸し暑くてヌメリ気味。ゴロゴロっと何度か雷が鳴ったのだが、結局降らずに終日楽しめた。日曜日は快晴だったが、日陰にいると肌寒く感じるぐらいだった。3時以降は気温が下がったからか、岩に湿り気を感じた。そして、今週は二日登れる。いろいろと、やりたいことができるだろう。初日は先週悔しい思いをした、あのルートのある兄岩へ行くことにした。

(1) タジヤンIV(10a)、再登
昨日降ったようだ。下部が濡れているし、湿っぽい。先週より難しく感じた。

(2) 登攀のすべて(12a)、ヌン掛け
一発目から狙って行こうかとも考えたが甘かった。アップ不足ですぐにテンション入れて、いんちき棒で3p目に長テープでヌンチャク延長工作をすることにした。核心ムーブと最後の左スラブトラバースをリハーサルしておいた。どちらも一回でリハーサル成功した。

(3) 登攀のすべて(12a)、RP
ヌン掛け後に、p-chanが一便だした。その後、すぐにトライ便を出した。核心ダイク取りが、かなり心配だった。先週指に穴をあけてしまたったのだが、フリクションの低下を嫌って、テーピングしないでトライした。理不尽な左手ガストンで右手薄いアンダー取ってから、左足に乗って左手マッチ。下向いたまま、立って!立って!立って!上向いてダイクをにらんで左手出し。止まった!小ダイクから大ダイクへ移って、なんだか痛みがある左手を見ると、また指穴があいてしまっていた。チョークの下から血が滲んできている。この便で登るしかないなと思った。一手づつ落ち着いてこなして行く。そして、問題のスラブトラバース。今日は、まだ日が照っていなかったからだろう。危なげなくこなせて左カンテへ。カンテをたどって終了点へ到着。やったー!もう、あの面倒なアプローチをしなくていい。

(4) じゃんがら(11b)、初見、MS、×
M代っちの「三日月のピン・クリップ」RPとp-chanの「磁力」ムーブ探りをのんびり見ていた。最初は「磁力」触ってみようかとも思っていたのだが、p-chanのムーブ探りみていてやる気がなくなった。このあたりで登っていない、このルートを触ってみたのだが。11bのオンサイトは難しい。というか、このルート、結構いやらしい。

(5) じゃんがら(11b)、RP
かなり強引なムーブだったが登っておいた。

(6) ピクニクラ(10b)、MS/OS
登攀のすべてを登れたら、これをやろうと思っていた。とてもよいルートだと聞く。そして、このルートはB&NPルート。持っているカム類を総動員して緊張しながら取り付く。1本目のボルト位置も高い。慎重に登る。1本目クリップするとNPセクションが始まる。まずは小ハング下にキャメロット青を決めようとしたが、ちょっと大きかった。キャメ黄を使った。キャメロット青とリンクカム黄色を使って、2本目のボルトに到着。プロテクションを取りすぎることなく、適切な場所に決められたと思う。そして、次のボルトを探すが、はるか上だ。もう一回カムがいるのか。右を向いているクラックにリンクカム赤を決めてから、小ハング帯へ入る。ガバアンダーで右へトラバースして、ボルトにクリップ。少しホットする。あとはボルトのみだ。丁寧にこなして終了点に到達。30m。充実した。

◇ 29日
土曜日はテントに戻ると、早々にクーラーボックスで冷やしておいたビールを飲む。いやー買出しに行かないっていいなぁ。山荘でお風呂をもらって、自動販売機でビールを買う。黄昏時ビール飲みながらテントへ戻る。幸せだー。p-chanは我々の晩ご飯に便乗、夏野菜カレーを食べてからtmbさんが待つ植樹祭公園へむかって行きました。そして、明けて二日目。当初は5峰へ行く予定だったのだが、考え変わって途中でソラマメスラブへ向かった。久々にあのルートを触ってみることにしました。もしかしたら強くなっていて、出だしができるようになっているかもしれない。そんな期待を持って、1年に1回の自分試し? 

(7) ロングロングアゴー(10b)、再登、MS/RP
久々に登ってみたが、記憶よりランナウトが酷い。緩めのシューズをはいてきたことを思いっきり後悔した。

(8) ロングロングアゴー(10b)、再登、ヌンチャク回収
何故か、上部ヌンチャク回収のためにもう一度登った。想像力が豊か過ぎる人は、いろいろなことを想像してしまって、ランナウトセクションへ突入できなくなるようです。今回は小さめのシューズで登ったので上部も安心でした。

(9) 働けロッククライマー(12b)、出だし敗退、ムーブ探り
あー。やっぱり出だしができない。元々、これ厳しい人にとって夏のヌメリ気味では無理か?触るならGWとか秋かなぁ。とりあえず、中間と上部のムーブを探ってみるが、出だしできないと全然やる気がしない。

(10) シナプス(12b)、×××
今日の働け!は大人気なこともあり、早々に作戦変更して、こちらのルートを触ってみる。過去に同じく「働け!」で返された後に1度だけ触ってみたっけ。止まる気配なし。思いっきりはたいて、左手人差し指の爪が割れて出血してしまった。

(11) シナプス(12b)、×
フットホールドを変えてみた。おっ。いい感じだ。それと、テンション状態から飛ぶ体勢になるのも疲れるので、一便づつ下からリハーサルすることにした。そのせいか、何故かRPトライのような気分になってしまった。ランジ止まれば、その後は終了点リップを取るだけ。そのままRPできると思いこんでしまった。

(12) シナプス(12b)、×
先ほどのフットホールドで思いっきり足で飛ぶ。止まったー!落ち着け!落ち着け! まずは2pをクリップ。そして左足チビホールドにスメアっぽく押し付けて、左手リップしたのホールドっぽい場所へ。あれホールドがない。そのままリップへ飛ばしたが、いいところに、あと10cm届かなかった。落ちそうになったが右手はガバなので、何とか持ちこたえて、もう1回ホールドを探ると今度は溝がほれている箇所だった。それから左足上げてクロスか?あー。左肘が上がってしまっていた。動けない。テンション。オーマイガー! 最後も少し嫌らしかったのか。リハーサルして手順決めておかなかった私がバカでした。チキチー!

(13-15) シナプス(12b)、×
あと1cm指が回りこんでいればとか、掴む場所間違えたりとか。惜しい便が続出したが、ついにランジはこの日、2度と止まりませんでした。

先週登り損ねた「登攀のすべて」。逃げずに今週もトライしました。やはり核心は難しかったのですが、指が元気なうちにこなし、上部の核心スラブ帯は日の当たっていないうちに通過。落ちずに登ることができました。3p目からテープでヌンチャクを垂らしました。RPトライ時に、お助けヌンチャクにクリップするかどうか迷ったのですが、やはり危険を感じたので取ることにしました。p-chanはRP便では取らずに登っていました。そして、「ピクニクラ」の初見マスターオンサイトは、とても充実することができました。うわさ通り、いいルートでした。「働け!」には今年もやられました。また来年触ってみます。二日目の「シナプス」は惜しかったですと言うか自分の作戦失敗に悔しいです。まぁ、日に2度ランジを成功させられなかった自分の実力です。元気さえあれば、またランジ止められると思います。またの機会に登りたいと思います。二日間で沢山よいトライができたと思います。充実の週末でした。

〇 28日の兄岩
・motさん&おKEIさんパーティにばったり。米国帰りのM岡さんにもばったりお会いする。M岡さんは、あまりに暑いので川で泳いでから来たとのこと。泳いだせいでクライミングパンツが濡れてしまい雨具をはいて登っていました(笑)。
・p-chanは、2便で「登攀のすべて」お持ち帰り。その後、磁力で遊んでました。
・M代っちは、「三日月のピンクリップ」の初見トライはおしかった。2便で危なげなくRP。
・写真は「登攀のすべて」の核心の一手のp-chan。p-chanは右手出してたけど、私は左手だし。どっちが楽なのか?二人とも最初にできたムーブでやっちゃってるから、どちらがいいかはわからないですね。左手出しのムーブで、核心ムーブは4級ぐらいですかねぇ。
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〇 三日月のピンクリップをRPするM代っち
・後付けで小川山クラシックルートを登る。
・はまるかなと思ったら、オンサイトしそうだった。危なげなく2撃。
・ジャック参上の上部や、先週はグッダイマイトで少しはまってたけど。立体的でない平面的なルートには、はまらないとか?
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〇 じゃんがら(11b)をRPする私
・短い。だけど、ボルトたくさん。2-3p間、右手アンダー取りに行く時の左手ホールドが下から遠い。リーチないと、さらに難しく感じるかも。
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○ 29日のソラマメ
・「働け!」は、INGDさんパーティに、T沢さん&ブワッチさんペアに、総勢7名?の大賑わい。夕方には、しゅんたろう氏&さっちゃんペアがやってきていた。さっちゃんは先日マミを登ったそうな。おめでとうございます。
・M代っちは、「働け!」を探っていた。出だしと最後の核心のムーブができていなかったが、他のムーブはできていた。出だしのムーブは止まりそうだった。最後のムーブも足を決めればできるようになるでしょう。ガンバだ?その前に登るルートがあるか。

きん
by climber-kin | 2010-08-30 00:41 | 小川山2009~2010 | Comments(6)

2010年8月21日、小川山兄岩

とりあえず小川山へ向かうのだが、毎度毎度どのエリアのどのルートに触るか迷う。登り易そうな12前半はネタ切れだ。残されている12aは、曲者ばかりのような気がする。 誰かがそのルートに取り付いているのをみたことがない。今日はそのルートにトライしてみることにした。朝出発する時に阿舎でコータローさんとたいちくんと会った。どこへ行くか情報交換。えっ!「登攀のすべて」って、カムいるの?

(1) タジヤンIV(10a)、再登
いつも誰かが取り付いているこのルート。久々にアップにつかってみた。このルートはいいルートだ。ライン通りに行けば10aぐらい。ライン間違えると、とんでもないグレードになりそうだ。

(2) グダイマイト(10c)、再登
このルートも数年ぶりに登ってみる。久々に腕の力で登るルート。

(3) 登攀のすべて(12a)、初見、マスター、敗退、チョンボ棒、ムーブ探り
カムを持ってトライする。まずはアプローチだが、どこから取り付き地点へ登るのか迷う。タジヤンの左から木を使って登る。ビレイしてもらう地点はタジヤンの終了点より少し下ぐらいの高さだ。1p目はタジヤンの終了点ぐらいの高さだが、そこまでがすっきりしない。木を使ったり土のテラスに立ったり。1p目をクリップしてからクラックセクションのスタート。意外とホールドがいい。問題なく2p目をクリップできたのだが、そこからがいきなり核心だった。あっ、このルート、いやらしい。核心のリハーサルをするたびに大フォールする。ようやくポイントをつかめて、左手が小ダイクに届く。右手を大ダイクへ送って、ここでマントル?下のボルトはこの大ダイクから2m程下だ。次のボルトは今持っているダイクに完全に立ちこまないとクリップできないところにある。瞬時にできそうなムーブを考えるが…。右側にホールドがないか見渡すが…。やはりマントルか?だが、恐くてできん。と言うか、ダイク取りの核心ムーブで落ちてもあれだけ落ちるのに、ここでマントルで失敗したら、ただではすまんだろう。できるだけ足元のヌンチャクまで近づいてフォールする。それでも1p目のかなり下までフォール。恐ぇー。もう一度、核心ムーブでダイクに到達するが、やはり恐くて何もできん。またまた自らフォールする。恐ぇー。ピクニクラ登っていたU御大がひょっこり顔をだされたので、ヌンチャクとロープをかけてもらえないか考えてもらったのだが、難しかった。もう一度、ダイク取ってマントルしようとしたが、やっぱり恐くてできなかった。ロウワーダウンして、ザックへ戻り、インチキ棒を持って、タジヤンIVを途中まで登り、さらにゴボウして登る。チョンボ棒でヌンチャクかけて、ラインを探る。あっそういうこと。そこから2pほどは大丈夫だったが、そこからスラブ帯を左トラバースしてピクニクラに合流するのだが、この左トラバースが難しい。トップアウトに必死で、この部分だけ固めなかった。カムを使えるところはなかった。

(4) 登攀のすべて(12a)、ワンテン
1便目で固めなかったスラブ帯トラバースを一生懸命頭の中でシミュレーションする。穴二つ。右側穴を左手で持って、右手クロスで左側穴とって、強引に左手カンテ取りだ。カンテに手が届けば何とかなるさ。で、2便目トライ開始。まだ力が残っていた。問題なく、2p目上の核心ムーブは一発できまり、ダイク取り成功。そこからも落ち着いて先便で解決したラインとムーブでスラブトラバース手前へ到達する。登れたかなと思った。そして、スラブトラバース一段上がって、左足を所定のホールドにスメアして、左手穴ホールドへ出そうとした瞬間。左足が滑ってフォール。オーマイガー!シミュレーションしていたスラブトラバースムーブはあっていた。フォールした後やってみたら簡単にできた。左手穴取りがスラブセクションの核心だったのか。不注意で足がしっかりホールドに載っていなかった。これで登っておきたかった。詰めが甘かったか。チキチー!

(5-6) 登攀のすべて(12a)、×
このルート、アプローチが嫌だ。早く終わらせてしまいたい。そんな焦った気持ちがよくなかった。暑い時間帯なのに、トライしてしまった。ヌメヌメで下部核心ムーブで落ちる。自分が熱くなって、フォールした直後にもう一度トライ。なんだか核心ムーブのポイントが混乱してきてしまった。

(7) 登攀のすべて(12a)、×、ヌンチャク回収
少し涼しくなってきた4時半ごろにトライする。理不尽な左手ガストンで左手人差し指に直径7mmぐらいの穴があいて出血してしまった。今日は終わってしまったようだ。核心ムーブは思いのほか指力を酷使するようだ。最後はヌンチャク回収の危機。何度もリハーサルしなおして、なんとか核心部分を抜けられた。回収できないかと思った。疲れたー。

いやー、「登攀のすべて」は曲者です。スラブセクションにやられました。クラックセクションに、デッド核心にスラブセクション。さらに、ランナウト恐怖セクションがあるとは。まさに登攀のすべてでした。初見トライに時間がかかり過ぎ、2便目で登り損ねたのが運のつきだった。2便目以降猛烈なお日様の下でトライしてしまった。涼しくなるまで待てなかった。作戦というかスケジューリングの大失敗でした。このルート、次回はいつやりますかねぇ。お日様照ってるとまたスラブでやられそう。迷うなー。

〇 「登攀のすべて」とにらめっこする私
・核心ムーブ。見た目は、とても、わかりやすいのです。だけど、見た目よりかなり難しいです。核心の一手まで入るまでのバランスが悪くて、とてもいやらしいです。そこから薄いアンダークラックで指パワーを酷使して、無理やり立ち上がり、ダイク取りです。ここで落ちると、3mはフォールします。さらにランナウトは続いて…。ボルト1本少ないというか、3p目ボルト位置は1.5m下なのではないでしょうか。私は危険を感じました。トライする場合は、3p目から、ヌンチャクをテープで長く垂らした方が無難に思いました。
・初見マスタートライは敗退者が続出するような気がするのですが。私がトライした時も敗退ビナが2p目に残っていました。
・次回の注意事項は3つ。
①核心の左手ガストン取りは左足スメアで高めにあがること。
②核心の右手アンダー左手出しは、最後の最後まで左肩を壁から抜かないで開かないこと。左手マッチで立って!立って!最後に左手出し。
③スラブトラバースは、最初の右足を上げすぎないこと。
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きん
by climber-kin | 2010-08-22 00:36 | 小川山2009~2010 | Comments(6)

2010年8月16日、夏休み5日目、小川山兄岩、アルパイン少女マミRP

夏休みも5日目、何を触るのか悩ましい。指皮痛くてマミを登る自信はあまりない。だけど、ここは逃げずに、一つづつ登っていくしかないですかね。ダメでもともと。それに、この指皮では新しいルートを触っても期待できまい。再び兄岩へいくことにした。

(1) ままこ岩、10a、再登
20年程前に登っていると思う。

(2) ままこスラブ(10d)、再登
うっ、これは結構難しい。ライン取りが決めてだ。

(3) アルパイン少女マミ(11d)、ヌン掛け
外人連れた強強のお兄さんが、マスターオンサイトしていた。凄ぇ。今日のマミは私1人のようだ。落ち着いて、ヌンチャクを掛ける。核心ムーブをもう一度おさらいしておいた。右手アンダーから左手クロス出しする時に右足をインサイドからアウトサイドへしやすいように少し踏み替えておくことかな。

(4) アルパイン少女マミ(11d)、RP
12時ぴったりに本気トライ便を出す。トラバースが始めてスムーズにできたような気がする。トラバース終わって核心手前でも片手づつチョークアップできた。そして核心は、やっぱり右手アンダーが抜けそうで、左足と右足を上げるのが苦しかったが、左手サイドカチ持って、右手アンダーを持ち直し。前便で確認した右足を少し踏み替えて小ガバカチホールドへ左手クロスすると同時に右足をアウトサイドエッジに替える。バランスが取れて楽だ。6p目クリップしてチョークアップする余裕ができえた。昨日落ちた右手カンテ奥へのデッドも落ち着いて決まり、危なげなく終了点に到着。やったー!逃げずによかった。

二日続けてマミをトライするか散々迷ったが、逃げずに再トライしてみてよかった。指皮痛くても、やればできるじゃん。昼過ぎからは急激に温度が上がった。暑い。この時期は、やはり午前中と夕方しか勝負にならないようですね。今日はこれで終了して半日レストかな。岩場でクライムオンを塗って、明日に備えた。

〇 今日の兄岩
・帰ったはずのF沢さんの声がどこからかしてきた。ガイドのY崎さんと登っていらしたが、さすがの暑さでお昼過ぎに上がり?夏休みは後半ほど暑さが厳しかった。
・写真は、「森の緑に囲まれて」。20年前だけど、このルートは苦労したなぁ。
・M代っちは、森の緑に囲まれて(11b)をなんと2撃でRP。凄ぇ。ついに花崗岩に開眼したのか?
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○ アルパイン少女マミ(11d)
・20mにボルト6本しかないランナウト気味のルート。花崗岩らしいテクニカルな好ルートです。前半の手順足順に迷うスラブフェースから、中盤の微妙なトラバース。そして、後半核心へ。核心手前までで11aぐらいではないでしょう。核心ムーブはビパンの4級ぐらいかなぁ。6p目クリップしてからも5手ほどは気が抜けません。最後のランナウトは初見は恐いですが手順が決まれば大丈夫です。とにかく、すばらしいルートでした。
・核心はリーチがあれば、左手サイドカチから右手アンダーが届きますが、リーチがない場合は、サイドカチの上の左手ピンチホールドになるようです。私は最初左手ピンチホールドでやってみたのですが、リーチがあるとかえって厳しくなるようです。
・そしてグレードですが、12aは十分にあるでしょう。昨日登っていたS野さんにも聞いてみましたが、12aでしょうとのことです。協会へは12aで連絡したそうですが、最新100岩は11dのままだったとのことです。核心のアンダーガバが欠けて難しくなったとのことです。

きん
by climber-kin | 2010-08-17 23:08 | 小川山2009~2010 | Comments(4)