ヘビークライマー”きん”のクライミング日記:小川山2013~2014
2014-09-29T13:32:03+09:00
Climber-Kin
弱いわりには頑張っている、還暦を迎えた初老クライマー。体力と気力の衰えを感じながらも、13を10本!を登りたいなぁ。12以上100本も達成したいな。を目標にがんばっている日々を綴るクライミング日記。でも、最近はハイキングと沢登りばかりです。
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2014年9月27日、バックトゥザ小川山
http://kinclimb.exblog.jp/23458572/
2014-09-28T00:08:00+09:00
2014-09-28T01:38:11+09:00
2014-09-28T00:08:21+09:00
Climber-Kin
小川山2013~2014
(1) ヤッホー元気(10a)、MS、再登
・右肩痛めて、アンデラクロスの時にアップで登った時は、痛くて、登れなかったルート。
・肩が回復してきているので、今日は登れた。
(2) 力The大岩(12c)、ヌンチャク掛け
・このルート、午前中は陽があたり、午後は陽が陰る。今日は午前中から、どんどん温度が上がり、うーん。ここ来て、失敗だったか?
・ついでに、カントリーロード(11c)のTr工作。
(3) 力The大岩(12c)、ムーブ探り
・1-2p間から失敗。
・2-3p間は、果敢に攻めるも、踏ん張った左足が滑って不意落ちして頭から落ちて行った。恐い。このルートの中で一番微妙なフットホールド。
・2-3p間を固めるが、どうも、しっくりこない、変な落ち方したものだから、ビビリが入って、へっぴってしまう。
・3-4p間でもホールドに迷いが出る。記憶の左手ホールドが何だか悪いので、その下のよさ目のホールドでムーブを組み立てようとしたのだが、やっぱりできない。
・記憶通りのホールドでムーブがやっとできた。足上げ核心だ~。
・4p目は恐くて、ヌンチャク握ってしまった。
・4p目-終了点でも、ムーブ思い出しにはまる。
・たった1便で、疲れてしまった。
(3) 力The大岩(12c)、×、ムーブ探り
・とりあえず、RPトライのつもりでスタートするが、2-3p間で手順がわからなくなってしまった。
・やっぱり、恐いので3p目にロープ通してからリハーサルする。
・少しだけ繋いで、3-4p間へ突っ込むが、どうも腰が引けていて、左手の距離が出なくて、持ちたいところが持てない。
・立て!立つんだ!
・でっ、ようやくムーブできて、今度は4p目をヌンチャク掴まずにクリップできた。
・そのまま終了点まで繋ごうとしたが、最後のガバ取りで落ちた。
(3) 力The大岩(12c)、×××、ヌンチャク回収
・もう指皮はヒリヒリ。何となく、もう終わっているような気がしていたのだが、1-2p間でつまづく。
・もう、これで、気持ちが切れて、ボロボロになりながら、トップアウトして、ヌンチャク回収した。
「力The大岩」に再会してきました。前回酷い印象になってしまったのですが、今回で印象を少しよい方へ戻すことはできました。でも、このルート、とっても難しいことに気づきました(笑い)。それと、パワーアンダームーブが多く、右肩が痛いムーブが2つでてきます。やっぱり肩が痛かったです。そして、このルートのポイントは、とてもフットホールドが悪いのですが、ひるまず、ホールドに立つことのようです。花崗岩では異色のルートです。おもしろいです。恐いです。絶対に登っておきたい1本です。がっ、今シーズンはいいかな(笑)。
そして、本来の忘れ物タープですが、山荘には届いていませんでした。忘れたあたりの周辺を捜したり、そのあたりにいたキャンパーに聞き込み捜査をしたのですが見当たりませんでした。
〇 力The大岩(12c)
・今週も静かな岩場で週末を苦しめました。いやっ、楽しめました。
・テンションしてからだと、各ムーブはできるのですが、だけど、実は、そこだけやっても、成功する確率が、1/2、1/10、1/3、1/3ぐらいだったり。4セクションが同時に成功する確率は1/180、180便? 全部でボルトを挟んだ4セクション。全て核心なんです。
・全ムーブはとりあえず、できるので、よい印象?と錯覚しているのかもしれません。この確率で、登れる日が果たして来るのか?
・ルート名通り、力がいりますが、めちゃくちゃテクニカルです。おもしろい!
〇 カントリーロード(11c?)
・ハンガー無という情報があったのは何年前なんだろう?
・ハンガーが無くなったのは、今の1-2p間?それとも3-4p間?
・3-4p間がめちゃくちゃランナウトしていて、大きなフレークが落ちた跡のようなものが?3-4p間にボルトアンカーは見当たりません。
・長テープで二か所工作すれば、リードトライできそうですけど。誰かボルト打ってください。
きん]]>
2014年9月14-15日、小川山、しらかばFL、帰ってきた開拓王RP
http://kinclimb.exblog.jp/23389826/
2014-09-16T00:30:00+09:00
2014-09-29T13:32:03+09:00
2014-09-16T00:30:14+09:00
Climber-Kin
小川山2013~2014
◇ 14日(日)
夏の日に一度触った、あのルート。状態よくなったら、何かできるかもと、前日にクレイジージャムを登って、超ご機嫌のヨッシーと砦岩前衛壁へ向かいました。
(1) お手伝いします(10a)、MS、再登
(2) びんたマン(13b)、ムーブ探り
・夏の暑い日に触って、何もできなかったルート。少し状態よくなれば、何かできるかもという思いで再びやってきた。
・出だしで翻弄され、被った部分ではヌンチャクがけで一生懸命。
(3) びんたマン(13b)、ムーブ探り
・核心セクションの出だしは、まーなんとかなるでしょう。でっ、右手穴ガバ取りまでの3手のムーブ解析。
・右手チビカチ持って、左足ヒールで左手上の方のスローピーホールドへがなかなかできない。
・左手上スローピーホールド取れたとして、右手出せるのか?うーん。
(4) 砦岩・下の岩場・しらかば(11b)、コピペ・フラッシュ
・できないムーブを何十回もやってても、楽しくない。
・パートナー様がトライしているルート、RPしたら、フラッシュ狙いでトライしてみようと思っていた。
・パートナー様が2撃できなかったら、トライするつもりはなかった。登る前に登っちゃったら後が恐いからねぇ(笑)。
・でっ、パートナー様が2撃したので、フラッシュトライ。1度目のトライと2撃便でしっかりムーブをコピーしていました。
・忠実に、再現しながら、2ヶ所ほど粗悪コピーだったかな。レストもしないで、行け行けで、最後前腕張り出してあぶなかったけど、コピペ・フラッシュ!
・一撃されて、RPの価値が下がったとやっぱり怒られた。
(5) びんたマン(13b)、ムーブ探り
・再び、びんたマンのムーブ探りへ戻る。松茸風味を3撃したヨッシーにムーブ解析を頼んだ。前半はなるほど!後半はやっぱり不明みたい。
・結局、6p目?のクリップ方法とそこからの後半唯一出てくる左手カンテのガバまでの1mが完全なるブランクセクションのまま終わりました。
・びんたん100回?指皮が全くなくなってしまいました。指先から汁がでてきます。オーマイガー! そして、これが明日の苦戦を強いることになるとは。
びんたマンを再び探ってみましたが、解決の糸口さえ見つかりませんでした。まー、とりあえず、前回、全く何もさせてもらえなかった状態から、前半一手づつはムーブらしき動きができて、やるべきことは何となくわかって、左側の岩はなしでムーブができそうなことぐらいはわかってきました。問題は核心後半というか、そこが核心なのでしょう。ムーブ系13b、難しいですねぇ。今年2回触っても全く可能性を見出せませんでしたが、また、機会があったら触ってみたいと思います。夜は、ichi-geki氏&akikomwさんペアにキムチ鍋ご馳走になりました。翌朝は巨峰と桃のデザートまで頂いちゃいました。ごちそうさまでした。廻り目平にも入れず、下に車止めて歩いて兄岩へ行ってきたコータローの兄弟が夜に合流。N子姐ぇも、少し登れるようになって、よかったぜ。じゃぁ、またな。ではなくて、翌日も続きます。
◇ 15日(月)
雀卓スラブの11aのスラブ、「宝探し」を午前中にRPしてから力ザか?と思いながらも、先週触って、2回ともスラブでやられた開拓王か?ということで、先週ちょっと悔しかったので、コンディションよくなって、今度はスラブで落とされないだろうと。少しトラウマ気味になっている開拓王を先に落としておこうとマラ岩へ向かったのでした。でも、何だか、飲み過ぎたのか、アプローチがとても苦しかったです。
(6) 川上小唄(8)、開拓王のヌンチャク掛
・あれっ? 何だか動きがガサツだ。嫌な予感が。
・まだ、酔いが残って頭も回っていないのか、川上小唄を登っていた関西の方と、旨くコミュニケーションが取れなかったのか?文句を言われてしまった。
(7) 帰ってきた開拓王(11c)、×
・もちろん、一発で登るつもりでスタート。まだ、指汁がでていない。フリクションもよい。さー! あれっ? 届かない。しもうた。足間違えた。
(8) 帰ってきた開拓王(11c)、×、ムーブ固め
・すぐに降りてきて、ロープ結び直して、再トライ!あれっ?足順あってるのに? まだ何か変だ?3-4p間できなかった。
・もう一回やり直すか迷ったが、再度ムーブ固めしておこうと、登って行った。
・よかった。最後のスラブがリハーサルしても全然できなかった。左カンテに足かけて左手出しのムーブを作った。
・それにしても、カンテのフリクションが悪すぎる。昨日のびんたマントライで、指皮が全然なくなっていて、指先から汁が~。
(9) 帰ってきた開拓王(11c)、RP
・A枝さんのエクセレントパワーのトライを見ていたら、落ちてこないでRPしてしまった。飯も食わないで50分ぐらい観戦してしまった。おめでとうございます。
・我に返って、開拓王へ向かったのだが、体は冷え切って、体カチコチになってしまった。
・マラ岩、南面から東面へ向かう途中で体を動かしながら無理やりアップ。
・あれっ、やっぱり調子悪いのか? 3-4p間落ちそうになって、右手やけくそでデッドしたら止まった。
・決めたムーブとか微妙に違う、無理やりムーブの連続でも、何とか角取り成功して、スラブセクションへ。前腕張ってしまった。
・カンテに跨いで休んでいたら、膝の裏にあざができてしまった。
・そして、問題のスラブセクションへ! あれっ? 前回よりフリクションがいい?
・よかったー。登れました。ふー!
(10) 雨あがりの夜空に(12a)、××
・以前から、ルート名が気になっていた、このルートを触ってみた。
・いつぞやのGWに、RCサクセッションの清志郎が亡くなった。そのGWにI川さんがこのルートRPしたらしく、KBさんにルート名つけてくださいで、この名前がついた。
・いい機会だったので、触ってみたのだが?出だしムーブ不明?岩に微妙に苔が張っていて、足が滑りまくり。テンションかけてる岩ごと落ちてきそうで、怖くなってしまった。ど敗退です。
開拓王の下に荷物置こうとしたのですが、人が多かったので、いつものマラ岩南面に荷物を置いたのですが、そのおかげで、終日歩きまくりで、足が疲れました。帰りは予想を反して、渋滞が長かったです。渋滞距離の割に、いつもより時間がかかりました。まー、疲れましたが、久々に11台のルートを2本登ることができました。よかった。よかった。開拓王は、季節にもよるかもしれませんが、難しかったです。もしかして、イエロークラッシュより難しいのでは? そして、今年は小川山で、ついに打ち込むべき課題を見つけられませんでした。クライミングの核心は、頑張れば登れるかもしれないルートと出会うことです。もう、そんなルートは小川山に残っていないのかしら。どれもこれも、自分には難しすぎます。来週は有笠山か?それとも、新天地を求めて違う岩場か?やっぱり暑そうで小川山か?迷走がしばらく続きそうです。
〇 松茸風味(11c)をRPするヨッシー
・本当は、もう一枚、もっといい写真があったのですが、顔写っていたので使えませんでした。
・このルート、夏はとっても難しいけど、秋に登るのは反則だ~!
〇 しらかば(11b)をRPするまーさま
・以前に何度も前を通り、登り易そうだなぁとチェックしていたルート。
・見た目通り、登り易かったです。
〇 ビンタまんに遊ばれてる私
・核心は短いです。
・ルート名通り、ビンタンの連続です。
・ビンタン100回!指皮がなくなって、指先から指汁がでてきました。
〇 しらかば(11b)をコピペ・フラッシュする私
・完全コピペには失敗しました。
・中盤最初のオオガバアンダーあたりが、意外にフットホールドなくて、高足で前腕に負担が!
・レストもせずに、つっこんで行ったら、最後の最後、細かいじゃん。目の前にあったアンダー使って、ごまかせました。
・下の2人が、ムーブ完全コピペで、腹を抱えて笑っていたそうです。見たか!私のムーブコピペ能力を!
〇 ばんざいジャムにはさまるヨッシー
・昨日の大成果を帳消しにするような宿題が二つ。
・もう一つのルート(びんたマン)は触っていないことにしてくれとのことです。
〇 エクセレントパワーをRPするA枝さん
・おみごとです。おめでとうございます。やはり、このルートは凄いです。
・登るの見てて、よく、こんなルート、自分に登れたなぁと感心してしまいます。
〇 復帰を果たしたAK2さん
・墜落事件で、もうシルクはパスして、直接エクセレントパワーかと思っていたら、トラウマはなかったようです。
・今シーズン中に!ガンバです!
〇 雨上がりの夜空に(12a)
・足がツリツリ滑って恐いです。GWあたり、回りの木が落葉している時に、もう一回触るかなぁ。
・愛し合ってるか〜い!イェー!GWに、もう一度会おうぜ~!
〇 帰ってきた開拓王(11c)
・川上小唄のスタートの少し下からトラバースして、ルートに取りつきます。ビレイは下からやってもらいます。出だしの1p目取るところで失敗すると、大事故になるので、手前の木の根っこにテープでランナー取ってから1p目にヌンチャク掛けました。
・実は、川上小唄を登って、向う側へローワーダウンすれば、ヌンチャクを掛けられると最近になって知りました。このルート、マスターで下からトライには、少し敷居が高いです。3-4p間がランナウトしていて、かつ、お尻にぶちささりそうな切り株があって怖いです。ビレイヤーは3-4p間で注意が必要です。
・3-4p間のカチが第1核心。狭っ苦しくて、私は苦手でした。4-5p間が第2核心で、左手リップ一手送ってから、手に足乗り込みで壁の中にあるガストンを取り、左手リップへ軽いデッド。右手リップ取って、左手送り、右手デッドで角取りでした。
・そして、本当の核心は、その上のスラブです。季節によるとは思いますが、暑いとカンテがヌルヌルでとてつもなく悪かったです。ここまで登ってきて、このスラブで落とされること数回。めちゃくちゃ悔しい思いをします。スラブは両カンテを使って、足を高めにすることと、左足ヒールフックが楽にしてくれます。
・難しかったです。11dぐらいはあるのではないでしょうか。イエロークラッシュより、登り辛いように感じました。
・ルートとしては、多彩なムーブ。変化のあるライン。かなりの名ルートです。登っておくべき、価値あるルートだと思います。
〇 砦岩・下の岩場・しらかば(11b)
・砦岩前衛壁へのアプローチの途中、補助ロープがある急登を登ったところから、右上に見える岩です。森林エスカレータから下を見て、少し左下30mぐらいのところにあります。砦岩前衛壁から歩いて1分ぐらいです。
・見たからに登りやすそうな、癒し系ガバルートです。休めるところも多く、オンサイト向きです。
・難しいルートばかりの砦岩前衛壁に疲れたら、登ってみてください。きっと、癒されます(笑)。
きん]]>
2014年9月6日、小川山
http://kinclimb.exblog.jp/23339054/
2014-09-07T23:33:00+09:00
2014-09-08T13:00:02+09:00
2014-09-07T23:33:45+09:00
Climber-Kin
小川山2013~2014
(0) シルクロード・ヌンチャク掛け
・パートナーさまがトライするシルクに、下降しながらヌンチャク掛けした。
(1) 川上小唄(5.8)、再登&開拓王ヌンチャク掛け
・kの嬢が以前、川上小唄から開拓王にヌンチャクを掛けていた。丁度今日来ていたので、ローワーダウンでできるか確認した。
・あー、なるほど。次回も?この手を使おう。
(2) 帰ってきた開拓王(11c)、ムーブ探り
・うる覚えと言うより、すっかり忘れているムーブだが、触りながら、何となく、以前の記憶と一致したような。
・最後のスラブセクションも何となくできた。難しくなりだす、最初の2手だけは固めてなかったような?
・まー、なんとかなるさ。降りてきてしまった。
(3) 帰ってきた開拓王(11c)、×、最後のスラブでやられた!
・このルート最初の細かい小核心がとても怖い。何故なら、落ちると下の切株にお尻を刺しそうだからだ。事実、以前墜落した時に股の間から切株が飛び出してきた。その時は間一髪だった。ビレイヤーに頼むよと何度も叫びながら、そのセクションに入って行った。よかった落ちなかった。ヌメヌメで、オー恐!
・ちょっと右足違ったようだが、目いっぱいの力でムーブ起こして、4p目クリップ。先便で固めたムーブでヌメヌメなカンテに耐えながら、ツノ取り成功。ふ~。
・そして、スラブセクションへ。うわぁー、カンテがヌルヌルだ。そして、空白の2手は、わからん。行っては戻り、散々悩んだが、左側ヌメヌメのカンテで強引に2手進めることにした。がっ、やっぱり強引過ぎた!カンテから手がスッポ抜けて、落ちた。しかも、足がロープに引っ掛かって、後ろに転がってしまった。痛い!ロープバーンを両足に作ってしまった。
(4) 帰ってきた開拓王(11c)、×、また最後のスラブでやられた!
・結構、暑い雲が出てきた。空気の湿気湿気感が凄い。
・あっ、やっぱり、先便より状態悪い!それでも前半の核心と中盤のツノ取りになんとか成功できた。
・そして、最後のスラブセクション。まー、先便に決めた手順通りに行けば登れるだろうと思っていた。
・がっ、カンテが予想以上にヌメヌメのヌルヌルだった。カンテが悪すぎて、足を上げ辛かった。ちょっと下の足で左手出した。パツパツだった。もがいて、左手送りは何とかなったが、やはり足が下気味だった。それでも右手を送った。正しい場所を掴んだはずが、手が抜けそうでつかめない。もう一回掴み直そうとしたが、ツルツルとホールドが2度逃げて行った。「まさか!キャー!」声をだしながら落ちてしまった。チキチー!
・テンションかけてから、スラブセクションやり直したが、ヌメヌメのヌルヌルで、できねぇーよ。これじゃー、登れないわ。と妙な納得をして、ヌンチャクを回収した。
帰ってきた開拓王(11c)、スラブでやられました。2度も。だけど、登れませんでしたが、とっても楽しめました。このルートはおもしろいです。マラ岩へ来るチャンスは沢山あるのでしょう。またやりましょう。そして明日はどうするんだ?ウェザーニュースはかなり悲観的な予報を出していました。気象庁の方は朝の9時ぐらいに雨が止むような予報でした。散々迷いましたが、立てたタープを撤収するのも面倒だし、勢いで泊まることにしたのです。濡れたテントを翌朝たたむのが嫌で、また車で寝てみました。うーん。やっぱり、座席がデコボコなので熟睡できませんでした。そして、朝は予報通りの雨でした。8時ぐらいにやんでくれて、待っていれば登れたのかもしれませんが、じっと、待っているのも嫌で、10時ぐらいに小川山を後にしました。
〇 今週の小川山
・H山さん、kの嬢、ヨッシー、そしてムサシ君組もマラ岩へやってきていました。男3人は熊谷組のコンパニオン付の宴会を夜遅くまで楽しんだようです。
・A枝さん、K門さん、チーウォールのI田パーティもマラ岩でした。
・ichi-geki氏&akikomwさんペア、愛情物語の右にできた新ルート触ったのこと。11台のスラブらしい。
・ミキティと久々に会いました。朝、アルパインクライマーになった茨城のN村くんと、ともちゃんと珈琲のみながら、病院のエグい話とか。
・写真は、エクセレントパワーを探るA枝さん。やはり、かなりコンディション悪かったみたいです。
〇 ガンコおやじ(11c/d)で遊ぶkの嬢
・今日のコンディションでは、こちらはさらにインポッシブル!でしょう。
・生プルーン、ごちそうさまでした。お昼のデザートに頂きました。
〇 ガンコおやじは大人気ルート
・このルート、今や大人気ルート?になっています。
・そして、INGDさん、凄い! このコンディションで、リードでトップアウトしていました。
きん]]>
2014年8月10日~14日、小川山、夏休み前半~中盤
http://kinclimb.exblog.jp/23169690/
2014-08-16T13:47:00+09:00
2014-08-17T07:13:34+09:00
2014-08-16T13:47:29+09:00
Climber-Kin
小川山2013~2014
◇ 8/10(日)
夏休みが始まったというのに、強い台風11号が四国、中国地方と上陸し、横断した。土曜日に無理して行けば登れたのかもしれないが、台風が接近する中、テントで耐えるのは嫌なので、台風が去るはずの日曜日の夕方に小川山入りするつもりで出発した。しかし、台風の動きが遅い。なかなか風が弱くならなかった。高根の湯で様子を見て、結局17時ごろに廻り目平に到着した。時たま強い風は吹くが、雨はやみ、なんとかテントで寝ることができた。隣のテントは誰もいなかったのだが、何か生活臭がして土曜日から入っている感じだった。なんとMOTさんとおKEIちゃんでした。
◇ 8/11(月)
台風一過とはいかず、台風に向かって温かい湿った空気が流れ込む、なんだか湿気湿気のコンディションだったが、一日登ることができた。まずは、できそうな宿題を片づけにいくはずだったのだが。
(1) おむすび山スラブ・無名ルート(10a)、MS、再登
(2) メイストーム(10b)、Tr
・葉っぱが被った下部は湿気湿気で登れない。途中から登った。
(3) ラベンダー(10a)、1ピッチ目、Tr
・うーん。このルートは名作だ。
・マスターのリードは恐そうだ。
・20年前に何度もリードで登っているですけどね。
(4) 雀卓スラブ・宝さがし(11a)、MS、×
・マスターで一発で決めるつもりで、かなり頑張ったが、最後の核心でムーブがわからなくなってフォール。
・そこから、ムーブを探るが、結局わからないままだった。
(5) 宝さがし(11a)、WP
・ムーブがわからないのでは仕方がない。Trで、ムーブ探りにでかけた。
・核心の最後のムーブは、右手取ってから左手アンダー気味サイドで立ち込み、さらに細かいホールドで二足か。
・あれっ、またWPしちゃった。
(6) 宝さがし(11a)、×
・今度はRPする気、満々でトライした。
・あちゃー、また、核心でやれた!
(7) 宝さがし(11a)、×
・あちゃー! また、やられた!チキチー!
〇 雀卓スラブ・宝さがし(11a)をトライする私
・スラブの11aは厳しいです。難しいです。後半はラインが違うのかなぁと思いながらも、直上をトライしているのですが。
・やっぱり、左の壁を使うのか?
・いやいや、11aのスラブだから、こんなもんだろう。
〇 おにぎりスラブの名クラシック、ラベンダー(10a)で遊ぶパートナーさま
・私もTrで遊びましたが、リードするとなると、マントル三連発とランナウトがめちゃくちゃ恐そうだ。
・もう一回、マスターでリードしてみろって?
◇ 8/12(火)
再び朝から雨でした。昼過ぎまで寝て、午後から灯明の湯へ行ってきました。灯明の湯は近くに新しい温泉ができて、客足が遠のいたのでしょうか?少し寂びれていたような気がしました。ついでにヤツレンのソフトクリームを食べてきました。清泉寮と同じく、ジャージー牛乳のソフトクリームなのですが、味はまったり感が少なく、少し淡白だったかなぁ。
◇ 8/13(水)
再び晴れてくれました。どこへ行くか、散々迷ったのですが、一応、開拓王かノーモアレインでもやろうかとマラ岩へ向かったのですが、午前中は体調すぐれず、スラブで遊んでいました。どれもこれも、登れず、意気消沈して下山しました。帰りに左岸スラブへよって、パートナーさまが触ってみたいという、たたのハングを登ることになりました。
(8) マラ岩・屋根の上のタジヤン(9)、Tr
(9) 届け手の平(10c)、MS、×
・今年も再登できず。
・最後の二足が厳しく、久々に取りつくと、どうしてもできません。
(10) JECC(11a)、Tr、××
・真っ向勝負なスラブなのですが、真っ向から落とされます。
(11) ガンコおやじ(11c/d)、途中敗退、×××
(12) オレンジロード(11a)、Tr、ムーブできず
・やっぱり今回も核心できない。
・左手、鶏冠ホールド持って立つんでしょうけどねぇ。できる気がしない。
(13) 左岸スラブ、ただの大岩・ただのハング(11c)、×
・触る気はなかったのですが、パートナーさまから、やってみれと命令が下る。
・あー!持つとこ少し下だった。
(14) ただのハング(11c)、再RP
・核心は簡単にできたのだが、最後のスラビーな部分で思いっきり右肩に力を入れてしまった。痛い!オーマイガー!
〇 ただのハング(11c)
・典型的なリーチものです。
・リーチがないと、右手リップをよいところへ、なかなか手が届かないようです。
・右手届けば、左手の遠い一手はリーチがなくてもなんとかなるようです。
◇ 8/14(木)
微妙な天気でした。パートナーさまを信濃川上駅まで送らないといけないので、午前中だけボルダーへ行くことにしました。久々にお会いしたTMBさんとボルダーへ出かけることになりました。しかし、ただでさえ湿気湿気の上に葉っぱの下のボルダーは厳しいですね。足も手も全然とまりませんでした。
(15) スパイヤー・スラブ10級、一撃
(16) スパイヤー・41スラブ5級、一撃
(17) スパイヤー・42スラブ4級、×
(18) 水晶スラブ下・入口岩正面5級、×
〇 穴社員(3級)をトライするTMBさん
・何度かトライして、最後にリップ取りで声出して再登していました。あいかわらず、メンタル強し。
〇 水晶スラブ下・入口岩の5級のお手本をみせてくれたPちゃん
・Pちゃんが通りかかったので、お手本を見せてもらいました。強い!
今年の夏休みは、雨が多かったせいもあって、いろいろな宴会処で、お酒に料理にごちそうになりました。MOTワインバー、ジン居酒屋、茅ヶ崎山岳会宴場。ごちそうさまでした。
きん]]>
2014年7月26日、暑い小川山
http://kinclimb.exblog.jp/23034346/
2014-07-27T00:16:00+09:00
2014-07-27T10:04:42+09:00
2014-07-27T00:16:33+09:00
Climber-Kin
小川山2013~2014
(1) お手伝いします(10a)、MS、再登
・上部の岩が触り続けると低温火傷するぐらい熱くなってた。
(2) びんたマン(13b)、前傾部分ヌンチャク掛け
・ムーブ探りするつもりが、傾斜に圧倒されて、ヌンチャク掛けだけに必死になってしまった。
(3) びんたマン(13b)、ムーブ探り
・まだ、カンテに陽があたっているが、午前中に一便だしておく。
・中段斜めテラスから、3手は進めたが、その後が???右側に使えそうなホールドがない。
・左側だけでバランス悪く、二手ほど進めて、右手薄~いカチ取って、左足ヒールで左手リップ寄せではないだろうか?がっ、今日の状態では止まる気配がない。
・左手リップからだと、右手穴ガバへ届くかも?
・右手穴ガバ取れたとしても、左足を右面側へ持って行ってはダメなのね。左足リップ向こう側にヒールで左手送りのような気がする。
・まだ、左手カンテ側に陽が当たっていて、コンディション、めちゃ悪し。降りる。
(4) びんたマン(13b)、ムーブ探り
・カンテヌメヌメ分を差し引いて、ムーブができずとも想像しながら進める。
・途中にRCCボルトがあるが、RPトライの時はRCCにはクリップできないような気がする。
・その次にクリップ自体とそこからがさらに悪そう。
こんな時期に触ってみてもという気持ちもありました。それに、これまで、砦岩前衛壁はこの時期にいろいろなルートを触ってきましたが、どのルートも何もできませんでした。やっぱり、その通りでした。でも、少しだけ、全体像がわかりました。また、体調とコンディションがよくなった時に触ってみたいと思います。昔、夏に一張羅触った時も、その時は酷いもんでしたが、GWに触ったら、全く感じがかわりました。あー、やっぱり、この時期は難しいルートを触っても、あまり意味がないのかもと再び考えさせられました。
〇 今日の砦岩前衛壁
・何故か、先週に引き続き、うち猿くん&K門さん&トモちゃん?(いろんなところでお会いするが、誰も紹介してくれないんだよね)パーティがやってきてました。夏の修行僧やスラブルートにやられてました。
・AndoさんとN代っちさんがワイドを登りにやってきてました。
・もう1パーティの方もワイドでした。
・写真は、びんたマン(13b)。季節と肩がよくなったら、また触るぜ!
〇水晶スラブ下ボルダー、入口岩
・降りてきて、まだ時間があったので、ボルダーを少し。すでに指皮痛くて、真っ赤だった。
・この時間帯は、ボルダーも湿気湿気ですね。
・夕方遊んでいたら、ボルダーから帰ってきた、兼ゴン一家とお会いしました。
きん
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2014年7月20日-21日、小川山スラブでリハビリ
http://kinclimb.exblog.jp/23000425/
2014-07-22T00:04:00+09:00
2014-07-22T19:24:40+09:00
2014-07-22T00:04:09+09:00
Climber-Kin
小川山2013~2014
海の日の三連休。当初は、土日月で、月曜日の朝に帰るつもりだったのですが、何やら天気予報が怪しい。日曜日より土曜日の方が、まだ登れそうな気配もあったので、土曜日と月曜日の日帰りにしようかとも思ったのですが、二つの小川山日帰りはお金がかかり過ぎだし、土曜日の近場は金曜日の雨で、これまた状態が怪しい。それなら、日曜日は雨でダメなら温泉かなと、日月で小川山へ入ることにしたのでした。結局、日曜日は、1030ごろに雨がポツポツと降りだし、もう終わり?かと思ったのですが、1400の本降りまで、もう少し遊ぶことができました。日曜日は、湿度は高いものの梅雨明けした初夏のような一日でした。
(1) 宝さがし(11a)、ヌンチャク掛け、敗退
・おにぎり山スラブの無名ルートでアップしようと思ったら、先客多勢。いきなり、取りつくことにしました。
・がっ、下部湿気湿気で滑るのなんのって、一旦は敗退しました。どこ行っても同じだろうと、インチキ棒使って、トップロープ張って、遊ぶことにしました。
(2) 宝さがし(11a)、Tr
・出だし1-2p間から、いやらしい。右手スローピーカンテ部分もって、足スメアでガバへ。で解決。
・その後も難しい。後半は左側のクラックを使うのかと思って、プロテクション確認するつもりで、カムを持って行ったのですが、うーん。違うかも。しかも、左クラック沿いに行くと、めちゃくちゃランナウとして怖い。
・クラックへ行かず、国師夢想にニアミスしていく方が怖くない。RPトライするなら、そっちのラインかなぁ。
(3) 宝さがし(11a)、Tr、WP
・出だしのムーブは、先便の探り通りにこなせて、その上も、微妙な立ちこみの連続。
・問題の後半も、右よりのフェースの中を通すラインで何とか登れた。
・無事WP(ホワイトポイント)。やっぱり、リードでRPしないとダメ?
・と終了点で悩んでいたら、雨がポツポツ降り出して、そのうちザーと降りだして、あわてて回収。本日、ここまでとなりました。
随分昔、同じような時期に同じような状況でトライした、「宝さがし」でしたが、やはり、同じような雨で撤退でした。でも、今回は、WPできたので、次回のチャンスにはRPトライ、メンタルで負けないよう、がんばりたいと思います。本当は、「国師夢想(11c)」が目標なんですけど、スラブは厳しい! テントまで戻ってきたら、まだ15時でした。滝見の湯へ温泉もらいに行きました。茨城のS木さん達から、ジンギスカンをご馳走になったり、コブくんと話したり、酔っぱらって、少ししゃべり過ぎたかな? 目標ルートがないので、お酒、沢山飲んじゃいました。
◇ 21日(月曜日)
今日もスラブかなぁ。そろそろ、フェースかなぁと散々悩みながら、フェースならどこ行くんだ? パートナーさまの行きたいところで、よいのですが、具体的に、あのルートととは決めてもらえず。迷いに迷って、マラ岩へ行きました。今日もスラブでリハビリです。
(4) 屋根の上のタジヤン(9)、MS、再登
・いやー、何10回も登っているルートですが、しびれるなぁ。
(5) 屋根の上のタジヤン(9)、Tr、再登
・新しいVSの靴慣らし。靴ならしには、この傾斜が一番いい。
(6) 届け手の平(10c)、MS、×
・本当は、その左の11bを触るつもりだったのですが、難しそう。で、まずはこのルート。
・やっぱり、核心入るところの一足で落とされて、再登ならず。スラブは、どのルートも一発で再登できないですねぇ。
(7) JECC直登ライン(11a)、Tr、××
・左へ行けず、右へ(笑)。
・このルートも2ヶ所で落ちました。
(8) ガンコおやじ(11c/d)、Tr、ムーブ探り
・さらに右へ。以前触ったことがあるが、全く登れる気配のない、こちらのルートにTrを張った。
・まずは、固い慣らし中のVSで探ってみるが、靴を減らすだけだ~。
(9) ガンコおやじ(11c/d)、Tr、ムーブ探り
・今度は、ヨレ気味のミウラ紐でやってみた。
・2-3p間がどうにもできない。上部は、正規ラインの正面突破は全くできる気がしない。と言って、右ラインも、全然簡単ではない。だけど、リーチを生かして、何とかできそうなムーブを右ラインで見つけた。
(10) ガンコおやじ(11c/d)、Tr、ムーブ探り
・今回も、ヨレ気味のミウラ紐でやってみたが、2p目までは、ヨレ気味の柔らかいシューズの方がよいのだが、2-3p間は今度は固めのシューズの方がよい。2p目で靴履き替えたいのだが(笑)。
・やっぱり、2-3p間のムーブができない。後で、ノグースラブマスターに手本を見せてもらった。なるほど、2-3p間はその足順かー!
・2-3p間のために、固目の靴でやるしかないのかな。でも、ノグー先生は、柔らかいコブラで、2-3p間をこなしていた。
10台のスラブは、たまに触って、一発で再登したいものですが、できませんねぇ。それに、毎年リセットされてしまいます。毎回やり直しみたいな。うまくないです。スラブでリハビリと言いながら、必死こいて、右肩で思いっきり、ホールド押さえているし(笑)。それから、スラブで、ギリギリのバランスで登りきった時の充実感とかは、また、別の楽しみがありますね。ただ、登れない時は、何とも悔しさが残ります。11前半ぐらいのスラブはさくりと登れるぐらいにはなりたいですね。でも、それは、とっても難しい目標です。
〇 宝さがし(11a)
・うーん。私のスラブ技術では、このぐらいが限界か?
・メンタル的には、これで、かなり厳しい。右隣のルートをトライできるのはいつのことか?
〇 ガンコおやじ(11c/d)
・ノグー先生は、終了点直下、右側カンテも使わずに、左よりの直登で完登したとのこと。
・パートナーさまは、逆に2-3p間はこなしていて、終了点直下がまだ、できてません。
・私は登れるなら、なんでもよいです。このルートにこだわりありません。右よりラインでもよいので登りたいです(笑)。
きん]]>
2014年7月12日、小川山スラブでリハビリ
http://kinclimb.exblog.jp/22942967/
2014-07-13T00:17:00+09:00
2014-07-13T01:01:52+09:00
2014-07-13T00:17:40+09:00
Climber-Kin
小川山2013~2014
。そして、スラブ登りでは肩の痛みを感じず、スタスタとスラブを登るの自分の姿の妄想? 私の頭のなかで、期待感だけが大きく大きく育っていました。にこやかに、左岸スラブへ向かったのでした。
(1) トムと一緒(10a)、MS、再登
・弱冠被っているが、ガバガバだから、肩は大丈夫。
(2) ジャーマンスープレックス(10c)、MS、×××
・うっ、ホールドがない。そういえば、スラブらしいスラブは去年から何も触っていなかったなぁと思いだす。
・このルート、20年前にRPして以来、たまに触るのだが、再登できていない。
・昨年から勝負靴として使っていた「ミウラVS」が最近急によれてきていたので、そのかなり前から、あまり履かなくなっていた「ミウラ紐」でトライしてみた。
・やっぱり、一発では再登できなかった。
(3) ジャーマンスープレックス(10c)、RP、再登
・そうそう、ヨレヨレの靴が悪いんだよ、弱冠ヨレた「ミウラVS」でトライしてみた。
・ギリギリで再登成功。よかった。
(4) ピンチ(10c)、MS、敗退
・以前、雨あがりの日に一度触ったことがある。濡れ濡れで泣きながらトップアウトして回収した記憶がある。
・このルートを一発で登って、隣の12aにトップロープをかけようという、腹積もりだった(笑)。
・だが、3p目で敗退。
・全くもって、ホールドにのれない。何故だ?
(5) ピンチ(10c)、Tr、靴慣らし、どテンションだらけ
・このルートはジャーマンに比べると傾斜が強い。ヨレた靴のせいか? で、新品のミウラVSで、靴慣らしも兼ねてやってみることにした。
・何故?Trになっているかって?それは、秘密です。
・だが、新品のミウラVSは最悪でした。テンションまみれで泣きながら終了点までなんとかたどり着きました。
(6) ピンチ(10c)、Tr、再びミウラ紐で、まだワンテン
・ここまで来たら、もう一回、新品ミウラVSで登ってやろうかと思ったのですが、思いとどまって、紐ミウラでやってみました。
・でも、また、トラバースで落ちてしまいました。おかしいなぁ?
・あー、そうか、踵が上がっているのか。
・ジャーマンも、多少踵が上がっていたのでしょう。だけど、傾斜が緩かったから、それでも登れたのでしょう。
・こちらのルートは傾斜が少し強かった。踵が上がってしまって、エッジが効かないから、ますます足に力が入って、踵が上がってしまっていたようです。
・それに気づくのに、5便もかかってしまいました。あ~。
スラブへの妄想は木端微塵に吹き飛びました(笑)。ピンチ(10c)は、出だしにフェースがあって、肩が痛かったのですが、スラブなら、あまり肩を気にしないで、楽しめることはわかりました。この夏はスラブ攻め?いや、スラブ地獄か?
〇 今日の小川山
・朝到着すると、ボルダーに向かうMっちさんと遭遇。お久しぶりでした。
・左岸スラブには、ノグー・スラブマスター率いるGAIDAさんとフージンが来ました。
・フージンは、みごと、ピンチ(10c)をRPしていました。おめでとうございます。
・まーさまは、ジャーマン(10c)を2便目で初RP。ピンチ(10c)も2便目でWPしていました。
・GAIDAさんは、一発でジャーマンRPしていました。感じ悪~い。ピンチのTr掛け、大義であった。
・みんな、スラブ、うまいな~。
・車に戻ると、「よっしー」と地面にマーキングがありました。大日広場の方でキャンプしているヨッシー夫妻に挨拶してきました。
〇 ピンチ(10c)をRPするフージン
・落ちるかな~と思ったら、持ちこたえて、みごとにRP。登りに集中した、よい登りでした。よかったね。
きん
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2014年6月14日、小川山、アンデラクロスRP
http://kinclimb.exblog.jp/22784697/
2014-06-14T23:42:00+09:00
2014-06-21T23:07:59+09:00
2014-06-14T23:42:26+09:00
Climber-Kin
小川山2013~2014
(1) ヤッホー元気(10a)、MS、×
・やはり、右肩が痛い。途中でテンションしながらトップアウトした。
・右肩は動かせるのだが、このルート、右肩に悪い動きばかりある。右手でクリップするのが苦痛だった。
(2) アンデラクロス(12a)、ヌンチャク掛け
・今日は、アンダーバカ力が必要な、「力The」をトライする気は毛頭なかった。一峰へ行くなら、そのうち触ってみようかなと思っていた、こちらのルートを触るつもりだった。
・迷わず、まずはトップロープにして、肩の様子を見ながら、このルートで、のんびり遊ぶつもりだった。
(3) アンデラクロス(12a)、Tr、ムーブ探り
・出だしがいやらしいなぁと思っていたのだが、いきなりできた。
・右手のデッドの送りが思い切って出せなかった。
・2-3p間、アンダーでトラバースだと難しいだろうなぁと思っていたのだが、右側カンテ一か所使えるところがあって、下から考えていたラインとは少し違った。
・2-4p間をリハーサルして、ムーブを組み立てられた。
(4) アンデラクロス(12a)、RP
・ムーブ解決できてしまった。昼から陽があたりだすから、RPトライするなら、早めかなと思い、20分後にすぐにトライした。
・核心っぽい出だしは、今度も一発で決まった。右手カンテスローピーを持って、足上げて右手デッドで飛ばしは、一瞬の躊躇が入りながら、やけくそ気味に手を出したら、止まった。
・下から繋げると、なんだか湿気っぽい。出発前につけたミストスプレーがまだ乾いていなかったか?
・左右チョークアップしてから、2-3p間に入る。本気でトライすると、体が岩に入り、意外にレストできるものだ。
・3p目クリップは左手アンダーで両足開いて、安定してクリップできた。
・右手を右カンテの唯一使える場所を掴んで、左足フレークの始まりに突っ込んで、少しでも振られを減らすために、左膝をアンダーフレークにこすり付けた。左手アンダー取りは成功。右手、ワシ掴みホールド持って、左手持ち辛いホールドでテケテケと足上げて、最後のちょっとキワドイ右手デッドは止まった!もらった。
(5) ムーランルージュ(11c?)、Tr
・8年ぶりぐらいに触る。
・最初の核心は右足ヒールで右手クロスで届いて、体返すのは右肩が痛くてやめた。
・上部は、ラインがよくわからない。あっ、右側のガバアンダーフレークへ行かずに、そのままダイク状スローピーで左へハンドトラバースか?
肩が痛かったので、トップロープで遊んでいたら、意外と簡単にムーブが固まってくれました。右肩に優しいムーブで組み立てられたのはラッキーでした。出だしで一度落とされるかなと思いながらも、たまたま成功できて。二か所あった、きわどいムーブも運よく成功。そのまま登らせてくれませた。神様ありがとうございます。
〇 アンデラクロス(12a)
・今日の私でも一日で登れるぐらいですから、所謂、お買い得でしょう。
・だけど、リーチがないと、出だしがめちゃくちゃ難しいのでは?
・見た目はいまひとつですが、ムーブはボルダーチックで結構おもしろいです。
〇 ムーランルージュ(11c?)
・間違えなく、12aは超えているのでは?
きん
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2014年5月18日、小川山
http://kinclimb.exblog.jp/22640496/
2014-05-18T23:49:00+09:00
2014-05-19T00:15:55+09:00
2014-05-18T23:49:09+09:00
Climber-Kin
小川山2013~2014
(1) ヤッホー元気(10a)、MS、再登
・このルート、やっぱり登り辛い。
(2) 力The大岩(12c)、ヌンチャク掛け
・何だかホールドが滑る。ヌンチャク掛けに徹することにした。
(3) 力The大岩(12c)、×、探り便
・当然できるものと思っていた、1-2p間はいきなり二手目右手が違う場所だった。テンション。
・まー、ムーブ固め便にしようと探りだすのだが、2-3p間が全然できない。前回ムーブ固めたはずなのに?
・何が違う?散々探って、わけがわからなくなってしまった。
・湿度低くて、指皮が乾きすぎか?とにかくホールドが持てない。持てないからへっぴってしまう。へっぴるから足が滑る。
(4) 力The大岩(12c)、×、探り便
・思いつくこと全てNG。
・2-3p間は何とかまとめることができた。
(5) 力The大岩(12c)、×、探り便
・2-3p間繋げてみたが、3p目クリップできず、ヌンチャク掴んでしまった。
・3-4p間は何とかできたが、4p-終了点が今度はヌメヌメでできない。指皮が熱くなってしまっていたか?
実は、野心満々でやってきていたのですが… 前回はとても、いい感じだった「力The大岩」だったのですが、温度と湿度から想定すると、とてもコンディションがよいはずなのですが、今日は何だか、ツルツルのヌルヌル?でした。前回、そこまで難しいと思わなかったのですが、今日の力Theは激難でした。前回固めたつもりのムーブではホールドがスベスベで、全然できなくて、全部詰め直しました。今日も3p目クリップが成功しませんでした。あんなにスタスタできた4p-終了点も今日はできませんでした。気温が前回より10度以上違ったからでしょうか?今日は暖かいくせに湿度が低すぎ?だったせいでしょうか。自分のコンディションのせいだったのでしょうか? それとも、もう季節は終わってしまったの?
〇 力The大岩(12c)、自分メモ
・コンディションによって豹変するのですね。まー、このグレード帯はコンディションよくなければ、登れるわけないか。
・午後から日陰で夏でもトライできるとは言うけれど、夏は登れないでしょう。これ。
・1-2p間の右手クロス出しは、右足アウトサイドエッジがいいかも?
・2-3p間は、左手一手目はよくばらず、手前側のアンダーで、右足高めまで上げて、左足を滑りそ~なホールドへあげて、一二と手を送って、右手アンダーから出して、今一つのホールド抑えて、右足送りで、右手アンダーに戻して、腰を右へ~シフトで、エイヤっと左足を送り。一二と手を送って、左手でクリップ。ここまで我慢するしかないなぁ。恐ぇ~。
〇 ムーランルージュ(11F/G?)
・実は、このルート、大昔触ったことがある。核心が異様に難しかった記憶がある。その後も悪かった。その時の印象は、「限りなく12bに近い11c!」だった。
・本当にやるの?と何度も聞いたのだが触ってみるとのことで、難しいんだけどと小さな声では言ったつもりだったのだが、パートナーさまの印象は、松茸風味(11E)を大幅に超える、11F/Gとのことです。
・いやっ、その~。多分、ついてるグレードは全く、あてにできないと思います。
きん
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2014年5月10日、小川山、一張羅RP
http://kinclimb.exblog.jp/22589000/
2014-05-10T22:59:00+09:00
2014-05-11T15:03:06+09:00
2014-05-10T22:59:14+09:00
Climber-Kin
小川山2013~2014
(1) お手伝いします(10b)、MS、再登
・乾燥した風が吹いていて、寒いせいで、手がカサカサに乾燥している。岩がツルッツルッ。
・うーん、今日はこのツルツルに悩まされるかも。
(2) 一張羅(12d)、ヌンチャク掛け
・ムーブの確認とマーキングをしながら降りた。
・わずか、中3日なのにイメージより難しく思えたのは、手がツルツルのせいだろうか?
(3) 一張羅(12d)、×、ワンテン
・一発で決まったら、いいなぁとかなり甘い考えで取りつく。
・やっぱり、指がツルツルで、めちゃくちゃ難しく感じた。
・出だしがアドリブになってしまって、力入り過ぎた。動きとバランスもきわどかった。それでも、4p目まで到達できて、もしかしたら、このままいけるかも?
・だが、二つ目の核心ムーブを起こしている最中に、右手がスッポ抜けて落ちてしまった。右手は冷たいは、左手はツルツルだわ。こまったものだ。
・左面は陽が当たっていて、岩が温かいのだが、妙に滑る。右面は日陰でめちゃくちゃ指が冷たかった。
・初めてリードするので、上まで抜けることにした。ヨレヨレしながら、何とか、そのままトップアウトできた。
(4-5) 一張羅(12d)、RP
・昼ご飯を食べるころには、日陰になった。この岩場は南東を向いているので午後から日が陰ってしまうのだ。
・急に寒くなった。焼石を出した。
・離陸したところで、いきなり落ちてしまった。フットホールドが欠けたようだ。
・ちょっと動揺したが、リップ持った感触はフリクションがよかった。気を取り直して再スタートした。
・先々便で確認した出だしの手順とは、またまた違った手順になってしまった。なかなか、左手穴が見つからなかった。
・2p目クリップして、レストできる。だが長居しすぎると、今度は足先がよれてしまう。花崗岩チック。
・一段上がると3p目をクリップできる。ここからが核心セクションの始まりだ。
・左手カンテの多少かかる場所を持って、右手は右面のちょっと右よりのチビホールドへ。左足右足と上げて、右手をカンテ向こう側の立ち上がれば、アンダー方向に少し効くところへ。まだ足が低いので全然効かないのだが、それを我慢しながら、体勢を整えて、右手をダイク状のチビホールド持って、無理やり、右足左足とかなり高い場所に上げて、右手デッドで右面のチビカチを取る。左足ヒールしてバランスを取って、そーと、4p目をクリップする。
・ここからが二つ目の核心。右手チビカチで、左手カンテをたたきながら、振られて落とされないように体を上げて行って、左手唯一持てる場所へ送る。ここから、微妙な花崗岩ステップで振り体勢へ持ち込み、右手遠いチビカチへデッド!止まった!左足をカンテにヒールでさらに2手伸ばして、ステップして、右手は見えないチビ穴ガバへ。あれっ、穴がない!探りあてるのに時間がかかり、かなり焦った。右手チビ穴ガバで、5p目をクリップは後は落ち着いていけば、よいのだが。
・5p目から左面へトラバース。前腕が張ってしまった。しかも、冷たい。必死な思いで、焼き石握りながら、前腕の回復をまったのだが、足指がよれてきてしまった。
・辛い足指に耐えながら、ヨレヨレで、終了点まで到達できた。よかったー。
・核心セクションはいつ落ちてもおかしくなかったし、4-5p間は落ちそうなところを何とかこらえて、やけくそ的な遠い右手が止まってくれた。クラックへの左トラバースもめちゃくちゃ奮闘的だった。前腕が張ってしまった。前腕の張を取っていたら、今度は足指がヨレヨレになってきてしまった。最後のスラブは肘が上がってしまって、ピンチだった。かなり頑張った。久々に長い時間、壁の中でもがき苦しんだ。疲れた。最近、勝負の早いルートばっかりだったしなぁ(笑)。
(6) ボルダー・フィロソフィーの直上部分のみ3級
・パートナーさまは私のRP便の前に修行僧をRPしていた。ここはあまりに寒いので、とりあえず下山することにした。陽が当たる暖かそうなスラブを登るか迷ったのだが、山荘でマットを借りて、ボルダーをすることにした。
・恐くないボルダー課題で思いついたのがトラーバス課題のフィロソフィー。一級と記憶していたら、初段もあったのね。でっ、まずはトラバースなしの3級をやってみた。げっ、ホールド悪い。3回目でようやくリップ止まった。完登。
・トラバースムーブをばらそうと触りだしたが、急激に寒くなってきてしまって、またしても、手がツルツル。あまりの寒さに陽のあたっていそうな石楠花エリアへいってみようとしたのだが、ここは沢沿いで冷たい風が吹いていた。本日早めの終了となった。
GW最終日にTrで探った砦岩前衛壁の一張羅(12d)ですが、とりあえず全ムーブとラインが解明できて、もしかしたらという期待でやってきてはいたのですが、予想外の低温と強風で手がツリツリでした。今日はダメかもとも感じたのですが、適度に指汁が出だして、岩は日陰になって、焼石を出したら、思いの外、フリクションがよくなり、完成度がいまひとつのムーブのまま、何だか完登できてしまいました。なんか最近でき過ぎです。
〇 一張羅(12d)
・スタート左から入るのかなと思ってやってみましたが、難しいです。1p目は左側の斜面を登ってクリップして、右側から入りました。
・スタートから3p目までは、何だか登り辛いですが、このあたりは、まだ傾斜が緩いので足スメアとカンテスローパで適当に登れます。
・3p目から5p目までが核心になります。核心セクションで右面のチビカチホールドをいくつも使いました。
・クリップ入れても、核心セクションの手数は12手ぐらいですが、足数がめちゃくちゃ多いです。
・限られたホールドを使っての、大胆なムーブの連続でした。
・5p目取れれば実質終了で、5-6p間のクラックは、ロッキーロードのクラックよりは全然易しいのですが、落ちるとヤバイというプレッシャーで、めちゃくちゃ力が入ります。そのグサグサのフレークは、前半部分でキャメロット#3(青)と#2(黄)が効きます。後半はボロボロでカムは効かなさそうです。落ち着いていきましょう。
・6p目からは右面へ出ました。10aぐらいのスラブをこなして終了点です。
・グレードはどうでしょう。自分にとっては、「登る埼玉県民」と同じぐらいの難しさかなぁ?12cぐらい? もしかしたら、リーチがないととっても難しいのかも?
・あまり登っている人がいないので情報ありません。
・状態やフリクションにめちゃくちゃ左右されるのは確かです。夏はかなり難しくなるでしょう。
〇 修行僧(12b)
・このルート、私はとっても苦手です。「サイズイシュー」と思われます。一張羅の方が登り易く感じました(笑)。私は当面パスです(笑)。
・パートナーさまは、4日目のトライで、この日の3便目で冷たいと絶叫しながらRPしていました。ジャストサイズだったみたいです。おみごとでした。
〇 フィロソフィ(初段)
・ガビガビホールドでした。
・直上部分の3級はすぐに登れたのですが、トラバースは上より?下より?
・いろいろ触ってみましたが、解決できず。
きん]]>
2014年5月3-6日、小川山、GW、登る埼玉県民RP
http://kinclimb.exblog.jp/22567728/
2014-05-06T22:37:00+09:00
2014-05-07T20:48:25+09:00
2014-05-06T22:37:19+09:00
Climber-Kin
小川山2013~2014
◇ 5/3
初日は、前回のトライでいい感じになった「踊る埼玉県民」ではなくて、「登る埼玉県民」のある砦岩前衛壁へ向かった。
(1) お手伝いします(10b)、MS、再登
(2) 登る埼玉県民(12b)、×、ヌンチャク掛け
・とりあえず、マスターでRPを狙うが、核心セクション最初の右手出し体勢になるムーブで、右足トゥーフックがしっかりはいっていなかった。
・すぐに、ヌンチャク掛けモードに変更。
(3-4) 登る埼玉県民(12b)、RP
・一発で決めるつもりでスタートした。力が抜けて、いい感じで核心セクション手前のレストポイントへ到着する。
・さらに集中して、核心へ! ところが出だしの右足が抜けて、いきなりフォール。ずっこけてしまった。
・すぐに降りてきて、ロープ抜いて再スタート。
・再び核心セクション手前でレスト。あー! 前便では、左足が一つ外側だったから、体が右側へ回りこまず、右足がはずれちゃったのね。
・今度はずっこけずに、核心セクションへ入る。さらに、右足はしっかり差し込めて、ヒール&トゥでフックできた。右手カンテへマッチして、左手を薄~いホールドにあてて、右手をそっと抜く。体が右側へ倒せると安定する。右手をホールドとは思えない穴二つをつまんで、ロックしている右足を抜いて寄せて所定の場所に置いて、えいやっ!と右手を出す。届いた!
・落ち着いて、左足右足と上げて、左足をカンテの向こうにスメアヒールで左手送り。右足上げて、左足をスメアでバランスとって、右手を6p目クリップホールドへ。とても落ちついてクリップできた。核心セクション最後のダイクへ乗り込みは、ちょっと強引だったがなんとか立てた。だが少しバランスが悪い。見えない右足は、6p目クリップホールドだが、うまく乗っていない。まずいぞ。このままだと左足クロスで次のフットホールドへのせられない。左の方に使ったことのないフットホールドを見つけた。それに左足をのせて、右足を踏み直すことができた。安定した。よっしゃー登れるかも。
・あとは落ち着いて、スラブセクションをこなし、クラックに刺したキャメロットにクリップ。そこから二足スメアでガバカチに届いた。後は落ち着いて終了点へ。
(5) 修行僧(12b)、Tr、ムーブ探り
・パートナーさまがトライしている、こちらのルートをTrでムーブ探りさせてもらった。
・うーん。以前からそうなのだが、核心セクション最初の一手、サイズが合わない。パートナーさまは問題なくこなしている。このルート、「Size issue」だ。
◇ 5/4
昨日は初日から頑張ってしまって疲れ気味だった。パートナーさまは今日はレストとのこと。好きなところへ行っていいと言われ、甲府幕行ってアラポテトでも触ってみようかなぁと思いながら、朝起きてひらめいた。そうだ!屋根岩1峰のあのルートを触ってみよう。
(6) ヤッホー元気(10b)、MS、再登
・うっ、砦岩前衛壁の「お手伝いします」のレイバック登りを延長したようなルート。落ち着いて登ることができた。
(7) 力The大岩(12c)、ヌンチャク掛け
・とりあえず、スタートしたが、もう気持ちがルートに負けていて、動きがカチコチ。すぐにヌンチャク掛けに徹することにした。
(8) 力The大岩(12c)、Tr、ムーブ探り
・それほど、傾斜もないので、Trで触ってみることにしたのだが、左上するこのルートはTr練習しずらい。1-2p間のリハーサルはできなかった。
・2-3p間は何となくわかり、3p目クリップ体勢もなんとかわかった。恐そうだ。
・3-4p間はかなり悩んだのだが、3p目クリップのアンダーから、左手サイドカチ取って、右足左足と上げて、左手左足で二軸で右手ガストン取りして、足そのままで左手溝スローパー取りして、4p目クリップできそうだ。
・4p目~終了点だが、右かなぁ?左手カンテかなぁ?とかなり迷ったが、ボルト位置から左カンテの方が全然近い。左上していくルートなので、最後左手カンテへ抜けるのも不自然ではない。右側溝スローパーをラインにするなら、4p目ボルトは、あと50cm右側に打ったのではないだろうか。左上しながら、岩の弱点をついていくルートなので、左側カンテへ出るラインも自然だ。そのラインでムーブを作ってみた。
・だが、その左側カンテへの切り替えしが難しかった。散々といろいろな工夫をした結果、なんとかムーブを見つけることができた。
(9) 力The大岩(12c)、ムーブ探り
・思い切って、ロープを抜いて、リードしてみることにした。
・Trでリハーサルできなかった。1-2p間は一発でこなせて、2p目クリップ。だが、結晶穴ホールドは痛すぎで、しかも持ち方が間違っている。いきなり出血してしまった。2-3p間はうまくできて、3p目をクリップしようとしたら、右足が抜けて大フォール、ビレイヤーとアメリカンクラッカーに。グランドフォールしそうになった。久々にたぐり落ちてしまった。恐ぇ~。
・3-4p間は、解決したムーブがうまく一発で決まった。4p-終了点間は手順が曖昧で動けなくなってしまったが、ムーブこなせた。
・一応全ムーブこんせたような。いやっ、3p目前後が怪しなぁ。
・指皮痛いし、体は、もうヘロヘロ。今日はこんなもんで。ヌンチャクを回収した。
(10) おむすび山スラブ無名ルート(10a)、途中からマスター、再登
・1峰から、おむすび山スラブへのアプローチ確認に行ってみた。まっすぐ歩いて行ける。往復できる距離だった。
・久々に、ここへ来たが、廻り目平キャンプ場が足元に見えて、相変わらず気持ちがよいところだ。
・登るつもりはなかったのだが、靴がよれよれで退散してきてしまったパートナーさまのヌンチャク回収に登りました。
・さすがグランドアップルート? いやー、どのルートもボルト間隔が暴力的(笑)。昔のクライマーは凄い!
◇ 5/5
今日は自分はレストのつもりでいた。気分次第で、一張羅かビンタマンでも触ってみるかなと言う気持ちだった。だが、朝から強風がビュービュー吹いて、めちゃくちゃ寒かった。しかも、昼から雨予報だった。アプローチを途中まで登って行ったが、パートナーさまが今日はレストにしたいとのことで、結局完全レスト日にした。滝見の湯へ行き、1時間のストレッチ。夜は7時から寝てしまった。指皮を除いて、体が結構回復した。
◇ 5/6
再び砦岩前衛壁へ向かった。何を触るか迷ったのだが、修行僧は避けて、あのルートを触ってみることにした。
(11) お手伝いします(10b)、MS、再登
(12) 一張羅(12d)、トップロープ掛け
(13) 一張羅(12d)、Tr
・昨年だろうか一昨年だろうか?真夏の厚い日に一便だけTrで触ってみたことがあるのだが、酷い印象だった。暑くないこの時期に再度触ってみようと思った。
・3p目まではなんとなかりそう。そして、3p目から5p目までが核心のようだ。誰もいないことに、自分たちだけの岩場はやりたい放題(笑)。1時間ぐらい探っていた。
(14) 一張羅(12d)、Tr
・3p目まではすんなり行けて、3-4p間で行き詰まった。あー、もっと思い切って、左手カンテ向こう側のアンダー薄カチか。そこから、右手極小結晶ダイクホールドで、しのぎながら、左足右足上げて、右手カチ取りだ。左足カンテに、ヒールで4p目グリップできる。
・4-5p間もまたまた迷った。前便でいろいろやり過ぎて、わけがわからなくなっていたが。あっ、こうか。ムーブできた。左手カンテ取って、右足左足スメアで右足高いアウトサイドエッジで、大胆なフリムーブで遠い右手カチ取りだ。左足でヒールして左手カンテ送って、右手穴ガバ取ってから5p目グリップだ。
・5p目からグサグサのクラックを登って、6p目クリップ。カムは下からキャメロット#3、#2、#1だけど、最後は気かなさそうです。前便は6p目~終了点を探っていなかった。左から?右から?正面は厳しいだろう。右からか? 右側の面に入り込んで、少しいやらしいが、ここはなんとかなりそうだ。5p目までが勝負のようだ。
今年のGWも小川山で凄しました。昨年からの宿題の「登る埼玉県民」を登ることができました。これでようやく、昨年のつけは返したような気がしました。そして、課題探しは、12台後半の渋めのルートを二つ触りました。「力The大岩(12c)」と「一張羅(12d)」を触りました。登れるかどうかはわかりませんが、この手の花崗岩総合力シリーズ?のルートをこなして、花崗岩のスキルを少しでも上げたいと思います。GW前に触った「めおとカンテ」は、かなり難しいです。それが通える課題になるよう、もう少し頑張ってみたいです。それにしても、花崗岩はおもしろいです。ムーブが多彩で個性が強烈です。今年もこれからの季節は花崗岩でいいかなぁ?
〇 登る埼玉県民(12b)
・ちょっと疲れる被りセクションをこなして、核心セクション手前で大レスト。
・核心は花崗岩カンテマジックの難しい7手をこなして6p目をクリップ。このクリップが核心かもしれません。
・ダイクへの乗越しが、ある意味核心かもしれません。その後のボルト足元のスラブセクションも恐いです。プロテクションはキャメロット#2黄色です。はっきり言って、効きはいまひとつです。さらに2足ほどスメアでガバカチです。
・被り、ボルダーチックな核心セクション。微妙なクリップ。そしてダイクへの乗越。さらにスラブセクションにNP。総合力が必要な楽しいルートでした。
・昨年、スクールで来ていたS野さんも、言ってたけど、12cぐらいの気がします。
〇 力ザ大岩(12c)
・まさに岩の弱点をついていく好ルートだと思います。
・ハンドホールドは大きいです。フットホールドはありません(笑)。
・このルートおもしろいです。またトライしたいです。がっ、これはパートナー核心でしょう。
〇 一張羅(12d)
・花崗岩マジック。カンテマジック。ネチネチ、パンパンかと思ったら、意外に大胆なムーブの連続でした。
・でも、修行僧(12b)より登り易そうに感じるのは私だけ?
・パートナーさまの修行僧はいい感じで、下から繋いで、核心セクション最初の右手デッド止めていました。さらに次のクリップは軽くこなして、その次のムーブへ。あれ?あれれ?と見ていたら落ちてきましたが、何だかいい感じのようで、通いたいようです。次回もここかな?
〇 おむすび山スラブ・無名ルート(10a)
・20数年前、出だし核心ができなくて苦しんだなぁ。指汁出ていましたが、こなせました。
・実は上部が核心?これで10aか?
・スラブの10aは、未だに心穏やかに登れない(笑)。
きん]]>
2014年4月26-27日、小川山
http://kinclimb.exblog.jp/22519422/
2014-04-27T22:50:00+09:00
2014-04-28T12:34:28+09:00
2014-04-27T22:50:14+09:00
Climber-Kin
小川山2013~2014
◇4/26(土)
初日は、砦岩前衛壁へ向かった。途中残雪に行く手を阻まれるのではないかと心配したが、アプローチの雪は大丈夫だった。ただ、倒木が多く歩き辛かった。そして、前衛壁は午後から陰るのだが、あー、やっぱり雪が残っていたか。取りつきで雪を跨いだり、ロープを濡らさないように気を使ったたりするが、まー、登れないわけではなかった。そして、昨シーズン何度か触った踊る埼玉県民ではなくて、「登る埼玉県民」をトライした。昨年のけじめをつけるつもりでやってきたのだったが…
(1) お手伝いします(10b)、MS、再登
・取りつきに残雪が残っていて、取りつき辛い。雪の上にマットを引いて、踏んづけて取りついた。
(2) 登る埼玉県民(12b)、ヌンチャク掛け
・核心までは、思い出しながら到着。そのまま核心ムーブをいきなりやってみるが、できない。
・最後のスラブ帯が心配なので、リハーサルはしないで、ヌンチャク掛けに徹する。
・スラブ帯はなんとか一発でこなせた。恐ぇ~。
(3) 登る埼玉県民(12b)、×、ムーブ確認
・核心リハーサルしてみるが、どうもうまくいかない。昨シーズンできた出だしのランジ体勢へ入るムーブすらうまくいかない。
・あっ、しっかり、右足トゥーフックかけるのか?腰が入って、うまくできるようになった。右足がうまく決まっていなかったのが原因か。
・そこから、遠い右手は、すぐに止まるようになったが、そこから核心ムーブの後半も難しい。
・7p目クリップは微妙。このクリップがある意味、核心かもしれない。
(4) 登る埼玉県民(12b)、×、おしい!
・前衛壁は午後から日が当たらない。急に寒くなった。焼石をだした。あっ、フリクションがいい。先便のリハーサルと全然違う。
・右足がしっかり決まって、スムーズに最初の4手をこなせて、遠い右手取り体勢になれた。左手しっかり持てていた。余裕をもって、右手取り成功。左足(先に右足上げると体がはがれることは昨シーズン知っていた)、右足と上げて、左足カンテの向こうにヒールフックで、左手をカンテ上部の親指穴が入るところをもって、右足ハイステップ。左足カンテ向う側へすり足で、右手は7p目クリップホールド取り。静かに取れた。左足をさらに高いところにヒールを決めて、クリップ成功!登れるかも!
・左足ヒールしたまま、左手をさらに飛ばす。左足戻してスメアで右足上部リップの左側に乗せて、立ち込めれば、実質終了だ。がっ、左手すっぽ抜けてしまった。あ~。
(5-6) 登る埼玉県民(12b)、×
・登る気、満々でトライする。いきなりシリアスモード(笑)。
・今度も順調に7p目クリップ体勢へ。だが、右手が抜けてくる~!クリップできず。
・降りてきて、すぐに、もう一便出してみた。同じく7p目クリップ体勢までは行けた。だが、クリップできるほど保持できない。あ~。右手が終わっているのか。残念。
◇ 4/27(日)
再度、前衛壁?というシナリオもあるが、久々の?花崗岩らしき?ルートのRPトライで結構お疲れでした。予定通り、次の課題探しの旅にでることにしました。私にとって、12cから上は、グレードの甘い辛いに加え、自分のリーチや得意不得意系との相性が加わって、登れるか登れないかがとても微妙になります。頑張れば登れそうな課題を見つけるのが核心です。冬の課題はたくさんあるのですが、夏から秋にかけての課題は、まだ、ありません。課題探しの旅が今年も始まりました。
(7) もみじ(10a)、MS、再登
〇 めおとカンテ(13a)、TR掛け
・もみじの終了点からローワーダウンして、めおとカンテの終了点へ行こうとしたら、終了点はすぐそこにありました。
・トップロープ用にセットして、ルートを眺めながら、懸垂下降でおりた。
(8) めおとカンテ(13a)、TR
・あっ、出だしからめちゃくちゃ、いやらしい。まずは、全体像を見ようとパスして、2p目へ行く。
・2-3p間も難しいぞ。多分、2p目はガバカチアンダーでクリップだろう。がっ、フットホールドがめちゃくちゃ微妙。そして、カンテまでは届くがパツパツ。
・多分、胸元のサイドカチに寄せるんだろうなぁと思いながら、さらに上を探る。
・うわ~、3p目クリップホールド?までも大変。そして、3p目クリップ体勢が…。2p目ボルトがはるか下に見えるぞ。
・核心はこれで終わっていなかった。3-4p間も、めちゃくちゃ難しそうだ。
・4p目クリップしてから、終了点まで、5m以上ランナウトしてないかい? 途中ナッツが効きそう。4p目までいければ、後はなんとかなりそうだ。
・結局、何もできなかった。
(9) 妾岩のスラブ左側(10a?)、再登
・スラブっぽいのにも慣れないとと一本登ってみたが、スラブっぽくない。昨日の「登る埼玉県民」の後半の方が全然スラブっぽい。
(10) めおとカンテ(13a)、TR
・今度は、出だし部分も真剣にやってみた。あ~、右足の股関節の柔軟性がほしい。右手思いっきり痛いサイド持って、無理やり体を上げるのか? 右手が痛い。拷問だ。
・2-3p間最初のカンテへのトラバースは、ガバカチアンダーから右手はカンテに届くのだが、左手サイドカチへ寄せる方法が思いつかない。カンテ外傾しているホールドに右足のせて、仁王立ちして寄せか?
・左手寄せられれば、右手カンテの上部、少しよいところが持てて、そこから左手さらにカンテ右側のよいホールドへ。右手マッチで、左足いかにも滑りそうなフットホールドで左手遠い薄いカチ?
・この薄いカチで右手カンテ上だろうなぁ~。
・その次がまた悪い。カンテが微妙に前傾していて、フットホールドはエッジがなくて、スメア左手をまたまた超薄いカチへか?厳しい!
昨シーズン、エンドルトライのよれよれ翌日にちょくちょく触っていた「登る埼玉県民」は、いい感じになりましたが、フリクション勝負かもしれません。まだ、核心最後のリップへの乗り込み部分に不安がありますけど。次回またトライしたいと思います。そして、めおとカンテ触ってみました。垂直系です。この手のルートは、あまりやっていないのですが、花崗岩らしい、難しいルートです。さらに、リードだとめちゃくちゃ恐そうです。体がフレッシュな時に、もう一回触ってみたいです。全力トライに、めおとカンテを初触りして、めちゃくちゃ疲れました。
〇 今週の小川山
・土曜日降りてきた時の駐車場は4割ぐらい埋まっていました。日帰り組が多かったのでしょう。日曜日の朝は2割も埋まっていませんでした。
・北側や終日日陰の林の中や岩の足もとには、まだ前雪が残っています。ぐさぐさ雪です。砦岩前衛壁も取りつきに雪が残っていました。
・兄岩下部のとりつきあたりも、まだ雪が残っていました。兄岩へのアプローチの途中は雪の上5mのトラバース箇所が一か所ありましたが、他は残雪を避けてアプローチできました。ローリングストーンの岩場への登りは、残雪が酷く、まだ無理そうです。
・南向いている屋根岩は大丈夫でした(先週)。
・アプローチ道はどこも、倒木が多くて荒れています。浮石や枯葉が多く歩き辛いです。
〇 登る埼玉県民(12b)
・登れそうだったんですけどねぇ。
・このルートおもしろいです。核心は11手+厳しいグリップ1回+足さばき多数でムーブは厳しいです。長めのボルダー課題みたいです。かつ、その後のボルト、はるか足もとの10aぐらいのスラブ5m+カムセットがしびれます。トップアウトするだけで充実感を感じてしまいます。
〇 めおとカンテ(13a)
・触ってみました。厳しい!
・出だしから4p目クリップまでが全て核心です。
・3p目クリップがめちゃくちゃ微妙そうです。しかも、めちゃくちゃランナウトしてる。
・めちゃくちゃ格調高いルートだ~。
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2014年4月19日、小川山、エンドルフィンRP
http://kinclimb.exblog.jp/22474719/
2014-04-19T23:45:00+09:00
2014-04-22T07:36:01+09:00
2014-04-19T23:45:26+09:00
Climber-Kin
小川山2013~2014
(1) エンドルフィン(13a)、ヌンチャク掛け
・足もとには、すぐ上にある残雪の固まりからの雪解け水が終始流れているのだが、結構乾いている。ほんの少しだけ、染み出しがあるが気にはならない。右手穴ホールドの中は…相変わらず微妙。
・ヌン掛けで、終了点あたりでどうするのか忘れていて、アクシデントはあったが、すぐに思い出して、昨年通りの仕様にヌンチャク掛けできた。
(2-3) エンドルフィン(13a)、×、ムーブリハーサル
・いきなりトライもなんだが、そのぐらいの気持ちでスタートしたが、2-3p間でひるんで、左手が届かず。
・もといで、再度やり直し、次はうまくいって、いきなり本番トライへ突入。そして、右手穴取りは! 届いたが振られて落とされた。おー、でも、なんか、いい感じの気がする。
・だが、3p目からのリハーサルでは、右手穴は届いても、振られて落とされる。ここだけのリハーサルでも止まらなかった。
・太陽が視線に入るので、早めに降りた。
(4) エンドルフィン(13a)、×、ムーブリハーサル、3p-終了点繋がった
・4ヶ月間離れていたので、頭の中の整理はできていた。イメージはかなり固めてきたつもりだ。
・すぐに、いい感じになりだした。だが、やはり、右手穴を掴んでから体が振られて落とされてしまう。
・3p目からリハーサルをする。あっ、もしかして、右手穴取りの際に右手の意識がなかった? 確かにこれまで右手を意識したことはなかった。
・左手だけでなく、右手もしっかり力を入れて、両足で蹴るのか?やってみた。いつもと違う感じでぶれてしまって右手は穴をはずしてしまったが、距離が伸びた!これだ!これが最後の鍵かも!
・3p目から、もう一度やってみた。右手が穴ホールドに十分に届いた。振られを止められた。そのままリップ取りへ。リップも取れた! 4p目クリップ成功。最後のリップ越えをこなして、終了点までつながった。おー! 完登への期待感が急上昇する。
(5-7) エンドルフィン(13a)、×
・最後の鍵をみつけたかもしれない。もしかしたら、登れるかも? 15分ほど休んで、再度トライした。なんだかフリクションが悪く、十分に足で押せない。
・もう一度下から、うーん。やはり、なんだか手がぬけてくる感じだ。
・あー! なんだか、また、わけがわからなくなってしまった。
(8) エンドルフィン(13a)、×
・体は疲れてきていた。3時を過ぎて急に冷えてきた。焼き石を出した。自分を震え立たせるのが大変だった。回収便かな。
・最終便のつもりでスタートする。そして、右手穴取りは? 穴ホールドがとてもとても遠くに見えた。リズムがおかしかった。
・だが、なんだかフリクションがいいぞ。そのままヌンチャク回収かと思ったのだが、もう一便だけ、すぐに出してみることにした。
(9) エンドルフィン(13a)、RP
・朝の元気な体がほしい。だけど、今日は随分と進展があった。シーズンも始まったばかり。次回はうまくいくかもしれない。
・この便で登れるとは思わなかった。だが、とりあえず、気持ちは落ち着かせてというか、どうせダメだろうとと言う境地が、気持ちを落ち着かせていた。まー、とにかく、右手も思いっきり引いて、思いっきり両足を伸ばすだけだ。
・ちょっと指がよれている感じだが、フリクションはすごいよく感じる。ホールドが指にすいつくような感じだ。
・順調に3p目クリップして、右手穴取りは、右手を凄く意識して、力一杯引きながら、力一杯足を伸ばした。あれっ、右穴しっかり届いて、止まってしまった!
・あっ、止まっちゃった! まずい? がんばらないと! あわてて、マジモードになる。
・しっかり右手持てている。フリクションもいい。左手寄せ成功。一旦足ブラになって、左足を溝に刺す。そして、今日使うと決めた中継ホールドへ左手出し。さらに腰が入って、リップ取りは。届いてくれ~!と心の中で叫んだ!
・止まった。既によれているので、肘が少し浮いている。必死で、4p目をクリップして、あわてて、右手リップ頂点ホールド取り。右足を穴ホールドへ刺して、左手マッチして、左足をリップにヒールフックできた。もらった!
・リップを乗っ超して、終了点にクリップした。「ウォー!」叫んでしまった。「登れちゃった~!」
昨年の夏にリップ取りまで二回行けていて、もう登れるものだと思っていたのですが、天気が悪かったり、状態がわるかったりして、なんだか、おかしな方向へさまよってしまい、シーズンアウトして登れなかったエンドルフィンでした。4ヶ月ぶりに触った今日に最後の最後の鍵を見つけられました。これまで、うまく行く時と行かない時の違いが全くわかりませんでした。それに、ふとっ気づくことができました。だけど、これは必須条件ではあっても、十分条件ではありませんでした。もう一つ必要なのが、指のフリクションでした。ずっと不思議に感じていたのですが、いつも午前中はフリクションがよくて、お昼から2時ぐらいまでは悪くなり、また夕方にフリクションがよくなることは、薄々感じていました。湿度の関係なのでしょうか。乾きすぎるとかえって、滑るのかもしれません。そして、遂に、遂に、登れました。ずっと頭の中に、引っ掛かっていたルート。とても短いルートですが、自分にとっては、このルートを登れた価値はとても大きいです。久々のトライでいきなり登れてしまうとは、しかも、殆どあきらめていた最終便トライでRPとは、奇跡のような完登でした。こんなことは、自分のクライミング人生で、もう二度とないのでしょう。とにかく、よかったです。
〇 今日の小川山
・この寒いのに、随分多くの人が来ていたようです。
・ソラマメ近辺には、パンくんが来ていました。それに他2パーティほど来ていました。遠くの方でボルダラーの声がしました。
・帰り際に、講習に来ていた、よしえさんとばったり会いました。妹岩のあたりは、ピッケルで雪かきしないと居場所をつくれなかったとのことです。確かに、妹岩あたりは、例年でも残雪をみたことがあるなぁ。
〇 エンドルフィン(13a)
・所謂、みじかしいルート。トップガン、デリウス、エンドルフィンの飛び系13a三兄弟?(笑)。
・1pと2p目、簡単にクリップできます。クリップしてから一度降りて、集中しなおしてからトライします。3p目をクリップして降りてくる人もいましたが、私はできませんでした。
・2-3p間にひとムーブありますが、慣れれば、力はいりますが問題ないでしょう。3p目クリップもクリップ体勢つくるのに、少し頭を使います。
・そして、核心は3p目からです。左手は大き目のホールドから、右上の穴ホールド取りは、難しいです。さらに、取った後の振られ止めが核心になると思います。
・止めた後からも簡単ではありませんでした。そこからリップ取り体勢になるために、ワンムーブが加わります。私の足が2回切れるムーブだと、右手持ち直しができませんでした。それがまた成功の確率を下げていたのだと思います。
・そこから、リップ取りも、とても狭っ苦しく、いつも失敗しそうです。
・リップ取れれば、そこから終了点までは、ムーブを固めておけば問題ないでしょう。
・このルートは、自分にとって、とても難しかったです。トップガンとデリウスより難しかったです。三兄弟の長男だと思います(笑)。
きん]]>
2013年11月30日、小川山
http://kinclimb.exblog.jp/21565577/
2013-11-30T23:58:00+09:00
2013-12-01T12:10:48+09:00
2013-11-30T23:58:10+09:00
Climber-Kin
小川山2013~
。陽が上がりだし、少し気温が上昇してくれたようで、廻り目平に到着した時は、マイナス9度でした。金峰山荘と廻り目平キャンプ場は先週末に閉鎖しました。ゲートはなくなっていました。当然下の水洗トイレはしまっているとは思っていましたが、上のドボントイレまでしまっているとは、知らなかった。水道は凍結するので、蛇口をしめないでくださいとあるのに、水はでてこない状態でした。
(1) エンドルフィン(13a)、ヌンチャク掛け
・まだ、氷点下。足指の感覚がすぐになくなった。
(2) エンドルフィン(13a)、アップ便
・ムーブの練習がてらのアップ便を出した。
・右手穴取りは、足を飛ぶのではなくて、足を延ばし切る感じだ!
(3-5) エンドルフィン(13a)、第1ラウンド、×
・右手が穴をとらえるが、振られて落ちてしまう。
(6-8) エンドルフィン(13a)、第2ラウンド、×
・岩が冷たいが、フリクションはよい。チャンスだ。
・右手が穴をとらえるが、振られて落ちてしまう。
・太陽が視線に入る。1時間ほど休憩。
(9-11) エンドルフィン(13a)、第3ラウンド、×
・謎の時間帯。何故か左手のフリクションが悪くなる時間。
・こんな寒い日でも、やはり、左手がしっくりこない。
・自分の指皮がなくなってくるからだろうか?
(12-14) エンドルフィン(13a)、第4ラウンド、×
・いいトライが続くのだが、徐々に体と指に疲労感が。
・敗戦色が濃くなってくる。
(15-16) エンドルフィン(13a)、第5ラウンド、×
・今シーズン、最後のトライだろう。残りの力を振り絞って、全力でトライするが、もう、距離を出す力は残っていなかった。
朝はめちゃくちゃ寒かったです。鼻の中がツンツンしました。でも、昼ごろは少し緩んでくれました。2時を過ぎたあたりから、また急に冷え込み始めました。午前中は陽だまりになるエンドルフィンは、まだなんとかなるコンディションでした。しかし、登れませんでした。昨年のエクセレントパワーは、夏の間もトライし続け、よい結果をもたらしましたが、このエンドルフィンの夏の間のトライ継続は、裏目にでてしまったのかもしれません。夏に下から繋いでリップ取りが成功して、リップ取った瞬間に右手が抜けてしまった、殆ど登れたような惜しいトライがありました。当然、すぐに登れるものだと思っていました。しかし、その週に疲労のためか膝を痛めました。そのころから、肘の調子が悪くなっていました。トライしていれば、そのうち登れると思い、コンディション悪くともトライし続けました。それによって、違うイメージをすり込み、疲労を蓄積してしまったのかもしれません。3-4p間のリハーサルで、たまに、右手穴取りができてしまうので、もしかしたらと、ずっと期待していました。しかし、この数回ほど続いた、よいコンディションでのトライで納得しました。足りなくなった力は、左手の保持力と伸び上る体幹力と屈伸力です。そして、そこだけやれば、よいイメージでムーブができるのですが、下から繋ぐと何故か直線的に穴へ向かってしまうことが多かったです。私のムーブのイメージは電電太鼓のように、スムーズに延び上がることなのです。下から繋ぐと左手がうまく保持できていないから、イメージ通りにできないのかもしれません。悔しいですが、仕切り直しです。体をリフレッシュし、体が覚えこんだムーブをリセットして、来シーズン再挑戦です。
〇 朝の甲斐駒
・今シーズンは、毎朝、甲斐駒をみてから廻り目平へ向かいました。随分白くなりました。
〇 マイナス10度をさす外気温計
・これ以上下がらないでくれと祈りました。
〇 今日のエンドルフィン
・午前中は陽だまりとなります。ここだけ少し緩んでいる感じです。
・太陽が視線に入る時間が長いです。10時から12時半ぐらいまでの間、ずっとまぶしいです。
〇 今日の小川山
・山荘は閉じてしまいましたが、ボルダラーの方々で、まだまだにぎわってました。
きん]]>
2013年11月23日、小川山
http://kinclimb.exblog.jp/21529087/
2013-11-24T09:50:00+09:00
2013-11-24T10:48:14+09:00
2013-11-24T09:49:44+09:00
Climber-Kin
小川山2013~
(1) エンドルフィン(13a)、ヌンチャク掛け
・まだまだ、岩が冷たいが早めにヌンチャク掛けだけ済ませる。
・うっ、腹筋が怠い。水曜日、二子で登ったせいか?
(2-4) エンドルフィン(13a)、第1ラウンド、×
・あっ、今日は左手フリクションがよい。一発目から右手穴に届いて、降られて落ちた。
・惜しいトライが続いた。
(5-7) エンドルフィン(13a)、第2ラウンド、×
・今度もよい感じにトライするのだが、右手穴とらえるが、降られて落ちる。あと、5cm足りない。
(8-9) エンドルフィン(13a)、第3ラウンド、×
・視線に太陽がもろに入る間を避けて、12時過ぎにトライするが、まだ、まぶしかった。
・それに、右手フリクションがよくない。暖かすぎるせいか?
(10-11) エンドルフィン(13a)、第4ラウンド、×
・少し時間を空けて、13時過ぎあたりにトライする。今度も右手穴は届くが、降られて落ちる。
(12-13) エンドルフィン(13a)、第5ラウンド、×
・だんだん、疲れてきていた。距離が全然出ないトライも出てきた。あー。
(14-15) エンドルフィン(13a)、第6ラウンド、×
・今シーズン、最後のトライになるかも。
・残る力で全力でトライするが、距離が出なかった。
乾燥し過ぎで、ホールドがツルツルではと心配していたのですが、午前中と13時半以降は今日はフリクションはよかったです。だけど、私のトライは距離がでませんでした。今より明らかに状態が悪い時よりも、距離がでないのです。結局、何がコツが掴めずに、トライしてきたのが敗因でしょう。まぁ、まともなコンディションになって、わずか3日目だから、こんなものなのかもしれません。もしかしたら、平日二子の「ペトルー」にやられたのかもしれません(笑)。悔しいですが、あとほんのちょっと力が足りないようです。成功する確率が悪すぎます。奇跡は起きませんでした。今週で金峰山荘は閉じるそうです。もう終わりかなぁ?
〇 今日の小川山
・ソラマメ周辺は静かでした。我々だけかと思ったら、かぶとむしの宿題をトライしに来た松本チームのお二人がやってきてました。かぶとむしを見事にRPされたとのことです。おめでとうございます。
・連れの方は、以前にシルクでヌンチャクを借りたことがあります。シナプスをトライされていました。
・帰りに駐車場で、ひろしくん&マチコちゃんペアに会いました。明日もトライだそうです。ガンバ!
・写真で、ロープがかかっているのは「シナプス(12b)」です。
〇 朝の大日広場
・到着したころは、駐車場も閑散としていましたが、帰るころには、結構な車がありました。まだ、キャンプする人達も結構いたり。みんな好きですねぇ。
〇 長坂から見える甲斐駒
・毎週、雪が下がって来てます。白くなってきましたねぇ。
きん]]>
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