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2010年2月27日、二子山

「おいしいよ、チャンスどころか後退007.gif

天気予報は土日とも雨。気温は高め。結露さえしていなければ、チャンスだと期待してやってきた。今日はいつもより、少し遅めの出発。久々に下道で向かう。弓状に到着すると期待通りの雰囲気だ。岩は焼石がいらないほどの温かさ。慣らし便なしで、一便目から勝負に出た。

(1) ワーカーホーリック(10b)、再登
(2) ワーカーホーリック(10b)、再登
このルート始めて、ヌンチャクがかかっている状態で登ったが、ヌンチャクかかってるとリズムが止まらず登り易い。

(3) 湿っぽいよ(12c)、×
11時半ぐらいに、1便目を出す。かなり気合を入れて、だけど、力抜いて抜いてと登り出す。うっ3-4p間のスリットと左手アンダー、さらに4p目クリップ左穴が湿っぽい。それでも、元気な1便目。そして、拝まないホールド持って、右足上げようとしたら、うっ、左手が湿っぽくて抜けてくる。ダメだ。

(4) おいしいよ(12c)、×
14時に2便目。またまた、拝まないホールドがしっくり来ない。落ちた後指先を見ると、少し濡れている。うーん。掴む場所がおかしいのか。もう一度確認して降りる。

(5) おいしいよ(12c)、×
16時に3便目。やっぱり、拝まないホールドが滑って、水平カチ?にも届かず。

(6) おいしいよ(12c)、ボロボロ
17時ちょっと前に最終便。これまで、慣らし便入れて4便目はあったが、トライ4便はなかったかもしれない。で、ボロボロでした。拝まないホールドまでも到達できず。そもそも前便から30分ぐらいしか空いてないものなぁ。核心ムーブ。みんなと同じように、拝みムーブで左手ピンチ取りをリハーサルしてみた。こっちのムーブでもピンチ取れるみたい。大雑把な感じのムーブでムーブ自体の失敗は少ないかもしれないが、右手アンダー気味から強引な左手出しは厳しいですね。私のムーブは微妙な難しさがあるけど、自分にとっては今のムーブの方がいいなぁと思った。

左ピンチ取れたのは随分昔になってしまった。先週もピンチが取れなくなってしまっていたのだが、今週はそのピンチ取りムーブまでも行けなくなってしまっていた。湿っぽかったからか。疲れが溜まっているからなのか。よくわからない。せっかく岩が温かいチャンスだったのに。これまで、冷たいから登れないと思っていたのに。暖かくなると、今度は、ヌメって登れない。今のムーブはフリクションを当てにしているムーブだから、私にはなおさら辛い。それじゃ、いつになっても前進しないぞ。辛い。チャンスは暖かい日の夕方なのかもしれない。今週は特別なコンディションだったので、あまり考えすぎないようにしよう。疲れを取って来週を迎えたい。えっ、来週も天気悪いの?雨続いて、染み出し始まって。今シーズン終わり?

〇 今日の二子
・弓状には14人ほど、平日のような人数だった。
・帰りの登山道は、どろどろグチャグチャ。最終組になって駐車場へ降りていくと、たいちくんと高田ママがすぐに帰らずに、ヘッドライトをつけて、待っていてくれた。ありがとうございます。
・写真はおいしいよ3p目あたりの私。
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〇 ペトのレストポイント
・サイズぴったりで、いい感じで休めているように見えるのだが、本人はそれほど休めていないとのこと。
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〇 ペトの核心ムーブ失敗
・骨盤の右側が下がって、左側が上がって、腰が壁から出てしまってます。左側の骨盤を下げて、腰を少し右側へスライドさせて、左側の空間を作って、左足伸ばすイメージだと、壁に入れるのではないかと思います。リハーサルだとうまくできて、下から繋げるとできない。みんな同じです。イメージ固めて、次回ガンバだ!
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きん
by Climber-Kin | 2010-02-28 11:03 | 二子山'09-'10 | Comments(4)

新・持久力の研究(3)

「遅筋と速筋の割合」

前回は、我々は速筋(アウターマッスル)の特性をうまく利用して登りましょうという定説的でしたが、戦略的(ストラテジック)な提案でした。今回は少し定量的な情報を調べてみました。我々の筋肉は遅筋(インナーマッスル)と速筋(アウターマッスル)に分類されていて、かかる負荷にしたがって、次のように使われます。下図は、筋肉の細胞数の割合であって、それぞれの筋肉の細胞あたりの筋力が違うので、筋力の割合ではありません。

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負荷がかかると、まず遅筋から使われます。さらに負荷が必要な場合は速筋が使われます。これは、サイズの原理と言われていて、疲れづらくて長く使える筋肉から使うように組み込まれた我々のプログラムです。さらに力を出そうとすると速筋が使われます。速筋は大きな力を出すことができますが、無酸素で動作をするため短時間しか力を発揮できません。陸上競技で言えば、400m走が無酸素で走り抜けられる限界のようです(非乳酸系の持続時間は数秒で最初に使いきってしまいます。乳酸系持久力の限界ということです)。世界記録は43秒台ぐらいなのでしょうか。これは全力フルパワーの話です。クライミングの筋持久力運動では、常にフルパワーを出すわけではありませんので、ここまで短くならないのでしょう。個人差やトレーニングの度合いによって異なるようですが、無酸素運動(乳酸系)で続けられる種目は、1分から3分半ぐらいと言われているようです。そして、この遅筋と速筋の比率は、マラソンランナーが80:20、跳躍や短距離走ランナーが40:60で、日本人の平均は70:30程度と言われているようです。実は、日本人の多くはマラソンランナー並に遅筋の割合が多くて、所謂持久力系スポーツに向いているようです。確かに名前を残した日本人マラソンランナーは多いですね。そして、この遅筋と速筋の割合はそれぞれの細胞の割合で個人ごとに決まってしまっています。どんなトレーニングをしても、それぞれの筋肉の数自体は変わらないようです。乳酸性作業閾値(LT値)近辺でのトレーニングによっては、速筋が遅筋的な動きをしてくれるようになるらしい中速筋も存在するようですが、その割合は少ないようです。そして、その個人差は、体格の違いを見れば、明らかです。割合を見てみると、遅筋と速筋の割合は、4:1から2:3です。つまり、速筋の割合は20%~60%の範囲で個人差があることになります。胴体内にあるインナーコアマッスルのオフセットが含まれているとしたら、恐ろしいほどの個人差があるように思えます。重力に反する運動をするクライミングでは、私のように体重が重い人は、速筋を動員してしまう負荷の閾値(乳酸性負荷閾値?)を下げてしまっているのでしょう。傾斜があると、低い負荷でも、速筋スイッチがオンしてしまうのです。

(1) なぜ、速く登るのか?
20mのルートなら、RPトライにフォーカスし、完全自動化することで、途中の大レストポイントを除けば、3分~6分程度で登れるのではないでしょうか。少なくとも核心セクションは抜けられると思います。無酸素系運動を継続できる時間が1分~3分半だとすると、かなり微妙な時間差なのです。ここに「早く登れ」の根拠があるのです。技術的にこの無酸素系の継続時間を長くしながら、負荷時間を短くするかがポイントかなと思うわけです。ただし、クライミングの運動は終始全力フルパワーを出すのが課題ではありません。いかに力を使わないで登るかです。ですから、速ければよいと言うわけではないはずです。最適なスピード(間合い?)があるはずです。

(2) なぜ、動的ムーブなのか?
無酸素運動とは、酸素を前借する運動です。いわば乳酸を約束手形として発行します。乳酸は後ほど酸素によって、エネルギーに換えられ分解されます。借金経営なのです(笑)。無酸素運動の直後でも息があがりますよね。これは酸素の借金を返済しているのです。そして、速筋スイッチがオンしてしまうと、筋肉が静脈流を閉塞させて、この乳酸を排出できなくなるため、筋肉内に乳酸が溜まってしまいます(債務超過?)。乳酸がたまると速筋は動けなくなります(倒産?)。その対策は、速筋の稼動時間を減らしてやることが効果的だと思うのです。それに都合のよい方法が初動時に負荷を集中させて、その後は、力を抜くことで、この速筋オン時間をできる限り減らしてやることなのです。我々がゆっくりとしたスタティックなムーブを行うと、速筋オン時間が長くなってしまいます。体重が軽くて遅筋が発達している人は速筋がオンしません。だから、スタティックなムーブの方が適しているのです。我々が、力のいるスタティックなムーブを行うと、LT値を超える時間が長くなってしまうのです。状況次第ですが、我々はスタティックムーブをするとかえって疲れてしまう傾向があるのです。もちろん、LT値を超えない負荷の範囲ならスタティックに動いても大丈夫なのでしょう。私は、二子の被ったルートでは、ずっとLT値を超えてしまっているようです。

(3) 遅筋を鍛えるという意味は?
図に示したように、我々は二種類の筋肉を持っているわけですが、さて、遅筋は鍛えられるのでしょうか。トレーニングによって、速筋は肥大化して、筋力が向上します。一方、中筋と遅筋は、トレーニングしても筋肥大は起こしません。つまり、筋力の向上は期待できないのです。それでは、遅筋を鍛えるということは、どういうことなのでしょうか。それは、有酸素によるATP再合成能力を上げて、その活動能力と活動時間を向上させるということです。それは、最大酸素摂取量を増やすことであり、そのために低負荷での長時間のトレーニングを毎日繰り返すことなのです。マラソンランナーは2時間~3時間の長時間にわたって、遅筋へ酸素を供給し、グリコーゲンと脂肪を使ってATPを作り続けることをしているわけですね。で、クライミングでは、どうなんでしょう。アルパインクライミングとか、マルチピッチ等では、この有酸素系持久力は非常に重要であることは容易に想像できます。また、通常行っている我々のトレーニングは、ボルダーも、ジムルートも、ボルダー壁の長手ものとかも、基本的に速筋を鍛えていることなのですね。我々が目標としているルートに対して、「遅筋を鍛える(有酸素系の向上)」というのは、どんなインパクトがあるのでしょうか。乳酸を酸化するのは遅筋内のミトコンドリアで行うようです。体内の乳酸濃度を下げて、速筋が動ける状況に戻してくれています。速筋が作った酸素の借金を遅筋が返してくれているようです。

常に速筋ばかり使っていると、速筋スイッチオンしやすくなり、遅筋で維持できれるはずの場面でも、速筋を稼動してしまうようになる悪い癖もあるようです。遅筋がさぼりだしてしまうようです。遅筋と速筋の割合自体は決まってしまっているわけですが、両方で高い能力をあることが理想的なのでしょう。クライマー分布想像図を載せます。前回の記事では、速筋クライマー以外は持久力クライマーと解釈をされていたようなので、今回は「標準クライマー」と「強強クライマー」の分類を加えて表現してみました。この図が正しいかどうかはわかりませんが、個人差があることは確かだと思います。また、遅筋の筋力は、トレーニングしても向上させられないということがわかってきました。筋力を向上できるのは、速筋しかなく、我々の筋持久力を向上させると言う意味は、速筋の酸素借能力を上げることなのだろうということは、なんとなく理解できたような気がします。だけど、次の疑問が出てきます。酸素借能力って何なんでしょう?たくさん酸素の借金ができれば、それだけ無酸素で長く運動できるわけですから、うれしさと振る舞いはわかります。でも、具体的にはなんなの? 耐乳酸性といわれている筋持久力の方は、疑問視されている意見も多いです。以前の記事に書いたように、乳酸をためないような筋肉の使い方を学習すべきだという考えもあります。とりあえず、遅筋が少ないことを嘆いても仕方ありません。それに、遅筋は、これ以上力をつけてくれないようです。よって、速筋を強くし、効率的に使う方法を検討していくべきだということはわかりました。そして、我々、速筋クライマーは、いや標準クライマーもそうでしょう。借りた酸素の借金をどこで返すのか。酸素の借金を終了点や大レストポイントで返せる場合はいいのですが、レストポイントでレストできない場合は、やっぱり安全圏まで走り抜けるしかないのですかね。あたりまえか。私がこうして、調査、解析、そして理解しようと思うのは、本質を理解したいからです。研究は続きます。で、あなたは、どこに分布してますか?
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P.S
少し話がそれますが、常に速筋ばかり使っていると、速筋スイッチオンしやすくなると書きましたが、インナーコアマッスルがさぼりだすと、背骨がずれてしまい、腰痛の原因になるようです。また、ボルダーばかりやっていて、たまにルートをトライすると力ばっかり入っちゃいますよね。このあたりが関係しているのかもしれません。少しルートトライを継続すれば、すぐに戻ると思います。自動化中のトライしているルートではそうならないと期待したいです。ジムボルダーでも、易しめの課題は、できる限り力を抜いて登るように意識した方がよいのでしょう。力づくでオンサイトしたボルダー課題も、力を抜いてもう一度登るというのはムーブを学習することと力を抜いて登るという習慣をつける両面の効果がありそうです(なかなかできないんですけど)。ボルダーばかりやってるとルートが登れなくなるという人がいますが。これは、筋持久力がなくなったわけではなくて、神経系の影響です。あまり神経質にならなくてよいように思います。

きん
by Climber-Kin | 2010-02-25 12:50 | クライミングの研究 | Comments(8)

2010年2月24日、T-WALL東村山

昨日に引き続き、疲れてるなーと思いながら、チーウォールへ向かう。土日登って、中一日で二日連荘。疲れが溜まってしまうのだが、週末に向けて、中二日のレストは取りたいし、だけど週に二日はジムへ行きたい。最近、土月水パターンから、狂ってます。

〇 サナダ虫ください!!、チバタケ氏、2010.02.24
・サナダ虫を飼ってると、花粉症が治るとか?
・青5-6Qは、ホールド二つ間違えていて、二撃して何か変だと気づいて、正しいホールドで、これも無理矢理登って、さらに、設定手順で、もう一度登り直した。
・赤5Qは、緑三角スローパーからリップチビホールド右手取りで、落とされまくる。
・先に、緑3-4Qを触るが、3便出して登れた。
・赤5Qに戻って、完登。
・オレンジ3Qは、あのU野さんまでが、はまっていた。完登していたコグマ氏が1年前なら2級じゃないかって。私も、壁が変わってから、1グレードは十分に辛くなっていると思う。外岩ではグレード上がってるのに、チーウォールでは逆で登れるグレードが下がってきている。壁のホールド替えの際に、I崎氏の課題が最初にできてたからなぁ。それがリファレンスになっちゃったんだよね。
・もともと辛かったのに。ちょっと、行き過ぎのような気がするのだが。
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最近、上腕二頭筋の内肘の近くあたりが痛い。肘を曲げきった状態で強い引き付けをして、筋が筋肉に潰されて痛めているようだ。狭っ苦しい引き付けムーブは当面禁止。最近、何だか筋肉つけすぎているような気がする。筋力×瞬発力=パワー。スピードがないから、筋肉がついちゃうんですかね。

きん
by Climber-Kin | 2010-02-24 23:53 | T-WALL東村山 | Comments(0)

2010年2月23日、T-WALL東村山

土日と登った平日のボルダーはいつもボロボロなのですが、今週もやっぱりボロボロでした。新しくなった、スラブ壁はまだ、ホールド覚えていないので、複数の課題をアップダウンすると、ダウン時にホールドテープ見えなくて困ります。

〇 kの氏、薄被り左、2010.1.27
・緑5-6Qは、一撃できず。2手目緑ホールドを左手で、右手を壁サイドのチビホールドを取りに行ってしまった。あっているのか?あっていないのか?不明。
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〇 大先生、I崎氏、オカノ氏、オレンジ3Q、2010.2.18
・オレンジ3Qは、ホールド大き目だったのでやってみた。黒スローパーからハリボテ上の白いホールドが遠い。
・4便ほどトライしてなんとか登れた。
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もう、後はボロボロだった。薄被り左のチバタケ課題4級、3-4級にはまたまたやられる。どちらも、一箇所できないムーブが。チキチー。

きん
by Climber-Kin | 2010-02-23 23:41 | T-WALL東村山 | Comments(0)

2010年2月20-21日、二子山

「彷徨うピンチ取りムーブ」

土日とも、晴れ晴れの暖かくなる予報がでていた。期待満々でやって来た。土曜日はポカポカだったのだが、結局、おいしいよが冷たくなかったのは、3時以降だったのではないだろうか。日曜日も暖かいはずだったのだが、午前中少し風あり。午後から薄い雲が出てきてしまって、一番岩が温かかったのは4-5時という状態だった。

〇 20日(土)
(1) ワーカーホーリック(10b)、再登
(2) 高く登れ(10b)、再登
(3) バイパス(10a)、再登
(4) おいしいよ(12c)、慣らし便5p目まで各停
(5) 冷めたいよ(12c)、×
ピンチ取り到着時は、もう指の感覚がなーい。
(6) おいしいよ(12c)、×
いい感じでピンチ取りまで来たのだが、左手ピンチは0.5秒保持して、抜けていった。ギャラリーから左足ヒールフックにダメだしがでる。下から繋げてくると、腰が下がっているらしい。左足上げずに、右手水平カチ?取りする左足のままで、ピンチ取りをリハーサルして、その後の足順を修正。テンションかければ、いろいろムーブができるんですけどね。とりあえず、明日はこれでやってみますか。

〇 21日(日)
(7) ワーカーホーリック(10b)、再登
(8) 高く登れ(10b)、再登
(9) 高く登れ(10b)、Tr
(10) 冷めたいよ(12c)、×
修正したムーブでピンチ取りをしてみたのだが、右指の感覚がなくて、これじゃ、どっちのムーブもできねぇよ。
(11) 冷めたいよ(12c)、×
ありゃりゃ。拝まないホールド持ち損ねた。
(12) おいしいよ(12c)、×、ワンテン、トップアウト
スタート地点で、まだ、どっちのムーブでやるか迷ってる。ピンチ取りは左足ヒールに戻してやってみることにしてスタートする。が、いかんせん。二日目の3便目。よれてる。それでも、ピンチ取りまできて、どりゃっ! 一瞬ピンチが止まったが、するりと抜けていった。よれている状態で、5p目から繋いでトップアウトすると、7-8p間あたりから、猛烈なパンプが襲ってくる。ここから、パンプと並行状態で9p、そして終了点まで耐えるのだが、このあたり不安だなぁ。だけど、この疲労感に、あ~充実(笑)。

暖かいはずだったのだが、結局それほど岩は温かくならず、チャンスは、土曜日に2便と日曜日に1便だけだった。土曜日の最後の便では、応援してくれていた沢山のギャラリーからピンチ取りヒールフックムーブのダメだしをもらった。あまりに多勢のダメだしだったので、足を下げてみることにした。そして、日曜日、結局ピンチは止まらず。足が下でもヒールでもテンションかければ止まるのです。どうも、最近ピンチ取りムーブのイメージがおかしくなってきていたようだ。テンションかけてからムーブを起こしても、デッド傾向が強くなってしまっている。いや最初から間違っていたのか。最後の便で落ち着いて確認してみた。これまで、「ヒールに力を入れて、右手に力をいれて、寄せて寄せてデッド!」だったのだが。右足の立つイメージなのだと気づいた。右足に立てば、腰は落ちない。ピンチも目の前だ。右手の負荷も少ない。そういうことのようだ。ピンチ取りはムーブ変更しないでヒールで行きます!二日目の最後の便はいつものように根性で、ワンテントップアウトしておいた。次回ピンチ取れたら、終了点までいくぞ!ぐらいの気持ちで、がんばります。

〇 今週の二子
・暖かかったわりにはあまりRPは出ていませんでした。
・たいちくんが、二子の12で一番難しいとうわさと熱恋物語をRP。ツッチーさんが、オーララー(11b)をRP。おめでとうございます。
・M代っちのペトは核心まで、本当にいい感じになってきたのだが、最後がパツパツで苦戦。そして、マチコちゃんは右手ガストンのきんムーブで登っていたことが判明。私以外の人もやっていたとは。意外な事実が判明して、何かうれしいです。で、次回のムーブはどうする?
・写真は、「おしいよ」拝まないホールドから足を上げるために懐を作っている私。鈴木牧えさんが送ってくださいました。ありがとうございます。
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きん
by Climber-Kin | 2010-02-22 00:08 | 二子山'09-'10 | Comments(2)

新・持久力の研究(2)

「踊るクライマー」

私は、所謂、筋持久力がありません。それを補えるかもしれないという期待もあって、持久力はテクニカルな要素が大きいのだと、この「クライミングの研究」の中で何度も繰り返してきました。それはそれで一つの正しい方向だと思います。ただ、これは全てのクライマーにとっても共通のアプローチなのでしょう。今回は、フィジカルな持久力(筋持久力)へ、もう一度戻り、我々筋持久力のないクライマー(以下、我々)が目指す登り方、そのためのアプローチを原点へ戻って。整理して、提案してみたいと思います。筋持久力がないと感じている同士(我々)は、ぜひコメントください。筋持久力のあるクライマー(以下、持久力クライマー)は読んでも意味がわからないと思います。素通りしてください。これまで、持久力とはなにかとか、遅筋や速筋とかの特性も調査したりしてきました。振り返りながら、考えを整理していくと、そもそも遅筋が少ないのに、筋持久力を高めようとする矛盾を感じるようになりました。それは、ないものねだりをしているような気がするのです。体質は各個人の個性であり特長であるわけです。その特長を生かした登り方を目指した方が、自然ではないだろうかと思うようになってきました。そんな原点に戻って、我々の登り方を見つけたいと考えるようになりました。私が何故、筋持久力がないかと言うと、逆に持久力クライマーの登り方をまとめるとよくわかります。その振る舞いや特長とは全く逆になっているわけです。体重が重いことが、それをさらに加速しているとも思っています。

〇 持久力クライマーの傾向
(1) レストポイントで回復できる
持久力のある人とは「レストで回復できる人」の一言につきます。両手を離せるような場所なら、我々も回復することができます。問題は、傾斜の中で片手づつ離せるようなシチュエーションで回復できるかどうかです。

(2) ゆっくり登れる
持久力クライマーは、長い間壁の中にいられます。ゆっくりした動作で登れます。その分、正確な足置きが可能です。大脳を使って考え、正確にムーブを起すことができます。また、ムーブに迷いが出ても、修正する余裕があります。

(3) 粘れる
そして持久力クライマーは、失敗して多少余分な力を使っても、そのあと回復してリカバリーすることができます。ムーブを探りながら奮闘的に登る。そんな粘りが可能です。

〇 我々の傾向
(1) レストポイントで回復できません
レストポイントと言われているところで休めません。1,2回腕をシェークするぐらいで、すぐに進みます。何故なら、レストできるどころか、そこに滞在していると、どんどん疲れてきてしまうからです。もちろんレスト技術もありますが、あきらかなレストポイントでも、我々は回復することが難しい傾向を持っています。持久力クライマーは有酸素で動くことができる遅筋でレストできているのです。だから、長く滞在でき、速筋を回復させられるのです。一方、我々は速筋を使ってレストしているのです。このシチュエーションで回復するには、最大筋力を上げて、最大筋力の少なくとも30%程度で保持できるようにすれば、血管閉塞しないので疲労物質を蓄積させず、さらに除去できれば、レストできるはずです。

(2) ゆっくり登れません
考えながら登れません。考えてムーブを起こすような迷いがあると、あっという間に終わってしまいます。ホールドの保持時間が長いと疲労します。だから、登るスピードが速くなる傾向を持ちます。完登できた場合も、気持ち的には、逃げ切れたとか間に合ったという感じになります。

(3) 粘れません
我々は1回の失敗が致命傷になります。そこで大きな力を使ってしまうと、それ以降の力のいるセクションを登れなくなってしまいます。1回の失敗のダメージが大きいのです。我々は、登り始めてから、時間とともにどんどん減っていく力をいかに少しづつ使っていくかという登りになります。我々は失敗すると、それをリカバリするためにフルパワーを出してしまいます。無けなしの筋持久力を一挙に使い果たしてしまいます。初見ルートでは、5mも登らずにパンプしてあっけなくテンションしてしまいます。粘れません

そして、筋持久力の強さというのは、生まれながらにして殆ど決まってしまっている特性なのです。マラソンランナーは決してスプリンターにはなれませんし、スプリンターがマラソンをがんばっても…。まぁ、これは筋持久力だけの問題ではないのですが。トレーニングにより筋持久力の多少の向上をはかれます。一部の速筋(もともとは遅筋だったが環境により速筋の働きをするようになった筋肉)を遅筋へ戻すことができます。しかし、筋持久力を大きく向上させることは難しいのです。ですから、我々は持久力クライマーと同じようなスタイルで登っては、よい結果を出すことはできません。我々は、目的の課題を完登するには、テクニカルな持久力をより向上させる必要があります。また、オンサイトやらフラッシュは持久力クライマーが狙えることです。彼らにまかせましょう。我々はオンサイトなんて眼中にありません。RPで十分です。しかし、我々は目標の課題、特に限界グレード帯の課題をRPするためには、ムーブを全自動化する必要があります。そのために何便も何便もリハーサルし、改良します。持久力クライマーの感じるレベルの自動化では全く足りません。限界グレードでは完全な自動化が必要です。流れるように、踊るように。リズミカルにスムーズに。呼吸もあわせて。全く失敗のない10点の演技が必要なのです。そう、我々のゴールは目標ルートをダンスするように登ることなのです。それを実現する我々のアプローチを提案します。

[1] 最大筋力アップ
筋持久力がない。そして、つかない我々の残された道は、最大筋力を向上させることです。大きな筋力を持ち、その力を技術によって、出し惜しみしながらできる限り長い時間使います。筋持久力トレーニングをしても、そもそも遅筋が少ないので向上しません。最大筋肉を向上させることと、完全自動化による力をセーブした登りとを組み合わせることにより、血管閉塞を軽減し、到達距離を伸ばして行きます。そして、最大筋力を向上させることで、レストができるようになります。持久力クライマーとはレストで使っている筋肉が違っているのです。殆ど速筋でできている我々がレストするのにも最大筋力の向上が必要なのです。

[2] ボルダー力アップ
レストできない我々は、かなりよれた状態。または、ある程度パンプした状態で核心ムーブをこなさなければなりません。持久力セクションを越えた後に核心ムーブが出てくるルートは、持久力クライマーの体感グレードよりかなり難しく感じるはずです。よれた状態で核心ムーブをこなすためには、その核心ムーブより、かなり難しいボルダー課題をこなせる力がないといけません。我々は持久力クライマーよりボルダー力を上げる必要があります。目標のルートでいろいろなムーブの中から最適なムーブを選択できるようにするために多彩なムーブを習得するという観点からも重要です。

[3] 動的ムーブの採用と初動負荷理論の応用
我々は、筋肉に長い時間負荷が掛かるスタティックなムーブより、バランスのよい状態で初動時に短い時間負荷をかけて、動エネルギーを作り、そのエネルギーで次のホールドへ向かうダイナミックムーブの方が疲れません。これは持久力クライマーから見ると全く理解できないことかもしれませんが、我々は動的ムーブを積極的に採用していくべきです。動的なムーブは「ため」が有効です。リラックスした状態で「ため」を作り、脳のシナプス(パルス)を押さえます。化学エネルギーを貯めた状態を作って、次の瞬間に短い時間(初動動作)に神経パルスを集中して筋肉に伝え動作させます。そして、最小限に必要な動エネルギー(速度)を作ったら、すぐに力を抜きます。力を抜いた状態で次のホールドへ向かいます。スピードは重力により除々に落ちていきます。次のホールドを捉えた時にスピードがゼロになります。大きな力が必要でもその稼動時間が短いと疲労度は少ないと感じてます。一番バランスのよいポジションで動エネルギーを作るので疲労度が少ないのです。また、動的ムーブは次のホールドを取った際の反動に注意しなければなりません。この反動を抑える時に疲労してしまっては本来の目的からはずれてしまいます。次のホールドを取るタイミングで正確なデッドポイント(無重力状態)を作る必要があります。デッドポイントとはムーブの種類のように使われていますが、そのデッドポイントを唱えた故ギュリッヒ氏の「クライミング上達法」を読んでください。デッドポイントとは無重力状態のことを差しています。ホールドを取る瞬間は速度=0になるようにします。このデッドポイントで次のホールドを捉えれば、反動はゼロです。我々はこの動きを習得するために、常日ごろからムーブを洗練させる必要があります。動的なムーブは空間的な要素(距離)と時間的な要素(速度)に正確性が必要なため難しいムーブなのです。日ごろから動的ムーブを行い、体に学習させて自分のムーブにする努力が必要です。

[4] 完全自動化
我々は、限界グレードの持久力ルートに直面した時、長い時間をかけて完全自動化する必要があります。余裕があるルートや我々でもレストができるルートは比較的少ない便数で登れますが、それでも持久力クライマーよりは多くの便数と日数が必要です。これもある意味スキルです。常日ごろから、自動化するスキルを上げましょう。長手ものボルダー課題とかは、この自動化スキルを向上させるよい練習でしょう。完全自動化により、動きが先行していくことで、踊るように登ります。ムーブを考えてはいけません。我々は大脳ではなく、小脳で登ります。スクリプトに従い、もう1人の自分が自分を操るように、「観の目」の境地を取得しましょう。また、ムーブを作る際に、できる限りシーケンスが途切れないようにムーブを組み立てましょう。一度作った動エネルギーをできる限りとめないような組み立てが有効です。所謂、「流れるムーブ」です。足の踏み替えでフリムーブを連続させると動きは、その都度とまってしまいます。二軸ムーブも積極的に採用して、動エネルギーが止まらないようにシーケンスを組み立てましょう。

[5] 速く登る
そして、完全自動化することにより、早く登ります。我々は長い間壁にいると、どんどん疲れてしまいます。躊躇する時間、フットホールドに迷う時間をとにかく減らします。また、小さな数手より大きな一手のムーブを選びます。我々は、こまめに刻むより、大きなムーブで速く登った方が楽です。ただ、早く登ると言っても、こまめに腕を下げることを怠ってはいけません。腕を上げたままでは、あっと言う間にパンプしてしまいます。シーケンスとシーケンスの間では、必ず腕を下げて手を振りましょう。ただ、速く登ると言っても、息が上がってしまっては、どうしようもありません。適切な速さがあります。注意してください。また、終始、呼吸することに注意しましょう。呼吸しながらムーブを起こしていれば、それほど力は入らないはずです。

[6] あきらめない努力
我々は、目標の課題を登るために、持久力クライマーより多くの努力を行わなければなりません。自分より後からトライを始めた持久力クライマーが先に完登してしまうことなんて、いつものことです。だけど、あきらめずに地道に自動化とムーブの改良の努力をして、ついには完登できるように頑張りましょう。苦しいですが、登れた時の喜びも大きいはずです。ただし、注意しなければならないことがあります。ムーブができた時が登れる時は持久力クライマーのみの特権です。我々が、数回トライして、ムーブができないルートは、まだ次期尚早です。我々はテンションかけてなら全てのムーブができるが、それを繋ぐことが難しいのです。核心ムーブの手前に持久力セクションがある場合、初期の段階でも核心ムーブができないようなら、そのルートを登ることはかなり困難であると推測されます。さらなる力とボルダー力をつけてからの将来の課題としましょう。また、我々は後半に核心がでてくるタイプのルートは苦手です。最初に核心が来て、その後持久力セクションのタイプの方が登り易いでしょう。また、所謂持久力ルートより、ムーブの難しさでグレードを決めているタイプのルートの方が登り易いはずです。目標ルートを決める際に考慮したほうがよいでしょう。

[7] オンサイトトライに関して
我々は、オンサイトグレードを上げようという考えは捨てましょう。オンサイトをクライミングの目標にしてはいけません。根本的に苦手なのです。オンサイトトライはムーブを見つけながら登るため、ルート内の滞在時間が当然長くなってしまうからです。だからと言って、オンサイトグレードが低いことを嘆く必要はありません。RPグレードが上がり、その結果により、オンサイトグレードが上がる。ただ単に結果として捉えましょう。もちろん、途中に完全レストポイントがあるようなオンサイトしやすいルートなど、狙える時は狙っていきましょう。オンサイトは気持ちのよいものです。

我々は、持久力クライマーと同じアプローチや同じ登り方をしても、成果を出すことは難しいのです。多くのクライマーは持久力系であり、クライミングのトレーニング方法の殆どは彼ら持久力クライマーが考え、それに向いたトレーニング方法なのです。それを真似ても、うまくできなかったり、伸び悩み、苦しんでいるのではないでしょうか。我々には、我々に向いた登り方があり、それに向けたトレーニング方法があるのだと思います。「踊るクライマー」とタイトルをつけましたが、正確に表現すると「踊らないと登れないクライマー」ですね。研究は続きます。で、「あなたは踊ってますか?」

きん
by Climber-Kin | 2010-02-18 12:07 | クライミングの研究 | Comments(16)

2010年2月17日、エナジー

昨日のチーウォールで既にボロボロだったのだが、今日は久々にエナジーへ行ってみた。このジムは二子常連さんがたくさんです。前回(と言ってもかなり前)は1階ボルダーだったので、今日は2階の130度壁の課題を触りました。アップもたいしてしていないのだけれど、4時から登ってるS水姐御とM代っちが丁度トライしていた紺H3級をやってみろと言われて、トライする。何とか一撃。リーチ有利かも。その他の3級はちょっとサイズあわずに嵌って、お買い得らしい2級は4便ぐらいで登れましたが、他の2級は難しいです。登れませんでした。最後にKr原さんがクールダウン?に登っていた4級をストーカーしました。だいたい一撃できました。テープ課題ということもあって、休みもしないで打ち続けて、あっという間によれてしまいました。3級は何本登ったか記憶なし。どれもはまって、あまり登れなかったような気がします。課題はボルダーチックまでは振り切れていなくて、足踏み替えムーブのルートっぽい対角のバランスで登る課題が多かったかな。私は無理矢理、二軸で登ってましたけど。結構おもしろい課題が多かったです。帰りが遅くなってちょっと辛いですが、たまに来たいですね。

きん
by Climber-Kin | 2010-02-17 23:40 | エナジー | Comments(0)

2010年2月16日、T-WALL東村山

スラブ壁がホールド替えされていた。水色使ってアップ。薄被り右壁は、触っていない課題がもうないようだ。薄被り左壁でアップ課題を探す。

〇 ポインセチア、(香)さん、2009.12.21
・やったことがあるようなないような。
・どちらも一撃する。(香)さん課題にしては登り易い。
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〇坂の上のポニョ、H山氏、2009.12.24
・赤、坂の上のポニョ5級は、読みどおりで1撃できる。
・青、崖の上の雲4級は、5手目の左手をはずす。二軸でドリャーで2撃する。
・緑、燃えよドロポン4級は、中盤足間違えて1撃逃す。ゴール手前のホールド見落とすしていたが、無理矢理登って2撃できた。
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とここまでは、よかったが、大壁左のkの氏の宿題課題4級は全然できず。昔触って登れなかったkの氏の3級もはじかれ。松Qくん&チバタケ新課題にもはまり、薄被り左の(と)課題にもはまる。今日は何だか疲れているようだ。保持力が全然ないぞ。最後はスラブ壁の黄色を3本。何とか登って、赤は登れず。終了。日曜日寒い中で出し尽くしてしまったようだ。中1日では疲労がとれてなかったような。

きん
by Climber-Kin | 2010-02-16 23:21 | T-WALL東村山 | Comments(0)

チャイナ・シンドローム

チャイナシンドローム とは、もし、アメリカの原発で事故が起こったら、核の暴走に伴う超高熱が原子炉を溶かし、地中を溶かし、地球の内部を貫き、そしてついにはアメリカの裏側(対蹠地)の中国へ到達するだろう、という冗談から産まれた言葉である。
- ウェキペディアより -

この冬、二子で、チャイナシンドロームを2回見た。年明けのペトで、そして昨日のSVPで発生した。クライマーのチャイナシンドロームとは、焼石を熱くしすぎて、チョークバックを貫通して、穴をあけて、焼石が落ちてくることだ(笑)。突然、お尻の後ろから石が落ちてきて、ボトッと地面に落ちる。みなの目がそのころがる石を追っていきます。本人には失敬ですが、滑稽な感じがして、ついつい笑ってしまいます。昨日みたいな岩が冷たい時は焼石を熱めにしたくなりますよね。私も焼石は、かなり熱いままチョークバックに入れてますが、バックの底に綿の布を引いてます。それに、かなり多目にチョークを入れてます。登るたびに雪を降らせてます。中身のなくなったしぼんだチョークボールとかを2、3個チョークバックへいれておけば、大丈夫ですよ。大きな布だと、チョークバックの中で焼石が行方不明になることがあるようです。このしぼんだチョークボール、ルート整備にも使いやすいです。熱ッチッチにして、一度水で冷やす人とか。焼石には、いろいろな流儀というか焼石道があるようです(笑)。

きん
by Climber-Kin | 2010-02-15 12:31 | クライミングギア | Comments(2)

2010年2月14日、二子山

金曜日の二子は多分大雪だったのだろう。そして、当初は13日の土曜日に行く予定だったのだが、二子は終日の雪予報。一方、日曜日は結構期待できる天気予報だった。予定変更できたので、日曜日帰りで二子へ向かったのだった。心配していた林道は一度除雪が入ったのだろうか、問題なく二股峠の駐車場までたどり着けた。一昨日からの雪で居場所がかなり少なくなっていたが、いつもの乾いた弓状がまっていてくれた。天気は午前中晴れたり曇ったり。午後から曇り。岩の状態はよいのだが、おいしいよ近辺は、風が少しだけ弱い分先週よりはましなのだが、相変わらず厳しい冷たさだった。

(1) ワーカーホーリック(10b)、再登
終了点が凍ってた!

(2) バイパス(10a)、再登
冷たい。寒い。

(3) おいしいよ(12c)、慣らし便
11時に慣らし便を出したのだが、まだ冷たすぎて、指の感覚が薄く。ツルツルスベスベ。足の感覚があまりなくて、靴のゴムが固くなっていたりで。慣らし便なのに大フォールを2発も出してしまった。

(4) 冷たいよ(12c)、左ピンチ止まらず
今日のおいしいよは5人。丁度よいペースで1時に2便目が回ってきたのだが、晴れたり曇ったりで相変わらず岩は冷たいままだった。拝まないホールドあたりに到着するころには指は冷たさで麻痺状態。右手水平カチ?は感覚なくてスベスベ感が。左ピンチ出しで握れずというか、同時に右手がツルリと抜けてしまった。

(5) 冷たいよ(12c)、左ピンチ止まったが、×
3時に3便目が回ってきた。だが、午後から予報どおりに本格的に曇ってきてしまった。今日は終わったな。そんな開き直りがよかったのか。岩は相変わらず冷たいのだが、今度は左ピンチが止まった!のだが、もう指の感覚がない。6p目クリップの右手穴ガバは下の悪いところにしか届かず。次便で降りる際に左手ピンチホールドを確認した。前回左ピンチ止まった時もそうだったのだが、ミニコルネがリハーサルの時より細く感じるのは、親指をホールドの下の方へ回しているからだ。そこより5cm上の窪みに親指を当ててみると、それはリハーサルの時の感触だった。指の感覚がないとは言え、そこまで細かいホールドではないのに。そうか、親指が下過ぎて、左手首が下がってしまっていて右手が高く伸びないのか。下から繋げてくると、何もかも微妙に狂いますね。

(6) 冷たいよ(12c)、左ピンチ止まらず、トップアウト
5時過ぎ。晴れていれば、最高のコンディションなんだろうけどなぁ。当然気温はどんどん下がってきている。それでも、これで左ピンチが止まれば自信がつくなぁと、かなり気合を入れて望んだのですが、ミニコルネは一瞬止まった後、左手からスルリと逃げていきました。

期待していたのですが、今週はお日様に見放されました。先週は寒の底であまりに寒く、ピンチが止まりませんでした。今週も冷たかったけど、なんとか左ピンチを止めることができて、ホッとしてしまいました。次回の天気とコンディションに期待したいです。6p目クリップ目指して、がんばります。その上は6p目クリップした時点で、どの程度余裕が残っているかです。6p目クリップできれば核心自体は終了しますが、8p目クリップまでのルートとしての核心が残っています。持久力のない私はまだまだ苦戦しそうですが、引き続きがんばります。次の課題に取り付くことが今のゴールと思い、結果を恐れず、邪心を捨てて、登りに集中したいと思います。

〇 今日の二子
・今日は少々寒かったのですが、岩のコンディションはよかったです。RPが出ていました。
・K名さん、モダンラブ(12a)をRP。Hのさん、私生活(12c)をRP。T橋さん、龍勢(13a?)を上裸でRP。おめでとうございます。
・Mよっちのペトは、迷いに迷っている核心ムーブを今度こそ決めたようです。そのポイントもつかんだようです。右足上げる時に右手をプッシュするのだとか。
・写真は、人慣れしたメタボ岩ひばり。クライマーから餌を貰い過ぎて、太ってしまったのでしょうか。
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きん
by Climber-Kin | 2010-02-14 23:59 | 二子山'09-'10 | Comments(2)