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2010年3月31日、T-WALL東村山

新しくホールド替えがあった垂直壁で、アップがてら少し遊ぶ。登るのに迷いながら、ホールド探しながら、フットホールドはデカホールドで見えなかったり、それぞれの課題を登る時間が長くて、どの課題も結構、前腕が張ってしまった。kの氏の薄被り左の新しい課題は、どれも疲れる。さらに前腕が張ってしまった。長い真ん中の5級は、10d/11aぐらいじゃないかなぁー。ボルダー課題と言うよりルート課題だった。

〇 オカノ氏、オージオウジ4Q、2010.3/28
・うっ、この4Qはサイズが合わない。出だしから、足切れまくり。M代っちとかは、サイズが合うみたいで、うまくキョンしながら、いきなり前半をこなしている。
・足キョンで、先に左手4手目取ると、足上げようとした瞬間に振られて落とされる。随分考えて、左手4手目出す前に、先に右足上げてから、右手右足で4手目左手出しだとわかる。後半も難しいが、何とか登れた。
・これで4級?サイズ合わなくて難しかった。3Qは触らず。次回に回す。
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〇 オカノ氏、2010.3/30
・ピンク4Q-は、読みどおりで一撃。
・黒3Q+は、LG氏からお買い得との事前情報あり。うわさ通りで、一撃できる。4級易しめぐらいかなぁ。
・紫5Qは、これ黒3Q+より難しくないか? 何便か出して最後に何とか登れる。kの氏もこれが一番難しいとのこと。グレード崩壊中ですとのことです(ニガ笑)。
・最後に緑4Qを1回だけトライするが、落とされた。結構ヨレヨレでした。時間切れ。
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うわさの「トップオブザ東村山」課題まで到達できず。次回の楽しみにしておこう。今日二子に行っているT沢さんから二子情報を頂いた。土曜日より日曜日の方が状態悪くなったことは聞いていたのですが、その日曜日よりさらに悪くなってしまったようですemoticon-0106-crying.gif。二子は今シーズン、終了でしょうか。今週末どうしようか。悩みが一つ増えてしまいました。

きん
by Climber-Kin | 2010-03-31 23:54 | T-WALL東村山 | Comments(0)

2010年3月29日、B-PUMP

本当は、馬場エナ行きたかったのだが、月曜日は定休日emoticon-0106-crying.gif。今週の出稽古はビパンにした。1階奥に新しい課題が。ホールド替えがあったのか?触った課題は、どれも記憶にないから、そんな気がする。5級、4級と適当に登って、道路側カンテの3級にはまる。何便かだして、ようやく登れる。その左側にある3級は2本を1撃、2撃とできて、残り1本はゴール取りで指ヌメヌメで落とされた。暖房でホールドが温かいぞ。2階の奥のお買い得とかの足ブラスタートの3級は2撃かと思ったら、ミポリンにフットホールド違ったとクレームがついた。まぁいいやと早めにあがった。2時間を間髪いれずに登り続けた。休まずに登ると、終わるのも早い。適度な疲労感で帰っていった。出稽古は課題が新鮮で楽しいです。次はいつ来るかわからないので、登れそうな課題をトライすることが充実するためのポイントですね。それじゃ、楽しいけど強くなれないか。

きん
by Climber-Kin | 2010-03-30 12:49 | B-PUMP | Comments(2)

2010年3月27日、二子山

平日は雨続きだった。金曜日の夜まで降っていた。期待できないコンディションだとはわかっていたのだが、やはり染み出しが酷く、しかも凍っていてショックを受ける。空は晴れているのに弓状はツララ爆弾後雨。染み出しの雨が一日中降っていた。おいしいよは、出だし2手目左手がベルグラで、3-4p間、右足で使うコルネがびっしょり濡れている。4p目左穴ホールドからはツララが下がっていて、5p目クリップの左足フートホールドは氷の中だ。午後まで待てば、トライできる状態にはなるのだろうけど、凍っているし、今日は気温が低い。乾ききるまでにはいかないだろう。悩ましい。夕方まだ待って、コンディション悪いのは、あまりに時間がもったいないというか、私には我慢できそうにない。エリーを2便ぐらいで登ってしまって、夕方に、おいしいよをトライしようなんて、実現しそうもない甘い期待を少しだけ持って、今日はエリーをトライすることにした。

(1) 高く登れ(10b)、再登
新しいドラゴンレースを下ろした。うーん。ちょっと固く感じる。朝は放射冷却で岩が冷たかったせいかもしれない。

(2) バイパス(10a)、再登
足にばかり気が行ってしまって、腕に力が入ってしまった。今日は、よれたドラゴンレースで登ろうと決めた。

(3) エリー(12a)、×、ムーブfix
先週1便だけ出して、決めた足さばきだが、NG。やっぱり、左足滑りそうなフットホールドで右足寄せして、極どい足の踏み替えにすることにした。とりあえず、ムーブの迷いはなくなった。

(4) エリー(12a)、×、リップ止まらず
このルート、強烈で指と体幹がよれてくると厳しい。というより、短いくせに、指と体幹へ強烈なダメージを与えてくれる。元気のよいうちに登っておきたい。順調に右トラバースして、先ほど決めた足順で、振られに耐えて、微妙な足の踏み替えも成功。左手縦穴、所定の場所を掴んだ。左足をチョビフットホールドにスメア気味でデッド体勢へ。あれ、右足のヒール場所を見失った。上げすぎたようだ。あわてて右足下げて、ヒールして、リップへデッド!右足ヒール場所探している間に、地面が視線に入って、手を出す前に躊躇が入ってしまった。ちょっとだけ、右手がホールドからずれていたようだ。ドカーンと落ちる。ビレイヤーより下がってしまった。怖いルートだ。

(5) エリー(12a)、×
右トラバースで左足中継ホールドが低かった。体が少し落ちた状態で、左手マッチして、右手サイドは持ち損ねる。あちゃー!

(6) エリー(12a)、×
あっ、もう指皮がなくなってきてて、指が痛い! 右トラバースは、左足中継間違えず、左手マッチして、右手サイドへ。今度は止めたが、少しよれている。左手中継チビカチもなんとか耐えて、微妙な足踏み替えから、左手縦穴ホールドへ。はずして。ドカーン。ちょっと岩が冷たかった。リハーサルで、最後のリップ取り、みんながやっている左足上げてからデッドでやってみた。左足上がれば、その後は楽になる。問題は左足上げる際の左手が抜けそうだ。うーん。これだけ力入れるのなら、当面は今のムーブでトライするかな。人と違うムーブで、また、はまりそうでいやな予感がするのだが。

(7) エリー(12a)、回収便
指皮がない、もう終わってた。このルートは激しい。指皮と体幹を全部もっていかれてしまう。この指皮じゃぁ、明日は何も登れそうにないなぁ。

うー、エリー登れず。おいしいよも登れない。エリーも登れない。落ち込むなー。二子へのテンションが切れそうだ。日曜日も登る予定だったのだが、いろいろと考えて日曜は登らずに帰った。おいしいよを触らず。一週あけてしまった。少し不安だが、何とか気持ちを再生させて、指皮も再生させて来週のチャンスに挑みたい。

〇 今日の広場
・弓状でトライできるルートが限られるので、今日も広場が大盛況。
・ひろし君が、好色一代男(13a)を3日でRP。強ぇ!おめでとうございます。
・M田さんはレイラ(11d)をRP。M田さんにとっては登れて当たり前なんだけど、うれしいですよね。おめでとうございます。
・M代っちのペトも激しく濡れていてたが、無理矢理2便だしていた。
・写真は、エリーをオンサイトトライするつばさくん。すかホールドを掴んでしまったところ。思わず、「ハズレー」と叫びそうになったのは私だけではないだろう。つばさくんは、レイラとエリーを安定した強さで2撃。
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きん
by Climber-Kin | 2010-03-28 12:28 | 二子山'09-'10 | Comments(14)

2010年3月24日、T-WALL東村山

課題難民だー。触るルート、触るルート、できる気がしない。先々週あたり若者達で盛り上がっていた、しらやまゆーじ課題を触ってみる。

〇 しらやまゆーじ、赤3Q
・出だし、一手目アンダーから足踏み替えて左手青スローパー取りは厳しいなぁーと思っていたら、LG氏が左足をスタートホールドにヒールで取っていた。それならできるかも。
・前半はできそうな感じ。で、後半固めておいた。出だしできれば登れそうだ。
・左手青スローパーから、右手赤ガバ取りで、左手がはずれる。もう一回。今度は止まった。慎重に後半をこなして完登できた。よかった。
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オカノ氏の新作の3級は厳しい。王子の新作2-3級は出だしできそうで少し探ってみたが、後半できる気がしない。これも挫折。M代っちがやっていた、大壁左の写真テンプレートがない時の1年前のオカノ氏の課題4級をやってみるが、再登一撃。これが4級だよなー。昨日のオカノ氏の4級とのギャップは何なんだ。同ファイル課題の3級は確か登ったと思ったのだが、2便出しても登れず。ハリボテ上のピンクへのクロスだしで体振られて落とされて左手指皮もっていかれる。指皮温存。意地にならずに再登あきらめる。今日も雨ですねー。今週末のコンディションはどうなるんだ?参りますねー。

きん
by Climber-Kin | 2010-03-24 23:40 | T-WALL東村山 | Comments(0)

2010年3月23日、T-WALL東村山

土日に二子で登って、中1日でチーウォール。疲れているだろうなぁと思いながら、やっぱり、体幹と前腕が疲れている。オーハラ氏の薄被り右と左、正面壁の5級で、うっ!うっ!となりながら、なんとか一撃。目新しいのはオカノ氏と王子の課題。で、オカノ氏課題を触ってみる。

〇 黄砂4Q、オカノカン氏、2010.3.21
・うっ。これ難しい。出だし遠いガストンは肩がやられそう。
・ゴール取りが、そこだけやっても、なかなかできず。途中他の課題を物色しながら、また戻ってきて、持ちづらい右手ホールドから体勢低いまま、左足に踏み替えて、ピョーンだ。
・スタートから始めて、2手目で3度も落とされる。左足アウトサイドエッジで取りにいかないと左手ガストン持って、体が離れてしまうようだ。
・少し気合いをいれて、なんとか完登。この課題、おもしろい。
・それにしても、4級にしては難しくないか。
・3級は時間切れ、次回に。
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最後にM代っちが登っていたゴンちゃんの5級を一撃して終了。土日のダメージのせいで、まだ、前腕がピシピシしている。指皮も再生していない。明日も登るつもりだけど、指皮、体力温存しないと。

きん
by Climber-Kin | 2010-03-23 23:44 | T-WALL東村山 | Comments(0)

2010年3月20-21日、二子山

「天気に翻弄」

久々の泊まりでの二子ですが、何やら天気が怪しい。土曜日の弓状は夕方で24度だったらしい。昼過ぎごろは何度だったのだろう。いくらなんでも暑すぎた。土曜日の夜から日曜日の朝にかけて、寒冷前線が通過した。低気圧が猛烈に発達しながら通過した。夜中に激しい雨音で何度も目がさめてしまった。日曜の雨は8時ぐらいにやんだのだが、風はおさまらず。最高気温は12度ぐらいにはなっていたのだが、強風で体温を奪われる。強風のお陰で、岩は最近になく乾いたのだが。この猛烈な風で手が冷たい。さらに、3時ぐらいに寒気が入って、急激に6度ぐらいまで温度が下がってしまった。帰るころには1度まで下がっていた。

◇ 20日
(1) ワーカーホーリック(10b)、再登
(2) ワーカーホーリック(10b)、再登
(3) おいしいよ(12c)、×
あれっ。濡れている場所が水曜日より下へ下がってる。4p目クリップの左手穴ホールド近辺がびしょ濡れだ。出だしも濡れてるし。ルート整備で、テンションがてら5p目までいってみる。うーん。
(4) おいしいよ(12c)、×
暑い。暑すぎる。まだ、濡れているし。明日もあることだし、様子を見る。ずーと様子を見る。3時ごろに出してみた。拝まないホールドが抜けてしまった。落ちた後、指先を確認したら、しっかり湿っていた。
(5) おいしいよ(12c)、×
もしや、夕方になれば、フリクションよくなるかもと期待して、4時過ぎに出してみた。やるんじゃなかった。疲れただけの無駄便だった。
(?) 下吉田すきやきパーティ
箸も氏、たいちくん、ミポリン、Mっちさん、M代っちに私。ダイニングルーム?で後から到着したMAOさん&チエさんが加わり、10時ぐらいまでおしゃべりしました。明日の朝は雨なので、少しゆっくりできるだろうと就寝しました。

◇ 21日
激しい雨の音で何度も目がさめてしまいました。7時ぐらいから活動開始。下吉田ダイニング?でまったりしてから、強風の中のんびり二子へ向かう。弓状に到着すると乾いている。雨は吹き込まなかったようだ。ここ数週間で一番乾いている。だけど、風が猛烈に強い。両神山が黄砂で見えない。
(6) 高く登れ(10b)、再登
ワーカーホーリックは疲れるので、こちらを登る。
(7) バイパス(10a)、再登
(8) おいしいよ(12c)、×
疲れてもいるが、風が強くて、指が冷たい。またまたピンチは逃げていった。
(9) おいしいよ(12c)、×
拝まないホールド触った時は指の感覚がなくなっていた。降りてきてから、温度計を見ると6度まで下がってきた。どうりで冷たいはずだ。
(10) 愛しのエリー(12a)、ムーブ確認
一箇所あいまいな足順を確かめるために、触っておいた。
(11) 愛しのエリー(12a)、回収便
冷たい。帰りに温度計みたら、1度だった。予報通り、寒気が流れ込んできたようだ。みんな上がりが早い。弓状に降りていったら、もう誰もいなかった。今日も最終下山組。暗くなりかけたぬかるんだ登山道を疲れたな体を引きずりながら、とぼとぼ帰っていきました。

せっかくの連休。お泊りの二子でしたが、天気に翻弄されました。またまた、左手ピンチホールドすら止められずに後退して終わりました。どこまでも落ち込みそうな気持ちを何とかとどめて、コンディションのせいだと自分をいいきかせながら帰りました。二日連荘の二子は体がボロボロ。体に強烈なダメージを残します。ザックが重くて持てないぐらい疲れました。ダメージ強すぎのような気もするのですが、これが回復すれば、また強くなっているはずだと思いこみながら、次回も頑張るぞとまた空元気を出すのでした。

〇 今週の二子
・濡れた土曜日は、濡れたノース(12a)をものともせず、H本さんがRP。M姉?さんもホテル二子(11c)をRP。おめでとうございます。
・土曜日は、濡れたペトを避けたM代っちが、レイラ(11d)を見ていて気持ちがいい歯切れのよい登りでRP。強くなったねぇ。
・写真は日曜日、風で髪の毛が逆立つM代っち。
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〇 おいしいよをトライする私
・最高到達地点が延びるどころか。ピンチがなかなか止まりません。今年は寒かったり、暖かくなったと思ったら、コンディションが例年より早く悪くなって、めげそうです。
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〇 好色一代男(13a)をトライするヒロシくん
・広場では、先日好色を登った(おめでとうございます)ウッチーが舌好調です。
・例の左手寄せ。ヒロシくんは、トゥーフック使わずに、足ブラで体の下方向に足決めなおして、はっと寄せていました。
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〇 ペトの核心
・二日目のよれよれながら、最高到達地点まで到達。あとは、コンディションと体調だ。
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きん
by Climber-Kin | 2010-03-22 00:23 | 二子山'09-'10 | Comments(6)

2010年3月17日、二子山

西武秩父駅で箸も氏にピックアップしてもらった。弓状に到着すると、思った以上に悪い状態だった。平年並みの寒さだったせいだろう。各ルートには、つららが発達していて、午前中は空襲が恐かった。おいしいよは一足目から濡れていて、その他濡れた部分がうっとおしそうだった。上部の6-7p間のバケツホールドやその上のコルネがびしょ濡れだったが、午後からなら、なんとかトライできるような感じだった。二段岩壁はよくみていないが、弓状のその他のルートは、かなり染み出しが激しい。SVPあたりはツララも加わり、絶望的な雰囲気だった。ペトも肝ホールドの核心手前のミニノーズが夕方まで濡れていた。一方、広場は乾いていて問題なし。ひんやりした久々の冬型っぽい天気だった。ノースの前あたりは、日が当たってポカポカなのだが、例のごとく、おいしいよ近辺は冷たい風が吹き上げ、露出した手の体温を奪ってくれる。いつもの冷たい「おいしいよ」に戻っていた。

(1) ワーカーホーリック(10b)、再登
久々に長いルート?を登ったせいか。いまひとつ。

(2) ワーカーホリーック(10b)、再登
もう一度、登る。

(3) 濡れてるよ(12c)、慣らし便
11時半ごろ。久々?においしいよを触ると言うより、まだ、濡れが激しいので、アップがてら、慣らし便を出した。出だしの一足目と2手目と5手目が濡れていてうっとおしい。3-4p間の右手スリットホールドの中も濡れていてうっとおしい。

(4) つめたいよ(12c)、×
13時ちょっと前に本気トライ便を出す。3-4p間の右手スリットホールドは中指から小指の3本をさしているのだが、今日は薬指のテーピングを取って、4本指がけでやってみた。調子が狂ったが、元気のよい一発目。拝まないホールドはしっかり保持できて、右手水平カチ?も取れて、左ピンチへ!だが、指の感覚がなくて、右手に力が入らない。左手ピンチつかみ損ねてフォール。まだ、冷たい。

(5) つるつるだよ(12c)、×
15時ちょっと前。靴を濡らさないために、出だしの足順が変えているのだが、調子が狂うなぁ。2p目クリップ時は、右手肘曲がってるし。何だか、動きが遅い。そして、拝まないホールドは何だかつるつるだぞ。水平カチ?ホールド取れず。

(6) つめたいよ(12c)、×、ワンテン
17時ちょっと前。うーん。今週末のためにも調子を戻さないと。3-4p間の右手スリットホールドはいつもの持ち方に戻そう。右手薬指はテーピングをはずしてやってみよう。それと、登る前に1.2倍速モード宣言。なんだか動きが悪い自分へのちょっとしたショック療法だ。たんたか登る。ちょっと速過ぎたか。だが、動きはいい。拝まないホールド保持はいまひとつだったが、なんとか右手水平カチ?は取れて、左手ピンチへ。これも何とか止まったのだが、指の感覚があまりなく、ツルツル感がして保持できているような、できていないような。持ち直してみたが、同じところのままだったような。そのまま、左足上げて、右足を上げようとしたところで、左手がスッポぬけた。右手薬指は案の定、スリットホールドで切れて、出血してしまった。やっぱりテーピングしないとだめか。5p目から終了点まで根性でワンテンで抜けた。上部は濡れてるけど、午後になってかなり乾いてきた。まだ大丈夫かも。

いよいよ、岩のコンディションが悪くなってきてしまいました。季節は進み、暖かくなってきてはいるのですが、例年並の温度では、「おいしいよ」はまだ冷たいです。岩はそれほど冷たくなかったのに、核心あたりに到達すると、何故か指の感覚がなくなってしまいます。 どうして? で、ようやく、おいしいよが冷たい理由がはっきりしたような気がします。風です。このルート、冬型の気圧配置になると、沢から冷たい風が吹き上げてきます。「おいしいよ」はパワーレジスタンス系ですから、核心抜けるまで焼け石もそれほど握れません。多少温度が上がっても、核心へ到達するまでに、この風で指が冷えてしまうようです。指が冷たくならないような暖かい日だと今度はぬめってしまうし、困ったものです。だから、とっても暖かくて風のある日か、12度ぐらいで風がない日がよいのでしょうか。今日は、それでも、何とかピンチを止められて、次回に望みをつなげました。コンディションがよくなってくれとは望みません。せめて、これ以上悪くならないといいのですが。帰りはT沢さんの車で新座駅まで便乗させて頂きました。ありがとうございました。助かりました。

〇 今日の二子
・みな濡れているのを知っているのか、箸も氏、T田ママ。T沢さん、N子さん、ミキちゃん。総勢7名の静かな二子だった。
・二段岩壁はわかりませんが、弓状は、おいしいよ以外は、ほぼ全滅だったのではないでしょうか。広場は大丈夫でした。ピヨピヨは、途中濡れているみたいですが、トライはできる感じ?のようでした。
・箸も氏の好色は調子いまひとつだったようです。
・M代っちは、レイラの核心、左手ピンチを止めて、もう登ったかと思ったら、次のデッドが止まらず。上部のムーブを固めていました。その後、ペトも触っていましたが、肝ホールドのミニコルネが濡れていて、ムーブ確認程度になっていました。
・ミキちゃんとT沢さんのおいしいよは、3p目クリップホールドが濡れていて辛そうでした。写真は「おいしいよ(12c)」をトライするミキちゃん。
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〇 よーこそTウォール(13a)をトライするT田ママ
・夕方、少し状態がよくなったところで思い出し便?本気便?
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きん
by Climber-Kin | 2010-03-18 12:30 | 二子山'09-'10 | Comments(6)

2010年3月15日、プロジェクト

今日も登れないチーウォールから逃げてきて。じゃなくて、今日は新横浜へ出張。せっかくなのでプロジェクトへ行って来ました。ホームページの案内に従って、鴨居駅から歩く。思ったより、結構遠いかもしれません。ジムは倉庫ベースですが、とても綺麗でした。垂直の優しい課題で指を温めて、被った壁へ。6-7級のテープ課題はちょっと力が必要だったり、保持力必要だったりしましたが、全て一撃でした。ところが、赤4-5級になると、いきなり難しくなります。しかも、難しさの幅が広い。というか、難しいです。何とか2本ほど登れましたが、この赤テープ5-4級は難しさの幅がひろく、チーウォール東村山を4-2級ぐらいの感じです。まぁ最近のジムのグレードは気にしない方がいいと思います。で、ユカジラ先生の初-中級ボルダー道場。4課題触って、1課題だけ難しい。みなさんが使っているホールドは狭すぎてできず。足下のホールドからスローパーとって、体の振れを止めるのが核心になる違う課題にして、ようやくムーブは解決。スタートから3手こなして、核心入るが、最初からつなげるとできません。調整ぐらいのつもりでしたが、指皮がなくなってしまいました。課題はボルガーチックでおもしろいです。壁にはデカイホールドと小さなホールドが入り混じっていて、小さいホールドの課題をトライすると、デカホールドに肘と膝を打ちまくりました。

〇 入り口からの風景
・月曜日のせいでしょうか。空いていました。
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きん
by Climber-Kin | 2010-03-16 00:08 | プロジェクト | Comments(0)

2010年3月13日、二子山

木曜日に林道積雪情報第一報がモッチーから入った。その後、たくさんの情報メールが飛び交った。暖かい予報だった。雪を超えて、弓状に到着すれば、最高のコンディションの壁が待っていると信じていた。坂本から登山道を上がるか、二子林道をトンネルから歩くか迷ったのだが、水平移動になるトンネルからのアプローチを選んだ。予想以上に雪が深かった。吹き溜まりは50cmぐらいの積雪だった。昨日入った二人の踏み跡があったのだが、一歩一歩足を上げるのが辛いような雪壷だ。トンネル手前から二股駐車場まで、1時間かかってしまった。歩き辛い林道歩きで速筋稼動してしまった。体幹がよれてしまった。よれよれになって、弓状に到着すると、そこは滝のように水が垂れていた。今シーズンは終わったと思った。一方、広場はカラカラに乾いていた。これだけの労力をかけてやってきたので、元を取らないと。何の? 一日、激混みの広場で遊ぶことになった。ワーイ!久々に違うルートを触れる!

(1) バイパス(10a)、再登
背中のヨレが酷い。10aでも辛い。こりゃだめだ。

(2) 高く登れ(10b)、再登
これも結構辛いぞ。重いザックを長時間?背負っての雪道歩き。背中が疲れてしまったようだ。

(3) 愛しのエリー(12a)、ムーブ思い出し便
今日はエリーを触ることにした。このルート、昨シーズン、片手間に触りながらもワンテンまではムーブを詰めていたのだが、忘却の彼方。ムーブを思い出そうと触ると、体は動かないというか感覚が閉じてしまって、全然ダメダメ。

(4) 愛しのエリー(12a)、ムーブ思い出し便
3p目クリップまではスムーズに行くが、右へトラバースの一手で躓く。そうか、左足でフットホールド押して、左手持ち直してから、スタティックに右手サイドカチ取りだ。あまり、しっくり来ないのだが、核心後半も多分これだろうとムーブを固めたつもりで降りる。

(5) 愛しのエリー(12a)、×、まだ思い出せず
3p目クリップに戸惑ったが、今度は右へのトラバースはうまくいって、左手マッチ。さらに右手サイドカチ取ってから、滑りそうな左足での左手チビカチ取りも止まった。足ふみ替えてデッド体勢へというところで、足が滑ってフォール。うーん。何か違うなー。昨シーズンはこんなキワドイ足の踏み替えなんかしてなかった。あっ、そうか。左足穴まで出して足寄せだ。ようやく、思い出した。1日かけて、ムーブを思い出したところで終了。次回トライする時はまた忘れているんだろうなぁ。このルート、難しい。

もう1便出したいところを帰りの林道歩きを考え、早めに下山した。終日強い風が吹いていた。夕方近くなると、岩が結構乾いてきた。これは来週は大丈夫かもしれない。まぁ、穴ホールドの中は濡れているだろうけど。それにしても、エリーは難しい。だけど面白い。次回もおいしいよが濡れていたら、エリーを触ろう。久々に違うルートを触れて楽しかった。雪の林道歩きとエリーで体がボロボロ。疲れた。

〇 朝のおいしいよ
・話になりません。拝まないホールドも水平カチ?ホールドも、左手ピンチも、8p目以降も、みんなびしょ濡れ。
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〇 朝の弓状
・梅雨時のように、縞模様です。
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〇 Mっち新道
・久々にお会いしたMっちさんが、広場から直接尾根超えしてトンネル手前に降りる道をトレースしてくれました。
・帰りは広場から車まで30分ぐらいで帰れました。
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きん
by Climber-Kin | 2010-03-13 23:55 | 二子山'09-'10 | Comments(6)

新・持久力の研究(最終回)

「バケツの水」

 これまで、何度も遅筋と速筋の振る舞いや特性を調べてきました。そして、我々速筋クライマーがフィジカルな持久力を向上させるには、速筋の筋持久力を鍛えることなのだということに、ようやく、たどりつきました。テクニカルなアプローチは既に実践してきています。そして、速筋のフィジカルな持久力とは何かを調べているうちに、それは速筋の酸素借能力を上げることだということがわかりました。最近では、無酸素運動を酸素借運動と呼ぶようになったようです。それは、システム全体で見れば、実際に無酸素で運動するわけでなく、酸素を前借して、後から酸素を返す仕組みから、酸素借運動と表現した方が適切なのでしょう。
 それぞれの筋肉の持久力を例えるなら、遅筋の持久力は、水道水のようです。遅筋の能力の伸ばし有酸素運動量を増やすことで、水道の蛇口が緩み、よりたくさんの量の水が出るようになるイメージです。一方、速筋の持久力はバケツの水です。バケツの水を使い切ったら終わりです。ですから、速筋の持久力とは、バケツの水の量を増やすことと、どうやってバケツの水を減らさないかになるわけです。前者はフィジカルな持久力で、後者は筋肉の使い方の問題でテクニカルな持久力と言えるでしょう。このバケツの水とは単に筋肉内に蓄積されたグリコーゲンの量ではありません。我々は、筋肉内のグリコーゲンが枯渇する前に乳酸濃度が飽和して、活動できなくなってしまいます。筋肉内の乳酸濃度と筋肉による血流減少の複雑な反応としてパンプアップを起こしているようです。速筋のフィジカルな持久力やその酸素借能力に関連する要因は少なくとも以下の項目があることが今回の調査でわかりました。

〇速筋系筋持久力の要因
(1) 活動筋量
・筋肉が増えると、筋肉中のATP/CP量も増えます。グリコーゲンの蓄積量も増えます。酸素借量とは使えるエネルギー量に対応するわけですから。その器が大きければ酸素を借りられる量も増えます。
・筋肥大は、最大酸素借を増やすことができるのです。最大筋力向上は、筋肉量×筋動員数なので、最大筋力とも関連します。
・ただし、クライミングに影響のある筋肉を肥らせないと意味がないでしょう。例えば、片足屈伸できる以上の他のスポーツで鍛えた足の速筋は不要ですよね(笑)。
・要するにバケツの水の量を増やすことですね。
・強い力をつけて、技術で力を出し惜しみして継続時間を長くするというのは速筋クライマーにとってベースだと思います。

(2) 毛細血管網の発達
・速筋が作った乳酸を分解するのは遅筋です。遅筋の毛細血管網が発達すれば、ミトコンドリアへたくさんの乳酸を運べるので、乳酸を素早く分解してくれるはずです。
・速筋と遅筋を白筋と赤筋とも呼びます。毛細血管網は遅筋に発達するようです。
・ある見解では、白筋にも毛細血管網をつくって、乳酸排泄能力が上がるようなことを書いてあったのですが、白筋でも毛細血管は発達するのでしょうか。これは、ちょっと疑問です。
・乳酸を遅筋へ運びこむMCTというキャリアがあるらしいのですが、速筋からどのように乳酸を排出するかは、よくわかってないようです。
・毛細血管網は、所謂、低負荷での長時間トレーニングで改善されます。乳酸を分解してくれるミトコンドリア量も増えるようです。
・上昇した乳酸濃度をもとの濃度まで完全に回復させるには30分程度かかるようです。
・積極的回復とは、遅筋を動かすことでより積極的に乳酸を分解することを言っているようです。
・回復時間を短縮できるわけですから、その日のトライ数を増やすことはできそうです。
・我々速筋クライマーの3分~6分の勝負の中では、この乳酸分解能力はうまく使えないのかもしれません。
・付け加えておきますが、遅筋の割合が多いクライマーほど、この力は重要です。と言うより、遅筋の力そのものを使っている割合が多いわけですから、遅筋を鍛えるということ自体の意味になります。

(3) 体質?遺伝?
・アンギオテンシン変換酵素(ACE)という酵素に関わる遺伝子があるらしいのです。遺伝子の一部に配列?が挿入されている「I」型と配列がない欠損型の「D」型の二つがあるのそうで、「II」「ID」「DD」の三種類の組み合わせになります。「I」遺伝子は、ACE活性が低いとのことです。ACEという酵素は、血管を強く収縮させ、血液の循環を制限する。尿の排出を抑制するコントロールをしているようです。
・パンプアップにより、血しょうが筋肉に移動し、循環血液量が減少します。これを体内プログラムが「体液が減少した」ものとみなして、ACE酵素が促されます。体を守るプログラムです。ところが、この血管を収縮させる反応は筋持久力には不利ですよね。
・この仕組みは1998年に「ネイチャー」で発表されているようです。
・無酸素でエベレストを登頂した15名を調べたところ、全員がI型遺伝子を持っていたそうです。そして、そのショッキングな実験結果では、II型の人はDD型の人に比べ、10倍以上も筋持久力トレーニング効果(ダンベルカールで実験)が上がるという結果が出たそうです。DD型の人は筋持久力トレーニングしても効果がないってことでしょうか?(私は何型なのだろう)
・まとめの文句は、「筋線維組成、ACEのいずれの場合も、筋持久力が残念ながら遺伝的素質に強く依存することを示しています。一流になるためには、「自分に合ったスポーツを選ぶこと」も重要なのでしょう。
・なんとも残酷なまとめですね。ただ、我々は楽しみでクライミングしています。また、クライミングはとても複雑です。自分にあった登り方があるはずです。ですから、これは、さらっと聞き流しましょう。
・この遺伝子は、心筋梗塞とか腎臓関連の病気との関連性もあるのでいろいろな研究対象になっているようです。
・一方、スプリント能力については、α-アクチニン3(ACTN3)遺伝子があるようで、この遺伝子には、R型とX型が存在し、持久性のオリンピック選手だとXX型が多くなり、パワー系、スプリント系のオリンピック選手だと、XX型がいなかったという報告がされています。つまり、XX型は、パワー系、スプリント系には不利に働く可能性があるようです。
・よくわかりませんが、これらの、体力に関わる遺伝的要因の研究がなされていて、これが明らかなになると個人に適した運動種目と適したトレーニング方法が見つかることが期待されているようです。

(4) 緩衝能力
・この項目が一番よくわかりません。
・どうも、乳酸発生時に水素イオンを発生するため、筋肉を酸性化してしまうらしく、その水素イオンをアルカリ性の物質と中和させる能力を緩衝能力というらしいのですが。
・短中距離走者とかはこの緩衝能力が高いらしいのですが。
・多分、(3)の体質と同様に、体質的な面が大きいのかもしれません。

(5) 耐乳酸性
・高い乳酸濃度でも筋収縮が行える能力のようですが、観点を変えると、乳酸濃度が高くなると速筋が働かない。よって、遅筋の能力をさしているのではないだろうかとも思えるのですが。
・これに関しては、乳酸をためない筋肉の使い方を学習すべきという意見も多いようです。
・トレーニングによるのではなく、上記の(3)体質や(4)緩衝能力の要素が多いため、そうのような意見が多いのかもしれません。

(6) 体重(残念ながら、やはり体重のインパクトは大きいです)
・重力に逆らうクライミングは体重が減れば、もともとの負荷を下げられるわけですから、バケツの水の減り方が少なくなります。それは、少ない酸素借量(バケツの水の量)でも長い間、速筋を活動させることができるわけです。
・必要な筋肉まで落としてしまうと、バケツの水の量は減ってしまいます。不要な脂肪、不要な筋肉を落とすということになります。
・結局、ダイエットのしがらみからは抜けられないですね。体重が重い方が有利なスポーツ(体重階級のない接触性の種目)もあるのに。

〇 酸素借能力を上げるためのトレーニング方法
(1) トレーニング量とトレーニング強度
・ある体育大学の研究で、トレーニングの量、頻度、期間、強度との相関関係を調査した結果がありました。無酸素系運動での最大酸素摂取量を測って調べたようです。
・その結果、トレーニング量、トレーニング頻度、トレーニング期間も無酸素系運動の最大酸素摂取量の増加には相関がない結果が得られていました。
・強度の高いトレーニングのみが酸素借量向上に相関があるとの結果でした。

(2) インターバルトレーニング(田畑プロトコル)
・運動(負荷)時間が長いということは、結局それはトレーニング強度が低くなってしまってることを意味します。高い強度ほど筋肉に刺激を与え、酸素借能力を向上させます。
・そこから、最大酸素借向上には、インターバルトレーニングが有効であると言われているようです。田畑プロトコルは、そのインターバルトレーニング方法で、いろんな文献で実証テストを行われていました。
・高強度->レスト->高強度->レストを短い時間(20秒と10秒)でリピートすることで、酸素借能力と乳酸を分解するためのの酸素摂取量の向上を同時に刺激するトレーニングだそうです。
・このレスト10秒と言うのは、ATP/CP系(非乳酸系)が回復する前に次の負荷をかけることで乳酸系のみで運動させようという理由のような気がします。
・既に、いろいろな種目で取り入れられて、効果が確かめられているようです。

(3) パンプアップ
・パンプアップは、適したトレーニング量の目安にはよいとされていたようです。
・パンプアップした状態でさらに負荷を掛け続けるとどうなるのでしょうか。以前は、パンプアップしても筋肥大は起きないといわれていたようですが、最近、加圧トレーニングなるものが注目されているようですが、乳酸濃度が高い状態で負荷を掛け続けると筋肉がだまされて筋肥大を起こすようです(あまりに商用的なアピールが多くて本当のところがよくわかりません。)

(4) 超回復の利用
・超回復による回復量はダメージの大きさに依存しないのではないかと言った考え方があります。超回復は0か1かだけで、超回復のスイッチが入った以降の筋肉へのダメージは、単に谷を深くするだけで、回復時間を遅らせるだけだという考え方です。回復時間が長引いても、超回復量即ち前より強くなった量はかわらないということらしいのです。
・その日のトレーニングで1度だけパンプアップさせればよいということです。何度もパンプアップさせても、ダメージが大きくするだけで、それは速筋にとっては意味はないどころかマイナスという話になります。所謂オーバートレーニングですね。
・筋肉のダメージを深くすることがよいことではなくて、超回復が起きる刺激を与え、その超回復の回数を増やすことが重要だということになります。
・化学的な刺激(パンプアップ)についても、1度だけでよいと提案されています。

〇 速筋クライマーの筋持久力を上げるには?
これまでの情報や調査結果から、我々速筋クライマーの筋持久力向上方法をまとめます。
(1) 強度の強いトレーニングを行いましょう。
・強烈なパワーが必要なムーブを行って、速筋を刺激しましょう。
・量ではなく、頻度でもなく、強い刺激を速筋に与えることが重要です。
(2) トレーニングの際に、1度はパンプアップさせましょう。
・パンプアップはトレーニングの日に1度だけ行いましょう。
(3) レストしましょう。
・速筋の超回復には、レストが必要です。また、疲れが残り超回復に時間がかかり、次のサイクルまで長引くようなダメージは逆効果です。
・超回復を毎回のトレーニングごとに成功させることが強くなるためのコツのようです。
(4) インターバルトレーニング
・大きな動きで力がいるボルダー課題を続けて、登りましょう。10秒あけずに登りましょう。
(5) 炭水化物をたくさん摂取しましょう。
・たくさんのグリコーゲンを筋肉内に蓄積して、バケツの水を増やしましょう。バケツの水はグリコーゲンだけのことではないと言いましたが、多くのグリコーゲンを蓄積することで濃度が高くしておくことは効果的でしょう。
・週末外岩、週半ばジムの場合だと、月~木はタンパク質多目に摂取し、木~土曜朝にかけては炭水化物を多目に摂取とかどうでしょうか。ただ、炭水化物類は多く摂取しすぎると脂肪にかわりますので、適量というのが難しいですね。

〇 持久力クライマーの遅筋の持久力トレーニング方法は?
速筋クライマーの筋持久力向上方法について調べ、整理してみました。反対に、超持久系(遅筋率90%以上?)クライマーのトレーニング方法はどうなるのでしょうか。次のとおりです。
(1) 毎日登りましょう。
(2) ずっと登りましょう。
(3) ずっと壁に張り付いていましょう(周りの状況を考えてね)。
になるわけです。また、超持久力クライマーは、連日登っても、疲れません。超回復はありませんから、毎日トレーニングした方がよいのです。土日登っても、日曜日にパフォーマンスが下がりません。まぁ、指皮とかの再生にレストがいるんでしょうけど。速筋クライマーは連荘クライミングしても二日目に成果を出すことは難しいでしょう。超回復の原理からトレーニングとしては、逆効果と言っても過言ではありません。遅筋クライマーは連荘クライミングでどんどん能力が上がって生きます。一方、速筋クライマーは連荘クライミングでどんどん能力が落ちていきます。でも連荘クライミングは楽しいですし、フィジカルなトレーニングが全てではありませんから、私は行きますけど。

〇 標準クライマーのトレーニング方法は?
・遅筋と速筋の両方をうまく使って登る標準的な筋肉割合のクライマーにとっては、ルートや長ものトレーニングが、インターバルトレーニング的な要素を含んでいるのでしょう。
・一定の負荷をかかる課題より、高強度(速筋)->レストポイント(遅筋)->高強度->レストポイントとなるような課題はインターバルトレーニングに似たトレーニングになり、速筋の酸素借能力と乳酸分解能力を上げるのに効果的と推測できます。ただし、このレストポイントでLT値を超えてしまっている場合は、このトレーニング方法は別の意味のトレーニングになってしまいます。その場合は、速筋クライマーと同様に、高強度な負荷のかかるボルダーを「ぜーぜー」しながら、続けて登る方が効果があるかもしれません。
・速筋への刺激を加えるために、強度の強いトレーニングもした方がよいでしょう。
・遅筋に特化したトレーニングは長時間かかりますから、時間的な効率を考えると、クライミングでは実際には行えないような気がします。別途、ランや水泳などで体全体の有酸素運動の向上トレーニングをした方がよいのかもしれません。

 極端な速筋クライマーと極端な持久力クライマーを例にして、検討してきましたが、速筋と遅筋の割合は個性であって、さらに体重との組み合わせ(重量系速筋、軽量系速筋、重量系遅筋、軽量系遅筋)で、いろいろな特徴と特性が出てくるのだと思います。そして、その体質と特性ごとに登り方は違い、そのための効果的なトレーニング方法が変わってくるはずだと思うのです。クライミングは、とても複雑な運動です。テクニカルな要素が非常に高いです。また、負荷をかけると言っても、陸上や水泳等のように、直接筋肉に負荷をかけることができません。登ることによって負荷をかけるので、なかなか、強度の強いトレーニングとかを行うことができません。ただ、そのための方向性とかは、今回の調査、検討で、かなり整理できたと思います。割合は違えど、我々は速筋と遅筋の両方を使ってパフォーマンスを上げるわけです。それぞれを鍛えるため、異なるトレーニング方法を混在させなければなりません。しかも、その割合がみな違うということです。なかなか難しいですね。今回調査検討したように、遅筋と速筋では持久力のトレーニング方法が全く違います。それを理解してトレーニングをすることがより強くなるために必要だと思います。少なくとも、このブログで何度も述べてきた「人それぞれに適した登り方があって、それに適したトレーニング方法があるのではないか?」は正しいような気がします。クライミングは複雑です。複雑がゆえに、いろんなタイプの人が楽しめる運動だと思うのです。いろんな特性の人がいろいろな登り方をしている。だから、面白いと思うのです。だけど、そのトレーニング方法とかは、かなり画一的に感じます。インストラクターがこう教えてくれたから。あのうまい人はこうやってトレーニングしてるから。本にこう書いてあったから。だけど、それは、自分にあったアプローチでしょうか。その人の特性やバックグランドを理解して、自分にあった方法を見つけることが大切で、それにより楽しさがまた増すような気がします。

きん
by Climber-Kin | 2010-03-11 12:10 | クライミングの研究 | Comments(4)