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2010年5月31日、B-PUMP

昨日は指先の固くなった皮を時間をかけて全て削ってみた。お気に入りの第一三共ヘルスケアのロコベースリペアは冬季限定だとわかり、近所の薬局で貰った試供品、ムサシノ製薬株式会社の製品、フタアミンhiクリームを塗ってみた翌朝。指先はツルツルのテカテカだった。尿素は入っていないのだが、確かに、つやつやの指先になっていた。効果はあるようだ。どのクリーム塗っても、指先をサンドペーパーで削ればこうなるのかもしれない。これが週末だったら大変だった。指皮ケアの試行は週初めがいい。週末までに指の指紋が戻ってくるとよいのだが。さて、今日は、久々にB-PUMPへ向かう。そう、登れる課題をたくさん登るために。8級あたりから、沢山沢山登る。1階で8級~4級を沢山登る。前回来た時から、壁は変わっていないようだ。4級は新しい課題だけ登る。うっとなるが、なんとか一撃できる。一番奥の傾斜が少し緩い壁の新しい3級は3便ほどかかって登れた。道路沿いの3級は2本とも登れず。2階に上がって、ひな壇上の壁?の3級は登れそうで登れない。その他の壁で直ぐに登れそうな3級を物色するが、どれも簡単には登れそうにない。左奥の被った3級は1本だけなんとか登れた。最後に5級を2本程登って、お腹一杯。たまには、こんな登りもいい。次回のビパンは、また一ヶ月後か?沢山登った。指皮がヒリヒリだ。残り少ないロコベースリペアを塗った。

きん
by Climber-Kin | 2010-05-31 23:56 | B-PUMP | Comments(0)

多便トライの功罪

自分にとって、フィジカルに登れるか登れないかの限界グレード。必然と多便トライになってくる。そんなトライ中なのだが、課題ルートのコンディションが悪く登れない状況で、久々に11台のルートをトライした。最適なムーブからは程遠く、いい加減なムーブで、力づくでねじ伏せて登ったような感じだった。探り便1便ぐらいでは、全てのムーブは固まり切らず、アドリブでトライすることになる。その2便目では、核心も1便目で決めていたムーブではなくアドリブムーブになってしまった。落ちるかもしれない。そんな気持ちのまま、一手。また一手出し。そんな奮闘的で渾身の力を出すような登りだった。一方、先日の「おいしいよ」のトライはどうだったろう。落ちることに慣れすぎてしまったルート。ムーブは、現時点で思いつくところ自分にとっては最適なムーブ。スクリプトに従って動いていき、いつも通りにいつもの場所でフォールする自分。そして、これぐらいのヨレ位だと、核心の左手ピンチ止まらないなぁ。これぐらいだと、左手ピンチ止まっても、次の6p目クリップは苦しいだろうなぁ。落ちるシナリオが既に、頭の中に出来上がってしまっている。そう、もしかしたら、登れるかもしれないのに。このヨレ具合だと、次の一手は止まらないだろうなぁ。頭が先に登れないという答えを出してしまっていた。慣れすぎたルートでは、そんな感覚になってきてしまうのかもしれない。

きん
by Climber-Kin | 2010-05-30 19:23 | クライミングの研究 | Comments(2)

2010年5月29日、ビッグモモRP

「染み出し、ガス、結露」

週初めの週間天気予報はみごとに外れた。朝家から出ると既に霧雨が降っていた。埼玉に入るとさらに激しく降り始めた。二子のコンディションは、結露でもない限りは、当日の天気より前日までの雨の量に左右される。とは言え、平日随分、雨が降っていた。あまり期待はしていなかったのだが、予想を上回る見事な染み出しだった。先週日曜から、随分降ったものなぁ。雨で濡れているわけではない。染み出しだ。弓状では、ビッグモモぐらいしか登れそうになかった。広場は、セリーヌの出出しが濡れていたが、他のルートは多少染み出しているものの登れる状態だった。右壁も、染み出しのないルートは登攀可能なコンディションだった。転戦も考えたのだが、埼玉方面は既に雨、このあたりの岩場は、みな石灰岩。このまま二子かジムしかないだろう。登れるルートで遊んで、夕方ぐらいに、濡れたおいしいよで練習でもするかなぁと、二子に残ったのだった。だが、ガスはどんどん濃くなり、昼過ぎからは弓状のルートで結露が始まったしまった。ガスで全てのものが湿気湿気だ。しかも寒い。終日10度ぐらいだった。

(1) 高く登れ(10b)、再登

(2) バイパス(10a)、再登
出だし2-3p間のガバに水が溜まってる。

(3) ビッグモモ(11c)、マスター、ムーブ探り
3p目クリップまで行けたが、テンション。出出しのガバには水が溜まってるし、濡れてて使えないフットホールドが多いし、足裏が濡れて、うっとおしかった。そして、4-5p間難しく、ラインとムーブを決めるのに少々時間がかった。5p-終了点間は、ここが核心だろう。ムーブを見つけるのに結構かかってしまった。難しいじゃん、このルート。

(4) ビッグモモ(11c)、RP
3p目までが曖昧だが、とりあえず、全て、手順は決めて、ゴー。やっぱり、アドリブで4p目まで、行ったが、4p目クリップが不安定で消耗した。次の左手水平カチを取ってからクリップだったか?4-5p間遠い右手は指先がなんとかかかり、ギリギリで5p目に到着。ここで疲れを戻せないと登れないぞー。だが、あんまり戻らない。右手アンダーは何だかしっくりこなくて、左手を下向き穴で左足が上げられない。一か八かで右手を水平クラックのようなスローパーへ出したら止まった。左足上げて、左方にあるガバへ。右手が抜けそう!何とか抜けずに耐えた。登れた。よかったー! たまには、こういう奮闘するトライもいいものだ。前腕がパンパンに張ってしまった。

(5) 大バカ犬(11d)、ムーブ探り
みんながやってるNSRに参戦しようかとも思ったのだが、M代っちが何を思ってか、触りだしたこちらのルートに参戦した。うっ。難しい。いや、このルート、フィジカルだ。核心ムーブは何とかわかったのだが、リップ取りで両足ブラになってしまって進退窮まり、落ちる。

(6) 大バカ犬(11d)、ムーブ探り
リップ取りムーブ不明だが、とりあえずRPトライのつもりで取り付くかが、3p目クリップしてからの狭足、左足アウトサイドエッヂでの遠い左手出しで落とされる。終了点までのムーブを決める。このルート、おもしろい。

(7) 大バカ犬(11d)、×
登るぜと鼻息荒く登り出す。今度は3p目クリップからの左手出しは止まって、右足ヒールは!決まりが悪い。右足ヒールで右手届かず。あー!ヒール決まってれば登れたかも。勝負弱い。

(8) 大バカ犬(11d)、×
ホールド湿気湿気だし。もう、よれていました。

結局、昼から結露まで始まって、おいしいよは触れず。誰もが登っているビッグモモはプレッシャーばかりで、なかなか触ることがなかったのだが、何とか2便で登れて、ほっとした。そして、大バカ犬は、意外にもおもしろいルートでした。今日は登れませんでしたが、いつかチャンスを作って登っておきたいです。

〇 今日の二子
・甲府幕岩予定から二子へやってきた、コータロー氏、M師匠、鈴木牧えさんパーティ。予定通りのk藤先生&S田さんペア。後から、SN崎さんペアがやってきていた。
・鈴木牧えさんとM師匠が「NSR(11b)」をRP。K藤先生も「二子においでよチャーリー(11c)」をまさか?の二撃。
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きん
by Climber-Kin | 2010-05-29 23:52 | 二子山'09-'10 | Comments(6)

2010年5月26日、T-WALL東村山

それにしても、悲しいかな、雨がよく降る。週末までに岩が乾くか心配だ。適当にいつものアップをして、薄被り右の最新課題。

〇 5/20、玉Q
・これ、王子課題?
・5級は、出だしが悩ましい。左足切りの右足バックステップで、マットにケツ圧スタートで、何とか1手目取れた。2手目も1回落とされて、合計4便かかって完登。
・オレンジ4-5級は、一撃できた。
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その後、kの氏のファイル追加課題。4-5級は一撃できたが、みんなはまってた理不尽ムーブの4級は、私も、はまりにはまって、最後に登れたが、先週からの宿題の3級は今日も登れず。mkハタさんがムーブ解析した3級も左手ピンチ持ちから右手寄せは私にはサイズが合わず厳しいかな。飛ばしで何とかなりそうだが、次の次の左手アンダーは、みんなのムーブはできそうにない。左足先に上げるか。難しい。4月から、ボルダーが不調です。TWALL東の課題が全然登れません。登れない課題を登れるまでトライするのも大切ですが、登れる課題をたくさん登るのも、うまくなるためには大切かなぁ。しばらく、月曜日は出稽古するかな。

きん
by Climber-Kin | 2010-05-26 23:45 | T-WALL東村山 | Comments(2)

2010年5月22-23日、二子山

「今シーズン最後のチャンスを逸したのかも?」

今週はGW以来の連荘クライミング。土曜日は二子、日曜はどこか別の岩場でもと思っていたのだが、土曜日は曇りがちな暑くないクライミング日和で、日曜は朝から雨のあいにくの天気になった。日曜日が雨では、登れるのは二子ぐらいだろう。土日とも二子で登ることになった。そして、シーズン終了間近の二子だが、先週うっすらわかったような問題点だけでも、すっきりさせたい。そんな気持ちで二子へ向かったのだった。

◇ 22日(土)
(1) 高く登れ(10b)、再登
(2) バイパス(10a)、再登
(3) ワーカーホーリック(10b)、再登
この順番がアップに一番いい。

(4) おいしいよ(12c)、最高到達地点
アップして、一息入れてから、本気トライ便を11時に出す。登り出す前に、先週気づいたことを何度も頭の中で反芻する。スタート。1便目なのだが、体の動きがいい。5p目まで順調に到達。ヨレていない。拝みホールドを左手で掴む。しっかり持てた。肘を伸ばしながら、考えていた足の方向に左足を上げて、右足流して右手マッチ。少しだけ、指をホールドに当て込むのに時間がかかった。右足を振り子のように右側の所定のフットホールドへ見上げると、左手ピンチホールドは目の前だった。そのピンチホールドをつかみ、落ち着いて、左足上げ、右手水平カチ?中継ホールド、左足上げて、右足上げて、6p目クリップの穴ホールドへ背伸びしながら手を出す。今度は左足を拝みホールドへ上げる。ジリジリと右足を上げて、モニョモニョホールドをプッシュ。左手ミニコルネを掴んで、右手穴穴ホールドで入れ直し。そして、6p目クリップ。だが、右手が何だか抜けてくる。何度か持ち直しを試みたが、何故か、リハーサルの時のようにロックできない。指が急激によれてしまった。しかたなく、そのまま、右足上げて、左足へ踏み替えて、左手遠いカチガバへ。伸びが少し足りず少し持ち損ねている。気にしないフリをして、右足ハイステップ。少し左肘が上がって体が壁から離れていたかなぁ。右手を立て皺ホールドへ出す。右指がよれていて、ピンチ持ちが辛い。左足スメア気味で踏み替えて、右足を6p目穴ホールド差して、左足をミニコルネにヒールで、うっ、次のホールドが遠い。出せ!出せ!手を出せ!出したことは出したが、取れる感じのしない気持ちだけ出し。フォール。あー!ここで落とされるとは悪い予感はしていたが、やっぱり落ちた。指がよれていると右手縦皺ホールドをピンチ持ちは厳しいかなぁとは、少し感じていた。だが、ここまで繋いで来てみて、ようやく判る。詰めの甘さ。私らしい。実はこのムーブも、他の人は右手出し。私だけ左手出しだった。結構時間をかけて、ここのムーブを修正した。そして、前回6p目クリップまで到達して、次の左手1手が出せなかった理由がわかった。右手穴ホールドで指が重なった状態で保持していたからロックできていなかったのだ。指4本を重ねずに幅を持たせるとロックするのがわかった。途中でテンションすると自然とできて、繋げてくると、こういうところが狂ってくる。

(5) おいしいよ(12c)、×
今日は3便に絞って、十分に時間を空けたのだが、1便目で出し尽くしてしまったのか、ピンチが止まらず。

(6) おいしいよ(12c)、×
雲が増えてきて、少し湿度が上がったか。やっぱり、ピンチが止まらず。

◇ 23日(日)
下吉田キャンプ場に到着すると、4、5人のグループが外でバーベキューをしていた。これは夜中まで大騒ぎされるかなと心配しなのだが、母屋の電気を消したら、静かになってくれた?何も気づかず眠りについたのだろうか。朝起きたら、バーベキューの周りがカラスに荒らされていた。片付けずにねちゃったのだろう。酷い惨状だった。そして、朝から霧雨が降りだす。二子に着くころには本降りになってしまった。午前中だけでも、天気もたないかなぁと期待していたのだが。

(7) ワーカーホーリック(10b)、再登

(8) おいしいよ(12c)、×
二日目はアップしすぎても、疲れてしまう。少し柔軟と体を動かしてから、1便目。やっぱり、このルートに二日目はないようだ。

(9) おいしいよ(12c)、×、ムーブ練習便
とりあえず、本気トライするが、やっぱり指がよれて、拝みムーブ、右手マッチできず。
拝みムーブ左手ピンチ取り、どうすれば安定して止まるようになるのか、ずっと考えていたのだが、もうシーズン残りは少ない。フェーズチェンジ! 次にピンチホールド止まったら、絶対登れるようにしておこうと、6-7p間を新しいムーブで猛特訓した。ヨレヨレになるまでリハーサルして、最後に6-7-8-9-終了点と繋いでみた。

(10) 二子フリーク(11c)、初トライ、ムーブ解析
昨日の怒涛のエリートライで、指皮がなくなったM代っちが隙間ルートを触っていたので、触らせてもらった。3p目クリップから、デッド気味なムーブが続く5手、4-5級ぐらいか。結構面白い、このルート。

2ヵ月半ぶりに最高到達地点更新。前に6p目にクリップできたのは拝まないムーブでトライしていた3/6だった。その次の週に大雪が降って、ずっとコンディション悪くなり、他のルートとかもトライしたり。そして、4月末に、おいしいよトライへ戻って、「拝まないムーブ」から「拝みムーブ」へ変更した。GWを挟んで、また二子へ戻ってきた。GW後は疲れで不調。先週も、慣れない拝みムーブで混乱。今回は、ついに最高到達地点を更新したのだが、後一手でバケツホールド手前のホールド、死にもの狂いで手を出せば止まったかも。いやいや、もう指がヨレヨレだった。核心ムーブは越えているが、ここがルート核心。落ちるのが、いつもの私のパターン。だけど、帰る道、激しい雨が続いていた。もう、二子は今シーズンは終わりか、渾身の一手をだせなかった情けない自分に悔しさが募る。今シーズン、もう一度だけチャンスがほしい。来週も乾いていてほしい。

〇 22日の二子
・予想通り、k藤先生に拉致されて二子へ連れてこらえた、ちびCさん。
・エリー2便目でリップ取りまで。惜しくも2撃ならず。
・写真はエリー2便目トライのちびCさん。よく見ると、左手が穴ホールドから抜けちゃった瞬間ですね。
・M代っちのエリーは、いい感じにムーブは固まってきたのだが、まずは、下から、3p目クリップして右手ガバ取り、そして、3p目から続けてリップ取りまでのムーブを成功させたいねぇ。
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〇 拝みムーブに入る私
・これは土曜日の2便目。おいしいよは、指保持持久力ルートですね。ヘビークライマーには厳しいルートです。
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〇 23日の二子
・闇あがりのMKちゃん。私の5倍ぐらいの時間をかけて核心セクションへ。来週もお互い頑張れる状態だとよいですね。
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○ 次回のおいしいよ
・4p目クリップ穴取りは、ホールドとにらめっこしないこと。
・拝みムーブ、右手がんばって、体をスライドさせながら、左手しっかり親指をかけること。右足流して壁にあてて体を安定させること。1-2-3で左手ピンチ出し、右足ステミングで開いた時点で腰が壁から離れていないことがポイント。
・6p目クリップ穴は、右手指4本を重ねず、フラットにして指ジャムが効くようにロックすること。
・6-7p間、左手カチガバから、右足ハイステップで、右手縦皺ホールド保持して、左足チビエッヂに乗せて、右足を6p目クリップ穴差して、左手出し。右足を上げるところはこらえどころで、右足フットホールドに乗せたら、腰を右へシフトさせてから、左手出し。
・それにしても、多少指がよれてても、左手ピンチ止まるようにならないものか。
・凄い雨だ。次回はあるのか?

きん
by Climber-Kin | 2010-05-23 23:27 | 二子山'09-'10 | Comments(4)

増える便数

クライミングの上達とは、ムーブを蓄積すること。よく言われる言葉だ。出くわした場面で、蓄積したムーブが自然と連想されて、スムーズに登っていく。ムーブの蓄積という意味をもう少しブレークダウンしてみよう。それは、考えずして、適切な手順とバランスとタイミングで体が動くことだ。考えずにというのは、体が大脳へ判断や確認信号を求めることなく、かってに動くことである。「ロッククライミングパフォーマンス」では、自転車を例にして説明している。自転車でバランスを取るために、いちいち大脳の指示を仰いでいては、フラフラしてしまう。自転車に慣れてしまえば、その制御は大脳のコントロールからは切り離されて、小脳で自動的にバランスを取ることができる。そうなれば、考え事をしながらでも自転車に乗れるようになるわけだ。クライミングにおいても同じである。動作の制御をいちいち大脳に判断を仰いでいては、スムーズな動きは決してできないし、動きも遅い。あっという間にパンプしてしまうだろう。ムーブの蓄積という意味は、その一連の動きを小脳が既に学習していて、大脳から切り離されて行うことができるムーブをどれだけ持っているかということなのだ。学習できていないムーブがあったり、ラインがわからなかった場合は、リハーサルして、そのラインや適切な手順を決める。できなかったムーブや失敗したムーブはリハーサルの中で急遽学習して、再トライすることになる。よって、ムーブの蓄積が多ければ多いほど、トライするルートを少ない便数で登れるだろう。場合によってはオンサイトが可能となるわけだ。多くのクライマーは、(最高RPグレード)-4ぐらいが最高オンサイトグレードなのだと思う。最高オンサイトグレード前後の体感グレード(適切なグレード)なら、殆どの場合は数便程度のトライでRPできるだろう。問題は、最高オンサイトグレードあたりからRP限界グレードの間の難度にあたるルートだ。このグレード帯は、先に述べたムーブの蓄積、リハーサルによる即席ムーブ学習だけがRP便数の要因ではなくなってくるため、トライ回数が増えてくるのだろう。そこには、ムーブの難度とかバランスの難度とか等々の成功率の低い核心箇所が現れてくるからだろう。それが複数箇所あらわれてくると、成功率がさらに厳しくなってっくる。例えば、5回に1回ぐらいしか成功できないムーブが2箇所あるとすると、1/25の確率になるのだ。この確率は、もはやRPできないことを意味しているように思う。さらに、持久力的な要素は、その成功率を低下させる最大要因だろう。登れるであろうルートで、1/25の確率というのは、まずは、ムーブを検討し直した方が懸命だろう。気付かない要因は、核心ではなく、核心に至る途中が最適化されておらず、核心に至るまでに、疲労してしまう場合もあるだろう。つまり、そのルートが登れるであろう力があるのに、RPを長引かせる最大の要因は、適したムーブを行っているかどうかということに違いないように思うのだ。そのグレードに見合ったムーブ、適したムーブでトライしているかが戦略上、最も重要なことなのだと思うのだ。オンサイトグレード前後より低いグレードでは、多少適していないムーブや理不尽なムーブでトライしても力に余裕があるためRPできてしまうのだ。だが、自分の限界RPグレード帯近くのルートでは、そうはいかない。例えば、私にとって、カサメリ沢のナイト・ディジィ・ダンスは、20日60便かかっている。結局RPできたのだが、トライ日数が長くなってしまった一番大きな要因は、以下の2点だったと思っている。
(1) 自分が登れるムーブに落ち着くまで非常に多くのトライが必要だった。
(2) コンディションがよい期間が短く、最適なムーブが見つかり辛かった。
今から思えば非常に納得できる結果だ。コンディションのせいで、そのムーブが悪いのかコンディションが悪くてできないのか翻弄されている時間が殆どだった。RP限界グレード帯であり、コンディションが不安定なルートは、そんな不安定な要素が相乗的に増幅しあい、完登までに余分な労力が必要となる。そんな大きなリスクがあるということなのだろう。そして、おいしいよは、既に100便を軽く超えている。コンディションが悪い中、修正前のムーブで何度か核心ムーブ(5-6p間)を超えることができたのだが、私にとってのルート核心(6-7p間)を超えることはできなかった。そして、100便を超えているにもかかわらず、大胆にも、4月末に核心ムーブを変えた。かなり楽になったような気がしたのだが、その修正ムーブも何かポイントをはずしてしまっていて、楽でなくなっている。そして、今の力で登れるルートなのか、今の力では、まだ登れないルートなのか。まだ、わからない。このルート登れるぞっという感触を未だに持てていない。それでも、少しの希望を持ちながら、二子へ通っている。そんな私の悩みとは関係なく、やがて梅雨入りし、シーズンは自然と終わっていくのだろう。まぁ、それもクライミング。成果とは何か?登れるべきルートをたくさん登るのも成果だが、登れないかもしれないルートに挑戦する。それもクライミングなのだと思うのだが。ただの負け惜しみかもしれない。

きん
by Climber-Kin | 2010-05-21 12:46 | クライミングの研究 | Comments(4)

2010年5月19日、TWALL東村山

アップでkの氏の新作、5-6級は、難しいというかホールド持ちづらい。2回落とされ、完登に3便かかる。さらにアップのつもりで、シロクロさん課題に取り付くのだが。

〇 シロクロさん、2010年5月17日(月)
・かきつばた、青4-5Q。2手目の青ホールド持ちづらい。スタートにヒールか。2便で完登。
・しゃくなげ、赤4Q。これは手順がわからん。15便ぐらいだしてようやく、登れそうなムーブが解明できて、さらに5便。最後青ホールドに右足のまま、ドリャーだった。なんとか登れた。
・はざくら、緑4Q。リーチ有利か。出だしで2回落とされて、通過できたら、そのまま完登できた。
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そして、先日の課題、kの氏のメスナー3Qは、今日も時既に遅しだったか。登れず007.gif。がっくし。帰るころには雨が本降りになってしまった。明日午前中も本降りのようだ。週末の二子はどうかなー。小川山方面へ行けば間違えないのだろうけど。もう一度、おいしいよ触りたいなー。だが、二子が登れなかった際は、近辺の岩場は全滅だろうし。悩ましい。二日あるので、明日の降水量と週末の湿度予報を見て、ゆっくり考えよう。

きん
by Climber-Kin | 2010-05-19 23:31 | T-WALL東村山 | Comments(0)

2010年5月17日、T-WALL東村山

「歯車が狂った」

kの氏の新しい5級でまず、はまる。3便出してようやく手順が固まり4便で完登。先週少し触って、ムーブが全然わからなかった薄被り左、kの氏の新作、3-4級。触りだして意地になって打ちまくった。中盤、後半はなんとかなったと思って、できてなかった出だしから。その出だしも何とか、自分なりのムーブで解決して、いざ中盤へ。だが、その中盤ムーブが繋ぐとできないというか、まだムーブが繋がっていなかった。そして、右手が何とも甲府幕岩チックなホールドで。しかも今日は何だか見知らぬ団体さんが多くて湿度が高く、ヌメリまくり。益々、甲府幕岩チックになり苦戦する。しかも、何とも自分のサイズに合わない。あれやこれやと打ちまくった。最後に、何とか自分サイズのムーブを見つけだし、いざRPトライ。出だしと中盤のムーブをそつなくこなし、そして後半の核心、右手、大魔神ホールドへの飛ばしは! 時既に遅し。ヨレて距離足りず。チキチー!この課題で歯車が狂ってしまって、ヨレヨレで他の課題も登れず。弱々のへたッピーだ。まぁ、今日は殆ど休まず打ちまくった。保持力強化ぐらいにはなっただろうと言うことでよしとしよう。疲れた。

きん
by Climber-Kin | 2010-05-17 23:30 | T-WALL東村山 | Comments(0)

2010年5月15日、二子山

「拝みムーブの謎が一つ解けたかも? 」

新緑の葉が一週ごとに大きくなっていく。先週よりも緑が多い。弓状も木陰が多くなってきた。今日は、5月半ばとしては記録的な冷え込みだったようだ。午前中は岩が冷たかった。午後からは私にとっては岩が多少冷たいが、非常によいコンディションだった。こんなコンディションが続いてくれるとよいのだが。季節外れの寒気で、今日は特別なのだろう。

(1) 高く登れ(10b)
(2) バイパス(10a)
(3) ワーカーホーリック(10b)

(4) おいしいよ(12c)、×
下部、2ヶ所変えてみた。出だしと3-4p間のスリットホールドの持ち方。前者は採用。これまで、三手目をフリでとっていたムーブをこれまで右足乗せていたホールドに左足上げて、右足バックステップにしてみた。これはよかったのだが、スリットホールドを指3本上向き差しから指4本普通持ちにしたのだが、こちらはやっぱりNGだった。そして、元気な1便目。多少余計なことをしても比較的元気良く核心ムーブへ。左手拝みホールドで左手左足軸で右足流して、右手マッチ。だが、左手拝みホールドが抜けてくる。右手マッチは失敗してフォール。うーん。やはり、右足流しムーブはNGなのだろうか。だけど、おかしい。拝みムーブに替えて、いきなりピンチ取り成功しているんだよなー。何故かあれ以来、左手ピンチ取りが一度も成功していない。

(5) おいしいよ(12c)、×
拝みムーブ、右足流しムーブの代案の右足掻き込みでの右手マッチを試してみる。このムーブだと右手マッチは確実にできるのだが、両手とも引き付け状態になってしまって、腰が落ちてしまい、左手出しズライとは想像していたのだが、そのまま予想通りだった。ウーム。

(6) おいしいよ(12c)、×
拝みムーブ、もう一度、右足掻き込みムーブで右手マッチ。やはり、左手を出しズライ。そして、ロープをたたんでいるとぜ兄ぃが助言をくれた。右足掻き込みムーブは腰が出てしまって、厳しそうだとのこと。1便目でやった、右足流しムーブは、左肘が曲がっていたとのことだ。そうか。そうだったのか。助言ありがとうございます。

(7) おいしいよ(12c)、×、ワンテンでトップアウト
6時に最終便。ぜ兄ぃの助言を頭に入れて、右足流しムーブで再度試みる。右手マッチできたが、指3本しか、かからず失敗。次回に可能性を残すため、がんばってワンテンでトップアウトした。

難しい拝まないムーブでも、何度か左手ピンチを止めることができた。1度は6p目クリップまで到達することができた。だが、あまりの確率の悪さに、4月中盤に終にオリジナルムーブをあきらめ、拝みムーブへ変更した。そして、拝みムーブでも、いきない左手ピンチをとめることができたのだ。光明が見えたと思えた。しかし、4月末は、また左手ピンチ止められず後退してしまった。GWは結露敗退し、GW明けのトライは疲労と指皮不足で不調だった。そして今週は調子を戻してのトライのはずだった。フリクションは悪いとは思わなかったのだが、なぜか、拝みホールドの左手が抜けてきてしまうのだ。そして、今日、ぜ兄ぃが左肘が曲がっていると指摘してくれた。なるほどと思った。最後の便では右足流しムーブに戻して、意識的に左肘を伸ばしてみた。右手マッチしやすくなった。だが、まだバランスに違和感があり、右手マッチ失敗した。多分、左肘だけの問題ではないのだろう。そう、左肘が曲がるのは結果であって要因ではないような気がするのだ。左肘が曲がってしまう要因は何だろう? 最近はテンションしてからの拝みムーブ左手ピンチ取りも変更当初より難しく感じていた。何かおかしい。帰りによーく考えた。記憶をたどってみた。そうか、左足の向きだ!二軸ムーブだったので、拝みムーブに変更して2週目から、左足を壁に対して垂直にを意識して、フットホールドに乗せていた。曖昧だった足置きを思い込みで間違った角度にしていたのだ。それからおかしくなったのだ。足が壁に垂直方向だと、体が拝みホールドの正面に来てしまい、肘が上がってしまっていたのだ。さらに膝が曲がりやすい方向になるので腰が落ちてしまって、左手ピンチが遠く感じるのだ。デッパリのフットホールドに左足を壁に対して水平に、即ち横置きして、体を壁にくっつけて、拝みホールドに対して右側壁よりに体を落として右手マッチすればよいのか。きっと、これに違いない。次回試してみたい。

〇 今日の弓状
・全部で15名ぐらいだったのだろうか。ガラスキの二子なのだが、おいしいよトライは5人。
・写真は、新緑の中、ホテル二子をトライする弓状2度目のライフガード氏。
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〇 ペトルーシュカ(12b)をRPするM代っち
・本日1便目に、余裕のRP! おめでとう。グレード更新。よかった。よかった。苦労してましたが、学べたことは多かったと思います。そして、12aではなく、12bというグレードには大きな意味があると思います。引き続きがんばりましょう。
・そして、RP後は「愛しのエリー」のムーブ解析。おー。全ムーブこなしていた。次回からRPトライ?
・写真by鈴木牧えさん
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〇 好色一代男の核心、Mr.たいち
・おしいトライが続く。
・広場では高田ママがセリーヌをトライしていた。出だしムーブと3p目クリップ。なるほど。
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〇 NGムーブでおいしいよをトライする私
・この後、右足掻き込みで右手マッチするのですが、この状態でかなり肘が曲がってしまってます。これから、マッチして、右足決めて左手ピンチ取りはテンションムーブのようです。
・写真by鈴木牧えさん。
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きん
by Climber-Kin | 2010-05-16 00:32 | 二子山'09-'10 | Comments(13)

2010年5月12日、T-WALL東村山

薄被り左右の足限定黄色テープ課題でアップする。シロクロさんの新しい4-5級課題を触るが出だしがえらく難しい。先に右側の4-5級を一撃して、もう一度難しい左側の4-5級をトライする。私よりリーチのある常連さんも、出だしで苦労している。リーチがあると厳しいようだ。右足ヒールをマネして、出だし何とかできた。そのまま完登。p-chanが来ていたので、この課題を登ってもらったが、やはり出だしで、うっとなっていた。真ん中の4級はアンダーが狭くて登れず。先日登れなかったオーハラ5級は一発で登れて、オカノ氏の最新作の私の苦手系3-4級、薄めカチは何便も打って、何とかこなせて、後半は得意系でそのまま完登できた。月曜日はとにかく酷かったが、今日は手の皮が少し回復して、体も少し動くようになったようだ。来週は3級登りたい。ボルダーは登れると楽しい。

きん
by Climber-Kin | 2010-05-12 23:25 | T-WALL東村山 | Comments(2)