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まとめて食べログ、2/7~8/7

 さぼりにサボっていました、まとめて食べログ。もう、どこの写真が、何を食べたか?名前も忘れてしまって、コメントなしも多数です。でも、こっそり上げます。


〇 駆け込み餃子、新宿歌舞伎町、8/7
・大田区で作業があって順調に早上がり、即座に夏休みモードへ。
・食べログで、餃子で検索して、新しい店発見。しかも、食べログ評価、3.45。ゴー。
・めちゃくちゃ、完全に肉へ、ふっきった肉餃子でした。肉好きにはおいしい餃子なのかもしれませんが、野菜餃子派としては…
・焼きと揚げを食べましたが、揚げはソースつけて食べた方がおいしいかもみたいな、唐揚げみたいな餃子でした。
・店の応対はいいし、場所的に結構はやりそうな感じでした。次回、新宿なら、やはり「大陸の餃子」か。
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〇 味玉醤油ラーメン、そめいよしの、8/5
・内神田へ出張の帰り、淡路町へ向かいながら、検索。
・食べログ評価3.55の高得点店、期待。
・所謂、普通においしいラーです。クリアスープ煮干し系?
・要町「しながわ」のラーを食べたくなってしまった。かなり被ります。
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〇 RUYSDAEL、コブくんの結婚お祝いのお礼、8/4
・ウィスキーのつまみにして、あっと言う間に食べてしまいました。
・上品でおいしい!
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〇 ピリ辛醤油ラーメン、我家、要町、8/4
・いつもは激混みなのに、とても、すいてます。それは暑いからです。
・このお店、クーラーが全然聞いてません。
・汗をぼとぼと落としながら、ラーをすすります。食べ終わって店を出るころには、シャツが汗だくです。サウナでラーを食べるような。修行してるような。笑。
・この時期にこのラーを食べるのは、根性がいります。
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〇 ブラジル・ハニー、珈琲優、7/31
・一番人気。無難です。
・夏は苦くもなく、酸っぱくもなく、コクで。
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〇 辛フジ、ヤマギシカズオ ヌーベル バーグ エチカ、池袋、7/31
・極太麺。麺がからみあって、箸を掴む指がつりそうです。
・麺を落として、シャツに汁が飛びます。
・おいしいのですけど、中盛250gだと、途中であきてきてしまいます。並がよいですね。
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〇 荻窪ビール工房、7/30
・ビール飲むために、4連登。荻窪ビパンへ。
・1時間登れば十分でした。チーウォール脱落組?4名で南口のこの店へ。
・良心的な値段です。全部自分で取りに行かないといけないけど。
・ちょっと、酒のみには薄いかも?地ビールっぽいから、こんなものか。
・つまみも、結構いけます。
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〇 麻婆定食、まるみ、東村山、7/24
・久々にまるみへ。器が変わっていた。
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〇 ファイヤー醤油ネギラーメン、むってっぽう、池袋西口、7/23
・また、いっちゃった。このラーは一押しです。
・ちょっぱくて、体によくなさそうですが、うまいから許す!
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〇 醤油ラーメン、狼煙屋、東大和、7/21
・濃厚は避けて、ノーマルで。
・豚骨特有の臭みが少し気になるが、魚介系豚骨では、うまい方だと思う。近くの中野と味がかぶるかも。
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〇 焼き餃子、ホワイト餃子、なながさ店、7/20
・沢帰りに、2週連続して行ってしまいました。釜ノ沢の帰りだ。
・沢登りでダメージを受けた体の回復には、やはり、ホワ餃が一番?
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〇 ブラジル・セラード・サンパウロ農園、珈琲優、要町、7/14
・コンテスト優勝豆の一つ。コンテストってなんだ?
・苦味少な目、酸味少な目、コク強めが最近のマイブームです。
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〇 煮干しそば、しながわ、要町、7/14
・あいかわらず、口コミ評価3.80の高得点店。
・前回も煮干しそばだったかな。玉ねぎの強みと煮干しと濃いめ醤油味。夏はちょっと味が濃いかなぁ。おいしいんですけど。
・次回は中華そばをたのもう。
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〇 焼き餃子、ホワイト餃子、なながさ店、7/11
・激しかった沢登り(滝川本流)の帰りによっちゃいました。って、それは織り込み済み。
・トスコさま曰く、これは饅頭だ! そうかもしれない。餃子の味はしないです。でも、いいんです。
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〇 ファイヤーボンバーねぎラーメン、むてっぽう、池袋西口、7/10
・また、いっちゃったよ、出張途中に。
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〇 かき揚げ玉子蕎麦、イワモトQ、高田馬場店、7/9
・久々に、イワモトQへ行った。かき揚げは、相変わらず、サクサクでおいしかったのだが、蕎麦がちょっと…
・生卵は1個無料サービスなのだが、汁ぬるめだし、うーん。
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〇 海老天丼と小そばセット、華屋与兵衛、東大和店、7/4
・天丼が食べたくなった。ほくほくの天ぷらにだし汁が染みたご飯を期待。
・うーん。天やでも、いいんじゃないか?
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〇 中華そば、中野、東大和店、7/4
・近くの「あいはら」行くつもりが、開いていなかった。
・無難においしい、こちらの店へ、3回目の訪問かな。いつも、中盛(270g)頼んで、飽きてきてしまうので、普通盛(190g)。スープ飲みながら、麺を食べて丁度よい量かもしれない。
・合格点(再訪あり)。落第点(再訪はないだろう)。とわけるのもよいかも。チェーン店になっちゃいましたが、普通においしければ、いいと思います。
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〇 辛味噌ラーメン、つじ田味噌の章、飯田橋、6/29
・普通のつじ田の方は長蛇の列だったので、すいている味噌の方へ。
・つじ田の味噌は2回目かな。これまで食べた味噌系では、池袋の花田の次にうまい。
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〇 ブラジル・セラード・デーハ・アルタ農園、珈琲優、要町、6/25
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〇 ネギ味噌ラーメン、きよすみ、要町、6/25
・前回は、醤油、今回は味噌を頼んでみた。
・ネギが辛過ぎ。スープの味が変わってしまうようだ。
・二度の訪問とも、店は空いていた。うーん、店の混みぐらいも…、そうだが。口コミ評価店が高すぎるのかも。
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〇 ファイヤーボンバーねぎラーメン、むてっぽう、池袋西口、6/18
・うーん。このラーメン、癖になっている。再訪回数No.1かも。
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〇 辛みそラーメン、武蔵小杉、けん、6/15
・武蔵中原出張の後、武蔵小杉駅から蒸し暑い雨の日なのに結構歩いていってみた。
・味噌ラーメンは難しい。
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〇 煮カツ定食、MOGU、群馬、6/13
・こんなに薄いスープに入った煮カツは初めて食べた。
・基本、素材をいかした、おいしい料理なんですが、これは、ちょっと薄味過ぎるような。
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〇 醤油ラーメン、麺や、武蔵小杉、6/12
・急な武蔵中原出張。ただでは転びません(笑)。
・普通においしい、中華そばでした。
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〇 ボリビア・タイピ・プラヤ、珈琲優、要町、6/10
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〇 醤油ラーメン、清六家、東京大山アジト、6/10
・なかなか、クリーニングできず、パンツを買いに、近くの大山まで。ついでに、調べてよってみた。
・当然、とんこつ食べるつもりで言ったのだが、若い店員さんに、年寄にみられて、それ、こってりしてますよ。あっさり系はこっちですって、言われて、返金されて、普通の醤油ラーの食べる。
・丁寧につくってある感じ。とんこつもおいしいのかも?再度訪問の機会はあるかな?また、パンツ不足したら行くかも。
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〇 焼き餃子、ホワイト餃子、なながさ店、6/7
・日によって、出来具合が大幅に違う。今回は、ちょっと、カラッと揚がっていなかった。
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〇 赤城牛乳フトクリーム、赤城SA下り、6/7
・昼下がりの帰着。暑い!
・体中バキバキの筋肉痛にしみた。
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〇 ジャージー牛ソフトクリーム、清泉寮、清里、5/30
・失意の下山後、時間が早いので、清泉寮でジャージーソフト。
・初めて食べた時の感激から、何年前だ?、その味から、ほど遠い気がするのは私だけ?
・今となっては、ヤツレンの方が安くて、おいしいのでは?
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〇 肉野菜炒め定食、あかつき食堂、竜王、塩崎、6/7
・団地の真ん中にある、定食屋。
・餃子は?だったけど、ご飯はおいしくて、肉野菜炒めも普通においしい。
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〇 イエメン・モカマタリ、珈琲優、要町、5/8
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〇 コスタリカ・エルバポル・ハニー、珈琲優、4/27
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〇 コスタリカ・エルバボル・ハニー、珈琲優、4/7
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〇 ピアーズ、インド料理、東村山、4/7
・高得点なインドカレー料理屋さん。酒なしで食べました。
・名前忘れた、最初のシューマイみたいなこれで、お腹一杯になってしまいました。
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〇 味の山屋、西国分寺、4/2
・北口出て、地下にもぐっていったところの居酒屋。凄い量だった。
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〇 揚げだし豆腐定食?、Spring8、3/25
・ここは広島、播磨です。
・国の研究機関です。はるばる東京から納品に来ました。
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〇 しまたろう、相生、3/24
・播磨の国の居酒屋。
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〇 鳥揚げ定食?、Spring8、3/24
・社内食堂で頂くしかありません。
・1000円でカード買って、さらに1000円チャージ、で、払い戻しするの忘れました。
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〇 相生の居酒屋、3/23
・1人で楽しんでます。
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〇 3/20
・この写真から、家系ですが、どこだっけなぁ?
・少し臭いと苦味が強すぎて、合わなかった記憶だけはあり。
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〇 多分これは、ピリ辛醤油ラーメン、我家、3/17
・これは、わかります。大勝軒系。おいしいです。店の中は暑いです。夏はちょっと辛い。汗だく補償。
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〇 3/16
・どこだっけなぁ?

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〇 タンザニア・トップ・ジャンボ、珈琲優、3/11
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〇 醤油ラーメン、きみの、飯田橋、3/6
・これ、多分、H山さんがべた褒めしていた、飯田橋の細い路地裏のラーメン屋さんだ。
・超クリアスープ系。
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〇 鶏そば、鶏王けいすけ、秋葉原、3/4
・多分、神田のJRガードの下にある、鳥手羽が入っているラー。味は?
・ジューシーな味を期待したいたのだけれど、手羽先が淡泊な味だった。
・おもしろいけど、ラーとは合わないような気がするのは自分だけ?
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〇 多古屋、居酒屋、国分寺南口/15
・国分寺南口の地下にあった、隠れた居酒屋。昼間からやっている。
・昭和レトロ。
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〇 2/10
・あー、どこのラーかわからない。
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〇 2/9
・写真はアップしたまま、コメント入れていませんでした。すいません、記憶にありません。
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きん

by Climber-Kin | 2015-06-24 23:47 | 食べログ | Comments(0)

2015年6月22~24日、T-WALL東村山

 ジムに行ってなかったわけではありません。あまりに登れないから、記事を上げていないだけです。久々に勢い余って三連荘しました。弱いから、人の作った課題を登れないだけですが、それにしても、あまりに狭い課題が多すぎます。まぁ、外岩ではリーチで得してることの方が多いのですけど(たまに狭くて登れないルートもあるけど)。今日は三日目なので自分で課題を作って遊びました。アップやクールダウンに使ってください。自分のリーチで作ったので、女子には少し登り辛かったようです。

〇 無題、2015.06.24、きん
・赤5Q、「まーさま返し」。妥協の上に妥協、よいアイデアが浮かばず、意外なところがまーさま返しになっていました。
・緑4-5Q、「子ジャンプ」。出だし二軸の左手出しが子ジャンプ。ゴール手前は左足ハイステップで乗り込んで、紫ホールド左手で取ってほしい。
・青5Q、「NPノープロ」。ネタ切れで、遠いだけの駄作になってしまいました。リーチがない人がトライすると逆におもしろいかも。
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きん

by Climber-Kin | 2015-06-24 23:31 | T-WALL東村山 | Comments(3)

2015年6月20日、笛吹川水系東沢・鶏冠谷右俣

 肩と指の調子もよくないし、岩へ行ってもコンディションはよくない。パートナーさまも肘と指の調子がよくないと言うことで沢登りへ行くことにした。いろいろ調べて検討した結果、日帰りでいけそうな奥秩父の沢で、難しくなさそうな鶏冠谷右俣が候補に上がった。。
 この時期にしては、かなり冷たい寒気が上空に南下しつつあった。土曜日の夕方ぐらいから甲信地方も大気が不安定になると天気予報が言っている。沢に中で数十mmの雨に降られたらどうしようという不安もあったが、ウェザニュースの金曜日の勝沼の降水量を見たら、累積0.5mmしか降っていなかった。雨も夕方からだから、それまでには下山できるだろうと、若干の不安を持ちながらも入渓したのだった。結果としては、本降りになる前に下山できたのだが、リスクは高かったかなぁと後で思った。

(1) 西沢渓谷入口市営無料駐車場出発、7:10
・新しく導入した沢用新兵器の準備で出発が遅れた。

〇 入渓、07:50
・勝沼あたりから見た山はガスがかかっていて、今日はダメかもと思いながら、西沢渓谷まで到着すると、青空が見えていた。
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(2) 魚止ノ滝、08:22
・先行パーティが、直登できないか探っていた。結局、直登はあきらめて、右側から巻きだした。
・我々の方が先に巻道へ入ろうとしたが、我々の方が遅いので、道を先にゆずった。
・フットホールドがない! 残置ロープを頼りにトラバースするが、のけぞり状態になってしまって、とても登り辛かったです。

〇 魚止ノ滝10m、08:22
・写真は先行パーティさんです。
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(3) 逆さくの字滝、08:56
・写真で見ていたより、水量が多い。前日に勝沼で雨が降っていなくても、山は雨だったのかもしれない。
・出だし、ナッツを入れられた。水際よりひとつ上がって登り始める。
・アンダーレイバック気味に超えていくと、残地が3本あった。全てランナー通して、でっ、どっちへいくんだ?
・水際か?いやー滑りそう。でっ、A0して無理やり残置側を登った。足がヌルヌルでのツリツリ。

〇 魚止メの滝~逆さくの字滝
・その後、直登できる滝が殆どだった。
・がっ、またやってしまった。途中、手前の二俣でチェックせず、多分、飯盛沢へ入り込んでしまった。おかしい?と思ってからGPSで位置を確認すると、鶏冠谷のラインから完全にはずれていた。
・出会いでは、鶏冠谷側の方が沢底が高く、水が少なかったので、こちらに入ってしまった。
・結構上ってから気が付いた。30分ぐらいの時間をロスしてしまった。
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〇 逆さくの時滝10×20m
・まー、落ちてもウォータースライダーか? でも落ちたくない。
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〇 逆さくの字滝~二俣、11:00ごろ
・微妙なナメ滝が続く。
・結局、殆ど直登できるのだが、どれも高度があって緊張する。
・しかも、この沢、全てヌルヌルなんです。
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(4) 左俣との二俣
・ここは、右から巻いて、25m滝の落ち口へ懸垂することもできるらしい。
・我々は左側の高巻きを選んだ。
・しっかりした踏み跡というほどの踏み跡はなく、いたるところ薄い踏み跡だらけで、自分達で選びながら進んだ。と言うのは嘘で、パートナーさまは、もろい足場にビビってしまい、慣れないバイルを不器用そうに、斜面にひっかけながら言われるがまま登っていた。それでもバイルがあった方がよかたようだ。
・尾根っぽいところから向こう側は明瞭な踏み跡になった。
・沢へ降りるところは不安だったので、灌木から30mでロープを垂らして、確保器をロープに通しながら慎重に降りた。
・結局、探りながら下降するより、ロープで降りちゃった方が全然早いのかもしれない。
・今回導入した、ミゾーさんのミニバイルが早々に活躍した。

(5) 4m滝
・ガイドブックやブログにある、倒木があれば簡単に登れる滝は、ラッキー! 倒木があった。
・確かに、倒木なかったら、このヌルヌル滝は厳しそうだ。巻くのは、もっと大変そう。

(6) 30mの滝、12:25
・もう難しいところはないはずと安堵していたら、前方に、とっても急なナメ滝が現れる。傾斜があっても、ナメ滝はナメ滝と呼ぶのだろう。
・えっ!どこ登るんだ? トポには「右壁を巻き気味に登る」とある。でっ、水際の右側を登ろうとしてみた。あまりよろしくない一段を上がってみた。これ終われば、その後は簡単なんだろうと期待して。がっ、その上も難しそう!しかも、残置ピトンは見当たらないし、自分でランナー作れる気配もない。5mぐらい登って、見えない乗越し部分まで行けそうだが、その先が全然見えない。ランナーなしで踏み込める気はしなかった。
・さらに右から入るのでは? ここは一旦降りることにしたのだが、これはやばいかもと思いながら上がってきた、その一歩のクライムダウンはできるのか?
・リスを真剣に探した。泥を掃除したら入りそうなリスがあった。使うとは思っていなかったハーケンをリスにさして、導入したばかりのミニバイルで思いっきりハーケンを打った。いい音はしなかった。フルテンションかけると、抜けそう?アゴまで入らなかった。シュリンゲをタイオフし、ロープを通して、8環を通して、クライムダウンした。そのクライムダウンは思ったほど難しくなかった。よかった。
・さらに右側のガサガサの溝状を登って行った。この後どうなるんだ?と不安を覚えながら、一か所、細~い灌木にランナーを取れた。ガレ溝は行き詰って、もろうそうな壁を登らないといけない。でっぱった岩にテープをかけて、気持ちだけのランナーにした。かけてるだけで効かないだろうけど。そしたら、左側にハーケンを見つけた。
・がっ、そこからが核心だった。どっちから行くんだ?直登すると、その後下り気味の恐そうなトラバース待っているように見える。左へトラバースしてみた。最初のうちは、まだ足場があったのだが、段々心細い足場になってきた。恐ぇー。
・おもいっきり引いたら壊れそうなガバ。そこから手を離して左へ一歩足をだすのか? 心の準備をするために、随分時間がかかった。ここでスリップしたら? こんな場面で想像力が豊か過ぎるのも困ったものだ。
・既に30mロープで、残り長さが気になるぐらい上がってきてしまった。錆びたハーケンから5mはランナウトしている。落ちたら確実に死にそう。
・指先がかかる溝があった。渾身の力で保持しながら、ヌメヌメの少し傾斜のないところへ足を上げる。そこから、さらに3歩。よかった~。落ちなかった。
・寿命が縮まった。

〇 問題だった「ナメ滝帯手前の30mの滝」
・ここ、恐過ぎでした。
・ガイドブックには、「右壁を巻き気味に上がる」としか書いてありませんでした。
・下の写真のさらに右側のガレキ溝状を上がっていくのが「東京起点・沢登ルート120」ガイドブック書いてあるラインとしては正解のようですが、上部のランナウトと危険度から正解とも思えません。
・上から見ると、左側も、一段上がったところからシャワークライムでバンドっぽいところへ上がれば、そのまま登れそうではあるのですが。左側を登ったというブログもあるのですけど。?左側から巻けるらしい(当日同じく入渓していた3人パーティの方から)。
・ランナウトしながら、ラインを探すのは、もう精神的に大変で、これで疲れ切りました。
・クライミングで言うなら、30mの高さで、5.9ぐらいの3歩を初見でフリーソロするような感じでしょうか。
・前日の雨のせいか。フットホールドが濡れていて、効くかどうかわからない外傾してるヌルヌルっぽいフットホールドに、足を載せて、体重かけるのが、めちゃくちゃ恐かった~。
・ランナーは遥か下、そのランナーもいつ打たれたかわからない、錆び錆びのハーケンだし、ロープは落ちないの前提の8mmシングルだし、ホールドはいつくずれてもおかしくなくて、登ってる最中もホールドとれまくりだし、ここはちょっと、10回やったら1回ぐらいは落ちるんじゃないかぐらいのリスク高過ぎでした。
・調べてみると、古い沢ガイド「東京近郊の沢」では、ゴルジュ出口の30mの滝は左から巻くになってましたが、巻きもあまり簡単ではなさそうです。
・別のブログでも、やはり左からバンドを超えるという記事もありました。
・写真は、最初に間違えたラインの写真です。この後降りてきています。
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〇 30mの滝の正解は?(追記)
・帰ってきてから、ググってみた。こちらの記録だけが、はまったような表現がなかった。
http://nakayamayu.web.fc2.com/record/2011/11tosaka/
・どうも下の写真に入れた赤矢印の左バンドから小さく巻くのが正解っぽいが?
・他の記録では、左から巻いても、かなり苦戦するらしい記載が多いが、小さく巻くとよいのかも?
・最近の激しい台風で、昔とは変わってしまったのかもしれませんけど。
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〇 上部ナメ滝帯、14:45
・まだまだ、続くナメ滝。
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〇 まだまだ続くナメ滝
・ヌルヌル過ぎて、その上、意外と高度があったりで安堵できせん。
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(7) 大滝40m下、14:50
・ようやくたどりついた、大滝40m下。
・予定より2時間遅れ。
・手前の支沢を巻き気味に5m登って、その後すぐに右側の小尾根へ向かって登り、尾根沿いをあまり右側へ行きすぎないよう、踏み跡?獣道?を探しながら、40分で近丸新道へ出ました。

(8) 近丸新道出発、15:50
・腿の前と後ろが既に筋肉痛でした。
・途中、3回も休んでしまいました。

(9) 徳ちゃん新道経由で西沢山荘着、18:00
・駐車場へ到着する前に土砂降りになってしまいました。

〇 大滝40m
・ようやくつきました。遡行終了ポイント。
・手前の右から入っている支沢を一段上がり、すぐに右側の尾根へ取りついて上がりました。
・踏み跡多数で、結局自分の感で上がっていくしかないようですが、まぁ、尾根沿いに上がっていけば問題ないようです。
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 20年ぶりに沢登り再開して泳ぐ沢から入ったのですが、それは大丈夫でした。しかし、今回のような高度感ある登りには、全く慣れていないことを今回の遡行を終えてみて実感したのでした。とても恐い場面がありました。体力的にも、まだまだです。前回ほどの疲労ではなかったのですが、下山したその時から体中バキバキです。
 2級の沢の巻きって、こんなにやばかったかなぁ。やばかったのは「30mの滝」だけなのですけど。と過去の記憶と比べるのですが…
 花崗岩の沢なので、フリクションがばっちりあるのかと期待していたら、ヌルヌルなんですね。たまに、こういったヌルヌルの沢に出くわすのですが、岩質の問題なのでしょうか?沢の向きの問題なのでしょうか?
 前回までは、20m×8mmのロープを使っていたのですが、この沢は足りない気がして、30m×8mmを買っておきました。随分助かりました。ついでに5m×8mmの所謂補助ロープを持って行ったのですが、巻きから降りるところとか、巻きで、ちょっと、持つ木がないところとか、手軽に補助に使えて、これもとても便利でした。それと、新規に導入した新兵器とは、沢用ミニバイルとピンソールでした。昔はカジタのアイスバイルを使っていたのですが、やはり、ちょっと長過ぎて使い辛かったのを覚えています。思い切ってかったら、とても使いやすかったです。いきなりハーケンを打つことになっちゃったし。ピンソールの方は、現場では、なかなか出してつけるタイミングがありませんでした。今回は、そこまで酷い泥泥の巻き道ではありませんでした。泥と岩が混じっていて岩が多いとなると、どうなのかなぁといったところです。雪渓がでてくれば、迷わず使えそうです。その他、反省点として、持っていったカラビナが少なすぎました。

〇 鶏冠谷右俣の感想
・なんとなく、恐そうな名前で敬遠していた沢でした。昔、東のナメ沢を登って、鶏冠尾根を下った時に、鶏冠という名前が恐怖心として、すり込まれたのでしょう(笑)。
・そんな記憶も薄れ、2級日帰りというグレードで気楽に行ってみたのですが。そんなに簡単な沢ではなかったです。まだ、自分が沢慣れていないだけかもしれませんが。
・ゴルジュ帯から出る「30mの滝」が恐かったです。それ以外は楽しめました。
・終始、岩がヌルヌルでした。ちょっと高くなると、その一歩でとても緊張します。少しでも安定してそうなところへの強引な大股の一歩が、とにかく多くて疲れました。
・後半のナメの連続帯は、時間に余裕があって晴れてれば、とても気持ちよいと思いますが、今回のように、雨が迫ってきている中で時間遅れ気味で急いで登っていると、これでもかと連続するナメ滝にうんざりしてきてしまいました。
・いろいろな要素が凝縮された、よい沢だと思います。初級者だけだとかなり危険ですが、しっかりとしたリーダーに連れてきてもらえれば、充実できて楽しめること、間違えないでしょう。
・30mの滝の謎は解けたようですが、4mの滝の倒木がなくなったら、乗り越えられるのか?ちょっと心配ですね。
・帰りに、はやぶさ温泉に初めて行ったのですが、ここのお湯がまたヌルヌルで、最後の最後までヌルヌルでしたという、おちでおわりました。沢がヌルヌルだったと散々書いていますが、どのぐらいヌルヌルかと言うと、サラダオイルは言い過ぎで、ハンドクリームぐらいです。ちょうど、はやぶさ温泉に入って、自分の肌を触るのと同じぐらいとか(笑)。

きん

by Climber-Kin | 2015-06-20 23:50 | 沢登り | Comments(4)

2015年6月13日、有笠山

 今週はおとなしくクライミングです(笑)。いよいよ梅雨入りしたのだが、週末は雨は降らないようだった。さて、どの岩場へ行くか?寝る前に明日の朝まで決めておいてと、そのまま寝てしまった。久々に有笠山へ行くことになった。雨の降らない天気予報で有笠山へ向かうのって、久々のような気がする。場所はアドベンチャーエリアとのことで、南国エリアの12aでもトライするつもりだったのだが、南国エリアは結露していた。それでは、アドベンチャーエリアで触っていない課題でもやってみますかと、びしょ濡れのロープでゴボウして上がった。こんなアプローチを何度も行ったり来たりしたくない。やはり、南国エリアとアドベンチャーエリアの行ったり来たりはあり得ないかな。

(1) おいらの人生(10a)、MS、再登
・久々に登るが、あいかわらず出だしが微妙。
(2) 宝捜し(10c)、再登
(3) 疾風(11b)、MS、初トライ、×
・2-3p間のムーブが当たって、そのままオンサイトできると思ったのだが、その後のクリップホールド取りが左手濡れ濡れで強引に出せなかった。あちゃー。あれっ?足踏みかえてフリで右手出せば簡単だった。
(4) 疾風(11b)、RP
・全てのムーブで先便より足が低かった。がっ、強引に登った。
(5) 探検隊(12a)、MS、初トライ、×、核心ムーブ不明
・謎の多いルートだが、やってみることにした。
・やはり、核心ムーブが謎だった?12aぐらいのムーブはいくら探ってもわからなかった。
・ランジ?それとも、この持ち辛いホールドで、デッド?
・謎は解けなかった。
(6) 冒険大賞(12d)、MS、初トライ
・もう一度、「探検隊」を探る気にもなれず。回収しようとしたが、あっ、ついでに触っちまえと、こちら側にヌンチャクを掛け替えて降りてきた。
・どこから左へ入るのか?うーん。何となくこうか?とのけ反りクリップは、ヌンチャク掛かっていないと苦しい。
・そこからの豪快なハング超えは2度テンションしてこなせた。ちょっと恐い。
・最後のクリップは右手アンダーでできた。がっ、ここから2-3手が超凝縮された12dの核心のようだ。
・右手アンダーから左上の甘いホールド保持して、トゥーフックでマッチ?いや右側のチビカチ?
・左横のサイドガバへ行ってから、右手出し?
・いろいろ探ったが、ヌメヌメ過ぎて、結局何もできなかった。

 久々に晴れの天気予報の日に有笠山へ行ってきました。触ったことのないルートを二つ触ってきました。触ってみることも、登れそうなのか?その後もトライするのか?即座に封印するのか? 等々、どんなものかと理解する上に無駄ではありません。初めて触る課題でラインやムーブを探るのは楽しいです。でっ?このルート達、次に触ることはあるのか?まー、このエリアへ強制連行された時はまた触りましょう。

〇 今日の有笠山
・東門に到着して準備をしていると、ルンルンしんすけにリーチのM元さん達がやってきた。お久しぶりでした。このコンディションで登れたら凄いです。ガンバ!
・やはり、I丸家もヘルケーブに通っているようでした。帰りに、林道にイワンコフ号IIが停まってました。
・アドベンチャーエリアへ上がってきた2人パーティは、もしかしてUJ家さん?でした?
・写真は、探検隊(12a)右ラインと冒険大賞(12d)左カンテラインの上部です。下部は共通です。
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〇 疾風(11b)
・この手の11bぐらいはオンサイトしてくださいよ~。
・って、FLなら、たまにできるんですけどねぇ。11bのオンサイトは難しいです。いつものことです。
・クラックっぽいホールドの内側が、結露っぽくて、ちょっと濡れ気味でした。いいわけです。
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きん

by Climber-Kin | 2015-06-13 23:48 | 有笠山 | Comments(4)

2015年6月6日、湯檜曽川流域・東黒沢~ウツボギ沢~宝川・ナルミズ沢(撤退)

「あまりに早過ぎた沢登り」

 ここ数年、20数年ぶり?に日帰りの沢登りを再開してきている。今年の夏は大きな沢へ入ろうと計画している。その前に、泊まりの沢を経験しておきたい。そこで、我々はナルミズ沢を思いついた。パートナーさまは、20年前に、諸般の事情で登れなかったという思い入れがあるようだ。ちょっと早いかなぁとは感じていたのだが、小川山屋根岩から見える金峰山の雪はすっかり融けていた。5月から夏のような暑い日が続いていた。すっかり、夏の気分だった。
 どうせ登るなら、一度で二度楽しめる2本の沢をつないでみよう。白毛門沢・東黒沢から入り、武能岳コルを越え、ウツボギ沢を下り、ナルミズ沢へ入る予定としたのだった。泊まりの沢なんて、最後に奥利根本谷を25年ぐらい前に遡行した以来ではないだろうか。技術的には、あまり心配していないのだが、体力と沢での生活力が心配だった。やはり、北アルプスの大きな沢へ入る前に一度は行っておかなければ。幸いにも、梅雨前にチャンスは訪れた。土曜日は朝から雨がやみ、日曜日は晴れの予報になった。わくわくしながら、上越道を北上した。谷川岳が見えてきた。うっ、残雪が多いぞ。ちょっと嫌な予感をしながら、土合橋駐車場に到着した。

(1) 土合橋駐車場出発、7:10
・パッキングに手間取り、予定より10分遅れで出発した。

(2) ハナゲの滝手前
・いきなり、でかい雪渓が出てきた。雪渓の右側から巻こうとしたら、上にしっかりとした巻道があった。
・この雪渓は例年、夏まで残る雪渓なのだろうか?

〇 突然現れた雪渓
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(3) ハナゲの滝、8:00
・ブログや記録で見た写真より、水量が随分多い。
・途中から左へ入り、しっかりした巻道で巻く。
・沢へ戻ったところで、また、かなり大きな雪渓が現れる。
・少し考える。とりあえず、その先がどうなっているかを見て決めよう。
・雪渓はずっと続いていた。途中で左から右へ移らなければならないところがあった。「戻ろう!」そう思った。
・振り返ると、パートナーさまが「1時間足らずで、まさか敗退するんじゃないんだろなぁ」という表情でこっちを見ていた。
・もう少し先へ行ってみることにした。フェルトシューズで雪渓登りは辛い。バイルかピッケルでも持っていれば、心強いのだが。
・ストック変わりになる枝を探したが、なかなかよいのがなかった。
・一度雪渓が途切れたか、再び大きな雪渓が現れた。

〇 ハナゲの滝
・他の記録と比較すると、やっぱり水量はかなり多い(追記)。
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〇 再び雪渓が現れる
・バイル持ってきてないし、フェルトは滑るし。
・戻ろうよ~。有笠山でクライミングしようよ~。
・えっ、行くの?


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〇 雪渓が抜けそう!
・ここ越えたら、もう戻ってこれないような。
・あー、後でわかった。これは玉子岩だ(追記)。
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(4) 白毛門沢出合、8:30
・雪渓の上を恐る恐るも進みながら、白毛門沢出合に到着したようだ。
・白毛門沢側は完全に雪渓にうまっていた。
・一方、東黒沢側は雪渓がしばらくないようだった。
・ここからは、雪渓がなく順調だった。次から次と現れるナメ底、ナメ滝を越えていく。
・途中小さな雪渓に出くわすが、そこは、くぐって、通過できた。

〇 雪渓はなくなり快適になる
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〇 小さい雪渓
・下からくぐる。
・そのシルエットが見えます。黒い影は私です。
・ザック傾けて前進。腰痛い!
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〇 快適に遡行中
・雪がなければねぇ。
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(5) 金山沢出合、9:40
・雪渓がなくなり、快適だった。

〇 金山沢出合
・安堵が続きます。雪渓が消えました。
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〇 雪渓がなく快適な遡行が続く
・来てよかった~?
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〇 ナメ、ナメ、ナメ滝の連続
・幸せは、もうしばらく続きます。
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〇 まだまだ続くナメ
・陽が少しだけでてきて、心もなごみます。
・しかし、その後、また雨が強くなってきました。そして、この直後に試練が再び、待ち受けます。
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(6) 間違えやすい二俣
・雨が強くなってきた。
・ここで右へ入ると武能岳へ突き上げてしまうらしい。
・iPhoneの地図でGPSで確認して左へ入る。
・確かに右俣の方が沢底が低い気がする。

(7) 間違えたと思われる奥の二俣、10:50
・再び雪渓が現れた。
・左俣は雪渓に覆われ、傾斜がきつく見えた。
・右俣は雪渓が途絶えていた。
・迷わず、右俣へ入った。左俣の急な雪渓を登るなんでありえない気がした。
・結果的にここは左俣が正しかったようだ。間違って右へ入った。しかし、コルに到達してから見た、その正しかったであろう沢筋のべったりとはりついた雪渓具合から、アイゼン、ピッケルを持っていない我々が、その正しいラインを登れたかどうか?は疑問だった。もしかしたら、間違えたゆえにコルまで到達できたのかもしれない。
・傾斜が緩くなっていくはずが、どんどん傾斜が強くなっていった。武能岳へ向かっていくことがわかった。高度的にはもうコルより高い。
・藪漕ぎで、300m~400mぐらいトラバースしただろうか。ようやく、コルに到着できた。

〇 また現れた雪渓
・しかも、今度は融けて、やせ細ってる。
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〇 ドボン
・やっぱり、雪渓を踏み抜きました。
・幸いに、怪我はありませんでした。
・上の方に、踏み抜いた雪渓から出てくる私がぼんやり写ってます。
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(8) 武能岳コル、13:00
・コルには到着したのだが、当然嫌な予感がした。このまま宝川へ降りてよいのだろうか?しかし、東黒沢を戻るのも考え辛い。
・気持ちを決めて、宝川側へ下降しだした。だが、その心配はすぐに現れた。しばらく下ると、沢は雪渓に覆いつくされていた。
・やっかいなことに、たまに穴を開けながら。
・何か所か懸垂下降して、雪渓から沢底へ降りる。そして、また、雪渓に上がる。
・強くなりだした雨の中、凍りつきそうなロープで、手はかじかみ、ロープさばきが、うまくできない。ロープには雪が絡んでくる。膝下まで水にしたる。
・これが何時間も続いたら、もしかしたら、このまま体力が尽きて…。少し頭の中をよぎった。
・下るにつれて、少し傾斜が緩くなり、巻きやすくなってきた。助かった。
・左側からウツボギ沢が近づいてくるのが見えた。

〇 下り開始
・いつ滑落しても、おかしくないフェルトシューズ、腰が引けます。
・滑落始まったら、これで止められるとは思えない、あまり意味がないのでしょうけど、とりあえず、落ちていた枝をお守りに持っています。
・雪渓の上は、杖になるような立派な枝は落ちていませんでした。
・武能岳コル、丸山乗っ越しから、白毛門岳へ抜けるエスケープがあったのかも。2キロ。(追記)
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〇 懸垂で沢へ下降
・一番やりたくなかった場面。これで体が冷え切りました。
・ここから、全く余裕がなくなり、これ以降、写真を撮れていません。
x
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(9) ウツボギ沢
・回りは雪渓だらけだが、しっかり水が流れていた。
・膝ぐらいの水の中を宝川の出合まで下った。
・体が、冷え切った。

(10) 宝川・ウツボギ沢出合、広河原、14:30
・ナルミズ沢を見上げると、雪渓で埋め尽くされていた。
・大石沢出合まで登山道を進み、ビバーグして、翌日、朝日岳へ登り、下山するという案もあった。
・しかし、今からなら、宝川温泉に暗くなる前に到着できるだろうと、宝川温泉への登山道を下ることにした。

〇 下山する登山道から見下ろす宝川
・すごい迫力なんですけど。これ渡渉するの?
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(11) 渡渉点、15:00
・しばし、安堵しながら進んでいたのだが、宝川の状態をたまに目にしながら、嫌な予感がした。
・この登山道には渡渉点があるのだ。
・そして、渡渉点が目に入ると、パートナーさまは絶対に渡れないと叫んでいた。その下流にある、あの雪渓部分なら渡れると言い出した。ここまで来て、絶望的な渡渉を目の前にしてしまい、少しパニック気味だった。
・その雪渓を見た。トラバース中に傾斜のある雪渓を滑って行き、水流へ落ちていく。そのまま轟音の流水とともに、雪渓の中へ吸い込まれていく自分の姿を想像してしまった。やめてくれ~!
・ちょっと見てくると渡渉ポイントの水際でよく観察した。これなら行ける! 黒部川上の廊下とかに比べればかわいいものだ。今はちょっと体が冷えていて辛いだけ。
・ロープを出し、ビレイしてもらいながら、渡渉を始める。最初のうちは大丈夫だったが、向こう岸への最後2mが少し厳しかった。水流の中の大き目の石を手で押さえて、渡渉に成功した。
・上流側からビレイしながら、パートナーさまにも渡渉してもらった。バランスをくずして、首まで水につかる場面もあったが、上側からロープ引いているので絶対大丈夫だろう。実は、その前に、パートナーさまが真っ青になるハプニングが、もう一つあったのだが…。
・ところが、まだ安堵できなかった。登山道はところどころ崩れていて、疲れきった足にはとてもきつかった。

(12) 宝川温泉、18:50
・宝川温泉に到着したのは、水上行最終バスが出たところだった。
・お風呂も17:00には終了だった。水上タクシーに問い合わせてもらったが、今日はタクシーが一台しかなく、しかも、これから上毛まで連れて行く客がいるとにこと。あ~。
・見るにみかねた宝川山荘の管理人さんが、時間外に内風呂に入れてくれた上に、土合橋まで車で送ってくれた。本当に助かりました。

 上越方面のこの時期の沢の認識が甘かったです。確かに、昔沢登りしていたころでも、この時期に沢へ入ったことはありませんでした。5月まで山スキーしていたのに、6月から沢登り?は確かにありえませんでした。小川山から見ていた金峰山と一緒にしていました。小川山あたりは冬型が崩れると雪が降り、上越、北アルプス方面は冬型の時に雪が降る。今年は冬型の天気が多かったのですね。
 久々の大冒険でした。運もよかったのでしょう。途中危ない場面もなんとかこなせて無事下山できました。よかったよかった。でも反省点が多数でした。それにしても、久々の12時間行動で疲れ切りましたが、充実感を感じてしまいました。

〇 翌日(追記)
・ナルミズ沢自体は、遡行せずに土曜日に敗退してきてしまったので、日曜日は突如、暇になってしまいました。ところが天気は快晴です。
・しかし、体中バキバキで、クライミングする元気はありませんでした。
・思いついたのが、一の倉沢までハイキングでした。久々に見た一の倉沢はあいかわらずの迫力でした。
・ここを登っていたのも、20年以上前か。懐かしかったです。
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〇 今後の沢登りのために(追記)
(1) 服装
・Fine TrackのW1+W3の上下を持って行ったのだが、最初、上はW3を着ないで、よかれと思って着ていた化繊の半袖Tシャツは水を吸って、寒さを増していただけのような気がする。上は寒くなってから化繊Tシャツを脱いで、W3を着たのだが、これは温かった。早くきればよかった。
・今回ビバーグはしなかったが、下記のたき火ができれば、Fine Trackが乾いて快適になるのだろうけど、たき火できない場合、寝る時に寒い場合雨具下を履けばよいかと考えていたが、もっと確実に温かいものはないだろうか? 今回、本当に体が冷え切ってしまった。ちょっと心配になってしまった。
(2) 装備
・雪渓が残っている場合は、バイルと軽アイゼンを持っていくべきだった。今回もバイルだけでも持っていたら、かなり楽だったと思う。バイルは草付、泥壁でも有効なのは知っているし。
・今年の北アルプスも雪渓が沢山残っていそうだ。フェルトシューズに付けられる、まともなアイゼンはあるのだろうか?調べてみよう。(昔沢登りしていた時も、結局アイゼンを持って行ったことはなかったが)
・フェルトシューズは、購入してから8年ぐらい、それから3年は使っていなくて、使いだしてからも、もう5年ぐらい経過している。表面の生地がはがれてしまっている。そろそろ替え時かもしれない。
(3) その他
・結局、沢の中で泊まらなかったのだが、25年前に買ったシュラフではつらいかもしれない。最近では、もっと軽量で水に強くて、性能がよいシュラフがありそうだ。要調査。
・荷物が濡れていて、シュラフも濡らしやすい。テント型のツェルトを用意していたのだが、それでもシュラフカバーを持って行った方がよいかもしれない。
・今回のように雨が降った後とか、濡れきった時など、絶対にたき火したい。私はたき火の達人ではないので、着火剤等、お助けツールも持って行った方がよさそうだ。
・iPhoneのGPSと山と高原の地図の組み合わせは、非常に有効だった。しかし、ビニル袋で防水していたiPhoneを取りだしては確認するのは、面倒だった。さらに、徐々にiPhoneが濡れだして、キーパッドが鈍くなってきて、益々時間がかかった。iPhoneの防水ケースを調べようと思う。
・2万5千の地図とiPhoneのGPSでよいアプリはあるのだろうか? 今回使ってみて、GPSの位置表示は最大で50mぐらいの誤差があった。高度差も±30mぐらいは常にあるようだ。となると、山と高原地図ぐらいで丁度よいのかもしれない。
(4) その他2
・足が疲れたのは仕方がない。歩いて歩いて、鍛え直していくしかないのだが、背筋も疲れてしまった。ザックの背負い方が悪いような気がする。パッキングの仕方(背中側が膨らまないようにとか)、ベルト類の調整、歩き方も見直した方がよいかもしれない。
(5) その他3(追記の追記)
・エスケープルート。
・下山して2日後、地図を再度眺めていて気が付いた。武能岳鞍部、丸山乗越から、白毛門岳へ抜けられたのではないか?ググってみると、残雪期に、ここを登っている記録が複数あった。結果論的ではあるが、宝川側へ降りたのはリスクが高かった。もちろん東黒沢を降りるのもリスクが高かった。結果的には宝川温泉へ降りて、事なきを得ているのだが、白毛門岳へ抜けるアイデアに気づくチャンスと時間はあった。気づいていれば、日のあるうちに土合橋Pまで戻れるチャンスはあったようだ。事前にエスケープルートを検討していれば、選択できていたと思う。
・事前に、いろいろなケースを想定して、沢へ入る前にエスケープルートを想像しておくことが大切だと感じた。

きん

by Climber-Kin | 2015-06-07 19:27 | 沢登り | Comments(11)