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2012年10月13日、小川山、エクセレントパワーRP

本格的に秋到来。今週からいきなり寒い予報に変わった。その通りで野辺山あたりを超えると電光温度計は0℃を示していた。レタス畑には霜が降りていた。廻り目平に到着すると、車の室外温度計は2℃を示していた。つい先日までの暑さが嘘のような。いきなり真冬の温度になってしまいました。天気予報では昼は結構暖かくなるような。だけど、山の方はとっても寒いとか。一日を通して、どんなコンディションになるのか。何時ぐらいにトライするのがよいのだろう。悩ましい。去年の余りのホッカイロを握りしめながら、マラ岩へのアプローチを上がっていったのでした。

(1) レギュラー(10c)、Tr、ロッキーセクション・ヌンチャク掛け
まだ温かかった焼石を借りて登ったのだが、途中で冷たくなってしまった。ロッキーセクションのヌンチャク掛けをしながら、入念にムーブの確認をした。最後のスラブ。左トラバース。クラックからダイクへ上がる真の核心。その手前の右足ヒールレスト。そこへ入る。一番嫌いなムーブ。レイバック。どうもレイバックがしっくりこない。クラックが湿っぽい気がするのだが。

〇 シルクセクション・ヌンチャク掛け
一週間雨が降らなかったのだろうか、先週末からあたりのチョーク跡が凄い状況だ。6p目レストは左足手前の穴ではなくて外側のエッジにしてみようと思った。

(2) 屋根の上のタジヤン(9)、再登
まだ寒い。足が冷たいので、寒くて固くなっている本気シューズを履いて少しでもなじませようと思った。

(3) エクセレントパワー(13a)、RP
何時に出そうか迷う。先々週の寒かった水曜日は気温が10度超えないうちに1便目トライを出して、失敗している。10時半を超えたあたりで、10度になってくれた。見上げると、既にロッキーに燦々と日が当たっている。シルク2p目あたりまで日が当たりだした。いつ出すか迷いに迷う。11時にぴったりに出そうと決めた。こういう時は時間で決めるのがよい。どうせ体の動かない一便目気楽に行こうと出発した。ようやく慣れだした新シューズだったが、寒さでまた固くなっていた。だけど、フリクションはよい。特に足のフリクションがよく感じた。いい感じで6p目でレスト。長居はしない。そしてシルク縦の核心へ入る。少し足決めにもたついたが、思い切って伸び上って手を出した右手は今日はフリクションがよい。7p目クリップガバへ。そして右足最初に決めたままで、タコレスト体勢へ。足は踏み直さなかった。前回決めたように右手プッシュでレストでそのまま耐える。息が整ったところで、右トラバース開始。少し余裕があった。右トラバース端で片足ダイクで9p目クリップし、右手を少し休ませる。このフリクションならロッキー最初の核心は超えられそうだ。そんな期待が頭をよぎる。そして、右足をダイクに載せて、右手サイドカチへ。うっ。ホールドが温かい。パツパツムーブで右手スローパへ。うっ、ヌメヌメだ。長居は無用で直ぐに、ロッキー最初の核心へ入る。左足をダイクに上げて、左手ガストンは距離がギリギリだった。そこから右足上げは右足を置く場所がよく見えない。なんとか所定の場所に置いて、右手をスローパーアンダーへ寄せ。落ちるかも!と左足を左へ移す。右手マッチして、だー!と体を切り返す。もたついてしまった。11p目クリップ時はもう右手がセミパンプ状態だった。平行線のまま、何とかクラックセクション手前のレストポイントへ。このレストが地獄だった。右手前腕がほぼパンプ状態。全然回復してこない。足はどんどん怠くなる。何度も何度も、右足左足と入れ替えて、右手の回復を待つのだが。前腕は完全に回復してくれなかった。10分ぐらいいたらしい。もう我慢の限界だ。クラックセクションへ出発する。レストしている時から感じたのだが、既にロッキーセクションは岩が温まっていた。ヌメヌメだった。リズムが悪いまま。いつもと全然違う体勢で、12p目のテープ延長ヌンチャクにロープをかける。そこからまた、もたついた。回復しきっていない右手はすぐに張り出した。なんとか、13p目をクリップ。もうゆっくりはしていれない。破れかぶれ気味で一番嫌いなムーブをこなす。とっさの思いつきでヒールを壁につけた。これがよかったのかもしれない。何とか右足ヒールレスト体勢へ持ち込むことができた。カンテを思いっきり股ではさんで右手の回復を試みるのだが。ここでは、そうは長居はできない。意を決して、真の核心、ダイクへの乗り込みを試みる。右手に力が少し残っていた。カチ持ちして、左足ダイクの角へ。安定した!重いロープを必死で手繰って、14pにクリップできた。14p目にロープが通ると今度はロープの重さに腰が引かれて、楽に立ち込みができるのだ。だが、ここで安心してはダメだ。先々週落とされたダイクトラバースがある。先々週ここで落とされてから、随分しつこくリハーサルしてきた。見つけておいた、つまめる二つの結晶ホールド、欠けるなよーと祈りながらも、そのお蔭で無事通過できた。そして、15p目に到着。右手がパンパンに張ってしまっている。両手を下して頭を岩にあててレストする。なかなか右手が回復しない。ここから動きたくない。これで登ったことにしてほしいと心から思った。出発したくない。だけど行かないと終わらない。最後のスラブで落ちたらどうしよう。バカヤロー! そんなことがあってなるもんか。落ちるもんか! 行きます! ここから動いている最中、なにも音が聞こえなかった。無音だった。いやらしい、右、左とスメアをこなして、右足がダイクに上がった。右足に乗り込む。立てた!ガバを二つ超えると視界が広がった。「おおおおおおー!」「登ったぞー!」思いっきり叫んだ。

〇 シルクセクション・ヌンチャク回収
4時ぐらいにヌンチャク回収した。岩が温かい。今日は日差しが強かったからか。朝しかチャンスはなかったのかもしれない。

長い戦いは終わりました。GWからトライを始めました。夏にトライしても意味はないとは思いながらも、他のルートをトライする気になれず、このルートをずっと触っていました。できれば、8月のうちに登ってしまいたい。そんな甘い思いを持ちながら、夏もトライを続けたのですが、私にとっては、エクセレントはそんな甘いルートではありませんでした。結局コンディションだったのかもしれません。だけど、長い期間、毎回辛いトライは、とても苦しかったのですが、それが自分にとって無駄だったとは思っていません。完登したという結果だけが全てではなく、そのルートと対峙し、悩み、苦しみ。そして喜びを得る。そんな過程も含めてクライミングなのだと思います。そして、このルートは難しかったです。核心が凝縮されたルートの真逆。核心が分散されているというか、6p目までも簡単ではないのですが、そこからは、終了点まで、ずっと核心。完登に50分かかりました。旅。まさにこのルートは旅でした。

〇 エクセレントパワー(13a)
・まさに、奇跡のラインです。日本の花崗岩を代表するルートです。
・日本初の13a。初登のシルクロードはダイク右トラバースはハンドトラバースとのことです。ロッキーロードはダイクに降りてからスタートしたそうです。限定はないようですが、シルクとロッキーを繋いだラインなので、繋ぎセクションは、カンテとロッキーからダイクへ降りる部分のダイク右端のガバとその下のガバカチは使わない人が多いようです。
・ルートの高さは40mぐらい。右に左にトラバースするので、ルート長は50mを超えていると思います。
・右に左にトラバースするので、ロープの流れが悪くなります。私は、7p目左屈曲点に長ヌン+りボルバー。9p目右屈曲点に60cmテープ+リボルバーを使いました。
・8p目と9p目はボルト側からヌンチャクが外れたこと数回。ボルト側をロック付のカラビナにしました。
・クラックセクションはカムを使うと、ロープがスタックしてしまうので、13p目ボルトから150cmのテープを伸ばしました。
・このルート、力ある人は簡単に登ってしまうのですが、私はとても難しかったです。最初から最後まで失敗しそうなムーブだらけで、シルク核心からロッキー最初の核心超えるまでの持久力性。それを超えた後に必要なスタミナ。クラックセクション手前のレストは地獄のようなレストでした。これまで登った、どの13aより難しく感じました。ワントライごとの精神的なストレスとダメージが大きくて、それを半年間ずっとトライしていたので、少し燃え尽き気味です。
・だけど、これで燃え尽きはしません。少し充電して、次のトライへ進みたいと思います。まだまだ、頑張ります。
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きん
by Climber-Kin | 2012-10-14 00:07 | 小川山2011~2012 | Comments(56)

2012年10月6-7日、小川山

「ついてないやつ?」

天気予報は両日ともよい感じだったのに。いったい、どうしてこんな天気になってしまうのだろう。そう言えば昨年の10月もコンディションはいまひとつだった。そして、11月になるといきなり寒くなった。去年と今年が異常なのではなく、例年このパターンになってしまうのだろうか。異常気象も5年続けば例年と呼ぶそうだ。今年もそのパターンだろうか。釣りシーズンは終わったはずなので、車の数は減ってくれるだろうと期待してやってきたのだが、土曜の朝から車の数は満員御礼状態に近かった。見なれないナンバーの車が多かった。小川山は、全国区のボルダーエリアになったようですね。夕方の林道が凄かった。ここは原宿の竹下通りかと思うのほどの人の列だった。テントも過密状態。そんなに傍にテント張らないでくれーと思いながら、次から次へとやってくる団体さん達を後にして、テントの場所だけとって、早々にマラ岩へ向かったのだった。あれっ?渡渉の水が多い。

◇ 6日

(1) レギュラー(10c)、Tr、ロッキーセクションヌンチャク掛け
結構入念にリハーサルしておいた。

〇 シルクセクションヌンチャク掛け

(2) エクセレントパワー(13a)にならず、×、シルク横トラバース、9-10p間で不意落ち
一便目で珍しく、シルク縦の核心を通過。ところが、シルク右ハンドトラバース、9p目を通過したとこおろで、左足がはずれて不意落ち。あちゃー。

(3) エクセレントパワー(13a)、×、シルク縦の核心でフォール
何故か、日が。背中が暑い。熱い背中に集中力が切れてしまったのか。それに今日は湿度も高い。

(4) エクセレントパワー(13a)、×、ロッキー最初の核心で不意落ち
日が陰ってきた。夕方まで待つと今日は湿気湿気になりそうだ。1500ちょっと前に3便目を出した。今日の一便目でタコレストあがいた結果さらに疲れたような。不安定な状態で右手シェークはやめよー。右手置いたら、あとは息が整うまでじっと我慢。そしてゴー、今度は余裕がある。順調にシルク右ハンドトラバースからダイクへ乗り込み、余裕で10p目クリップ。そして、ロッキー最初の核心は、あれっ? 左足スッポ抜けて不意落ち。なんてこったい!せっかっくのチャンスを。これまでにない余裕があったのに~007.gif

◇ 7日
もう一本出さずに早上がりしたので、明るいうちに、ビール飲みながら、テントとタープ設営。すき焼きうどんをお腹いっぱい食べて、就寝したのはなんと、1910だった。耳栓していたお蔭で、隣接したテントの声でで一度しか起こされなかった。夜中に雨で起こされ、喉が渇いて2度ほど起こされたりしたが、11時間睡眠。久々によく寝れた。6時に浸水したテントで冷てって起こされた。昨夜からの雨は本降りだった。しかも朝になっても止んでいなかった。なんてこったい。昨日、もう一便だしておけばよかった。翌日に賭けるというのはリスクが高い。霧雨の中、ゆっくり片づけ、エナジー軍団宴会場で朝のコーヒーを頂いたり、のんびりする。テントとタープは昼から晴れるであろうことを期待して、そのままにして、マラ岩へ向かった。

〇 シルクセクション、ルート整備
全ホールドをチョークでしっかりこすって、湿り気を落としたのだが、フットホールドが湿っぽい。

(5) レギュラー(10c)、Tr、
ロッキーセクション、ルート整備。こちらも気になるところにマーキングしたり、ブラッシングして湿気を落としたり。

(6) エクセレントパワー(13a)、×、ロッキーセクション最初の核心でフォール
今日はもしや、雨上がりの魔法の日か?とルート整備の時にちょっと思ったのだが、風がなかったですね。フットホールドがあまり乾かず。結局は、あまりコンディションがよくありませんでした。濡れ濡れの出だしを力いっぱいで超えて、何だか足が滑りそうで、シルク核心へ前腕張り気味で突入。ぎりぎりで、8p目クリップホールドを掴んだ。タコレストで少しだけ戻せたが、長居はできず、横トラバースはギリギリでダイクへ上がる。なんとか10pをクリップできたが、ロッキー最初の核心の左手ピンチをがっちり握れるところまで、手を出せなかった。

ヌンチャク回収兼最終トライ便は、その前にポツポツと霧雨が降ってきてしまったので、ペタシマンから降りてくるピーさまにシルクセクションを、ロッキー最終トライのブワッチさんにロッキーセクションのヌンチャク回収を頼んで今週は終わりました。グリコーゲン蓄積成功で、二日とも、パンプしてもすぐに回復してくれたように感じた。それはそれで成功だったのですが、そんな時に限って、不意落ちの連続。そして、たくさん食べて、ゆっくり寝て、快晴のはずの翌日にかけたつもりが。予期せぬ天候となってしまいました。歯車があいません。全てが一致した先々週の水曜日になんで登れなかったのか。フォールするたびに何度も何度も悔しさが頭をよぎります。絶好のRPのタイミングで登れなかったので、ツキを落としてしまったのでしょうか。辛いトライが続きます。いやいや、ポジティブに、フィジカルに登れることはわかったよ~。トライしてれば、そのうち登れるよ~。来週も緊張感バリバリのRPトライができる、楽しいな~。

〇 今週のマラ岩
・土曜日は久々に、ヨネヒコさんとkbtさんが来ました。まー様がついに下から繋いで、縦の核心右手を止めていました。
・日曜日は、ペタシのピーさまご一行様 with AV?クライマーともみさん。kもんさんE藤さんパーティ。Ichi-geki氏にブワッチさんパーティが。
・写真は紅葉間もない中、エクセレントとトライするkbtさん
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〇 フットホールド欠けてから、ますます鬼門となったシルク縦の核心「7p目クリップホールド取り」
・シルク核心右足フットホールド欠けてから、この7p目クリップガバホールド取りで2/3ぐらい落ちるようになってしまいました。だけど、どんなに右手持ちはずしていても、ど根性だ!で、2/3ぐらいで通過できるようになりました。
・鍵となるタコレストが最近決まりません。横の核心の右足フットホールドがどんどん小さくなっているような気がしてます。先シーズンは水平だったこのフットホールド、左側が欠けて斜めになって、とても乗りずらくなってしまいました。リーチなくて右ラインで登ることもかなり難しくなったような気がします?
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きん
by Climber-Kin | 2012-10-07 23:46 | 小川山2011~2012 | Comments(2)

2012年9月29日、小川山

「季節の逆戻り」

玄関を出た時に、おやっと感じた。三日前より随分暖かい。台風17号が近づいてるからか。今日一日は天気は持ってくれる予報だ。気にせず、いつもの時間に廻り目平へ向かったのだった。

(1) レギュラー(10c)、Tr
登ろうと準備をしていると、晴美さんとうわさとS藤さんがやってきていた。S藤さん、お初でした。

〇 エクセレントパワー・ヌンチャク掛け
前回失敗した、ロッキーダイクトラバースのリハーサルをしておいた。左足クロスを抜いて、次のホールドへロープの右側から置けば、右足のせるスペースができるのね。

(2) 屋根の上のタジヤン(9)、Tr
新品のミウラVSで登った。

(3) エクセレントパワー(13a)、×、3p目でフォール007.gif
まだ、湿度が高いので少し遅めに出したのだが、3-4p間の小核心で右足が滑って、不意落ち。何故か最近不意落ちが多い。足裏をみてみたら、丁度エッジングする場所が残り1mm。それが反り返っていて、指ではがせるような状態だった。これは滑るはずだ。

(4) エクセレントパワー(13a)、×、9p目まで
今日は暑い。RPの可能性は少ない。今日一日捨てるつもりで、新しいミウラVSを慣らすつもりで登る。かなり力が入りながらもシルク右トラバースは抜けられて、何とか9p目をクリップ。だが、ここまでだった。

(5) エクセレントパワー(13a)、×、ロッキー最初の核心左手ガストンは止めたがそこから右足上がらず
16時ちょっと過ぎに、ヌンチャク回収便、一瞬古いミウラVSでトライしようと思ったが、それでは先便の意味がなくなる。ここは新品を使うべき。ということで、多少慣れた新品ミウラVSで、シルク縦の核心は抜けられた。だが、タコレストが今一つしっくりこない。我慢できなくなったところで、シルク右トラバース開始。前腕張ってる。9p目クリップして、必死の小レスト。10p目クリップはなんとかこなして、ロッキー最初の核心へ左足上がった!左手ガストン止めた!だが、右足は上がらなかった。そこからは前腕に張りが全然できず、テンションまみれでトップアウト。自分としてはよく頑張った。

季節が台風の影響で三週間ほど戻ってしまいました。気温にして5~7度ぐらいなのでしょうか。季節が戻ると、到達地点も戻ってしまいました。このルートは温度に敏感です。長いので、ちょっとしたフリクションの悪さがずっと影響して、厳しくしているのでしょう。前回より、到達地点が大きく下がってしまいましたが、あまり気にせず、温度のせいということにしておきます。逆に、今日、新品シューズを本気トライへ投入。古いシューズでは、せいぜいあと一回ぐらいしか使えなかったでしょう。いい機会だったと前向きに思うことにします。

〇 今日のマラ岩
・M姉ぇさんの若者、N村さんは、涼しい顔をしてエクセレントをRPしていました。その登りで、まだ、13を二本目?びっくり。
・kの嬢は、一度捨てたミウラVSでエクセレントをワンテンに。鼻息が荒くなっていました。
・まーさまは、いよいよ縦の核心繋がってもおかしくなさそうになってきました。ガンバ!
・写真はマラ岩でなく、たまご(13c)で遊ぶH山さん。私が撮ったのではなくて、まー様が遠征して撮った写真です。ちなみに、マラ岩にいた兼ゴンさんに、たまごはマイフェボライトルートですよねって聞いたら、渋いこと知ってますねって苦笑いされた(笑)。
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きん
by Climber-Kin | 2012-09-30 00:03 | 小川山2011~2012 | Comments(4)

2012年9月26日、小川山

「悪夢」

平日カードを切った。と言うより、かなり前から計画的だった。台風が来ているが今日は運よく秋晴れになってくれた。廻り目平の朝はもう10度をきっているようだ。朝はかなり寒い。マラ岩の基部は午前中は日が当たらないのでここも寒かった。10度と言ったら、冬の二子で今日は暖かいというぐらいの温度だ。小川山の朝は、いきなり冬になってしまいました。そして、私のエクセレントは先日、ロッキー最初の核心を超えて、真の核心クラックからダイクへ出るところの手前で不意落ちしてしまったのでした。今日は期待と不安がかなり入り混じったとても嫌な緊張感を持ちながらマラ岩へ向かったのでした。

(1) レギュラー(10c)、Tr
うっ、岩が冷たい。

〇 エクセレントパワー・ヌンチャク掛け

(2) 屋根の上のタジヤン(9)、Tr
そろそろ新しいシューズを作らないとまずい。新品ミウラVSを履いて登った。

(3) エクセレントパワー(13a)、×、シルク縦の核心抜けられず
まだ岩が冷たそうだ。気温は低いのだが、湿度はまだ高い。だけど、昼からは岩は熱くなってしまいそうだ。何時に出すかとても迷う。シルク縦の核心にも日が当たりだしてしまった。10:20に出してみた。失敗だった。下部の方はまだ日が当たっていないので冷たいのだ。シルク縦の核心に入る時は少し指の感覚がしびれ気味だった。遠い右手は止まったが、7p目クリップの左手ガバは取れなかった。

(4) エクセレントパワー(13a)、×、ロッキー最初の核心手前で不意落ち
11:30に二便目を出してみた。今度はシルク縦の核心通過。タコレストも途中で右足を踏み直して、結構レストできた。そしてダイクのハンドトラバースからロッキーへの繋ぎは小レストできた。これまでになく、余裕がある。パツパツ繋ぎムーブからロッキーへ入り、10p目クリップも余裕があった。余裕があったので右手シェークしてからロッキー最初の核心へ入ろうとしたが、これがよくなかった。右手シェークで体を右へ傾けたのでせっかく荷重が左足にのっていたのに、荷重がなくなってしまったのだ。左足滑って不意落ち。あー!余力あったのに!

(5) エクセレントパワー(13a)、×、14pクリップ、ロッキーダイク左トラバースで不意落ち
14:00にもう一便出すか迷ったが、壁は日が当たっていてテカテカに輝いている。眠いこともあり、最終便にかけることにした。16:00ちょっと前に最終トライ&回収便を出す。寝ていたせいか、体の動きが悪い。6p目クリップしてレストするが、指がもう嫌気を出している。だが、壁が少し冷えてきていて、フリクションはよかった。シルク縦の核心はなんとか通過。タコレストはいま一つ居心地がよくないが、足踏みかえたり、しながら、無理やり長居をした。ダイク右ハンドトラバースは、一手づつシェークしながら、ダイク右端から繋ぎセクションへ入るが、右足が穴にしっかり入っていない。小レストは失敗。そして、ロッキーセクションへ。10p目クリップしたら、そのまま左手を出して核心ムーブへ入った。なんとか左足は上がった。うー!と言いながら体を返して、11p目をクリップ。一段上がって、「蛇の生殺し」レストへ。ここのレストは苦しい。パンプした前腕を戻さないとならないのだが、いまひとつ体勢と足ホールドがよくなく、とにかく足と体幹が疲れる。苦痛のレストなのだ。もう行こうという自分を何度か止めて、足を踏みかえながら、レスト。これ以上我慢できないところで、ゴー。長ヌンの12p目クリップは前回よりもよい体勢でクリップできた。その後のムーブを落ち着いてこなせた。そして、真の核心手前のヒールレストで右指を回復させる。いつまでも居たいのだが、体幹が疲れてきていごこちが悪くなってくる。これも我慢できなくなったところでゴー。決めた手順足順で右手薄いカチホールドを持って、右足高く上げて、左足ダイクの端に置く。安定したところで、クリップ。とにかくロープが重い。そして、片足スクワット!立てた。さらに右足クロスで左足抜きは?成功!よっしゃー、登れたかも。そんな邪心が頭を走った。ダイクをあと3歩トラバースすれば、また大レストへ行ける。だが、何だかうまくいかない。いつもと違うパターンになってしまったが、ここで落ちたことはない。なんとかなるだろうと、とっても辛くなっているヨレヨレの足指で頑張って、もう一方の足を寄せる。が、足首がグギッと下がってしまった。あれ?あれ?落ちた!ここまで来て落ちてしまった。悪夢だ!オーマイガー!チキチー!

あーなんてことでしょう。ロッキーのダイク左トラバースで落ちてしまいました。神様、なんて無情な。ここまで頑張ってきたのに、登らせてあげたかった。下の方では、応援が悲鳴に変わっていました。元気で調子がよかった2トライ目で不意落ちしていなければ結果が違ったかも。まー、落ちてしまったものは仕方ありません。また次回です。とりあえず、大きく前進です。前向きに前向きに、次回こそ頑張ります。神様宜しくお願いします。

〇 今日のエクセレントライン
・今日は我々三人だけでした。
・kの嬢は下からシルク縦の核心を止めて、繋ぎセクションまで。その上もいい感じでした。
・まーさまは、長い間、鍵を忘れていたシルク縦の核心を今日は、そのポイントをようやくつかんだみたいです。リハーサルで止めていました。
・写真はエクセレントは、シルク核心へ入るkの嬢。
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〇 真の核心だったはずのダイクへの立ちこみを成功させる私
・この後、足指のヨレで落ちるとは。
・そういえば、最近ダイクトラバースは強引だった。以前は左上の結晶ホールド持って、大の字で足運んでいたような気がする。最近は左手は使わず、右手ホールドだけ使って強引に登っていた。なってこったい。
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きん
by Climber-Kin | 2012-09-26 23:18 | 小川山2011~2012 | Comments(8)

2012年9月22日、小川山

「満員御礼」

秋の高気圧に覆われる。いよいよチャンス到来と鼻息荒く、小川山へ向かった。途中の電光温度計は小川山に近づくごとに、どんどん温度を下げてくる。今日から薄手ダウンを持っていこう。廻り目平に近づくと、雨がポツポツ降っていた。あれっ?終日確かに温度は低かった。だが、雨が降りそうな日は秋の高気圧に覆われていても湿度が高いのですね。朝夕は70%を超えていた。Oh!No! そして、今日は次から次へとトライ者がやってくる。結局11人だった。ダブルで、Oh!No!

(1) レギュラー(10c)、MS/再登
重いヌンチャク類をぶら下げて、マスターで登る。

(2) レギュラー(10c)、Tr、ヌンチャク回収
下まで降りてから、Trでヌンチャクを回収しながら登る。1人でやるのは大変だ~。

〇 エクセレントパワーヌンチャク掛け

(3) 屋根の上のタジヤン(9)、再登

(4) エクセレントパワー(13a)にならず、シルク縦の核心でずっこける
うっ、何だかホールドが湿っぽい。シルク縦の核心の遠い右手は止まったが、左足上げて左手ゴミホールド中継。そしてガバへ手を出そうとしたところで、左足が滑った。

(5) エクセレントパワー(13a)にならず、シルク縦の核心でずっこける
落ちたことのないような場所で右足滑って、核心ムーブ手前で落ちる。何だか今日は足が滑りやすい。

(6) エクセレントパワー(13a)、×、13p目超えて、ダイクへの移る私の真の核心でフォール、ヌンチャク回収
回収便を理由に前のお二人をフォローして、何とか16:15に回収便を出す。日が沈むのが早くなったからねぇ。このルートは登って回収するのに時間がかかるので最後、気が気でない。今日はいつ雨が降ってくるか気になってしょうがなかった。そして、ヌンチャク回収便でようやくシルク縦の核心を抜けられる。あー、なぜ一便目に超えられないのか。どこぞで、どハマリしたルートに状況が似ているなぁ。そして、タコレストは右足を踏み直したら結構レストできた。その分足指と体幹は少しよれました。右ハンドトラバースはホールドが生温かくて辛い。右トラバース端でダイクに上がる。ここで、落ち着いて、少しだけ右手を戻せたかもしれない。小レストポイント少し工夫しました。そこから、パツパツの繋ぎムーブからロッキー最初の核心へ。10p目なんとかクリップできそうだ。クリップした後、一回だけ右手をシェークした。そーとっ、左手出して、右足寄せて、そして、左足ハイステップは上がった。勢いを止めずにそのまま左手ガストンは届いた!右足をよいせ!よいせ!と上げて、右手をスローパーアンダーへ寄せて、左足デッドで一足送る。ここで右手をマッチして、左手は腰高のホールド持って、「うっ!」思わず声を出して体を返した。おー!ついにロッキー最初の核心を超えられた。だが、指がヨレヨレだ。11p目クリップして、クラックレイバックの手前の大レスト。粘りに粘った。痛くなった足指も途中、頻繁に踏みかえ、なんとか前腕のモヤモヤ感が取れてきた。もう足が我慢できなくなったところでゴー。なんだか、レイバックのリズムが悪い。長ヌンの12p目にクリップ。さらに、13p目をクリップして、小レストポイントでチョークアップ。長居はしない方がよさそうだ。何も考えず、決めたムーブで、動き出す。だが、よれきっていた体幹に無意識だった。体の棒がふみゃふにゃになっていたようだ。普通ならはずれるはずがない右足が不意にスリップした。あー!神様!なんと無情な!オー!マイガー!

終に、ロッキー最初の核心を超えることができました。そこを超えたら、後はど根性のみ、何とかなるのでは、ずっと期待していたんですが、私にとって、エクセレントはそんなに甘くありませんでした。いつもと同じパターンでした。予想以上に体幹と足指がよれていたようです。もう少しロッキーセクションのフリクションがよかったら。いや、シルクセクションをもう少し楽にこなせていたら。まー、そんなことを言っても始まりません。11p目での大レスト。もう少し工夫したいです。そして、後半はいつも以上に体幹を固めることを意識すること。体幹まで意識しないといけないとは初めての経験かもしれません。帰る際は、あまりの体の疲労で、気持ちが悪くなって、熱っぽくなってしまいました。多分、体へのダメージで血圧が急に上がったのだと思います。とりあえず、最高到達地点を大きく更新です。今日も強強の若者達に混じって、おじさんはがんばったのでした。それにしても、このルート、まだまだ不安要素が残ります。登れるのかしら?まー、そんなこと考えてもしかたないです。次回も頑張るのみです。

〇 今日のエクセレントライン
・11人か12人でした。二子の任唐ラインなみです。一回目が回るのに4時間かかりました。これはちょっと辛いですね。ムーブ探りは25分。二子もそうですが、10人以上のラインでは、交替に必要な時間いれて持ち時間30分ぐらいの気遣いが必要かも。それでも一回りに4時間かかります。RPトライの人はフォールしたら早く降りてくるから、まだこれだけで済んでいますが。とにかく、いきなり大変な状況になってしまいました。
・人気ラインの上に3つのルートが重なるライン。まー、しかたないと言えばしかたないのですが。
・そんな状況でも、うち猿さんは、2便目に新ラインで見事にエクセレントを余裕でRPしていました。強い人は違いますねぇ。エクセレントではないですが、ピーさまが「またたび(14a)」を完登していました。お二人ともおめでとうございます。
・写真は9/8のコータローの兄弟が撮ってくれたタコレストの写真。ここでレストしようと考える人は少ないようだが、これ以降ロッキー最初の核心超えるまでは休めない私には非常に重要な戦略的レストポイントだ。
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きん
by Climber-Kin | 2012-09-22 23:45 | 小川山2011~2012 | Comments(4)

2012年9月15-16日、小川山、JECCルートRP

土日月と順に暑くなる予報だった。台風16号の影響なのだろう。三連休だが、最初の二日だけ登る予定で、指皮ないことを嘆きながら小川山へ向かった。土曜日はマラ岩。二日目は違うエリアへ行く予定だったのだが、いろいろな事情で、結局二日ともマラ岩へ行った。土曜日の朝の中央道は先週に比べて、めちゃくちゃ車が多かった。さすが三連休。そして、廻り目平に到着すると、もう下側は車を止めるスペースが殆どない状態だった。そして、私のエクセレントへの道はシルク縦の核心の右足フットホールドが欠けた状態になってから、またもや停滞していたのだった。

◇ 15日(土)
土曜日は金曜日もマラ岩に来ていた、kの嬢が諸般の事情で合流。午前中は寒かった。そろそろ、薄手のダウンかフリースが必要そうだ。

(1) レギュラー(10c)、Tr、ロッキーヌンチャク掛け
最近では一番フリクションがよいのかもしれない。だが、上部では、まだ日差しが背中に厳しい。kの嬢が残置していた。やりやすいように交換してもいいと連絡をもらっていた。トップアウト用のお助けテープヌンチャクを加え、ロッキー1p目を長テープ&リボルバーに交換した。

〇 シルクロードヌンチャク掛け
8p目の横トラバースでのヌンチャクは自分のと交換した。7p目の屈曲点は、リボルバーに交換しておいた。

(2) 屋根の上のタジヤン(9)、再登
すぐに暑くなるぞーと焦る気持ちもあったのだが、焦らない焦らないと、スラブで足で登るバランスのアップをする。

(3) エクセレントパワー(13a)、縦の核心でフォール、×
気温は寒いぐらいなのだが、朝はまだ湿度が高い。足が少しはじかれる感じがした。ただのアップ不足なのかもしれないけど。ゆっくり目に登った。シルク縦の核心は体が伸びず、右手浅持ちで7p目に到達できず。これはアップ、アップだと気持ちを切り替える。

(4) エクセレントパワー(13a)、×、ロッキー最初の核心左手ガストン触った、、×
勢いよく、だけど力まずに。今度は縦の核心こなせて、7p目をクリップする。先週思い出したはずのタコレストのコツはちょっと違っていたようだ。あまり戻せなかった。だが、まだ元気がいい。多少リズムが悪かったがダイク、右ハンドトラバースをこなして、繋ぎセクションからロッキーセクションへ入る。久々に10p目をなんとかクリップできた。そこからは、動きが超スローモーションになってしまう。左足ミニダイクに上がった。左手出しは!左手ガストンはホールド触ったが、ガストンを握る距離には少し足りず。あー! まー、とりあえず、1ヶ月前のカラブリからファールチップぐらいへの前進だ。最高到達地点更新?

(5) エクセレントパワー(13a)、×、縦の核心でフォール、トップアウト、ヌンチャク回収
暑い昼間は避けて、夕方に回収便かねて最終トライ便を出す。随分日没が早くなった。1630に回収便を出す。あっけなく、シルク縦の核心でフォール。各停で10p目まで行って、靴を抜いで足を休ませた。ここから終了点まで、ロッキーセクションは落ちずに行くぜ!とスタート。ロッキー最初の核心を抜けたところで、本番さながらのレストの練習。クラックからダイクへ移る手前のレストもうまくいき、足指ヨレヨレの必死のダイクトラバースもこなし、そして最後のスラブへ。足置く場所に迷っているうちに落ちてしまった。ここは確認しないとなー。と思いながらヌンチャク回収した。降りてきて、kの嬢に最後のスラブのムーブを聞いてみた。左手サイドガバカチから右足を上げて、先に上部の穴を右手で取った方が簡単とか。あっそー!試してみたい。
トップアウトにヌンチャク回収で50分ぐらいの時間が必要だ。やっぱり、その日にヌンチャク回収する時は日没後のトライは厳しいなぁ。

〇 土曜日のマラ岩
・午前中は寒いぐらいだったのですが、まだ日差しが強い。午後は岩がポカポカです。夕方まで待ってみたのですが、日が沈む前にトライするのではあまり意味がないのかも。とは言っても日没後にトライするとなるとヌンチャク回収が心配。やっかいなルートです。
・今日のエクセレントラインはロッキートライが誰もいなくて、シルクに2人。エクセレントに3人。比較的空いていました。
・リーチ状態のkbtさんエクセレントは体調不良で不発に終わっていました。
・写真は、エクセレントをトライするkの嬢。久々ながら、二日目に縦の核心の右手を止めていた。
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◇ 16日(日)
土曜日の夜は、暗い中でのテント設営。なれないせいで、時間がかかってしまいました。今日はビーフシチューです。ちょっと、肉が硬かったか。ヨッシー、ピーとあやちゃんが遊びにきました。ウィスキー用の氷を持ってきていたせいか、私は少し飲みすぎてしまいました。目覚ましもかけずに寝てしまいました。そして、日曜日、当初の予定では、M代っちの希望で砦岩前衛壁へ行く予定だったのですが、当の本人が前日に左手親指を痛めてしまい、難しいルートは無理ということで、どこへ行こうか?どのルートやりたいって、全くアイデアがないです。それなら、マラ岩行って、一便か二便、エクセレントを練習して、登っていないルートでも触ろうかと考え、今日もマラ岩へ行くことにしました。テント回収して、そろそろ出発というところで、すぐそばにMっちさんがテントを張っていました。いやー、お久しぶりでした。そこにヤナシオさんがやってきました。何とお二人は同じ山岳会とのこと。へーと意外なことに驚きました。

(7-8) 屋根の上のタジヤン(9)、再登
今使っているミウラーVSがよれてきている。そろそそ、次のシューズを慣らしておかないと、リソースVSで登った後、Trで下してみた。二日目で足がむくんでいて、履くのも大変。苦痛以外何物でもなかった。やっぱり、シューズストレッチャーで少し伸ばすかなぁ。今本気トライ用に使っているミルラVSが、そろそろエッジがよれてきている。早く、次のシューズを育てないとまずい。

(9) エクセレントパワー(13a)、シルク縦の核心でフォール、タコレスト練習
あっさり、シルク縦の核心で落とされる。他に何かムーブはないかなぁと探るが。やはり、今のムーブかなぁ。ただし、ポイントはとにかく思いっきりつま先立ちすることだ。ついでに、昨日うまくいかなかったタコレストを練習してみる。なるほど。そういうことか。ついに、ポイントを思い出したか。

(10) JECC(10d)、MS/RP
タコレストのポイントをついに思い出したので、今日はもういいかなぁと思って、次は登っていない、こちらのルートをトライしてみることにした。あっ、ヌンチャクかかっていない。さっきのパーティはいなくなっていた。ということで、マスターでのトライ。どうせ登るなら、たまに、しかも、マスターがかっこいいのだが。この時期のこの手のルートはトップアウトできるか、少し不安が頭をよぎる。1-2p間の最初の難しいところをこなして、気持ちにスイッチが入った。真剣モードへチェンジ。途中何度も、めげそうになったけど、ミウラーヒモはこういうルートには、やはり頼りになる。落ちそうで落ちないまま、何とか完登。一番最初に触ったのは20年ぐらい前でしょうか。その後、このルート、とても難しいと思いながら、ずっと、見て見ぬふりをしていたルートです。今年の夏に久々に触ってみて、コテンパンにして返されていたが、今日、マスターで登れました。いやー、このルート難しいです。登れてよかった。次回触る時は直登の11aのラインか。

(11) レギュラー(10c)&ロッキー最後のスラブ練習、再登
昨日、kの嬢から聞いたムーブを試したくなった。レギュラーの順番待ちをして、ロッキーロードの上部だけを確認に行ってみた。なるほど。だが、私の身長だと右足一足では済まない。右足左足で、もう一度右足か。一足増える。やはり、これまでのムーブか?でっ、最近迷っていた左足をしっかり確認して、何度もリハーサルしておいた。レギュラー(10c)は最近Trでしか登っていなかったのだが、久々にリードした。このルート、10c にしては難しく感じるのは自分だけ?遠い遠いホールドばかり使って、難しくして登っているのか?

(12) エクセレントパワー(13a)、×、10p目クリップできず
今日は、もうエクセレントパワーをトライする予定はなかったのだが、いい風がたまに吹きだしている。太陽の日差しもたまに雲で隠されて、いい雰囲気だ。もしや、奇跡が起きるではないかと、ありえない妄想が浮かんできてしまう。今日は朝に一二便触るだけだからと福島からの若者のヌンチャクを私がヌンチャク掛けしたのだが、恥ずかしながら、ズーズーしく、一便入れさせてもらった。すいません。まだまだ、岩が温ったけぇー。タンタンと核心へのアプローチをこなして、「勢いよく、だけど力まずに」で、どりゃーと右手シルク縦の核心を取り、抜けそうな右手に耐え、声を出して7p目クリップホールドが捕まえた。右足薄いホールドしっかり載せていなかったか、体が一度はがれそうになったが、なんとか、タコレスト体勢に持ち込んだ。午前中についに思い出した右手プッシュでタコレスト。結構戻せたような気がした。そして、テラスからはロッキーをトライしている多勢の強強若者クライマー達から声援を受けながら、横トラバースを開始する。だが、二日目の夕方、足指はヨレヨレ。指皮からの染み出しが辛い。声を出しながら、カンテに左足を上げて、9p目にクリップ。ここで、長居したくなるような状態ではもうダメだ。何とか、ロッキーセクションには合流できたが、10p目をクリップするために左手は指がよれていて、離せなかった。ここまでだった。

久々に二日連続トライしてしまいました。二日目でも結構いいところまでは行けたのですが、二日目では、やはり、ロッキーの最初の核心を超えるのは難しいようにも感じました。ここまで繋いでのロッキーの最初の核心の閾値が高いです。今日も戦術的には少し進展がありました。シルク縦の核心は思いっきり、バレリーナのように、つま先立ちすることがポイントのようです。どうしても、下から力抜いて抜いてと縦の核心に入るので、フワーッと行ってしまうのですが、少し声を出すぐらいで、スイッチを入れることが必要のようです。タコレストの右手の使い方を本当に本当に思い出しました。今まで何をやっていたのでしょうと思いたくなる忘却です。最後のスラブはやはり、これまで通りがよさそうです。最近足の置き場に迷いがあったのですが、今日のリハーサルではっきりしました。二日目のヨレヨレの夕方便でギリギリ7p目まで到達できて、落ちそうになりながらも、タコレストに入り、それなりに戻せたような気がしました。ヌメヌメのダイクハンドトラバースは、やはり疲れます。何とか10p目まで到達できたのですが、もう指が言うことを聞きませんでした。自分の中では、もう完登のシナリオはできています。シルク縦の核心まで余裕で来て、タコレストで十分戻し、右トラバースからロッキー最初の核心を超えて、パンプを戻せる余力があれば、あとはど根性。だけど、その実現は、まだまだ難しいです。だけど、シーズンはこれからです。おやじクライマー、若者たちに混じって、まだまだ頑張ります。

〇 16日のマラ岩
・今日のマラ岩は、ロッキーロードに4人、シルクロードに3人、エクセレントに1人、合計8人でした。
・今日掛かっていたのいは、全部人のヌンチャク。ロッキーはM姉ぇさんの強強若者クライマーさんのヌンチャク。シルクは福島からの強強パーティのヌンチャクでした。ありがとうございました。
・そして、マラ岩には、強いクライマー達が集まり始めました。みな、私より強い若者ばかりがロッキーをトライしていました。すぐにロッキー登って、シルク登って、私より、早くエクセレント登っちゃうのでしょう。持久力もない足指も強くない私は、まだまだ苦行が続きそうですが、おじさん代表で、がんばります。おじさん代表と言えば、よねひこさんもいたか(笑)。ノーモアレインを登れば、ヤナシオさんも参戦?
・帰り際に会ったチーウォール東村山常連のI田さんは帰ってきた開拓王、最後のスラブで落ちたと、魂が抜けたような顔でビレイしていました。
・写真は、コータローの兄弟からもらった先週の写真(ありがとよ)。7p目クリップガバを取りに行くところ、ここが右足パツパツでとても厳しくなってしまったところ。右足のホールド欠けてから、右手遠い核心止めても、ここで、2回に1回ぐらい落とされるようになってしまいました。
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〇 帰りの渋滞
・太陽館で、またまたばったり、ミキティと会いました。昨日は太刀岡、今日はカサメリ沢で登っていたとのこと、明日は大弛峠から、国師ヶ岳と金峰山を登るとか。一緒に韮崎でご飯を食べて、それから、クリーニングの乾燥機を回した。
・韮崎ICに乗ったのは2130ぐらいだったでしょうか。藤野PA先頭に25km、渋滞通過に110分。その先の小仏トンネルの渋滞は3kmほど。例の都留からの県道35号で相模湖ICへ。都留ICを降りたのが、2210。相模湖ICへ乗り返したのが2300ちょっと前ぐらい。国立IC降りたのが2320ぐらいでしょうか。
・県道35号は運転に疲れますが、渋滞110分はもっと疲れる。その日のうちに帰れてよかったです。

きん
by Climber-Kin | 2012-09-17 00:50 | 小川山2011~2012 | Comments(6)

2012年9月8日、小川山

あまり芳しくない天気予報だったが、当日の朝になって予報は好転した。久々に、めずらしく夕方までトライできた。気温はかなり低くなり、あと湿度も低くなってくれれば、よりチャンスが増えてくれるのだろう。それと、まだ日差しが強く、昼からは岩が温まってしまうのが辛いところだ。先週、フットホールドが欠けていた。シルク縦の核心の右足が低くなった。どうなることやら。

(1) レギュラー(10c)、Tr、ロッキーセクションヌンチャク掛け
〇 シルクセクションヌンチャク掛け
(2) 屋根の上のタジヤン(9)、MS、再登

(3) エクセレントパワー(13a)にならず、×、シルク縦の核心でフォール
涼しいうちにと、朝の9時に最初のトライ。まだ、体が動かなかったか?欠けた低くなった右足ホールドにまだ適応できていないのか。遠い右手は止まらず。

(4) エクセレントパワー(13a)、×、10pクリップたぐり落ち
シルク遠い縦の核心は、思い切って、だけど力まず。でっ、今度は止まった。手汗は出てなかった。何とか7p目クリップへ到達。そして横の核心へ。落ちそうな危ない動きだった。そしてタコレストは休めない008.gif。右足が我慢できなくなってところでゴー。8p目クリップしてから、ダイクハンドトラバース開始。フットホールドがない、この大きな動きは疲れる。そして、右手ガバカチからのきつい左手穴取りは何とかこなせて、9p目をクリップ。ここで休んるとよいのだが、足が悪い。どれだけの居ても、前腕の張りは停滞。いや、長居しすぎると余計に張ってします。ロッキーラインに合流して、最初の難関の10p目クリップ。なんとかできそうだと思った瞬間に左足が外れて、大フォール。あー!右足にしっかり立たず、腰が落ちたままだったか。

(5) エクセレントパワー(13a)にならず、×、シルクの本当の核心カンテ手前でフォール
1330ごろに3便目を出す。この便が余分だったか?再びシルクセクション7p目まで到達するが、もう足がヨレヨレ。タコレストが辛い。我慢できずに右トラバース開始。ダイクハンドトラバースをしながら、絶望的な前腕の張を感じる。所謂シルクの真の核心の右手ガバカチから左手穴取りは恐くて手を出せずに自らフォール。

(6) エクセレントパワー(13a)、×、ヌンチャク回収
途中までではあったが、力尽きてるまでのトライを2回は、厳しかったようで、シルク縦の核心で落ちてからは、もうボロボロ。気持ちが切れてしまったところもあり、必死のヌンチャク回収便にかわりました。日に3便かも。

右足が低くなったシルク縦の核心は、やはり通過できる確率が低くなったようです。シルクの右トラバース「ダイクハンドトラバース」は、どんどん腕が張ってきます。カンテは使わずの限定(所謂、シルクからロッキーを繋ぐなのでカンテにはでない)をしているので、この繋ぎ部分は腕が頭の上に上りっぱなしで、まったく前腕疲労が戻りません。そのままロッキー最初の核心へ突入するので、なかなか、ここを超えられません。だから、シルク横の核心でのタコレストは、ロッキー最初の核心抜けるまでの最後のレストポイントです。そこまで到達するには、やはり、7p目まで、もう少し楽に到着し、いや、前腕がパンプしないように到着し、タコレストで息を整える。そして、超ストレニセクションとなる7p-11p間の、ダイクハンドトラバースからロッキー最初の核心を超えるまでをしのぐシナリオしか見つかりません。秋になってフリクションよくなってもシルク縦の核心の難しさはあまり変わりませんが、シルク縦の核心までは、かなり楽になります。やはり、もう少しフリクションがよくなるのを待たないと厳しいのかもしれません。とにかくダイクハンドトラバースは足が全然なくて、とても力を使って疲れます。だけど、自ら選んだ初登ライン。日本初の13a、エクセレントなラインで頑張ります。

〇 今日のマラ岩
・最初の核心ムーブで迷走していた、よねひこさんが一便目でロッキーロードをRP。おめでとうございます。
・kbtさんのエクセレント、シルク縦の核心止めたら、いきなり、ロッキーロード核心まで繋げてフォール。いい感じになっていました。
・ピーは「またたび(14a)」、次には、もう登れそうだった。
・コンペ3位のオーミは、シルクを初トライ。結果は秘密037.gif
・写真は、エクセレントパワーをトライするkbtさん。
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〇 シルクロード(12b/c)を触ったコータローさん
・今日はコータローの兄弟が、マラ岩へやってきたぜ。
・シルクロード触って、うれしそうだったぜ。
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きん
by Climber-Kin | 2012-09-08 23:57 | 小川山2011~2012 | Comments(4)

2012年8月31日、小川山

八月最後の日。無理やり休みを取って、小川山へ向かった。別に切り札を使って完登というつもりではなくて、前から決めていた、気ままな平日休みだ。台風の残骸が日本海を北上しており、そこへ太平洋側から風が吹き込み、天候不安定の予報だった。まぁ、どう考えても、コンディションがよいとは思えなかった。平日の廻り目平は落ち着いている。人の少ないマラ岩も落ち着いていた。だが、落ちていてなどいられないことが起きていたのだった。

(1) レギュラー(10c)、Tr、ロッキーセクションヌンチャク掛け
今日はどうかなぁ。先週よりはよさそうな気がするが、気温は低いが湿度が高い感じだった。

〇 シルクロードセクションヌンチャク掛け
いつものように、ロッキーセクションのヌンチャクをかけてきて、テラスへ戻る。そこで、ヌンチャクと荷物を背負って、ロッキー1p目にクリップして下降する。ヌンチャク掛けながら、ホールドを磨いたり、マーキングしたりと、いつものヌンチャク掛け作業だった。そして、シルクの縦の核心あたり。あれっ? 右足のフットホールドがない! あー、あー、あー、欠けてなくなってる! 直径3cmぐらい白い跡が残っている。その下に上向きのホールドが発生している。あー、3cm低くなった。しかも、触ると、まだ、何だかカタカタなってる。これは、まだまだ壊れるな。

(2) エクセレントパワー(13a)、×
陽のあたらないうち、涼しいうちに早めに一便を出す。そして、シルク縦の核心は、足がジャリジャリとなる。うっ、少し遠い。と感じながらも遠い右手取れた。左足をツブ足ホールドに押し付けて、左手を中継ゴミホールドへ。体は上がらなかった。シルク縦の核心のリハーサルを少ししてみたのだが、右足載せるたびにジャリジャリする。うーん。どうなんだろう。

(3) エクセレントパワー(13a)、×
11時半に早めの二便目を出した。先便で距離が替わった感触をつかんでいたのだが、右足のジャリジャリ感が気になって、何度も右足を当て直してしまった。そして、遠い右手は止まったのだが、やはり、7p目クリップの左手ガバへ向かって全く動けなかった。うーん。以前にもましてパツパツだ。3cmぐらい遠くなったからなぁ。遠い右手取ってから、右足を上げるムーブ変更を試みてみた。だけど、欠けたホールドは踏むたびに、ジャリジャリ、ジャリジャリ。よーく見てみて、手で触ってみると動いている。石が詰まっているような状態で、しかも割れている。これは、すぐにまた欠けるなと思った。手で触ってみたら簡単に取れてしまった。だが、これでホールドは少し落ち着くだろう。

(4) エクセレントパワー(13a)、×、3テン
朝から曇りがちで、瑞牆山方面から雲がモクモクと発生しては、また引いて、またモクモクと発達している。昼ぐらいから、いつ降り出してもおかしくなかった。結局、先便で思いつくムーブは発見できなかった。これまで通りのムーブでトライするしかなさそうだ。思いっきり伸びること。今度もシルク縦の核心、遠い右手は止まった。4本の指を付けて、ホールド取ること。そんなこと、昨年シルクトライに気を付けていたことだったのだが、先便のムーブ探りで思い出したのだった。とは言え、季節がら、右手ヌルヌルで辛い。左足をゴミホールドに押し付けて、左手ゴミホールドを保持して、7p目クリップの左手ガバとしばしの間、にらめっこしてしまった。エイヤッと出した左手は指先が何とかかかった。7p目クリップして、横の核心へ。そしてタコレストは右足はそれなりにホールドに載っているのだが、何だか休めない。うーん。我慢できなくなって、横トラバースへゴー。一手一手進むごとに、ドンドン前腕が張ってきて、10p。ロッキーセクション最初の核心へは入れずテンション。今にも雨が降りそうだ。もう一度降りて再トライするか。このまま回収便にするか迷った。結局回収便にすることにした。となると、ワンテンで抜けるぞと足を休ませてからゴー。結局、クラックからダイクへ移るところ。最後のスラブは右手ダイクホールドがヌメヌメで怖くなって自らテンション。

シルク縦の核心の右足フットホールドが欠けていて、ビックリしました。欠けたホールド部分は白くなっていて、チョークがしみ込んでいたようで、以前から空洞になっていたのでしょう。多分誰かフォールした際に足でけってしまったのではないかと思います。空洞ができていれば前から強く蹴れば割れるでしょう。いずれは欠ける運命だったのだと思います。ただ、このフットホールド、殆どの人は使っていなかったと思います。このホールドでは、普通のリーチサイズでは届かないフットホールドでした。使っていた私も、3便目で何とかなりそうな感触を得て安心しました。二便目の時は、ここまで来て封印かと思って少しあわてていました。一方で、一つの鍵を思い出し。二つの鍵を見つけました。タコレストのポイントと真の核心、クラックからダイクへ移るムーブです。シルク縦の核心、右手は四本指を揃えて右手出すこと。タコレストは左股関節が曲がってお尻が出ないようにすること。そして、クラックからダイクへのセクションは、右手カチ持ちすること。ひっかけ持ちの私は意識しないと苦しい場面で自然にひっかけ持ちをしてしまいます。ここのムーブは狭っ苦しくて大嫌いなのですが、うまくいく時と左足が全然上がらない時との違いがわかっていませんでした。それは、カチ持ちしているかひっか持ちしているかの違いでした。必死になると、クライマーは一番得意な持ち方になってしまうようです。ようやく気づきました。このルート難しいです。涼しくなる前に登ってやろうとずっと夏もトライしていたのですが、今の私の力では難しいのだと思い知り始めました。だけど、コンディションがよくない状態だからこそ、気づいたポイントが沢山あります。今日も三か所も気づきました。これからがシーズンのはず。気持ちを切らさず、次回もがんばります。猛暑に天候不安定はもういいよ~。

〇 今日のマラ岩
・花崗岩はホールドの位置関係で体系、リーチによりムーブが全然変わってしまいます。難しいですね。
・写真は、欠けたホールドでカタカタなって取れそうになっていた、詰まっていた石です。
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きん
by Climber-Kin | 2012-09-01 23:59 | 小川山2011~2012 | Comments(4)

2012年8月25日、小川山、にわか雨

「またも、雨にやられる!」

先週の日曜日は、気温も低めで雲が多めで、午前中ならRP可能な感じのコンディションだった。今週も期待してやってきたのだが、今週は雲がまったくな~い。しかも、何やらフリクションが?湿度が高すぎるのか?午前中は超快晴。朝のトライ便を出したら、夕方まで待ちかなと思っていたら、昼から急に雲が出てきた。すると、今度は午後2時ごろから土砂降りになってしまった。結局、何とか話になるのは朝の一本目のトライだけだった。

(1) レギュラー(10c)、Tr、ロッキーセクションヌンチャク掛け
うん?岩の感触が期待するものじゃない。真夏の難しいレギュラーに逆戻りしていた。

〇 シルクロードセクションヌンチャク掛け
ルートには凄いマーキングとチョークだらけ?最近雨が降っていないからか?

(2) 屋根の上のタジヤン(9)、再登

(3) エクセレントパワー(13a)、×、タコレスト&タコムーブ失敗
気温は低いのだが、その割には妙に岩がヌメる。シルク縦の核心の右手は止まったが、その右手がヌメヌメだ。必死の保持でなんとか、7p目に到達。だが、余裕がなかった。雑に右足決めて、横の核心ムーブはなんとか成功させるが、タコレストがおかしい。休んでいるのか?疲れているのか?その体勢でいられるのも限界で左トラバーススタート。と動きだした瞬間に右足外れた005.gif

(4) エクセレントパワー(13a)、×、7p目までいけず
夕方まで待つか、午前中にもう一便出すか迷ったのだが、一便だけだしてみた。失敗。シルク縦の核心右手はヌメヌメで7p目クリップガバへ到達できず。

(5) エクセレントパワー(13a)、×、7p目までいけず、1-7pヌンチャク回収
雲が出てきた。これは、夕方まで待たなくても、よさそうだとトライ便を出した。が、先便より、さらにヌメヌメだった。同じところで落とされた。テンションして、右手ホールド確認するが、ヌメヌメで全然保持できねぇ。指をあてた岩に染みができる。なんだこりゃ。と思っていたら、ポツポツ降ってきた。とりあえず、シルクセクションの1-7pのヌンチャクを回収した。

〇 ロッキーセクションヌンチャク回収
1時間半ほど雨が降っていた。太陽が出てきていたので1時間ぐらいすれば、岩も少しは乾いてロッキーセクションの練習ができるのではないかと思って、昼寝して待っていたのだが、気が付くと、何だか再び雨が降ってきそうな空だった。雨が止んでいるうちにロッキーセクションのヌンチャク回収することにした。これまで、こんな時のために、天気が怪しい時はエクセレント終了点からジャガーノートのライン側へロープをかけっぱしていたのだが、今日初めて、このお助けロープが活躍することになった。だが、このロープ、ロッキーロードのラインとは全く離れて、空中を走っている。ロッキーのラインで登っていくしかない。いや~。大変でした。ビチョ濡れの岩で、どうしてもムーブを起こさないと、次のヌンチャクへ行けないところが何か所か。鬼の形相でレイバックしました。濡れたヌンチャク、濡れたテープ掴みは疲れます。特に、濡れたカラビナが最悪です。必死に握った指が異常にこりました007.gif

先週の日曜日がたまたまよかったのか。まだまだ厳しい残暑が続いているようです。今日で8月の週末も終わりと言うのに、涼しくなるのはいつなのでしょう? 天気予報は、今日はにわか雨の可能性は少なそうだったのに、それも見事に裏切られました。そして、ついにヌンチャク回収用お助けロープを使ってロッキーセクションのヌンチャク回収となったのですが、これとっても疲れます。少なくとも雨降ってる最中には、この方法で回収できそうもありませんでした。だけど、ロープがかかってないとロッキーのヌンチャク回収も絶体できないだろうなぁとも思いました。と言うことで、エクセレントパワーはまたまた後退。全便7p目どまりでは、不完全燃焼気味です。いや、最後のヌンチャク回収で燃え尽きました。

〇 今日のマラ岩
・今日はお盆休み明けのせいか、人は少なめ。
・あやちゃんが雨降り直前に、開拓王をRP。
・M代っちは、雨が降り出す前にJECC直上(11a)をRP。こんな日でも勝ち組が二人いました。
・スペシャリストの洞穴は登る人や雨宿りする人で大盛況でした。
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きん
by Climber-Kin | 2012-08-25 23:50 | 小川山2011~2012 | Comments(8)

2012年8月19日、小川山

「エクセレント、三か月ぶりに一足だけ前進!」

夏休み後、二日空けて再び小川山へ向かいました。体と指皮は大丈夫そうですが、足指が全然回復していません。足先がとても痛いです。一昨日、昨日は天候がよくなかったようですが、日曜日は終日雨は降らずでした。ナナーズまで降りてくると路面がびっしょり濡れていました。この時期は雨に降られるか否かは、本当に運だけですね。この日は湿度は相変わらずでしたが、気温は低め、雲も多く。ここ数週間では一番よいコンディションだったのかもしれませんが、まだまだ暑いです。

(1) ロッキーロード(12a)、3p目まで
ロッキーにヨネヒコさんのヌンチャクがかかっていた。M代っちがシルク最後の部分のリハーサルをしたいとのことで、ロッキーの最初の核心超えた3p目までロープをかけてくる。体が元気だと一発で簡単にできるんですけどねぇ。

〇 シルクロードセクションヌンチャク掛け

(2) 屋根の上のタジヤン(9)、再登

(3) エクセレントパワー(13a)、×
今日は早めに一便目を出した。岩はまだ熱くないのだが、ところどころ湿っぽい。濡れていない部分は結構フリクションがよい。だが、自分の体が熱くなってしまったようだ。シルク縦の核心右手止めたが、指汁で7p目クリップ左手ガバ取りで右手すっぽ抜けて落ちた。

(4) エクセレントパワー(13a)、×、ロッキー最初の核心の足上がる
昼ごろになって、逆に涼しくなった感じだった。今度は7p目クリップを通過。タコレストは前回思い出したレスト方法で結構戻せた。右トラバースをゴー。ちょっと力使ったか。ロッキー最初の核心手前の10p目はクリップできた。落ち着いてムーブを起こす。左足上がった!が、腰が落ちている。左手出したが、10cm以上距離が足りなかった。肝心なところでスイッチが入らなかった。

(5) エクセレントパワー(13a)にならず、シルクで落ちる
またまた、指汁が。シルク縦の核心右手がスッポ抜けてフォール。

(6) シルクセクション、ヌンチャク回収
ロッキーのヌンチャクが回収されたので、シルクの自分のヌンチャクを回収した。

(7) JECC(10d)、Tr+リード、××
途中までTr状態。途中からリードでヌンチャク回収。うーん。上部2ヶ所で足順がうまくいかず。足順覚えないと登れないのかなぁ。このルート。難しい。

今日は気温が少し下がりました。そのお蔭でしょう。最高到達地点を一足だけ更新しました。まー、6-8月はやっても無駄だということなのかもしれませんが。いやいや、夏の間に、いろいろなムーブの修正ができました。汗かくとシルク縦の核心の右手取った後抜けてきてしまって、ここで落とされることが多いのですが、涼しくなれば、もう少し確率が上がるでしょう。7p目まで到達できれば、タコレストでそれなりに戻せます。ここでどこまで戻せるかが鍵になりそうです。タコレスト改良というか夏休みにようやく思い出せました。ここまで来れれば、右トラバースから繋ぎ部分をこなして、ロッキー最初の核心もそれなりに手を出せることが今日わかりました。そして、もし11p目クリップできたら、終盤の問題はクラックからダイクへ移る真の核心のみです。その手前でのレスト方法も、この夏に見つけられました。チョークアップできるようになりました。他のムーブは慎重にこなせればきっと失敗しない。だから、11p目クリアできたら、そのまま、ど根性で終わってほしいと思うのですが、私の場合は、そうはいかないのだろうなぁ。11p目でパンパンに前腕が張ってしまっていてレストできなかったらどうしようと不安にかられます。だけど、もう、頑張るだけです。これから、ちょっとづつコンディションのよい日が増えてくるでしょう。次回はロッキー最初の核心を超えて、11p目まで到達するぞ。引き続き頑張ります。

〇 今日のマラ岩近辺
・エクセレントラインは、全部で5人でした。
・ヤナシオさんがイエロークラッシュ(12a)を完登。おめでとうございます。ピョンピョンはねてリンバーサイドのお仲間のところへ報告へ行っていました。
・ヨネヒコさんのロッキーはワンテンに詰めたようです。いよいよかも。ガンバです。
・Uのさんがスペシャリスト(13d)をRP。おめでとうございます。RP後、シルクをトライしていると思われていたようで、シルク縦の核心を超えた私に大声援して頂けました。
・INGDさんは、カサブランカ(10a)を無事RPできたとのこと、よかったですね。
・写真は帰ってきた開拓王をトライするあやちゃん。写真 by M代っち。
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きん
by Climber-Kin | 2012-08-20 00:27 | 小川山2011~2012 | Comments(2)