タグ:12b ( 13 ) タグの人気記事

2014年5月3-6日、小川山、GW、登る埼玉県民RP

今年のGWも小川山へ行くことになった。テーマは昨年と同じく、課題探しの旅。一日だけ甲府幕岩へ行こうとも考えていたのだが、あまりの駐車場の混雑にひるんで、車を出す気がなくなってしまった。今年のGWの小川山は、また、どこかのキャンプ雑誌に紹介されたのでしょうか。子供連れのキャンパーが大勢いました。それに、ボルダラーが殆どでルートクライマーはとても少なかったような気がします。知り合いクライマーも殆どおらず、茨城のS木さんパーティやランナウトのコグマさん夫妻、講習で来ているSみさんとよしえさん、それに最終日にS口さんぐらいしか会いませんでした。あっ、前半にチーウォールボルダー組ともお会いしました。どこの岩場へ行っても自分たちだけでした。まー、メジャーな岩場へ行ってないというのもありますが、とにかく、とても静かなクライミングを楽しめました。

◇ 5/3
初日は、前回のトライでいい感じになった「踊る埼玉県民」ではなくて、「登る埼玉県民」のある砦岩前衛壁へ向かった。
(1) お手伝いします(10b)、MS、再登

(2) 登る埼玉県民(12b)、×、ヌンチャク掛け
・とりあえず、マスターでRPを狙うが、核心セクション最初の右手出し体勢になるムーブで、右足トゥーフックがしっかりはいっていなかった。
・すぐに、ヌンチャク掛けモードに変更。

(3-4) 登る埼玉県民(12b)、RP
・一発で決めるつもりでスタートした。力が抜けて、いい感じで核心セクション手前のレストポイントへ到着する。
・さらに集中して、核心へ! ところが出だしの右足が抜けて、いきなりフォール。ずっこけてしまった。 
・すぐに降りてきて、ロープ抜いて再スタート。
・再び核心セクション手前でレスト。あー! 前便では、左足が一つ外側だったから、体が右側へ回りこまず、右足がはずれちゃったのね。
・今度はずっこけずに、核心セクションへ入る。さらに、右足はしっかり差し込めて、ヒール&トゥでフックできた。右手カンテへマッチして、左手を薄~いホールドにあてて、右手をそっと抜く。体が右側へ倒せると安定する。右手をホールドとは思えない穴二つをつまんで、ロックしている右足を抜いて寄せて所定の場所に置いて、えいやっ!と右手を出す。届いた!
・落ち着いて、左足右足と上げて、左足をカンテの向こうにスメアヒールで左手送り。右足上げて、左足をスメアでバランスとって、右手を6p目クリップホールドへ。とても落ちついてクリップできた。核心セクション最後のダイクへ乗り込みは、ちょっと強引だったがなんとか立てた。だが少しバランスが悪い。見えない右足は、6p目クリップホールドだが、うまく乗っていない。まずいぞ。このままだと左足クロスで次のフットホールドへのせられない。左の方に使ったことのないフットホールドを見つけた。それに左足をのせて、右足を踏み直すことができた。安定した。よっしゃー登れるかも。
・あとは落ち着いて、スラブセクションをこなし、クラックに刺したキャメロットにクリップ。そこから二足スメアでガバカチに届いた。後は落ち着いて終了点へ。

(5) 修行僧(12b)、Tr、ムーブ探り
・パートナーさまがトライしている、こちらのルートをTrでムーブ探りさせてもらった。
・うーん。以前からそうなのだが、核心セクション最初の一手、サイズが合わない。パートナーさまは問題なくこなしている。このルート、「Size issue」だ。

◇ 5/4
昨日は初日から頑張ってしまって疲れ気味だった。パートナーさまは今日はレストとのこと。好きなところへ行っていいと言われ、甲府幕行ってアラポテトでも触ってみようかなぁと思いながら、朝起きてひらめいた。そうだ!屋根岩1峰のあのルートを触ってみよう。

(6) ヤッホー元気(10b)、MS、再登
・うっ、砦岩前衛壁の「お手伝いします」のレイバック登りを延長したようなルート。落ち着いて登ることができた。

(7) 力The大岩(12c)、ヌンチャク掛け
・とりあえず、スタートしたが、もう気持ちがルートに負けていて、動きがカチコチ。すぐにヌンチャク掛けに徹することにした。

(8) 力The大岩(12c)、Tr、ムーブ探り
・それほど、傾斜もないので、Trで触ってみることにしたのだが、左上するこのルートはTr練習しずらい。1-2p間のリハーサルはできなかった。
・2-3p間は何となくわかり、3p目クリップ体勢もなんとかわかった。恐そうだ。
・3-4p間はかなり悩んだのだが、3p目クリップのアンダーから、左手サイドカチ取って、右足左足と上げて、左手左足で二軸で右手ガストン取りして、足そのままで左手溝スローパー取りして、4p目クリップできそうだ。
・4p目~終了点だが、右かなぁ?左手カンテかなぁ?とかなり迷ったが、ボルト位置から左カンテの方が全然近い。左上していくルートなので、最後左手カンテへ抜けるのも不自然ではない。右側溝スローパーをラインにするなら、4p目ボルトは、あと50cm右側に打ったのではないだろうか。左上しながら、岩の弱点をついていくルートなので、左側カンテへ出るラインも自然だ。そのラインでムーブを作ってみた。
・だが、その左側カンテへの切り替えしが難しかった。散々といろいろな工夫をした結果、なんとかムーブを見つけることができた。

(9) 力The大岩(12c)、ムーブ探り
・思い切って、ロープを抜いて、リードしてみることにした。
・Trでリハーサルできなかった。1-2p間は一発でこなせて、2p目クリップ。だが、結晶穴ホールドは痛すぎで、しかも持ち方が間違っている。いきなり出血してしまった。2-3p間はうまくできて、3p目をクリップしようとしたら、右足が抜けて大フォール、ビレイヤーとアメリカンクラッカーに。グランドフォールしそうになった。久々にたぐり落ちてしまった。恐ぇ~。
・3-4p間は、解決したムーブがうまく一発で決まった。4p-終了点間は手順が曖昧で動けなくなってしまったが、ムーブこなせた。
・一応全ムーブこんせたような。いやっ、3p目前後が怪しなぁ。
・指皮痛いし、体は、もうヘロヘロ。今日はこんなもんで。ヌンチャクを回収した。

(10) おむすび山スラブ無名ルート(10a)、途中からマスター、再登
・1峰から、おむすび山スラブへのアプローチ確認に行ってみた。まっすぐ歩いて行ける。往復できる距離だった。
・久々に、ここへ来たが、廻り目平キャンプ場が足元に見えて、相変わらず気持ちがよいところだ。
・登るつもりはなかったのだが、靴がよれよれで退散してきてしまったパートナーさまのヌンチャク回収に登りました。
・さすがグランドアップルート? いやー、どのルートもボルト間隔が暴力的(笑)。昔のクライマーは凄い!

◇ 5/5
今日は自分はレストのつもりでいた。気分次第で、一張羅かビンタマンでも触ってみるかなと言う気持ちだった。だが、朝から強風がビュービュー吹いて、めちゃくちゃ寒かった。しかも、昼から雨予報だった。アプローチを途中まで登って行ったが、パートナーさまが今日はレストにしたいとのことで、結局完全レスト日にした。滝見の湯へ行き、1時間のストレッチ。夜は7時から寝てしまった。指皮を除いて、体が結構回復した。

◇ 5/6
再び砦岩前衛壁へ向かった。何を触るか迷ったのだが、修行僧は避けて、あのルートを触ってみることにした。
(11) お手伝いします(10b)、MS、再登

(12) 一張羅(12d)、トップロープ掛け

(13) 一張羅(12d)、Tr
・昨年だろうか一昨年だろうか?真夏の厚い日に一便だけTrで触ってみたことがあるのだが、酷い印象だった。暑くないこの時期に再度触ってみようと思った。
・3p目まではなんとなかりそう。そして、3p目から5p目までが核心のようだ。誰もいないことに、自分たちだけの岩場はやりたい放題(笑)。1時間ぐらい探っていた。

(14) 一張羅(12d)、Tr
・3p目まではすんなり行けて、3-4p間で行き詰まった。あー、もっと思い切って、左手カンテ向こう側のアンダー薄カチか。そこから、右手極小結晶ダイクホールドで、しのぎながら、左足右足上げて、右手カチ取りだ。左足カンテに、ヒールで4p目グリップできる。
・4-5p間もまたまた迷った。前便でいろいろやり過ぎて、わけがわからなくなっていたが。あっ、こうか。ムーブできた。左手カンテ取って、右足左足スメアで右足高いアウトサイドエッジで、大胆なフリムーブで遠い右手カチ取りだ。左足でヒールして左手カンテ送って、右手穴ガバ取ってから5p目グリップだ。
・5p目からグサグサのクラックを登って、6p目クリップ。カムは下からキャメロット#3、#2、#1だけど、最後は気かなさそうです。前便は6p目~終了点を探っていなかった。左から?右から?正面は厳しいだろう。右からか? 右側の面に入り込んで、少しいやらしいが、ここはなんとかなりそうだ。5p目までが勝負のようだ。

今年のGWも小川山で凄しました。昨年からの宿題の「登る埼玉県民」を登ることができました。これでようやく、昨年のつけは返したような気がしました。そして、課題探しは、12台後半の渋めのルートを二つ触りました。「力The大岩(12c)」と「一張羅(12d)」を触りました。登れるかどうかはわかりませんが、この手の花崗岩総合力シリーズ?のルートをこなして、花崗岩のスキルを少しでも上げたいと思います。GW前に触った「めおとカンテ」は、かなり難しいです。それが通える課題になるよう、もう少し頑張ってみたいです。それにしても、花崗岩はおもしろいです。ムーブが多彩で個性が強烈です。今年もこれからの季節は花崗岩でいいかなぁ?

〇 登る埼玉県民(12b)
・ちょっと疲れる被りセクションをこなして、核心セクション手前で大レスト。
・核心は花崗岩カンテマジックの難しい7手をこなして6p目をクリップ。このクリップが核心かもしれません。
・ダイクへの乗越しが、ある意味核心かもしれません。その後のボルト足元のスラブセクションも恐いです。プロテクションはキャメロット#2黄色です。はっきり言って、効きはいまひとつです。さらに2足ほどスメアでガバカチです。
・被り、ボルダーチックな核心セクション。微妙なクリップ。そしてダイクへの乗越。さらにスラブセクションにNP。総合力が必要な楽しいルートでした。
・昨年、スクールで来ていたS野さんも、言ってたけど、12cぐらいの気がします。

b0037220_22344824.jpg


〇 力ザ大岩(12c)
・まさに岩の弱点をついていく好ルートだと思います。
・ハンドホールドは大きいです。フットホールドはありません(笑)。
・このルートおもしろいです。またトライしたいです。がっ、これはパートナー核心でしょう。
b0037220_22353537.jpg


〇 一張羅(12d)
・花崗岩マジック。カンテマジック。ネチネチ、パンパンかと思ったら、意外に大胆なムーブの連続でした。
・でも、修行僧(12b)より登り易そうに感じるのは私だけ?
・パートナーさまの修行僧はいい感じで、下から繋いで、核心セクション最初の右手デッド止めていました。さらに次のクリップは軽くこなして、その次のムーブへ。あれ?あれれ?と見ていたら落ちてきましたが、何だかいい感じのようで、通いたいようです。次回もここかな?
b0037220_22362115.jpg


〇 おむすび山スラブ・無名ルート(10a)
・20数年前、出だし核心ができなくて苦しんだなぁ。指汁出ていましたが、こなせました。
・実は上部が核心?これで10aか?
・スラブの10aは、未だに心穏やかに登れない(笑)。
b0037220_22372082.jpg


きん
by Climber-Kin | 2014-05-06 22:37 | 小川山2013~2014 | Comments(2)

2013年4月20日、城山、生と死の分岐点RP

またまた寒そうな週末になった。しかも雨の予報まで出ていた。土曜日の夜から雨の予報だったので、登りに行くのは土曜日とは、早くに決まったのだが、どこの岩場へ行くか金曜日の夕方まで決まらなかった。どうも朝から曇り気味のようだった。太刀岡? 10度超えず、お日様が出ない太刀岡は考えられない。と言うことで、少しでも暖かそうな城山へ行ってみることにしたのだった。とは言え、天気予報を見ると、それほど気温が上がらないことは知っていたのだが。結局、城山も寒かった。チューブロック側は終日冷たい風が流れていて、手はツルツル。指はかじかむ。気持ちのテンションをなかなか上げられない一日だった。さらに、夜8時から雨の予報は裏切られ、午後1時ごろから降ったり、やんだりと予報より、随分早く雨が降り出してきた。

(1) ストーンフリー(10c)、×、ヌンチャク掛け
冷たい上に風が吹き抜けるお蔭で、手のツルツル感がたまらない。終了点手前でぶら下がってしまった。ついでに、今日のトライルートのヌンチャク掛けをした。

(2) 生と死の分岐点(12b)、×、ムーブ確認
早く終わらせたい。一応、一発目から勝負に出たのだが、2-3p間左手ガストンからクロスで右手出しで、あっけなく落ちる。アップ兼ムーブ確認便に変更する。手がスベスベで、右足フットホールド間違えていて、3p目クリップで手繰り落ちしそうだった。後半も何だか、すぐに前腕が張ってくるぞ。寒すぎるせいか。体が動かず、腕ばかりに力が入る。何だか嫌な予感が。

(3) 生と死の分岐点(12b)、×
11時ぐらいに出す。風が体温を奪う。手が冷たい。季節外れの焼石で指を温めてスタートするが、風で手がすぐ冷たくなってしまう。またまた、2-3p間左手ガストンからクロスで右手出しで落ちる。うーん。

(4) 生と死の分岐点(12b)、×、5p目クリップしてフォール
前便でフォールして、下してもらって、ロープ抜いて結び直して、指が温かいうちにと、すぐにスタートした。今度は2-3p間の核心を抜けられた。だが、2p目クリップから力が入りっぱなしだった。3p目クリップもギリギリ。4p目クリップは左手ホールド持ち損ねてるし。なんとか5p目クリップしたのだが、最後の小核心では、もう力が入らなかった。

(5) 生と死の分岐点(12b)、RP
昼ご飯は、温かい蕎麦を食べた。少し生き返った。ビレイしていると何やら冷たいものが顔にあたる。雨だ。結構降ってきた。ビレイが終わり、チョークバックとロープが濡れる場所に置いてあるので、とりあえず、それらを雨宿りできる場所へ移動させようと、ルートまで行った。びしょびしょまでではないが、結構濡れてしまった。しばらく様子を見ていると、雨は止んでくれた。風がある分、寒いのだが、岩はそれなりに乾きだしていた。あと二便だすなら、今かなと、登りだす準備を始めた。先便と先々便で、2p目クリップがやたら厳しかった。その次の右手穴ホールド取りも苦しかった。左手アンダーの持つ場所をサイド気味でなくて、真下にして、小指側を岩につけてみよう。それと、核心手前の右手穴ホールド取りは左足バックステップ気味に体を捻ってみようとオブザベした。オブザベが当たった。今度は少し余裕を持って、核心を抜けられた。丁寧に5p目まで到達し、前便で若干修正した小核心はうまくこなせて、ちょっと、ホールド見つけられなくて、結局悪いホールドへ戻してムーブを起こすという危ないシーンもあったのだが、そのまま完登。あー、よかった。

(6) イスタンブール(8)、Tr、ヌンチャク回収
パートナーさまが「ファーストサークル(11c)」を触りだして、上部抜けられなかったので、このルートからトップロープを張った。そのヌンチャク回収。ついでに、久々にミウラVSの足慣らしをしてみた。この靴。ピンポイントだ!この靴、ちょっと続けて使わないと全然使いこなせない。

(7) ファーストサークル(11c)、Tr、×
雨が結構降っているから、そのままヌンチャク回収してくれと言ったのだが、私をこのルートではまらせたいようで、やれやれと言われて、シブシブ触った。下部、雨で濡れてて全然できないよ~。上の核心部分はまだ濡れていなかったのですが、このルート私には登れません。

今シーズンは、もう城山は終了していたつもりだったのですが、寒の戻りで再び行ってみました。真冬のように寒い城山でしたが、前回残したルートをRPできました。それにしても、この12bというグレードはとても嫌なグレードです。登れないわけにはいかないし、とは言っても、12bは12aとはかなり印象が違い、登るのも簡単ではありません。ただただ、はまらないようにと警戒してしまいます。取りつき辛いグレードです。今シーズンは城山へ、怪我を挟んで、6回ほどやってきました。行かず嫌いでした。とても気に入りました。来シーズンも来たいと思います。さらば城山。また来シーズン!

〇 今日の城山ワイルドボアゴージ
・空いていました。当たり前か。雨がポツポツ来たら、さらに大半のパーティが引き上げていきました。
・コブくんと久々に会いました。N藤さんたちも来ていたようです。

〇 生と死の分岐点(12b)
・城山常連さんの話では、初登者は2-3p間の核心で左側のガバサイドアンダーを使って、12aとしたそうですが、設定者は左側のガバサイドアンダーは使わずに登って、12bとしたそうです。
・それを聞いてしまったので、左側のガバサイドアンダーは使わないで核心ムーブを作ってみました。左手ガストンで、右手クロスで比較的よいホールドを取り、深い左足で左手マッチしてから、さらに左手で上部のエグレホールドを取り、3p目クリップしました。
・左側のガバサイドアンダーを使わないと、シカーのついた斜め右向きの小フレークへは右手ではなくて、左手ガストンで入ることになります。左側のガバサイドアンダーから入ると、小フレークを右手で取ることになると思います。ムーブが少し変わりますが、難しさは、どうなるかはわかりません。
・いずれにしろ、この2-3p間がムーブ核心で難しく、ここで6回落とされました。体感グレードは、12aよりは難しく、12a/bぐらいに感じました。
・下部核心をギリギリで通過すると上部でヨレヨレになって落とされる。適度な難しさ、おもしろくて、よいルートだと思います。
b0037220_040393.jpg


きん
by Climber-Kin | 2013-04-20 23:30 | 城山 | Comments(4)

2013年3月23日、城山、トゥエルブモンキーRP

外岩行きたいがために、整形外科のリハビリをキャンセルしてしまいました。先週、城山で触ってみた、トゥエルブモンキーは前半勝負で持久力的な要素があまりなく、とっても楽しいボルダーチックなルートでした。しかも左足に力を入れるムーブがありませんでした。実質あと一手まで到達できた先週でしたが、今週は鼻息荒く、城山へ向かったのでした。

(1) ストーンフリー(10c)、Tr、再登
先週は結構精一杯なところがあったが,今週は余裕ができた。

(2) トゥエルブモンキー(12b)、ヌンチャク掛け
核心セクションは各停で、全ムーブのリハーサルをしながらヌンチャク掛けしたのだが、うっ、なんだか難しいぞ。

(3) トゥエルブモンキー(12b)、×
4p目クリップから右足ハイステップで右手穴取りは、浅持ちで左手デッドがでない。まー、一便目トライは体も動かないし、こんなものだろう。

(4) トゥエルブモンキー(12b)、×
本日の勝負便となるだろうと気合十分で登りだした。今度も右手穴はしっくりきていないが、5p目クリップホールドへの左手デッドは止まった。そして問題の実質終了ホールド取りは、穴のエッジが指から逃げて行った。しまった。右手中継ホールドで右足をしっかり立ててから右手出しだったか。まー、これもよくあること。下から繋げていって初めてわかるポイント。これが最後の鍵だろう。

(5) トゥエルブモンキー(12b)、×
これで行けるだろうと思っていたら、またまた右手穴ホールドがしっくりこないまま、5p目クリップホールドへのデッドは、止まらなかった。あちゃー。まずいパターンだ。これは、また来週へ持ち越しかも。

(6) トゥエルブモンキー(12b)、RP
穏やかな日だった。暖かい。もう少し、風があったらなぁと思っていたのだが、午後2時過ぎになって、曇りだし、ようやく風が吹き出してくれた。フリクションがよくなってくれた。今度は右手穴ホールドがしっくりきて、左手デッドも止まり、実質最後の一手も右手中継ホールドで、右足をしっかり立ててから右手出し!止まった!よかった。慎重に終了点まで登った。

(7) パンクジャム(12a)、ムーブ探り
まだ、時間があったので、もう一本何か触るかなぁと下がって行った。バージンキラーでも触ろうかと思ったら、何だか、〇〇チン岩は取りつき辛い雰囲気。kの嬢お奨めのこのルートを触ってみた。これ難しいじゃん。

12猿は、3トライ目の失敗で、諦めムーブになり、また持越しかと思っていたのですが、神風が吹いてくれました。フリクションが少しよくなり、助かりました。このルート、自分に合ってるルートで、しかも、左足に力を入れるムーブなしで、ムーブを組み立てられたのがラッキーでした。普通には登れるのですが、左足のハムストリングの筋力が極端に落ちていて、まだまだ、登れるルートは限られるてしまうとは思いますが、外岩で鍛えていくしかないかな。アプローチで左足に負荷をかけないように歩いていましたが、そうじゃなくて、左足に負荷をかけなくちゃと思い直して、帰りの登りは、わざと段差を左足で上がるように峠へ戻っていきました。帰りは東名経由で帰るか、いつもの伊豆スカイラインで帰るか迷いましたが、信号のない伊豆スカイライン経由を選択。ところが、ガスと言うより、雨雲の中、めちゃくちゃ視界が超悪くて、時速30-40キロで走るのがやっとでした。小田原まで1時間以上かかってしまいました。瞬きできないぐらい緊張して運転して、疲れた~。

〇 今日の城山・ワイルドボアゴージ
・はっしーさんと久々にお会いしました。I丸ダンナとケレンジとのこと、お二人とも頑張ってください。
・H山さんとkの嬢とついに城山で、お会いしました(笑)、
・パートナー様はジャンバラヤを3撃でした。
・N藤さんが、ジャンバラヤをマスターでRPしてました。おめでとうございます。
・写真は、オーバードライブで外岩復帰リハビリ中のkの嬢。岩場でおいしい珈琲、ごちそうさまでした。
b0037220_042915.jpg


〇 トゥエルブモンキー(12b)
・濡れていることが多いです。特に出だし。
・実質10手ぐらいのボルダーチックなルート。スローピーです。
・核心は、最後の実質終了となる、その右手の一手だと思います。
・このルート、おもしろいです。
・写真は、核心スタートの2手目の右手スローピー穴取りする私。写真はH山さん。
b0037220_0445855.jpg


きん
by Climber-Kin | 2013-03-23 23:25 | 城山 | Comments(14)

2010年9月4日、小川山、シナプスRP

朝から快晴。雲一つない。天気予報も残暑どころか猛暑なみの予報だった。全くその通りで小川山の標高でもお昼ごろ27度だった。今日はどこも暑くて大変だったろう。そして、今日はよくばりな計画。5峰で登ってから3峰下部へ。そう、あのルートとあのルート。飛んで飛んで飛びまくる一日だった。おじさんは横へ上へ飛びまくった。

(1) 4峰中段、KBさんのルート中(10a)、再登
何故だろう。このルートは何度登っても登りずらい。

(2) 4峰中段、KBさんのルート右(10c)、再登
何故だろう。このルートは何度登ってもギリギリだ。

(3) デリウス(13a)、ムーブ探り
久々にこのルートに戻ってきました。まだまだ登れる目処は全然たっていません。そして、核心リハーサル。前回のイメージでやってみるのだが、足狭すぎで後ろに飛んでしまう。左足を最初に使っていた少し下のスメア気味のホールドへ変えてみる。あっ、距離十分で、いい感じ。よし止めるぞと、張り切って、もう一回。とっ! 止まった! だが、右手取ってから体が右へ振られる際にロープでグイッと引かれてしまった。うーんグレイだ。ビレイしているM代っちにもう少し出してくれるようにお願いして、もう一度飛ぶ。今度はずっぽり右手が入り。完璧なタイミングだったのだが、やっぱりロープで振られを止められてしまった。もう1回。やっぱり同じだ。p-chanがビレイは下の方がいいよって、アドバイスくれた。一段下でビレイしてもらって、飛んでみる。ホールドには届いた。そのまま右に振られて、視線に足元と落ちそうな場所が入る。スローモーションで右手がホールドからはずれていく。ジェットコースターに乗っているように地面が急激に近づいてきた。「ヒエー!」思わず声を出してしまった。お尻が岩の上をスレスレに通過した。恐ぇー。そして、もう一度。今度は足が地面について止まった。これは流し過ぎ。先日のp-chanからの「グランドフォールに気をつけてください。」というアドバイスの意味をようやく理解した。このルート。グランドフォールを全然しないようにロープを出さないでビレイされると、体の振られがロープで止められ、落ちないのだ。逆にロープの助けをもらわないように流し気味にビレイしてもらってフォールするとグランドフォールぎりぎり。指先の傷が開いてきたので、今日の核心リハーサルはやめておくことにした。後半のムーブ固めしながらトップアウト。次回、グランドフォール対策を検討しないといけない。とりあえず、2pはヌンチャクでなく、カラビナ地下掛け。それといつも持ち歩いている敷物のウレタンマットを置いてみようと思う。

(4) シナプス(12b)、RP
デリウスのムーブ探りの4時間後。そう、今日のメインイベントはこのルートだ。先週ランジ止まったのに、その後のムーブを固めていなくて悔しい思いをした。そして、今日は最初からトライするのはなんだか悔しいので、5峰で登った帰りにトライすることにした。最初のトライ。またまたグランド、スレスレ! 恐ぇ。そして、3回目の飛び。思いっきり飛んだ。「パチッ!」止まった。気持ちイイー! 今度は危なげなく岩の上へ。よっしゃー!登ったぜ!

(5) 草溝直上ルート(11b)、×
5年前?登ることは登ったのだが、最後を右へ右へ逃げてしまい。後味の悪かったルート。3峰下部や5峰へ行くたびに目にするので、とても気になっていた。みんな一便づつトライした。直上ラインで再トライ。あちゃー。ムーブが違ったか。直上ラインでの完登は、またの機会に。

今日は暑かったです。空気は乾燥していたのですが、今シーズンで一番暑かったのではないでしょうか。デリウスの全貌がようやくわかりました。飛び先のホールドには手が届きだし。第2フェーズが始まりました。そして、先週悔しい思いをしたシナプス。また登れなかったらどうしようかと、とても不安でしたが、パチンとランジ決まりました。登ることができました。昼間はまだまだ暑いのですが、朝夕は秋の気配が漂いはじめています。いい季節が近いですねぇ。まだまだ小川山、がんばります。

〇 灼熱のジャック参上(12a)上部をシャウトしながら登るM代っち
・お昼過ぎ。一番暑い時間にトライ。こりゃ、いくらなんでも暑すぎ。
・不安だった上部をこなして後半をまとめていた。
・前半核心ムーブは、腰右スライドさせながら、左足バックステップか?がんばれー!
b0037220_0591030.jpg


〇 解禁の「露出オーバー(グレード不明)」をトライするp-chan
・実は先日、アッキーが「露出狂時代(11c)」の実質終了となる3p目のシカーで固めてあったガバを落としてしまった。
・p-chanが、灼熱地獄ということもあってか、露出狂時代と共通の核心部分で苦戦。
・どうも、両ルート共通部分の露出狂の核心はかなり難しくなってしまったようです。と言うより、新たな難しい核心が出現したという方が正しいでしょう。クレームは、アッキーまで(笑)。
・ある意味、ルートが生き返ったのかも。
・露出オーバーへ分岐後、ガバガバのようですが、最後カンテで一箇所難しいところがあるようです。しかもランナウトするようで、p-chanが回収便で8mぐらい吹っ飛んでました。
b0037220_0595089.jpg


〇 シナプス(12b)でフォールしてワープする私
・ホールドに届いたのですが、ほんの少し指が回りこまずにフォール。引っかかってから落ちたので、大きくバランスを崩してフォールしてしまいました。恐ぇー。だけど、ひるまず、この次のトライで、ランジ止まりました。
・体感、2-3級のランジ。となると、ランジ課題のあのルートと比較したくなります。トップガン(13a)とデリウス(13a)ですね。
・私の感覚では、シナプスは、トップガンの第2ランジより少し遠くて難しいと思います。
・トップガンは、10c-2級ランジ-3級ランジぐらいの組み合わせです。そして、第1ランジは飛ぶ体勢を作るのが難しくて、かつ持ちづらい指穴ホールドで、飛び辛く難しかったです。二つのランジの組み合わせなので、二つ同時に成功さえる確率の難しさから難易度が高くなるのでしょう。
・シナプスが12b、トップガンが13a。デシマルグレードに対応させると、確かに、つじつまがあうような気がします。
・そして、デリウスの核心ムーブは、どのぐらいになるのでしょうか?それについては、ロープの振り止めなしにで完全に止められた時にでも。そして、その日は来るのか?
b0037220_153320.jpg


〇 今日の五峰
・たいちくんとT田ママがFixロープ類を整理、架け替えてくれていました。M代っちが交換した古いロープのゴミを持ち帰って、少しだけお手伝い。ありがとうございます。そして、ご苦労様でした。
・T田ママは、灼熱決戦(12?)じゃなくて空中決戦(12a)、灼熱をものともせず、軽くRP。たいちくんも、最終便でマナ(13a)をRPしたとのこと、おめでとうございます。

きん
by climber-kin | 2010-09-05 00:48 | 小川山2009~2010 | Comments(6)

2010年8月17日、夏休み6日目最終日、カサメリ沢、医者の娘RP

廻り目平にはまだまだ車とテントが残っているのに、ここ植樹祭公園はみな帰ってしまい。昨晩はテントが3張りぐらいしかなかった。朝、日帰りの車もカンマンボロンへ行くマル金さん達しか居なかった。夏休み最終日。観音峠は通れるらしい。甲府幕岩へ行くか?今日は猛暑日だから幕岩は暑いかしら。今日ぐらいじゃないとカサメリ沢へ今シーズンはいかないだろう。カサメリへ行っておくかなぁ?だけど、カサメリ行って何やるんだろう?やるなら、あのルートしかないか。なかなか決められない。で、結局。一度ぐらいはカサメリ沢行かなきゃと決めたのだった。そして、カサメリ沢は我々しかいなくて、時間が止まったように静かだった。カサメリ沢へ来ると、少し胸がキュンとする。一時期心はずませて通った岩場だからだろう。思い出深い岩場だ。

(1) トータルリコール(10b)、再登
うーん。このルートはアップにいい。アップ用ベストルート3本に入るのではないだろうか。言い過ぎ?

(2) 医者の娘(12b)、ヌン掛け
昨年の夏休み初日、下部は濡れていてパスしたが、上部を探ってみた。ラインがよくわからないルートだ。5pクリップしてから直ぐに左カンテへ出るラインが正しいのか?右上がバアンダーから左トラバースするのか?自分の回りでは、後者のラインで登った人が多かったので、私も右上ガバアンダーで6p目クリップしてから左トラバースのラインでむムーブを固めた。

(3) 医者の娘(12b)、×、ムーブ固め
漁師の娘(11c)の核心で落とされる。あっ、そうか右足あと5cm上で左手カチ取りか。ついでに、上部を流してみたが、左トラバースで落ちる。うーん。右足をしっかりフットホールドに載せないと。

(4) 医者の娘(12b)、×
またまた、漁師の娘(11c)でやられた。右手サイドで左手チビカチ出しで左足がはずれてしまった。すぐに降りる。

(5) 医者の娘(12b)、RP
15分後のぴったり12時に再トライする。今度は漁師の娘(11c)の核心はなんとかこなせた。4回もかかってしまった。そして上部へ。かなりよれているが、確率がいまひとの左トラバースは、ラッキーなことに成功して、奇跡のようなRP。よかったー!

医者の娘はラインがよくわからず、積極的にはトライしてこなかったが、昨年みんなで触ってみて、まぁ、右上アンダーガバまで上がって左トラバースでも不自然じゃないんじゃないってことで、今回登ってみました。あまりすっきりしませんが、これで夏休みの最後を飾ることができました。次回のカサメリ沢はいつかなぁ。次回来るときは状態よい時にマスターオブゲームかなぁ?その前に「お先にまさかず」だろうって(笑)。思い出深いカサメリ沢には、空いている時を狙ってまた来たいです。そして、今年の夏休みは、指皮痛くても登り続けました。何とかなるものです。沢登りのおまけまでついて例年よりRPが多かったりして、とても充実できたよい休みとなりました。それと、夜が涼しくて熟睡できたのが一番です。

〇 医者の娘(12b)
・私が登ったラインだと、リーチ有利で12aぐらいでしょうか。設定者のラインはどうなんでしょう?
b0037220_23103328.jpg


きん
by climber-kin | 2010-08-17 23:10 | カサメリ沢・不動沢 | Comments(6)

2010年7月31日、小川山ゴジラ岩、ヒメシャラRP

昨日は涼しかったのですが、土曜日はまた猛暑へ逆戻り。しかも上空に冷たい空気で、午後から雷雨かもとのいつもの予報でしたが、大気不安定のお陰で曇ったり晴れたり。しかも、ここは標高1800mのゴジラ岩ということもあって、壁はそれほど熱くありませんでした。だけど、午後から黒い雲が何度も出てきて、いつ降り出すのか心配で心配で、疲れが取れていないのに早め早めのトライになってしまいました。カンマンボロンは一段落したこともあって、今日はGW以来の小川山ゴジラ岩へ向かいました。ゴジラ岩もアプローチが長いです。約1時間とカンマンボロンとかわりません。林道歩きが長く、急登は少ないのですが、急登が、こちらは登山道でない分歩き辛くて疲れました。朝から汗だくです。そして、今日は、ずっと触りたかったヒメシャラにトライしました。ルートと静かに対峙し、自分だけでラインとムーブを想像する。そんな貴重なトライを久々にすることができました。

(1) フォボス(10c/d)、再登
この手のルートは、毎回オンサイトトライみたいな感じです。なんとか2回目の再登に成功。それにしても、スラブって変なおもしろさがあります。夏のフォボスはなかなか手強かったです。

(2) ヒメシャラ(12b)、初見、マスター、ムーブ探り
まずはヌンチャク掛け。うっ!出だしが難しい。そして、3-4p間、後ろの切り株が恐ろしくて、ムーブが起こせません。3p目でセルフして、4p目をクリップしてから探った。そして、4-5p間がこれまた花崗岩チックなカンテ。5p目クリップするまで結構疲れた。6p目は問題なし。7p目はちょっと恐かった。とりあえず、ムーブ探りは一通り終了する。

(3) ヒメシャラ(12b)、×、ムーブ固め、2テン
1便目はトップアウトに精一杯で、ムーブと使うホールドがまだまだ曖昧です。3p目クリップまで行けたが、フットホールドを見失って、そこで私が固まってしまった。ワンテン目指して、再スタートするが、5-6p間でまたまた手順の勘違いで、悩んでいるうちに我慢しきれず雑にデッドしたら見事にフォール。

(4) ヒメシャラ(12b)、×
登る気満々でトライ開始する。だが、下から繋げると3-4p間の手順がまだ曖昧だった。なんとかこなして、私の核心へ。右手ガストンで、左手カンテをたたきながら左足に立ちこんでいくところを左手カンテをたたかず、先に立ちこんでしまった。左手が低いので腰が伸びきらず。左手をガバへドリャー!はずした!あっ、後ろには切り株が!フォールして、チョークバックが切り株にあたり、真っ白なチョークの白煙があがった。危ない!脊髄をやられるところだった。3-4p間の手順と失敗したムーブを確認して、すぐに降りた。

(5) ヒメシャラ(12b)、RP
上空には黒い雲が立ち込めてきた。まずいぞー。雨が降って来るかもしれない。もしかして、今日は雨で「ついてない男」で終わる?30分ほど休んで、あわてて4便目を出す。先便でイメージを修正した私の核心3-4p間は無難にこなす。カンテを挟み込んでレストする。後は慎重に慎重に。少し動きが固くなって強引に登ってしまったが、無事終了点に到着した。

森の中にポツリと存在している美しいフェース。10年前に来た時から、ずっと気になっていました。昨年は「アジアの星」を登って、今年のGWは「アッコカンテII」を登り、そして今回は。この気になるヒメシャラを登ってきました。弱点をついて登っていくラインは楽しく、期待通りのいいルートでした。ルートの前に陣取り、静かな山奥の雰囲気を満喫しながら、自分のペースでトライする。天気が少し気になりましたが結局降らず。よい一日でした。

〇 今日のゴジラ岩
・静かな岩場の朝、突然背後から、登れたー!よかったーという声が響いてきました。M姫でした。
・久々に真っ黒なMっちさんと、こんなところでお会いしました。
・そのほか、多勢の1パーティがアンサラーをトライしに行くとかで、ヒメシャラの方にあがってきました。フォボスの前から行くアプローチを説明しました。100岩だけでは行き方わからないですよね。
・M代っちのヒメシャラは、カンテが少し苦手なようで、一箇所強引ムーブで納得がいかない感じのようでした。花崗岩マジックにやられてました。

〇 ヒメシャラ(12b)
壁の弱点を突いていくライン。弱冠ボルトから離れる場面もありますが、それほど気になりません。気になると言えば、3-5p間で後ろにある切り株が気になるでしょう。ムーブがわかれば、落ちる気はしないので大丈夫だと思います。花崗岩のカンテに慣れたクライマーだと簡単に感じるかもしれません。私の体感で11d/12aぐらいでしょうか。アプローチは遠いのですが、楽しいラインです。
b0037220_030742.jpg

きん
by climber-kin | 2010-07-31 23:59 | 小川山2009~2010 | Comments(9)

2009年9月20-21日、甲府幕岩、「アフリカ象が好き」12bバージョンでRP

シルバーウィーク初日は会社の引越し。休日出勤で始まった。既に一週間以上の引越しの準備。さらに、経費削減で業者なし。きつかった。体幹と握力がやられた。初日前夜は3時間睡眠。とにかく辛い連休のスタートになった。そんな疲れている体なので、傾斜のない甲府幕岩へ行くことにしたのだった。

(1) イエローマウンテン(9)、再登
上部の日のあたっているあたりでヌメる。蜂がブンブン、うっとおしかった。

(2) HIVE(10a)、再登
(3) HIVE(10a)、回収
なぜか、ヌンチャク回収便を出することに。

(4) アフリカ象が好き(12b)、ムーブ探り
今シーズン、雨上がりの濡れている時に1度だけ触っている。下部の核心ムーブが濡れていてこなせなかったが、とても楽しいルートに感じた。カンテ右側へ出ない限定の12bバージョンでトライしてみることにした。ヌンチャク掛けしながら、ムーブを探る。

(5) アフリカ象が好き(12b)、×
少々手順が前便と違ってしまったが、5p目までいきなり行けてしまった。あれっ。次はどうするんだっけ。ホールドのないリップで無理矢理上がろうとして、フォール。後半のムーブを固めて抜ける。上部は、岩が熱くてヌメヌメだ!

(6) アフリカ象が好き(12b)、ワンテン
日が当たっている時間を避けて、4時半に勝負をかける。またまた出だしの核心で足位置間違えて、あわてるが、なんとか抜ける。そして、前便で落ちた5p目から、今度は固めたムーブで順調に進み6p目もクリップ。後半の核心の一手。右足カンテに乗せて、右手デッドしようとしたら、足が滑った。オーマイガー!

〇 21日
クリスタルラインを使って、増富温泉によると、tmbさんとKY田さんとばったり。tmbさんはNDDをRPしたとのこと。おめでとうございます。植樹祭公園にテントを張り、tmbさん、KY田さん、たいちくん達としばらく話して、21:30には就寝。

(7) イエローマウンテン(9)、再登

(9) アフリカ象が好き(12b)、ヌン掛け
勝負は日があたる前の午前中。あまり時間もないので、アップがてらヌン掛け。毎回違っていた前半の核心手順をしっかり固める。

(10) アフリカ象が好き(12b)、RP
午前中に2トライするために、ヌン掛けからあまり時間をあけず、10:40にトライ。今度は、前半核心を落ち着いてこなす。一手一手、シェークしながら、6p目まで進む。前日に落とされた右足は3度も置きなおしてしまった。このあたりから急に前腕が張り出す。7p目クリップして、3手進む。やばいかなぁと思っていたら、目の前に使っていなかった穴ホールドに気づく。それを使って、左手を少しシェークできた。休めた左手でチビカチ保持して、右手もシェークできた。もらったかも。落ち着いて最後のムーブをこなして終了点へ。

(11) ジベリンクス(11d)、初トライ、ムーブ探り
このルートをトライしていたM代っちが、とにかく私にやらせてみたいようなので、触ることにした。デカイ出っ張りの端をもって、3p目クリップ。そこからの一手が強引だが、そのままムーブを続ける。やはり強引すぎたか力つきて身動きできなくなってテンション。そこから4p目までが悪くて難しい。左手サイドで水平カチを右手クロスでとって、左へトラバース気味にハイステップかな。4p目クリップも悪い。もう3手進めて左手ガバでクリップなのだろうなぁと思うのだが。それは恐いなぁ。4p目から終了点は何だコリャって感じで、日のあたっていて、ヌメヌメに耐えながら何とか終了点へトップアウトした。怖っ!

(12) ジベリンクス(11d)、ワンテン
やっぱり、3p目クリップしてからの右手スローパ取りムーブがあまりに強引だったようだ。もう指皮がなくて保持力低下していて辛い。テンションしてしまう。少し休む。終始強引なムーブながらワンテンで抜ける。3p目あたり少し改良しないとRPできないような感じだった。来シーズンですかね。

今シーズンの甲府幕岩は、例年になく多く来ている。11台は、毎回持って帰っていたのだが、今回ようやく、幕岩の12を登ることができた。とりあえず、幕岩の今シーズンを締めくくれたような感じで終わることができて、よかった。

〇 今日の幕岩
・涼しかった。みな小川山へ行ってしまったのだろうか。数パーティ。名古屋方面からのパーティが多かった。
・M代っちは、誰にそそのかされたか、何故かジベリンクス。ちょっと難しいムーブでやってるんじゃないかなぁ。
b0037220_2302971.jpg


〇 アフリカ象が好き(12bバージョン)
・被っていないと思っていたら、93度ぐらい。少し被っているんですね。
・ムーブはおもしろいし、楽しいルートでした。
b0037220_2324842.jpg


きん
by climber-kin | 2009-09-23 23:02 | 甲府幕岩 | Comments(6)

2008年5月4日、有笠山、用心棒RP

5/4、有笠山

「用心棒(12b)登れました。ぎりぎりセーフ」

当初は、6日にたいちくんが北川に付き合ってくれる予定だったのだが、私の方が6日NGになってしまい、急遽4日に有笠へ行く。6日に登るつもりだったので、小川山のダメージが残るものの2日(金)にBPへ行ってしまい。ダメージに輪をかけてしまった。登れなくて、もともとで有笠へ向かったのだった。アドベンチャへ一番乗りして、アップしていると、二子メンバが続々やってくる。その他のパーティも多く、アドベンチャーは大混雑で用心棒は一巡目8人のトライ者がいた。二巡目はRPが3名(名古屋の若者、ZCCの〇金さん、マチコさんのパートナーの方)出て、後半はマイペースでトライすることができた。

(1) しお豆(10a)、再登
(2) ぼたもち(11a)、再登
続けて登ってアップ。

(3) 用心棒(12b)、ムーブ確認便
とりあえず、調子みていけそうなら、本気トライへ変更のつもりでとりつくが、うっ、よれてる。手順足順は覚えているのだが、細かい体の動きとかバランスまでは一発で出てこない。なんとか4p目クリップまで行くが、ガバへデッドの右手穴がしっくりこない。ムーブ起こそうとして、スッポ抜ける。トップアウトしてホールドと手順を確認しておく。

(4) 用心棒(12b)、3テン
何だか、緊張して、ガチガチだった。核心デッドムーブ起こせず。もう一度トップアウトしておく。今日はホールドが湿っぽいぞ。

(5) 用心棒(12b)、4-5p間でフォール
今度はいい感じで4p目まで行けたのだが、その後の動きがやはり悪い。核心のデッドムーブは起こしたが、あと数cmでとまらず。うーん。前回は、問題なく3回連続で核心は抜けられたのに。やはり、疲れで弱り過ぎているのか。

(6) 用心棒(12b)、RP
次回のために5便出すつもりで、4便目を早目に出す。2p目クリップして、例のごとくステミング状態でいつも濡れている2-3p間の左手ホールドをチョークとブラシで水気を乾かす。かなり時間をかけて、息を整える。そろろそ行くか。一手づつ、シェークしながら、3-4p間の小核心へ。ようやく、しっかりキョンが決まって、落ち着いて、左手サイドガバを取れる。フリの体勢を作って、4p目クリップ。だが、やっぱり指がよれている。それでも、落ち着いて次のムーブを起こす。左手小デッドして、例の右手穴ホールド。先便で指のかけ方を確認できていたので、ゆっくりさぐりながら右指をねじ込んで決める。右手右足、二軸から左手をちょっとかかるホールドへ、左足を4p目クリップホールドへ押し付けて、左手をガバへデッド。ギリギリとまった。一連の動きで、今日初めて力がを抜けた気がした。5p目クリップして、ガバでレスト。少しだけ戻せた。交互に4度ぐらいづつシェークしてから、右トラバース開始。だけど、指はよれている。薄いカチに両手マッチして、なんとか右手遠い薄いカチへ。左足上げて、6p目クリップホールドを危なっかしく取る。すばやく右足上げて、6p目をクリップ。かなり張ってきている。左足フラッギングしながら、右手高いカチへ。なんとか届いた。足踏み替えて、左手スローパー。ぬめるぜ。ここは素早く通り過ぎなければ。右足一段上げて、今度はちょっとかかる右手ホールド。左足上げて、少しだけシェーク。左手ガバへ。休んでいる暇はない。強引に右足上げて、すばやく、右手7p目クリップホールドを持って、足踏みかえしてクリップ。左手シェーク。一手一足戻して、今度は右手シェーク。もう一度戻して、次は、前回落されたカンテホールドへ左手を出す。今度は失敗しないように、慎重に親指で抑えて、右足あげて、壁がへこんでいる部分へ体を入れる。少し傾斜を殺せるので、ふっと楽になる。フットホールド確認しながら、8p目クリップホールドへ。6p目クリップしてから、ずっと前腕張りが並行状態だ。意識が少し遠くなりつつ、観の目の境地。終了点手前で、ここでショートカットしようとして、無理やり右手伸ばすが、届かず(後で気づいたがこのときに左肩を痛めてしまったようだ。)。我に返り、決めていた手順に戻して、終了点に。クリップ。やったー!

朝1便目トライの感じで、予想通り今日はダメだろうと感じていたのだが、4便目のなんとかRPすることができた。ぎりぎりで核心抜けて、そこからも、一手づつが危うかった。こんなに余裕のないRPは初めてのような気がする。今ある力を全て出し尽くして登れたような気がする。そのせいか。ちょっと肩をやってしまったようだ。とにかく登れてよかった。会心のRPとは違う、ど根性のRPかな。M代っちの感謝の心は、前回より2手進む。あとちょっとだ。ガンバレー!

〇 「感謝の心」下部をこなすキング師匠
・T内さん、U子さん、Jinさん、キング師匠、k原さん、ともこさん、マチコさんペアと二子ピープルがたくさん。感謝の心のヌンチャクはk藤先生のだったり。
・k原さん黍まんじゅん、ご馳走様でした。おいしかったです。
b0037220_1262945.jpg


〇 「用心棒」トライするマチコさん
・このルート、リーチがないと後半厳しいと思う。有笠の後、また二子へ行ってみるらしい。
・T内さんとU子さんは、用心棒のつもりだったらしいが、その混雑に嫌気して、早々に南国エリアへ降りていった。
b0037220_2359401.jpg


きん
by climber-kin | 2008-05-05 00:02 | 有笠山 | Comments(14)

2008年3月1-2日、二子、SVPをRP

3/1-2、二子

「SVP(12b)、ようやく登れました。」

いつものたいちくんとM代っちに加え、みんなが知っているアッキーくんとお泊りで二子。土曜日はポカポカのRP日和を期待していたのだが、晴、曇り、吹雪の繰り返しでわずかに太陽が出ては、また吹雪くといった気まぐれな天気だった。日曜日は一日安定した天気だったが、うす曇りで少し太陽が弱々しく。寒い一日だった。それでも、これまでの極寒に比べれば、かなりよくなってきている。私のSVP、どうなることやら。

◇ 3/1
(1) 高く登れ(10b)、再登
(2) バイパス(10a)、再登
(3) SVP(12b)、ムーブ確認便
ちょっと早いが、勝負便を一番よい時間帯にあわせるために、10時ごろに1便出す。もちろん行けそうなら、勝負便へ変更なのだが。やはり体がまだ動かない。6p目クリップまで行き、ワンムーブだけ起こしてやめる。ムーブ確認のため上まで抜ける。6-7p間でいつも落される7p目クリップガバへの左手の一手。右足を下げてやることにする。降りる際に3-4p間の1個所、左足を変更した。

(4) SVP(12b)、RP
1便目から2時間が経過した。そろそろ時間だ。吹雪はやんだが雲が太陽を隠している。ゆっくり準備を始める。ロープを結び。焼き石の準備をする。空を見上げる。雲が切れそうだ。もう少し待つことにする。20分ぐらい空とルートを交互に見上げていた。太陽が出てきた。焼き石を用意して取り付く。最近のトライは少し弱気になっていた。自分をだますように、「登れる。登れるぞ!」と奮起させる。トライ開始。足を高く、高く。そして3-4p間、1便目で気づいた左足ホールドで左手を少しだけレスト。実は、最初のころはこれで左手シェークしていた。これでリズムがよくなった。4p目ニーバレスト。これまでよく休めたことは2回だけ。それと同じくらい回復させられた。勢いよく4-5p目をこなす。5p目ガバクラックでも私は休めない。片手づつシェークして煩わしいヒールフックを二回、そして6p目クリップ。右手シェーク。左手シェーク。いつもよりほんの少しだけ楽だ。ちょっとだけ戻せる。核心へ突入。左手サイド持って、右足ヒールで右手アンダーへ。左足上げてかきこんで、ダンゴホールド中継。右足上げて、左手をコルネ末端へ。ミニキョンしながら、右手ピンチホールドへ。落ち着いて、左足上げて、左手コルネ少しだけ送って良いところを取る。そして、1便目に修正して低くした右足ホールドで、左手をガバへ。止った! だが、しっかり掴めていない。頭の中で大フォールする光景が一瞬浮かぶ。下からの声援が聞こえる。なんとか左手持ち直した! 右足下げた分次の一手が強引な足上げになる。張ってきた。すばやく7p目クリップして、ガバで両手一回づつシェーク。左手座り込みコルネ下のアンダーガバへ右足高くあげて、右手を座り込みガバへ。左足上げて右足ニーバーで8p目クリップ。あとは座り込めばと、ステップして座り込もうとするが、やばい前腕に力が入らない。ガバつかんだら急激にパンプしてしまった。頭がパニック。またニーバへ戻る。必死にレスト。少しだけ回復した。もう一度ステップして、座り込みへ。セーフ。後はパンプした腕が回復するまで座り込みの我慢。おちついて、終了点へ。やったー!

SVP。ようやく登れました。最初に触ったのが昨年の10/24のマスター初見。恐かった。他の岩場にまだ通っていて、二子スタートしたのは12月半ば。1月は外岩いけずに、随分間があいてしまった。このルートをトライしながら、持久力ってなんだろうって、随分考えました。登りたいと思いながらも、ずっと、内心まだまだかかりそうだと感じながら、なんとか登ることができました。うれしいです。そして、岩場でも下吉田キャンプ場でもたくさんの方々から祝福のお言葉を頂き、ありがとうございました。
CHIEちゃん、シチューご馳走様でしたおいしかったです。Mっちさん、ナス漬けありがとうございました。目がさめました。そうそう、T内さん、きび団子ありがとうございます。

◇ 3/2
(5) 高く登れ(10b)、再登
(6) バイパス(10a)、再登
(7) おいしいよ(12c)、多テン
実はこのルート、既に3便ほど出している。初トライで見つけた核心ムーブ。2便目はできたが、SVPトライしてから触った3便目の時はできなかった。期待と不安を持って挑戦してみました。まずは全体像を確認。核心あたりまで傾斜が強い。渾身の力で登ってしまう。まだ岩が冷たいので、感覚ないままバリバリホールドを握って、むりやりムーブを起こして、手が穴だらけになってしまった。そして、拝みホールド。その手前のみんながずっぽり入れている左手穴ホールドは、私は指が入らない。心配していたのだが、持ち方を発見して一安心。そして、私の核心ムーブは拝まないムーブだ。あれ、左手ピンチホールドへのデッドが止らない。何度かやって、左足ヒールにしっかり荷重かけて腰を寄せてからデッドだ。そして右手穴ホールドから左足拝みホールドへ上げて、右足も上げて、6p目ヌンチャクつかまずにクリップできた。よし。6-7p間は、7p目ヌンチャク握ってしまった。その後も各停で終了点まで行く。とりあえず再びトップアウトすることができた。

(8) おいしいよ(12c)、多テン
まだまだ、下部は手順足順決まらない。5p目で少し休んで。クリップムーブから核心ムーブをやってみる。左手穴ホールドから右足上げて、右手サイドカチガバ。左足穴に突っ込んで、左手を拝みホールドへ。右足をクロス気味に上げて、フリで。右手甘いホールドへ。左足ヒールして、ミニコルネへデッド。止った!右手穴ホールド持って、左足拝みホールドへ上げて、さらに右足上げて、6p目クリップしたいが、右手ヌメッて恐くなってヌンチャク握ってしまった。だけど、6-7p間は今度はヌンチャク握らずクリップできた。そこから、各停で楽な手順を探りながらトップアウトする。

とうとう、12cトライです。SVPでおいしいよ挑戦権をゲット。ストレニ、真っ向勝負でいいですね。ムーブも大きくておもしろい。がんばります。たいちくんは、ペトルーシュ・カーを日曜日にRP。M代っちの火の鳥、怒涛のトライ。下部核心下からつないで止ったんだけど、土日とも時既に遅し。だけと、次回はいけるでしょう。アッキーくんの振り返るなも怒涛のトライ、二日間で9便?すげぇ。次回はいけるでしょう。

〇 火の鳥(12a)とにらめっこするM代っち
・下部核心の確率がちょっと悪い。
・だが、次回RPだ!がんばれ!
b0037220_22252544.jpg


〇 振り返るな(13a)、核心前のアッキーくん
・おっ、たいちレストだ。
b0037220_22241230.jpg


〇 穴のむじな(12c)をトライするtmbさん(特別出演)
・あと少し。
・下吉田キャンプ場でどうもです。帰りに天狗坂でもお会いする。
・今日は、知っている人では、ぜ兄ぃがサバージュRP!すげぇぜ。FJさんもSVPをRP。あいかわらず少便ですね。おめでとうございます。鈴木牧ぇさんも、土曜日にモダンラブRPおめでとうございます。k藤先生も蛇の道は蛇をRP。早かったですね。
b0037220_22224637.jpg


〇 おいしいよ核心ムーブ
・左手拝みホールド。右手悪いホールド。左足ヒールで、よせてよせて、ミニコルネへ左手デッド。
・またまた、オリジナルムーブで挑戦。吉と出るか凶とでるか。
・写真 by ゴン助さん。
b0037220_0241685.jpg



きん
by climber-kin | 2008-03-02 22:27 | 二子山'07-'08 | Comments(18)

2007年11月3-4日、有笠山、ビックプレゼントRP

11/3-4、有笠山

「ビックプレゼント(12b)で11台以上100本目を飾る!」

久々のお泊りでのクライミング。天候よし。関越道の渋滞を避けて、いつものM代っちとたいちくんと金曜夜のうちに出発した。前線が抜けた直後のせいか、金曜夜と土曜の朝はとても寒かった。そろそろキャンプは終わりかなぁと感じる。有笠と言えば、3週ほど前に触ったビックプレゼント、染み出しが気になる。木曜金曜は雨が降っていた。たぶん染み出したままだろうなぁ。土曜の朝はとても寒かったが、まだ岩が冷たくて登れないほどではない。しかし、陽が森林にさえぎられるサンダンスエリアは、昼間でも風邪を引いたのかもと思うほど、ダウンを着てても寒かった。

(1) 友よさらば(10a)、ウォーミングアップ
結構濡れてていやだった。って言うか、濡れてる穴ホールドですっぽ抜けて落ちちゃうし。

(2) 友よさらば(10a)、回収
諸般の事情により回収便を出す。

(3) ビックプレゼント(12b)、ヌンチャクがけ
取り付いたルート。一度はマスターで登っておくべきだと思っているのだが、このルートはやはりマスターは辛かった。ムーブ確認する余裕もあまりなく、ヌンチャクがけで精一杯だった。そして、中段大レストのガバとそこから始まる核心開始のホールドがびしょ濡れだ。入念にぬぐっておいた。今日一日もってくれるとよいのだが。

(4) ビックプレゼント(12b)、××
中段レストまでは順調に行く。レストもまぁまぁできた。そして核心スタート。濡れてるホールドからのトラバースを1便目でリハーサルしなかったことを後悔する。少しもたついて、次のホールドを取って、クリップ。右手左手で体を振って、右手リップへ。左足ヒールフックで水平クラックへ。力入りすぎ。ここで既に右手が張ってしまったが、何とかクリップして、体勢を整えて右手豆腐ホールド持って左手サイド。右足かき込みながら、どりゃーと右手を伸ばす。ホールドは保持できたが、右手ボーリングのピン状態。左手寄せられず、フォール。

(5) ビックプレゼント(12b)、×
今日のビックプレゼントは全部で3人。お一方はカサメリでNDDをトライしていた際にトップガンをRPされていた方。我々の方はまだ、若緑でM代っちがトライしていたので最終便を先に出してもらった。やはり、前回と同じで染み出しが酷くなっていたとのこと。そして、私は陽が沈んだころ最終便トライを開始。結構よれていたのだが、手順間違えながらも、なんとか中段大レストへ。ホールドの染み出しを拭きながらレストする。結構回復してきた。これで登れないと明日は疲れて、やっぱり登れないかもしれない。登ってやるぞーと弱気になっている自分に喝を入れる。核心スタート。今度はトラバースも卒なくこなし。水平クラックも、さっきの便で覚えたコツ。親指を回し込むことで2便目よりは楽にクリップをこなせる。ちょっと張ってきているが、右手豆腐ホールド持って、左手サイドで右足掻きこんで、右手を伸ばす。がんばって左手寄せて、右手サイド逆手でガストン。左手クロスでボルト上の穴ホールドへ。届いた。クリップ成功。あと二手でニーバー大レストだ。いけるかも。頭をよぎる。穴ホールドを右手に持ち替えて左足上げて、左手を…。うん。穴ホールドだっけ、カチホールドだっけ…。何度か持ち直して、右手あまりよくないガストン気味ホールドで、左手を出すが…。おーおーおー。畜生!!!。フォール。久々に悔しくて吠えまくってしまった。落ち着いてよく見ると。右手サイドガバで握れるじゃん。詰めが甘いなぁ。畜生め。終了点まで行って、回収しようとすると。お二人が明日もやればと言ってくれた。ありがとう。残置した。

〇 時間もあるので買出しへ行く前に有笠山荘でお風呂をもらう。キャンプ場の管理もここでやっているようだ。受付でキャンプ場宿泊の値段を聞いて、キャンプ場に泊まることにした。お風呂も安くなった。晩御飯は中之条のヤオコーで買出し兼ねてお弁当を買って、休憩コーナーで食べたのだが、これが結構おいしかった。地元高校生には、こいつらいったい何者だって思われていたんだろうけど。金曜夜よりはいくらか暖かったと思う。少々お酒を飲んで、とてもよい夜だった。

(6) 友よさらば(10a)、ウォーミングアップ
動きはいいのだが、体は重い。うーん。

(7) ビックプレゼント(12b)、RP
たいちくんが先に登って、ホールドを拭いてくれた。一日余分に付き合ってもらって、ここまでやってもらっては登らないわけにはいかない。だが、体は昨日のトライでかなりやられている。出だしは、これまでになく、うまくこなせたのだが、いかんせん、体が重い。前半核心に手を焼きながら、なんとか中段レストへ。ところがその中段レストのガバがびしょ濡れだ。必死でクリップして、体をレストポイントへ押し込む。前腕が猛烈にパンプしてしまった。濡れたホールドをレストしながら拭きながら、長時間レスト。なかなか前腕が緩んでこない。右足の疲労が限界に近づいてきたところで意を決して後半核心スタート。最初の一手目はたいちくんが拭いておいてくれたお陰で少し湿っているぐらい何とかもてる。左足掻きこんで、左手出して小さなチョックストーンを握りこんでクリップ。右手出して、左手。リップへ右手出そうとしたところで、右足がつるりと滑る。中段レストで靴裏が濡れていたのだろう。落ち着いて、呼吸を整え直して、右手をリップへ。左足ヒールは捻り気味に積極的にチョックすると体が左によって、左手だしやすい。そして、前腕がきつくなるところ、今度は落ち着いて、流れるようにムーブをこなせる。右手でクリップ。昨日より少し余裕があった。昨日落とされたところ、落ち着いて、昨日見つけた右手ガバホールド掴んで左手フェースホールドしっかり握り、右足ニーバー決め手大レストする。もらいかな。ここまで来たら、両腕とも十分に休ませて最後のセクションを余裕で行きたい。次の最後のクリップを済ませ、またニーバーレストへ。まだ腕の張りが取れないなぁと思っていると今度は足が限界に来ていた。ニーバー決め直すことに気を使っているうちに、前腕が張り出してしまった。やばい。どんどん張ってくる。まずいぞ。行くしかない。そして、左手アンダー気味に右手三角ホールド。指が曲がらない。だけど、ラッキーなことに面で抑えることができた。ボーリングのピンになった腕で耐えて、左手ガストンへ。しまった足上げてなかった。なんとか左足あげて、そのまま右足あげるとやばい。左手さらに上げてると。面で抑えられた、どちらの指も曲げられないぐらいパンプしているが、何とか岩の面だけで抑えて、終了ホールドへ。セーフ。よっしゃー。やったぜー。と声を出す元気もなかった。3日7便。このルート、疲れたー。

〇 M代っちが、若緑はやらないと言うので一旦降りてフェアリーへ行くことになる。フェアリーと言えば、非牡丹博徒がある。私の頭の中は1日に12を2本?そんな野望で一杯になっていた。足早に登山道を降りていった。

(8) 非牡丹博徒(12a)、×××
ムーブ確認便。うー。体が重い。手順を思い出しながら。ムーブを決める。既に終わっているのかもしれないけれど、野望だけが体を動かしている?たった数手の3級か2級のボルダーじゃねぇか。成し遂げてやるぜ~。

(9) 非牡丹博徒(12a)、×××
だが、体がついてきませんでした。今朝の一便で力使い果たしていたようです。

1日目最終便のビックプレゼントはあまりに悔しかった。力使い果たして、登れなかった悔しさ。そして、次の日もトライしたらと言われて、うれしさ半分、プレッシャー半分。土曜の夜も何度も夜中に目がさめてしまった。そして二日目。ウォーミングアップでやっぱりダメかもと思いながら、重い体でトライ。そして何とか核心を抜けたと思ったら、RP目前にして、またしてもピンチ。死にもの狂いでなんとか登れました。本当によかった。降りてくると、11台以上100本おめでとうと言われる。すっかり忘れていました。11台以上100本を12bのこのルートで飾ることができました。疲れきったけど、なんとか登れて本当よかったです。M代っちは、ずっと条件悪くて登れなかったパスファインダーを状態よいなか見違えるような登りで、本日2便目で見事RP。よかったね。たいちくんはフェアリーの旧プロジェクト課題12d?を2便出してワンテン。この課題おもしろいみたいです。次回はRP間違いないでしょう。二日間楽しかった。帰りは、渋川のガッテン寿司へ。ごちそう様でした。

〇 暮坂峠の朝
・峠は寒い。
・公共の場でテントを張るのは、やはり落ち着かない。
b0037220_2394785.jpg


〇 ビックプレゼント(12b)の核心の始まり
・この右手が濡れているんです。私の手順だと、ここから17手で、2つのクリップと最後の小ハングを乗り越えてニーバレスト体勢になる。それで、核心終了です。たぶん、全部で60手ぐらいでしょう。
・手順によって、難しさが随分かわってしまうルートだと思う。
b0037220_23103193.jpg


〇 苔の庭でアップするたいちくん
・初日は、体調不良で殆ど登らなかったが、2日目は体調もよくなったようで、フェアリーのプロジェクトルートはおもしろかったようだ。
b0037220_23112467.jpg


〇 若緑(11c/d)を探るM代っち
・前回より後退。かなり落ち込んでいたが、パスファインダーをRPして、ごきげんになる。
b0037220_23114894.jpg


きん
by climber-kin | 2007-11-04 23:22 | 有笠山 | Comments(18)