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2014年11月22-23日、二子山、ペトルーシュクァRP

◇ 22日(土)
先々週に初めて、9p目を突破できて、10p目を超えることができたのだが、すぐに凍りついて動けなくなってしまいました。先週も土日の二日目にして、なんとか10p目を超えることができて、実質後2手まで迫ったところで、やはり、前腕が張っていて動けなくなってしまいました。今週は水曜日に平日カードを切ったのでした。そして、今度も10p目を超えて、実質終了と思っていたガバカンテを掴んだのですが、手が冷えていて乾燥し過ぎでツリツリ状態、右手がスッポ抜けて大、大フォールして悔しい思いをしたのでした。そして、今週は暖かい予報でした。チャンス!だけど、こんな時は気負い過ぎて完登できないパターンが多いことに不安を持ちながら、今週末も二子へ向かったのでした。どうせ午前中は冷たいし、3トライしかでないだろう。水曜日も二子へ行っている。いつもより、45分遅めの出発でした。

(1-2) 高く登れ(10b)、MS、再登×2
(3) バイパス(10a)、MS、再登

(4) ペトルーシュクァ(12c)、×
・内出血している膝にはニーパッドを当てた。だが、当てる場所がわかっていたので、登る直前に付けた。しかし、これがよくなかった。
・8-9p間、第1核心でのニーバーでこのニーパッドがずれてきてしまった。オーマイガー!元気のよい一便目。余裕があったのに。
・そうか、ニーパッドをして、少し汗をかいて、滑らないようにしないといけないのか。水曜日の最終便で、ニーバーが決まらなかったのも、このせいか。
・それと、背骨の横の筋が痛めたぐらい凝ってしまって、痛くなってしまった。ダッコちゃんレストと第1核心の最初の右手ガストン取りに背中を使うんだよなぁ。

(5) ペトルーシュクァ(12c)、RP
・先便降りてきてから、汗をかかせるためにニーパッドは外さなかった。エピ缶の上にあおむけに寝て、背中の凝りを少しでも、ほぐそうと次にトライまでの時間を使った。
・岩は温かいと、みな言うが、このルートのRPトライは絶対に指が冷えると思い、焼石を持って行った。
・中盤の体幹使ったレストポイントまでは、いつもと同じ感じだった。今日はツルツル感は少なかった。
・背中を痛みの様子をみながら、ダッコちゃんレストをした。右手保持で左手レストさせると、背中が苦痛だった。あまり長居はできなかった。両指を焼石で温めてから、ゴー!
・8p目クリップは、左肘を伸ばすこと。右手サイドアンダー気味に戻して、座り込んで、左手を一度シェーク。
・第一核心最初の入りの右手ガストンは、腰を壁から離さないように気を付けて、背中を捻ること。がっ、その背中が痛い! よし、右手ガストンしっかり止められた。
・ここから、みなから悪評の渾身のムーブに入る。
・左手デッド気味にちょいガバのコルネ取り、体幹使って左足上げ。体が傾かせてニーバ。そして、右手マッチ。膝に挟まれている左手を少しづつ、ずらして、そっと抜いて、さらに再度腰を入れて左手、コルネ取りへ。
・左手コルネはハンマーヘッド状の良いところが持てた。右足をツルツルしているが、少しだけ、窪んでいるホールドを搔き込みながら、滑るなよ~と念じながら、一気に立ち上がり、9p目クリップホールドのガバへ。取れた!
・9p目クリップ。ここで、レストだ。
・9p目に到着すると、途端にパンプが襲ってくる。ここに到達できたのは4回目だが、2回目と3回目は猛烈なパンプがやってきた。今回は初めて到達できた1回目のように、あまりパンプがやってこなかった。チャンスかも!
・右手ジャム、左手逆手ナックルで左右の前腕を交互に休ませる。長居をすると、今度は体幹がよれだし、いつの間にか指に力が入り出して、知らないうちにパンプしてしまう。
・行けそうな前腕具合を左右で確かめる。そして、念のため、秘密兵器を右手で握ってから最後の核心へ突入した。
・10p目クリップまで、スムーズに入れた。そして、小刻みに足を刻み、手を進める。そう、足で足で!
・先日ツリツリで落とされた、右手カンテは今日はフリクションが少しあった。とは言え、ヨレた体で大きな足上げは不安だった。少しギクシャクしながらも左手カチに届いた。そして、右手ポケットカチホールドへ、大きな動きで終了点カチへ。ロープを引き上げられなくなるぐらいパンプするのではないかと不安があったが、終了点にクリップできる余裕は十分あった。「よっしゃー!」

先シーズン、みじかしいルートをずっとトライしていたので、まずは持久力系のリハビリにと、パートナーさまがトライし始めたこともあり、これから触ってみるかとトライを始めた「ペトルーシュクァ」でした。しかし、このルートは、それほど簡単ではありませんでした。昨シーズン12月、漫然とトライして何も進まず。1月は寒くて何も進まず。そして2月の大雪で中断してしまいました。そして、今シーズンは早くから二子へ入ったのですが、台風続きでコンディションが悪く、別の岩場へ行ってました。そして、11月から突然、コンディションがよくなって、初めて9p目に到達できたのですが、そのままスンナリとRPと言うわけにはいきませんでした。9p目レストはガバですが、一度パンプしてしまった前腕は、完全には戻りません。ヘビーな私にはガバでも楽ではありません。これ登れるのかなぁと、終始不安がありました。結局、9p目到達時にそれほどパンプしていなくて、大レストでも、たいしてレストもしないで突撃! の、いつもの逃げ切り登りになってしまいました(笑)。最後の核心も、ゴキブリのようにスタスタと速登りしていたそうです。まぁ、とにかく、持久系12cは、私にとっては、とても価値のあるルートです。登れてうれしいです。

◇ 23日(日)
土曜日の夜は、下吉田キャンプ場で、アポなし下吉田へ突撃のクリちゃん&ともこさんペアの襲撃に合いました(笑)。隣の部屋には、シュンタロウくん&さっちん&ANDoさん。にぎやかな夜を過ごしました。とは言っても、21時半には就寝でしたけど。さて、任侠へ戻るか?どうするかな。まずは、あれを触ってみようと翌日も二子へ向かったのでした。

(6) バイパス(10a)、MS、再登
(7-8) 高く登れ(10b)、MS+Tr、再登

(9) 振り返るな(13a)、初触り
・アプローチと言われている前半部分に、かなり不安を持って、初触りしました。
・見た目以上にボルトが遠いです。アプローチ部分で力使いまくって、核心セクションへ到達できませんでした。

(10) 振り返るな(13a)、探り便
・核心セクションの一つ前のボルトまでは、テンションまみれで行き着くことができました。
・が、その核心セクション始まりのボルトまで行けませんでした。
・右手クロス気味に取った右手アンダーを、また右肩がグキッとなりそうで、恐くて返せませんでした。

振り返るな(13a)触ってみました。まだ、核心セクションまでたどり着けていません。右手アンダーの返しは、何とか工夫してこなしたいです。そして、次回は核心セクションを探りたいです。

〇 ペトルーシュクァ(12c)をRPする私
・10p目をクリップする私。
・両足挟み。最初はここでレストできると思ったのですが。左手結構いいホールドなのですが、シチュエーション的に力抜けませんでした。
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〇 第2核心突入前に秘密兵器を握る私
・腰にぶら下げているのが秘密兵器です。それを握ってます。
・水曜日にI田さんからもらった、ファンデーション用スポンジを腰にぶら下げています。
・これに水を染みこませています。乾燥してきた指皮、手の平に湿り気を与えると、フリクションが戻ります。
・写真は、HR角さんが撮ってくれました。HR角さんこと、ヒロくんは、難しい「火の鳥(12a)」をRPおめでとうございます。
・あっ、ANDoさんも、誰にも気づかれないように、静かに「振り返るな」RP。おめでとうございます。
・ヤーコ姐ぇも、モダンラブRP。おめでとうございます。さっそく、ペトルーシュカをトライしていました。
・まーさまのクァは、惜しかった。あと3手。次回こそ、RPだ!
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〇 よーこそTウォール(13a)をRPするオーミ
・暑くて、ヌメヌメしてそうなのに、余裕でRPしたオーミ。
・今日も登りながら、しゃべっていました。
・おめでとうございます。
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〇 シーズンたけなわの二子(23日の日曜日)
・日曜日は土曜日にも増して、混雑していました。
・日曜日は、この時期としては異常なぐらい暑過ぎました。もうしばらく、このぐらい暖かさが続くとよいですね。
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〇 ペトルーシュクァ(12c)
・右へ別れるペトルーシュカが12bです。12bにしては難しいと思います。
・左へ別れて、さらに10mぐらい進むのが、ペトルーシュクァ(12c)です。
・ペトルーシュクァの9p目到達で、多分、ペトルーシュカ(12b)と同じぐらいと言っている人が多いですが、私はもう少し難しいような気がします。がっ、私の第1核心ムーブは悪評ですから、だから難しく感じるのかも。笑。
・そして、9p目に到達するとパンプがやってきます。
・この9p目から、戻せる人と戻せない人で運命が別れます。
・いくらガバとは言え、足はあまりよくありません。パンプした前腕をここで完全に戻すのは、かなり難しいと思います。
・だから、みんな最後の核心で落ちてきます。
・結局9p目に、少し余裕を持って到達するのが完登の鍵になると思います。
・あまり登り易くないです。いや、かなり難しいです。このルート。
・あまり登られていないのですが、面白いルートです。もっと、トライされてもよいと思います。
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きん
by Climber-Kin | 2014-11-23 23:41 | 二子山'14-'15 | Comments(16)

2012年11月10日、紅葉の太刀岡山、ウオリャーRP

いつもより、出発時間を20分遅らせて、双葉SAで朝食を取り、いつもより、40分ぐらい遅めの到着。双葉SAのうどんは結構いけます。いつもより遅かったので、太刀岡山の東南面にもろそうな大きな露岩があるのを発見したり。その岩の回りは紅葉が朝日に当たって美しかった。双葉SAで車から出た時、寒いと感じたのだが、太刀岡山駐車場に到着すると、おや、先週より寒くないような。そして、今日は穏やかな一日になるらしい。登山道を南アルプス全山縦走ペースでゆっくりゆっくり上がって行った。あっ、オーバーズボン忘れた! 今日は風もなさそうだし、穏やかな一日ということでなんとかなるだろう。

(1) ハッピーバーボン(9)、再登、ウオリャーオリジナルセクションのヌンチャク掛け
(2) ハッピーバースディ(11a)、再登

(3) ウオリャー(12c)、×
今日はラインが混んでいるというか、今日来ているメンバー全員がカリスマラットラインだ。もう少し遅くてよかったのだけど11時ちょっと前に出す。気温は7.5度ぐらいまで上がっていた。私はもちろん焼石使用したのだが、先週と同じ気温ぐらいなのだが、岩はそれほど冷たくない。さりとて、一発目。ちょっと動きが悪い。なんとかウオリャー5p目に到着。そして、核心は前回修正した通り、右手指が入らないクラック逆向きホールドにひっかけて、左手をクラックエッジへ一旦デッドした後にクラックへ押し込むはずが、押し込めない。3回ほど押し込もうと試みたが、体が下がってきてしまって、そのままフォール。あちゃー!先週と同じだ008.gif

(4) ウオリャー(12c)、RP
13時半過ぎに2便目が回ってきた。何故、左手指が入らないか考えた。あー!上から刺さないと入らないのか。下から繋げていくと、よれている分、体が下がって、横からクラックへ指を入れようとしているから入らないのか。よく効かせるには、上から逆手で刺す感じのはずだ。で、さすがに5p目までも動きがコ慣れてきた。少し余裕も生まれた。5p目クリップして右手を少しだけレスト。そして核心ムーブへ。左手上から刺したら、ジャムがバチキキだった。後はガバだ。6p目クリップして、無事終了点へ到着。だけど、右手力入れ過ぎた。中指の関節を痛めた007.gif

他のルートを見ながら、次のルート触るか迷ったのだが、指に違和感があるので今日はやめておいた。カリスマ三部作?、全部登れました。えっ?太刀岡山心中(12c)があるだろうって?次の太刀岡は何登ろうかな。

〇 今日の太刀岡山・小山ロック
・カリスマラインは、この時期にして9人。しかも、来ている人全員が触っていたり。
・TK中さん、もとい、TK長さんは、核心を超えて太刀岡にやってきたと思ったら、いきなりマスターでスティングレイ(13b)をRP005.gif。その後も貴重なクライミングデイを満喫していました。
・まっすぃーさんはスーパーラット(12c)をRP。そんなに強いのにグレード更新だそうです。
・ヨッシーのカリスマは意外に苦戦中。
・I丸夫妻はマイペースでした。
・まー様のラットはメンタルに迷走中。次回に期待です。
・写真はカムオンの前あたりから撮影。わーきれいだなぁと撮ったのですが、肉眼とは全然違います。写真は難しいです。
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〇 ウオリャー(12c)
・カリスマも登って、スーパーラットも登って、再び太刀岡へやってきた暇人しか触らないでしょう(笑)。
・5p目はカリスマ、ラットとは違う右よりのボルトにクリップするので、カリスマの所謂5p目レストをしないで核心へ突っ込んでいきます。ラットで5p目レストできていた人は難しく感じるかもしれません。
・そして、その5-6p間の核心は、意外に悪いです。右に走るクラックが微妙に狭くて、右を向いているので、何とも持ちづらい上に右手右足の微妙なバランス。
・結構面白かったです。
・あまり触られていないクラックはガビガビで出血間違えなしです。

きん
by Climber-Kin | 2012-11-10 23:29 | 太刀岡山 | Comments(12)

2012年1月21日、二子山、穴のムジナRP

「ありがとう!林道マニア!」

大寒。暦通りの日になってしまった。土曜も日曜も同じような天気予報だった。日曜日の方が気温が上がるようなので当初日曜日に行くつもりでいた。ところが、諸般の事情で急遽土曜日に行くことになってしまった。金曜に積もったであろう林道の積雪が心配だった。ダメならベースキャンプへ行けばいいやといつもより30分遅れで二子へ向かったのだった。ところが、関越は事故渋滞。さらに30分以上遅くなってしまった。途中から下道を使った。皆野有料道路を超えるあたりから雪国だった。こりゃダメだと思いながら、誰か林道に入っていないかなぁ。さすがに今日は誰も来てないだろう。いや、誰々なら来てるかも?と殆どあきらめ気分で雪道を走って行った。そして、その二子の林道には2台ほどの轍が走っていた。おっ! だけど引き返してきたのかもと用心深く林道を上がっていった。轍は二股峠の駐車場を素通りして続いていた。林道マニアさんか。助かった。この雪で轍がなかったら、間違えなく林道に入らなかっただろう。そして、南岸を通過する低気圧による雪の日は、これまでの経験上、気温は終日0度ぐらい。放射冷却がないので岩はそれほど冷たくない。風はなく、湿度が高いので寒く感じないのだ。予感は的中した。まったくその通りだった。

(1) ワーカーホーリック(10b)、再登
悪魔とこのルートぐらいしか、アップに使えるルートはない。

(2) ワーカーホーリック(10b)、再登
他にアップルートもないので、もう一度登った。

(3) 穴のムジナ(12c)、×、第1核心フォール
今日は昼から暖かくなるわけでもなし、アップが終わって一息ついてトライする。あっ、体が軽い。と思ったのもつかの間、第1核心で力を入れなかったのか落ちてしまった。

(4) 穴のムジナ(12c)、RP
1時間後に2トライ目を出す。うっすらと曇り空から太陽の光が見えた。晴れているわけではないが、明るくなった。雪のせいもあるのだろう。雰囲気は悪くない。先便で感じたが、今日は何故か体が軽い。登れちゃったりして。少し邪心がよぎってしまった。焼石をあっちっちに焼いて、靴はいて出発前に十分に指を温めてからスタート。足の感覚がないので、一度左足を抜いて足指の入り方を直して履き直した。第1核心は勢いで左手ガストン取れた。いつもだとこの後の足上げと4p目クリップホールドへの一手で力が入ってしまい疲れるのだが、今日は軽くいけた。第2核心手前で右手と左手を焼石で短時間で温めた。3秒ほどだが、指が熱いと感じるぐらい握りしめた。第2核心もリズミカルにこなせた。第3核心手前のクリップガバホールドへ、これまでになく元気に到着することができた。両指を焼石で温めること5回ぐらいづつ。そして第3核心は先週戻した、ど正対ムーブで。左手クロス、がっつり握れた。右手マッチでこのルートで一番小さいカチホールド。次のピンチ持ちホールドは遠く感じる。せーので左手出す。止まった!だが浅持ちだ008.gif。だけど、もう持ち直せない。右足寄せて左足上げて、そして右足をいつもの滑りそうなでっぱりに載せるが、左手浅持ちなために腰が落ちている。一か八かで右手を出したら、指が引っ掛かった。抜けそうなのを堪えながら、本来のムーブなら、終了点ホールドを左手で掴むのだが、体勢が崩れていて届かない。ホールドをあわてて探した。あった。なんとか体勢を整えて終了点ホールドを掴んで、終了点にクリップした。「ダァー!」雪の二子に思いっきり叫んだ。

(5) 任侠道(12d)、ムーブ探り
前回のムーブ探りで全然わからなくなっていた2-3p間の左足フットホールドを確認した。5pからの核心の入りのムーブを探った。6-7p間のムーブをインチキして次のピンにロープをかけて探った。いや、このルート?遂に、このルートをトライしなければならないのか?

今日は林道入れないだろうなぁと思っていたのですが、林道マニアが入っていてくれてました。ラッキーでした。それでも十分にリスクがあるのですが、そのリスクを冒した甲斐がありました。まさか、こんな日に登れるなんて。「穴のムジナ」は3シーズン前に、丸ワンシーズントライして遂に登れなかったルートです。再びトライしようか散々迷いました。シーズン始まる前に、雨で他の岩場で登れない日に二子へ来て、穴ムジを久々に触ってみました。もしかして、今シーズンは登れるかもと感じて、期待しました。そして、12月クリスマス寒波から二子今シーズンを始め、再度、この穴ムズのトライを開始しました。だけど、簡単には行きませんでした。ムーブは、3シーズン前のムーブから、第1核心と第3核心の2つフットホールドを変えただけでした。一度は前のムーブに戻したのですが先週、再び、今年のムーブに変更しました。今日は、こんな天候で岩も冷たかったのですが、何故か体が軽く、焼石を沢山握る余裕がありました。再挑戦してよかったです。3シーズンで少しだけ強くなった自分を感じることができました。一度挫折したルートを再挑戦し、そして登ることができて、はっきり言って「おいしいよ」を登れた時よりうれしいです。

〇 今日の二子
・去年までは雪が降っていても、みな結構やってきていたのですが、今年は雪が降るとこないのですね。
・晴天続きで、寒いのと乾燥して手がツルツルなこと以外は、すばらしいコンディションが続いていましたが、今回の大雪で今後どうなるか心配ですね。
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〇 穴のムジナ(12c)
・3つの核心があります。3つのムーブしかありません。
・普通のリーチなら、第1核心が一番難しいのですが、私は第3核心が狭っ苦しく。よれて苦手なムーブをこなさなくてはならない第3核心が苦手でした。3シーズン前もついに、この第3核心を超えられなかったのです。
・小さい人は第1核心、リーチのある人は第3核心が鬼門になると思います。
・そこだけリハーサルしても、第1核心は2回に1回は失敗する感じ。第2核心は4回に1回は失敗、第3核心は3回に1回ぐらい失敗する感じです。
・チーウォールボルダーグレードで表現すると、3級、4級、3-4級の核心ムーブといった感じでした。
・ルートとしては、異色でおもしろいルートだと思います。
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〇 ラッセル
・2年前の大雪よりは少ないですが、40cmぐらい積もっているような気がします。
・冬山みたいで、むしろ楽しいです。なんか、冬山やっていたころの感覚が少しして、とても懐かしい感じがしました。
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〇 林道
・帰りは道が広くなっていました003.gif。昼間に林道マニアが5台ぐらいは通ってくれたようです。帰りは心配なく戻れました。
・今晩も下の方はみぞれ、雨でしたが、二子は結構な雪でしょう。林道入れるか、来週も心配です。
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〇 駐車場
・車をUターンさせるのが大変でした。
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〇 ホワイト餃子
・帰りは、成果が出るまで食べるまいと誓ったホワイト餃子へ行ってきました。おいしいです。
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きん
by Climber-Kin | 2012-01-21 23:43 | 二子山'11-'12 | Comments(26)

2011年10月29日、太刀岡山、スーパーラットRP

久々の快晴の土曜日を迎える。10月末の温度ではないものの湿度もまぁまぁ低い予報だ。まだ落葉はしていないだろうけど、今日はフリクションがよいのではないかと期待は高まる。一方で、週末の雨やら用事で中三週間あいてしまっている。しかも、秋に再開してから二日トライしているのだが、5p目までも到達できていない。GWの実質あと一手は幻だったのだろうか。それとも花崗岩通いで力が落ちてしまったのだろうか。そんな期待と不安を持ちながら今週は太刀岡へ向かったのだった。

(1) ハッピーバーボン(?)、再登、ヌンチャク掛け
どこでもスメアできる花崗岩とは違い、決まったホールドに足を乗せる登り。何だか難しく感じた。

(2) ハッピーバースディ(11a)、再登
核心まではだいたい同じ手順で登れるのだが、その上は毎回違うことをしている。

(3) スーパーラット(12c)、×、ワンテン
どうせ、三週間ぶりの一便目は体が動かなくてガチガチだろうと早めにトライする。4p目までいまひとつ力が入ったまま到達する。4-5p間の核心ムーブは前回修正したムーブでギリギリこなせて、5p目に到達する。これも前回修正したレスト?(右足を下げた)を数秒して、最後のセクションへ入る。6p目を何とかクリップしたのだがもう余裕はなかった。右手リップを中継して、「ドリャー!」の「ド」で止まってしまった。それでも久々のトライでいきないいいところまで行けた。が、アップ不足でいきなりフルパワーで前腕張ってしまった。後の便は大丈夫か?

(4) スーパーラット(12c)、×
一便目よい場合は、いつものパターンだとずっこけることが多い二便目。ルート核心のリップ上への一手は「うっ」と声を出そう。今度も何とか5p目クリップガバが止まる。次の右手は相変わらず抜けそうでいやらしい。そして、やはりあまり余裕なく6p目をクリップする。そして、右手遠い遠いリップ上へ「うっ!」と手を出したのだが、円盤状穴エグレホールドはタッチしたが握れず。チキチー!

(5) スーパーラット(12c)、RP
二便惜しいトライをしてしまった。前腕に疲労が残っている。2時に出せば、日没あたりに、もう一便だぜる。早めに3便目をだすか? 今日はあと1便に絞ろうかとかなり迷った。考えた末、あと一便に絞ってトライすることにした。今日のカリスマラインのトライは身内+1だけだったので遠慮なく自分の時間に出させてもらえる。下部でチョンボしたら、もうワントライできる3時に3便目を出した。ムーブ核心の4-5p間は今度は右手二つ穴ホールドの右穴取ってから、左手痛い穴ホールドに寄せて、重心をしっかりインポジションに入れられた。右手持ち直すことができた。左手を中継穴ホールドへ出す。飛ばして5p目クリップホールドを左手取り、右手ガストンして左手一手進めてから、右手を5p目クリップホールドへ挿す。右足を前回修正した下側のホールドへ下して、そのまま7秒レスト。すぐに出発したかったのだが我慢した。そして最後のセクションへスタートする。6p目クリップする時、少し余裕があった。左手をシェークできた。左手をサイド引きでしっかり4本指を掛けることができた。右足上げて、左足上げて、右手リップ悪い部分で中継。左足を上げてバックステップで「うっ!」右手届いた! が、右手はヌメっていてしっかりホールド持てていなかった。そのまま落ちていく自分の姿が一瞬頭をよぎったが、3度ほど持ち直して、何とか保持できた。左手はリップ上の方の所定の水平ホールドへ出すことができた。落ち着いて右手ガバ穴へ送り、左足を踏み替えて、左手シェーク。左手水平ホールド握ってから右足上げて、右手クラックのガバを取り、左足をリップに上げて、終了点の大穴を取ることができた。「よっしゃー!」

当初カリスマからトライを始めたのですが、なかなか5p目までも到達することができませんでした。途中からスーパーラットへ目標を替えてトライしてきました。まずの目標をスーパーラットへ変えてから、すぐにいい感じになり、春のGWには実質あと一手のところまで迫ることができたのですが、その後、気温の上昇とともに到達高度は下がる一方でした。小川山での課題を早めに登ることができたので、また10月からスーパーラットに戻ってきたのですが、5月と6月に感じた、あの、穴ホールドから手がヌメーとでてきてしまう感じのままでした。落葉するまでダメかなぁと思いながら今日も太刀岡へやってきたのでした。まだまだ、吸い付くようなホールド感ではなかったのですが、なんとかRPできました。結局コンディションだったのかもしれません。とりあえず、ほっと一息。だけど、これからが本当のスタートです。続けて、もちろん、カリスマRP目指して。がんばります。

〇今日の太刀岡山
・ダンナは瑞牆でリーチ。妻は太刀岡でリーチ。天気がよいのは土曜日のみ。夫婦決別の危機を救いました(笑)。
・H山さんに、コグマ氏。長野からkの嬢が来ていました。
・写真は、旦那に太刀岡にデポされて、スーパーラットをトライするM子様。
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〇カムオン(11d)を二撃するH山さん
・仕事でお疲れ気味のようですが、難しそうなこのルートを二便できっちり決めて、秋の晴天を楽しんでおられました。
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〇 スーパーラット(12c)をRPする私
・ムーブ核心は4-5p間の右トラバースですが、最後のリップ越えがルート核心になります。
・写真 by H山さん。
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きん
by Climber-Kin | 2011-10-30 23:25 | 太刀岡山 | Comments(12)

2011年9月23-25日、小川山、シルクロードRP

「魔法の日」

三日とも秋晴れの大陸の高気圧に覆われ、絶好のクライミング日和となるはずだった。木曜の夜入りしようかとも思ったが、廻り目平は金曜の朝はかなり冷え込む予報だった。ひるんで、金曜の朝に少しだけ早めの出発にした。出発すると同時に雨だった。笹子トンネルを超えると…、やっぱり雨だった。金曜日は午前中雨。お昼ちょっと前あたりから雨が上がった。金曜日はクライミングをあきらめた人も多かったようだ。土曜日は雲一つない青空。朝は3.5度まで下がった。日曜日は知らないうちに悪い予報に変わっていたようで、昼過ぎからポツポツ。その後はガスにすっぽり覆われてしまった。

◇9/23(金)
廻り目平に到着すると、雨だった。林道が台風の雨に激しく掘られていた。雨が小降りになった隙にタープとテントを張った。手がかじかんでしまうような寒さだった。まだマラ岩は真っ黒だった。大陸の高気圧はやってきたが、冷たい空気も急に持ってきてしまったので、大気不安定となってしまった。だけど、午後からは雨が止むはずだ。今日のうちにヌンチャク掛けだけでもしたいなあ。先週はヌンチャクがかかった状態で、陽のあたる前にトライできて感じがよかった。まだまだ登れそうにもなかったが我慢できなくなって、お昼少し前にマラ岩へ向かいだしたのだった。そしてシルクロードは?下部は濡れていたが、上部は大丈夫そうな感じだった。

〇シルクロード(12b/c)、ヌンチャク掛け
先にヌンチャク掛けをすませる。M代っちも開拓王のヌンチャク掛けを済ませた。

(1) 屋根の上のタジヤン(9)、再登
出だしが濡れているだけで、2p目から上は最高のフリクションだった。こんなに簡単にこのルートを登れたのは初めてだった。花崗岩特有の雨あがりの最高のフリクションだった。

(2) シルクロード(12b/c)、RP
出だしはまだ濡れている。急な温度変化に体がついていかなくて、手がとても冷たい。だけど、今日二便出すなら、そろそろ出さないと。あーまだやりたくないなぁと思いながらも気持ちの整理をつけて、14:30にトライ便をだした。湿気っぽい出だしだったが、意識的に息をしたのがよかったのか、とても楽にリズムよく抜けられた。2p目からはフリクションがよい。3p目クリップして、ガバアンダーで大レスト。さすがにアンダーはまだ湿気っぽかった。3-4p間の誰もが嫌な小核心は左手が嘘のように吸い付く。楽にこなせた。その後の小さなレストポイントは最近気づいたのだが、右手を大目に休ませるとよい。4p目をクリップしてから、ちょっと遠い左手を取って、腰を中に入れてシェーク。持ち替えてから右手右足で少し強引な左手出し。一手づつ、丁寧にシェークしながら、少しづつ進む。5p目クリップ。疲れていない!三つのホールドを使ったレストも早々に切り上げ、6p目クリップへ。そして縦の核心ムーブは、これまでにないフリクションで落ち着いて、一手づつ一足づつ丁寧にこなせる。遠い右手取りは落ちる気がしなかった。そして、先週動けなかった遠い右手ホールドはフリクションがあった。左手7p目クリップホールドまでは取れるかも?左足フットホールドを見失ったが、落ち着いて探せた。左足スメアでグイグイっと体を上げて、左手デッド!縦の核心抜けられた!いつもなら、ここで心の準備ができていなくて慌てるところなのだが、今回は何故か落ち着いていた。右足薄いエッジは少し踏み外していたが、なんとか左足を縦の核心の遠い右手ホールドに上げられた。先週思いついたレスト方法。右手を手のひらでプッシュでレスト。息を整えることができた。横トラバース開始だ。これも前々回修正した左手クラックに刺してからの倒れ込み。力をあまり使わずに成功した。体勢を整えて、右足上げて、長ヌン連結の8p目にクリップ。これも前回に修正した。少しスローピーな右手をずらして左手マッチから、足を送って右手ガストンは少し危なかった。左足ハイステップで左手シェークできた。さらにマッチで持ち替えて、今度は右手もシェークできた。遠い右手ガバカチへ手を伸ばす。まだ余力があった。落ち着いて、左手ガストンから右手カンテへ。ここでも思っていたよりレストすることができた。後は落ち着いて、スメアでカンテにしっかり立つ。これも前回しっかり覚えきったテラスへの着地。やったー。登れちゃったー!何だかちぐはぐだった歯車が、いきなり同時に全てがそろったような会心の一本でした。夏の間も頑張り続けてよかった。

奇跡のようなフリクションでした。魔法の日でした。まさかこんな日の一便目で登れるとは。縦の核心を抜けられて、そのまま右トラバースまでこなせるとは。出来過ぎた一本でした。ゴールデンウィークに3日かけて、ようやくトップアウトができ。7月から暑くてヌメヌメで全く可能性を感じないままながら、地道に触りつづけました。ヌンチャクかけたら、雨ですぐに回収という日が何度あったでしょう、お盆明けからも天気が悪く、右トラバースの練習が全然できていませんでした。みなから、秋になったらすぐに登れるよと言われていたのですが、本人はそれを全然信じていませんでした。先週、縦の核心の遠い右手が二度連続して止まり、さーこれから持久力セクションだ。これからが本番だと思っていたのです。登れてしまって本人が一番驚いています。

〇シルクロード
・この日、マラ岩に我々の他にはたいちくんとT田ママしか来ていませんでした。
・M代っちも、苦労していた開拓王。ヌンチャク掛けでハング部分のムーブを修正し、次の便は一発で修正ムーブをこなし、魔法のフリクションでスラブ帯もそのまま登ってRP。おめでとう。このルートは苦労したね。
・たいちくんも、ガンコおやじ(11c/d)のどスラブをガンコなラインでみごとにRP。
・T田ママも楽しそうにロッキーロードを再登していました。
・まさに、「魔法の日」でした。
・写真は、シルクロードと上部ロッキーロードを再登するT田ママ。
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◇ 9/24(土)
少し飲みすぎました。朝はずいぶん冷え込みました。先週までは暑い、ヌメるヌメると言っていたのに、今週からいきなり真冬です。来週からどうするか考えどころですが、今日はとりあえず、ロッキーロードを触りにマラ岩へ向かいました。

(3) レギュラー(10c)、×
岩が冷たい。寒さで体が全然動きません。指もかじかんで二か所でテンション。

(4) ロッキーロード(12a)、ムーブ探り
1p目までは、シルクロードのヌンチャク掛けにいつも掛けていたので大丈夫なのですが、その先から、どテンションでムーブ探りは左手ガストンへの飛ばしや、クロスやらいろいろ試したのですが、やっぱり左手ガストンへの飛ばしなのかなぁ。左手ガストン取った後が動けず。

(5) ロッキーロード(12a)、ムーブ探り
うーん。左手ガストンで取ってから右足上げて、右手薄いアンダー取ってから左足を送るのか。なんとかムーブはこなせたのだが、難しいなぁ。出だしは、とりあえずのムーブはこなせたので上へ行ってみることにした。クラックのレイバックセクションはカム赤#1がなんだか決まらない。いまひとつ信用がおけないがこれ以上いると前腕が張ってしまう。一つ足を上げて、長ヌンにクリップできて、ほっとする。カムは5cm下に入れるんだった。おー恐。そして、クラックからダイクへ入るところは怖くて、ヌンチャクの高さから一歩も足を上げられなかった。

(6) レギュラー(10C)、再登
下からシルクロードを次から次へとクライマーが上がってくる。エクセレントをトライしていた方がヌンチャク回収するかなと思ったら、最後に回収便を出されるとのこと。ロッキー部分はヌンチャク掛け替えるならやってほしいとのことだった。一方、H岡さんは明日もエクセレントをトライするので自分のヌンチャクを掛けたいとのこと。私は先便で怖くて何もできなかったダイクへ出る部分をトップロープで試してみたい。それを一発でやる方法と思い、レギュラーを登り、レギュラーのヌンチャクを回収して、ロープをロッキー側へ回して、H岡さんのヌンチャクを持って、トップロープでロッキーをトライしようという作戦に出た。ところが、レギュラー側からロッキー側へなかなかロープが回らず、そのうちにロープを何度も回してしまったようで、トップロープ状態にはなったのだが、ロープがやたら重い状態で何だか不安を持ちながらのスタート。なかなかロープを引いてもらえない。恐い恐いと思いながら、何とかこの便の全ての目的は達成できた。疲れた。

ロッキーロードは難しいです。と言うか、ムーブがとてもいやらしいです。だけど、岩の弱点をついた奇跡のラインです。エクセレントパワー(13a)は、12b/cと12aを繋いで13aで、グレードの足し算だけだと、なんとなく簡単そうな13aに見えるのかも知れませんが、実は全然ちがいます。難しいシルクロード(12b/c)の核心と、これまたいやらしくて難しいロッキーロード(12a)の核心を続けて繋がなければならないのです。しかも、あの長さ。最後はロープの重さとの戦いになるでしょう。とても難しく、精神力が必要なルートです。だけど、すばらしいラインとすばらしいラインを繋いだ、エクセレントなラインです。いつか登りたいです。頑張ります。

〇ロッキーロード(12a)
・まさに花崗岩を代表するようなルートです。
・出だし核心で、力入れ過ぎて、久々に深爪してしまいました007.gif
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〇シルクロードをトライするヨネヒコさん
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◇ 9/25(日)
最終日はどこへ行くか散々迷いました。結局、砦岩前衛壁へ向かったのですが、降りだして5峰へ向かったり。やっぱり、砦岩前衛壁へ向かうことに。朝は前日と同様に冷え込みました。午前中は日が照りだして、これは暖かくなるかもと思っていたら、昼からどんどん雲が上がってきて、ポツポツ雨が降るような天気になってしまいました。

(1) お手伝いします(10a)、再登
うーん。何度登っても登りずらい。

(2) 森林エスカレーター(10c)、×
3日目、疲れているのだが、このルート、今年は登っておきたいとトライしたのだが、また、中段のマントルでやれた。マントルじゃなくて、チクタクで持ち替えて、左手カンテに出せばいいんじゃん。その上も怖ぇ。

(3) 修行僧(12b)、ムーブ探り
湿気っぽかったが、前回触ったヌメヌメの修業僧よりは、かなりよかった。最初の核心手前まで、なんとか一発で行けたが、最初の核心部分のホールドは全然思い出せなかった。そして、前回一度しか止まらなかった。右手デッドは一発目のリハーサルで止まった。ダイク取りもできた。そして本当の核心は、なんだかよくわからないけど、なんとかできたのだが。

(4) 修行僧(12b)、敗退
最初の核心右手デッドは全然止まる気配なし。雨がポツポツ降ってきて、ガスが出てきては、単に左手スローパーが持てなく?なっただけ?

(5) 修行僧(12b)、ムーブ探り
ミニチョンボ棒を持って探り便。もう体がヨレヨレだ。ミウラーベルクロで触ってみた。最初の核心は止まりそうだったけど。左足が邪魔して、右へ行けない。何か違うかも。その上はさっきと違うムーブだけど、何とかなりそうな感触。このルート難しいけど、なんだかおもしろい。

三日目で、ちょっと疲れていましたが、修行僧のムーブ探りがんばってみました。ロッキーで深爪した右手が辛かったですが、なんだか楽しめました。寒くて、あまり暖かい着るもの持っていかなかったせいもあり、寒くて一日ブルブルしていました。修行僧は基本的なことをやらせられるスタンダードな花崗岩の12bだと思います。また触りに来たいです。

〇修行僧フォールのコータローの兄弟
・tsukaさんは、2便目で修業僧(12b)をみごとにRP。
・コータローの兄弟は、核心最初の右手デッドが止まらず、ワンテン天国へ。
・写真は、まさに、右手止まらずフォールしてくる兄弟。
・何故か、今日の砦岩前衛壁には6パーティも来ていた。たいちくんは、ビッタ第2登?おしかった。
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きん
by Climber-Kin | 2011-09-25 23:12 | 小川山2011~2012 | Comments(22)

2011年2月1日、二子山、おいしいよRP

何故かピンチが止まらない。悩み、そして対策を考えて考えてトライを重ねた。ようやく、年末あたりから、不安定ながらも週末に1回ぐらいづつ核心ピンチが止まりだした。左ピンチが止まれば6p目クリップまでは、ほぼ行けるようになったのだが、なかなかバケツホールまでは到達できなかった。グーレストを取り入れて、ついに、そのバケツホールドへも2回到達できた。だが、岩の冷たさとパンプで8p目には到達できなかった。その後冬型の寒い週末が続いた。今週こそは今週こそは期待を膨らまし、一方でまたダメかもという不安を抱きながら長い平日を過ごしては週末を迎えていた。そんな1月もあっと言う間に過ぎてしまった。今冬一番らしかった強い寒気は去ってくれた。今日は暖かくなってくれるとよいのだがと思いながら、いつもより2時間遅れで二子へ出発した。平日ということもあって、時間短縮に久々に関越道を使った。いつもの時間じゃない小鹿野町はいろんな発見があって楽しかった。弓状に到着すると、朝の冷え込みはまだまだ厳しかったのだが、お昼近くから急激に気温が緩み、1時ごろには8度まで上がってくれた。風も弱い絶好のコンディションだった。

(1) ワーカーホーリック(10b)、再登
(2) 高く登れ(10b)、再登

(3) おいしいよ(12c)、慣らし便
今日は遅めスタート、いつものバイパスは登らずに慣らし便を11時に出した。ちょっと思いついていた、左足いきなりバックステップでの拝みホールド左手保持をリハーサルしてみたが、正対で取る方が右手の負荷は軽そうだ。やはり、ムーブ変更はなしだ。

(4) おいしいよ(12c)、RP
1時間ほど横になった。日差しがまぶしい。目をつぶって、仰向いて寝転がっていると、瞼が明るい。あまりに気持ちがよくて恍惚としてしまった。今日は気温が高くなりそうだ。岩が温まり過ぎる前に1便だそうと我に返りトライの準備を始める。今日は余分な一日だから、登れなくたっていいさ。いつもは「行きます!」とスタートするのだが、今日は「楽しむぞ!」と声を出したスタートした。左手一手目は、内側が凍っていたので、その左上のホールドからスタートとする。2p目クリップして、いつものごとく、左手をどれぐらい焼石握るか迷う。2-3p間はいつもの通りリズムよく順調にこなして、指の入らないスリットホールドは少し立ち上がってから差し込むと少し入りやすい。3-4p間の嫌な4p目クリップの左手穴取りも無難にこなす。4p目クリップして、右手を焼石で温める。ポンポンと5p目クリップホールドは、いつものごとく、あまり長居をしたくない。指が入らない左手ポケットホールドは右手を1回シェーク。ガバカチ羽ホールド取って、拝みホールドを思い切って取りに行った。しっかり保持できた! 右足流して右手マッチは慎重に決めて、右足カウンターを戻しながら、両手ひきつけて右足は張って、左手ピンチへ。止まった。浅握りだが、もう浅握りが普通だ。動じないで冷静に、右足置いて、右手水平ホールド、左足右足と上げて、6p目穴ホールド位置確認して、顔を左に向けてエイヤーと取る。本気トライ1便目だからだろう、少し余裕がある。落ち着いて足を上げて、6p目クリップしてグーレスト。余裕があると、グーレストも、いつもより長い時間我慢できた。もやもやっとした左手をシェーク&焼石して、ゴー。左手ガバカチを取り、足を決めて、バケツホールド一手前の右手ポチホールドは少し上にはずしてしまったが、冷静に持ち直す。右足上げて左手をバケツホールドサイドへ。このムーブはとても長い時間に感じる。取れた!一手づつシェークして7p目クリップガバは、いつもの通り、うっとなる。前回8p目手前で落とされた時に修正したムーブで8p目を目指す。右手8p目クリップ手前は掴んだ。だが指が開きそうだ。だけど、今日は手の感覚がある。抜ける!抜ける!抜けそうだ!頭が朦朧としながら、左手は溝に届いた。落ち着け!落ち着け!まずは、右手を少し回復させる。そして、8p目をクリップ。後3手で9p目レストポイントだ。3手分の力がありそうなことを確認してすぐにスタートする。左トラバースから9p目大穴へ左手を突っ込む。右手がパンパンだ。鉛のように重い右手で9p目をクリップ。右手を大穴に突っ込み。左手の回復を待つ。終了点までいけそうな感覚を待って、終了点へ向かう。念のため、かけておいたヌンチャクではなくて、終了点のカラビナにロープをかけることができた。「おー!おー!おー!」叫びまくった。

(5) 任侠道(12d)、初触り、A0、流れヌンチャク経由、トップアウト
登り放題なので、触ってみました。ヌンチャク掴みまくり、リングボルトをフットホールドにしてヌンチャク握ったり、もちろん流れのヌンチャク使って、あらゆる知恵を使ってトップアウト。恐ぇー。核心は甲府幕岩か?うーん。まだ、1便じゃ。よくわかりませんが、これも、いいルートかも。あたりまえか。

ついに登れました。長かった。初触りは、2007年11月21日。そのシーズンはSVPをRPした後、1ヶ月ほどトライしましたが、2テンで終わりました。翌年08-09年は考えて考えて、穴ムジをトライしましたが、穴ムジは結局登れず、合間においしいよを少しづつ触って、ワンテンになりました。翌09-10年はシーズン始めから、おいしいよをトライしました。左手ピンチが初めて止まったのが、2010年1月26日です。そのまま登れるかもと思っていたら、コンディションに悩まされ、核心ムーブの不安定さとあいまって、昨シーズンはついに登れませんでした。今シーズンに入ってからも、核心ムーブの不安定さが続き、何が問題なのか悩み続けました。その謎がとけて、ようやく気持ちがすっきりしたところ、ついに今日登ることができました。長かったです。苦しかったです。だけど、気持ちを切らさず、継続してトライして、ついに、この日を迎えることができました。本当にうれしいです。岩場でブログで、沢山の方に長い間、応援して頂き本当にありがとうございました。また、次の目標を見つけて、がんばりたいと思います。

〇 おいしいよ(12c)
・何度トライしても、いいルートでした。
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きん
by climber-kin | 2011-02-01 23:18 | 二子山'10-'11 | Comments(56)

2008年10月11日、カサメリ沢、NDDをRP

10/11、カサメリ沢

「ナイト・ディジィ・ダンス(12b)をついに登れました!」

土曜日は前線が通過するため、午前中弱雨か曇りの予報。いずれにしろ、前日降っているから、土曜日はヌンチャク掛けと最後の最後の手順のムーブ改良。土曜日はセーブして、日曜日が勝負かなと思っていた。ただ、日曜日は冬型になり、また、岩が冷たくてダメかもしれないとも心配していた。今シーズン最後のチャンスになるかもしれないと思いながらも、そんな不安を持ちながら、カサメリ沢へ向かったのだった。コロッセオで、今シーズン一番早くから通い続けた箸も氏と合流する。今日のコロッセオは3人でとても静かだっだ。ところが、予想外に、昼から急速に天気が回復し青空が出てきて、湿度も下がってきてくれた。しかも、岩は冷たくない。神様は私に最後のチャンスを与えてくれたようだった。

(1) トータルリコール(10b)、再登アップ
黒い雲が流れてきては、かすめていった。降ってもおかしくないなぁ。空は雲に覆れている。だけど、今日は岩が冷たくない。

(2) ナイト・ディジィ・ダンス(12b)、ヌン掛け、ムーブ修正
先週、先々週とアンダーフレーク2回止った。しかし、その後の左手終了点テラスリップ右端ガバへの強引な一手で2度とも落されている。最後の詰めのムーブをもう一度確認する。アンダーフレーク刺してから、ステップして、左足掻き込んで、上部例の穴ホールドへ。あっ届くぞー。そこから、右足上げて、右手を一度、アンダーフレーク送るムーブに変えることにする。いろいろなバリエーションを確かめるが、これが一番いいと納得する。最後の鍵を見つけたのかもしれない。

(3) ナイト・ディジィ・ダンス(12b)、×
11時半に、本気1本目をだす。ちょっと、動きが固かった。それと、午前中雨は降らなかったのだが、やはり湿度が高い。6p目クリップしてから、最後の核心セクション。アンダーフレークに指がかかったが、止らなかった。フォール。

(4) ナイト・ディジィ・ダンス(12b)、RP
青空が見え出した。向かいの尾根は紅葉しかけた木々に太陽があたりまぶしい。明日は岩が冷たいだろうなぁ。今日これで3便だしてしまうし、これで登れなかったら、今シーズン終わりかなぁと思う。登る前に3人でちょっとおしゃべり。緊張が少し解けたかもしれない。もう飽きるほどやってきた登る前のムーブの反芻。シューズの紐を締めて、取付きへ。1p目クリップして、靴の裏の泥を落とすいつもの作業。とても静かだ。何箇所かのポイントだけ、もう一度反芻する。最初の左トラバース。固い動きのまま、通過する。少し力をつかってしまった。5p目クリップして、アンダーガバでのレスト。あいかわらず、平行線のままだが、息は整えることができる。中段右トラバースも相変わらず力がいる。6p目クリップして、いざ、後半の核心へ。気をつけることは腰を入れることだけ。左手おにぎりホールドへ止った。腰をひねりながら、しっかり右足に乗った状態で、右手ダンゴ2個ホールドを中継。さらに右足乗り込んで、右手スプーン穴中継。左足を所定のチビエッジまで上げて、目標のアンダーフレーク見定めて、デッド。今度は止った!第一関節を曲げこんで指をねじ込む。左足チビエッジで、右足を三角形マッチホールドへ慎重にのせる。ここも何度か足を空振りしたところだ。次に、左足を掻きこんで、今日変更した左手穴ホールドを取る。よし届いた。右足を上げて、右手アンダーフレークを一手送る。よし! 右足をダンゴ2個ホールドへ戻して、左足をおにぎりホールドにかけて、左手を終了点テラスリップへ。うー、指先がしびれる。だが、これで元々の手順に戻る。慎重に足を踏み換え。右手をテラス上にあるガバへ。左足を最後のフットホールドへのせて、「ダーーーー!」渾身の力をこめて終了点のガバフレークへ。そして、終了点テラスに立った。「うぉーーーーー」。カサメリ沢中に響きわたるぐらい大きな雄叫びを上げた。

NDDは昨年6月に初見トライした際にトップアウトできてしまったのがよかったのか悪かったのか。通えば登れるのではないかと錯覚してしまいました。それは早すぎた出会いでした。結局、昨シーズンは下部のスローパートラバースは固めることができて、1テンを1回だけできたことにはできたのですが、とても下から繋げられるムーブまで詰めることはできずにシーズンを終えました。そして今シーズンも全く可能性を感じることなく始まったのですが、お盆前に最後のアンダーフレーク取りで、一つのきっかけを見つけることができました。お盆明けから、そのムーブ修正がきっかけになり、一つづつ鍵が解けていきました。そして、先々週はついにアンダーフレークを止めることができたのでした。だけど、すんなりとは登らせてくれませんでした。最後の最後のセクションにもう一つ鍵が必要でした。NDD、それは一つづつ、ムーブの鍵を解いていくようなルートでした。そして、この日、ついに最後の鍵を見つけて、RPすることができました。長かった。NDDは、場所、ベーストシーズンの短さ。しびれるようなムーブの難しさ。誰にとっても簡単には登らせてくれないルートだと思います。だけど、私はこのルートに出会って、本当によかった。そして、がんばれば登れる。それを実践できて、とても充実しました。また、こんな熱いルートに出会いたいです。

〇 NDDをRPする私
・アンダーフレークが止るところ。
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〇 神の手をトライする箸も氏
・この日の最後のトライは本当に止ったとおもったのだが。
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きん
by climber-kin | 2008-10-12 23:44 | カサメリ沢・不動沢 | Comments(38)