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2017年6月10日、とても寒かった小川山(2)、磁力RP

「エピソード2」

 週の半ばに関東も梅雨入りしてしまいました。まさに梅雨のような空模様になってしまいました。それでも、週末は雨が降らいないような予報でした。しかし、朝のラジオの天気予報を聞くと、冷たい空気が上空に流れ込み、大気不安定で午後からところにより雨との予報が流れていました。今日は午前中だけの勝負になるかも…
 結局、終日風が強く、午後から、たまにポツポツと降ったりやんだり、結果的には寒いのを我慢すれば、岩は冷いけれど、この時期としては、めずらしく良いフリクションでした。だけど、風で体温を持っていかれました。寒かったです。そして手が冷たいこと。最後の便は焼石で手を温めてからスタートしました。

(1) ままこスラブの左(10a)、再登
・2-3p間が登り辛い。登った後、反対側の磁力の終了点へ行き、ヌンチャクを掛けた。
(2) 磁力(12d)、アップ兼ムーブ確認
・いきなりトライしても寒くて体は動かないだろう。ムーブ確認とクリップ体勢の確認をしながら、一応全ムーブのリハーサルをして終了点まで抜けた。
(3) 磁力(12d)、×
・2p目クリップで左手横引きだとバランスが悪くて右手離せない。下引きにしたら、何とかクリップできたのだが、随分力を吸い取られた。
・デッドデッドデッドとムーブを繋いで、長テープで延長した3p目クリップは何とか成功!
・2個目の弁当箱ホールド取りは?はずれた。あー!よれていた。2p目クリップで余力を吸い取られ過ぎた。
(4) 磁力(12d)、×、2p目クリップムーブ再探り
・天気が怪しくなってきた。空は真っ暗で強い風が吹いている。これで決めないとまずいなぁ。
・しかし、2p目クリップができなかった。落ちた。グランドフォールはしなかったが、思いっきり、壁に足が着いた。
・まずいなぁ。1トライ目はできたのに、少し指皮なくなったらできなくなってしまった。探りモードになってしまった。
・ふと最初の日に思いついた左足ニーバ―は? ニーバ―すると、体を落とさないと効かないのと腰が下がってしまって、次のホールドは取りに行けないのでNGにしたのだが、クリップならできるかも?あっ!できた。
(5) 磁力(12d)、×、弁当箱ホールド取りでまたしても落ちる
・今度は、2p目クリップは成功して、長テープで延長した3p目クリップも成功して、1トライ目に落とされた2個目の弁当箱取りは?またしてもやられた!
・あー、右足にしっかり乗り込み、左足スメアで固めて固めて、手だけだしのイメージか。なるほど。
(6) 磁力(12d)、RP
・これでクリップ含めて、ムーブは固まった。あとは、ヨレが勝つか?慣れが勝つか?
・そして、2個目の弁当箱ホールドを取ってからも、もう1回キワドいデッドと遠いデッドがあって、よれて、終了点クリップも危なかったのですが、セーフ! 登れちゃいました。

 梅雨入りして、今日登れなかったら、秋にシフトだったでしょう。先々週、先週、今週のここ3週間は、6月にしては、小川山は非常に低温で岩のフリクションがよくてラッキーでした。ここ3年ほどは、5月から真夏並みに暑くなってしまって、シーズン終了的な感じでしたが、今年はちょっと天候が違うようです。持久力勝負の暗~い二子から解放されて、ムーブ解析にムーブ組立、ムーブ勝負の2ヶ月でした。一手もレストできない、誰にも平等なルート。持久力関係ないクライミングって、幸せ~!

〇 磁力(12d)
・ムーブ作りに加え、2p目のクリップと3p目のクリップ方法を自分なりに見つけ出さないといけないです。3p目クリップ失敗するとじゃなくて、3p目クリップ当たりのムーブは全てきわどくて、落ちる可能性が高くて、しかも、そこでフォールするとグランドフォール、間違えないです。過去に何人もグランドフォールしているようです。あのトキオちゃんも骨折したとか。
・私はボルダーマットを引きました。先が尖った危険な岩がゴロゴロしてます。後ろの白樺からロープを引いて、フォール時にビレイヤーが引っ張られて浮かばないように、アンカーを取ってもらいました。
・このルートは、どんどんホールドが欠けていきます。逆層ですから、仕方ありません。
・花崗岩逆層ルート、ある意味、花崗岩のエッセンスがつまっているようなルートです。
・テク二カルな「力The大岩」と比べて、フィジカル色が強いです。手数が多くてルートらしい「力The」に比べると手数が少なくて短く感じます。
・写真は、磁力(12d)のムーブ探りをするこーたろーさんチームと一緒に来ていたO澤さんです。こーたろーさんは「めおと」トライ。あやちゃんはマミトライ。
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〇 じゃんがら(11b)
・パートナーさまのルートは、フットホールドが2回欠けて、延長になってしまいましたが、本日RPでした。よかった!よかった!
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きん

by Climber-Kin | 2017-06-10 22:50 | 小川山2017 | Comments(8)

2014年5月10日、小川山、一張羅RP

GWが終わってからの多忙な3日間を挟んで、再び小川山へ向かった。今日は暖かくなるはずだったが、風が強くて寒かった。小川山、特に砦岩前衛壁は風が通り、日陰になる午後からは、めちゃくちゃ寒かった。温度計は6度をさしていた。だが、その陽が陰ってから再度フリクションがよくなり、チャンスがやってきたのだった。GW空けの最初の週末は、高速も空いていて、岩場も空いていて、自分たちだけのとても静かなクライミングが続いています。こんなマイペースのクライミングはいいですねぇ。

(1) お手伝いします(10b)、MS、再登
・乾燥した風が吹いていて、寒いせいで、手がカサカサに乾燥している。岩がツルッツルッ。
・うーん、今日はこのツルツルに悩まされるかも。

(2) 一張羅(12d)、ヌンチャク掛け
・ムーブの確認とマーキングをしながら降りた。
・わずか、中3日なのにイメージより難しく思えたのは、手がツルツルのせいだろうか?

(3) 一張羅(12d)、×、ワンテン
・一発で決まったら、いいなぁとかなり甘い考えで取りつく。
・やっぱり、指がツルツルで、めちゃくちゃ難しく感じた。
・出だしがアドリブになってしまって、力入り過ぎた。動きとバランスもきわどかった。それでも、4p目まで到達できて、もしかしたら、このままいけるかも?
・だが、二つ目の核心ムーブを起こしている最中に、右手がスッポ抜けて落ちてしまった。右手は冷たいは、左手はツルツルだわ。こまったものだ。
・左面は陽が当たっていて、岩が温かいのだが、妙に滑る。右面は日陰でめちゃくちゃ指が冷たかった。
・初めてリードするので、上まで抜けることにした。ヨレヨレしながら、何とか、そのままトップアウトできた。

(4-5) 一張羅(12d)、RP
・昼ご飯を食べるころには、日陰になった。この岩場は南東を向いているので午後から日が陰ってしまうのだ。
・急に寒くなった。焼石を出した。
・離陸したところで、いきなり落ちてしまった。フットホールドが欠けたようだ。
・ちょっと動揺したが、リップ持った感触はフリクションがよかった。気を取り直して再スタートした。
・先々便で確認した出だしの手順とは、またまた違った手順になってしまった。なかなか、左手穴が見つからなかった。
・2p目クリップして、レストできる。だが長居しすぎると、今度は足先がよれてしまう。花崗岩チック。
・一段上がると3p目をクリップできる。ここからが核心セクションの始まりだ。
・左手カンテの多少かかる場所を持って、右手は右面のちょっと右よりのチビホールドへ。左足右足と上げて、右手をカンテ向こう側の立ち上がれば、アンダー方向に少し効くところへ。まだ足が低いので全然効かないのだが、それを我慢しながら、体勢を整えて、右手をダイク状のチビホールド持って、無理やり、右足左足とかなり高い場所に上げて、右手デッドで右面のチビカチを取る。左足ヒールしてバランスを取って、そーと、4p目をクリップする。
・ここからが二つ目の核心。右手チビカチで、左手カンテをたたきながら、振られて落とされないように体を上げて行って、左手唯一持てる場所へ送る。ここから、微妙な花崗岩ステップで振り体勢へ持ち込み、右手遠いチビカチへデッド!止まった!左足をカンテにヒールでさらに2手伸ばして、ステップして、右手は見えないチビ穴ガバへ。あれっ、穴がない!探りあてるのに時間がかかり、かなり焦った。右手チビ穴ガバで、5p目をクリップは後は落ち着いていけば、よいのだが。
・5p目から左面へトラバース。前腕が張ってしまった。しかも、冷たい。必死な思いで、焼き石握りながら、前腕の回復をまったのだが、足指がよれてきてしまった。
・辛い足指に耐えながら、ヨレヨレで、終了点まで到達できた。よかったー。
・核心セクションはいつ落ちてもおかしくなかったし、4-5p間は落ちそうなところを何とかこらえて、やけくそ的な遠い右手が止まってくれた。クラックへの左トラバースもめちゃくちゃ奮闘的だった。前腕が張ってしまった。前腕の張を取っていたら、今度は足指がヨレヨレになってきてしまった。最後のスラブは肘が上がってしまって、ピンチだった。かなり頑張った。久々に長い時間、壁の中でもがき苦しんだ。疲れた。最近、勝負の早いルートばっかりだったしなぁ(笑)。

(6) ボルダー・フィロソフィーの直上部分のみ3級
・パートナーさまは私のRP便の前に修行僧をRPしていた。ここはあまりに寒いので、とりあえず下山することにした。陽が当たる暖かそうなスラブを登るか迷ったのだが、山荘でマットを借りて、ボルダーをすることにした。
・恐くないボルダー課題で思いついたのがトラーバス課題のフィロソフィー。一級と記憶していたら、初段もあったのね。でっ、まずはトラバースなしの3級をやってみた。げっ、ホールド悪い。3回目でようやくリップ止まった。完登。
・トラバースムーブをばらそうと触りだしたが、急激に寒くなってきてしまって、またしても、手がツルツル。あまりの寒さに陽のあたっていそうな石楠花エリアへいってみようとしたのだが、ここは沢沿いで冷たい風が吹いていた。本日早めの終了となった。

GW最終日にTrで探った砦岩前衛壁の一張羅(12d)ですが、とりあえず全ムーブとラインが解明できて、もしかしたらという期待でやってきてはいたのですが、予想外の低温と強風で手がツリツリでした。今日はダメかもとも感じたのですが、適度に指汁が出だして、岩は日陰になって、焼石を出したら、思いの外、フリクションがよくなり、完成度がいまひとつのムーブのまま、何だか完登できてしまいました。なんか最近でき過ぎです。

〇 一張羅(12d)
・スタート左から入るのかなと思ってやってみましたが、難しいです。1p目は左側の斜面を登ってクリップして、右側から入りました。
・スタートから3p目までは、何だか登り辛いですが、このあたりは、まだ傾斜が緩いので足スメアとカンテスローパで適当に登れます。
・3p目から5p目までが核心になります。核心セクションで右面のチビカチホールドをいくつも使いました。
・クリップ入れても、核心セクションの手数は12手ぐらいですが、足数がめちゃくちゃ多いです。
・限られたホールドを使っての、大胆なムーブの連続でした。
・5p目取れれば実質終了で、5-6p間のクラックは、ロッキーロードのクラックよりは全然易しいのですが、落ちるとヤバイというプレッシャーで、めちゃくちゃ力が入ります。そのグサグサのフレークは、前半部分でキャメロット#3(青)と#2(黄)が効きます。後半はボロボロでカムは効かなさそうです。落ち着いていきましょう。
・6p目からは右面へ出ました。10aぐらいのスラブをこなして終了点です。
・グレードはどうでしょう。自分にとっては、「登る埼玉県民」と同じぐらいの難しさかなぁ?12cぐらい? もしかしたら、リーチがないととっても難しいのかも?
・あまり登っている人がいないので情報ありません。
・状態やフリクションにめちゃくちゃ左右されるのは確かです。夏はかなり難しくなるでしょう。
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〇 修行僧(12b)
・このルート、私はとっても苦手です。「サイズイシュー」と思われます。一張羅の方が登り易く感じました(笑)。私は当面パスです(笑)。
・パートナーさまは、4日目のトライで、この日の3便目で冷たいと絶叫しながらRPしていました。ジャストサイズだったみたいです。おみごとでした。
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〇 フィロソフィ(初段)
・ガビガビホールドでした。
・直上部分の3級はすぐに登れたのですが、トラバースは上より?下より?
・いろいろ触ってみましたが、解決できず。
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きん
by Climber-Kin | 2014-05-10 22:59 | 小川山2013~2014 | Comments(4)

2014年3月29日、城山、白壁の微瑕RP

「城山でしかRPできない!」

年度末の納品の忙しさで、平日はジムへ火曜日にしか行けませんでした。行きも帰りも、とっても遠い新杉田へ毎日通っていたました。金曜日も遅くなったら、今週もRPはないだろうなぁと思っていたのですが、トラブルなく金曜日は早めに終了できたのでした。よかった、よかった。がっ、クライミングというか、トライ中のルートのことは、一週間の間すっかり頭の中から消えていました。そして、土曜日はとっても暑くなる天気予報でした。ただ、昼から曇りの予報で、その通り曇ってくれればいいなぁと期待していました。それと仕事で忙しかったとは言え、中3日のレストなので、体は新鮮かも? いろいろな思いと期待を頭の中でめぐらしながら、今日も安全運転で城山へ向かったのでした。そして、その城山の天気は、朝から風がビュービュー吹いていました005.gif。寒い。歩き出してから厳冬期用ダウンを車へ取りに戻りました。そして風に乗って花粉が、いや毛虫が吹き荒れていたようでした。

(1) ストーンフリー(10c)、再登
・随分湿った風が吹き付けているような。ちょっと岩が湿っぽいような。
・いやいや、いつもの乾燥して、ツリツリの岩よりいいよ。

(2) グレイシー(11c)、再登
・M子さまが今日は白壁の微瑕をトライするとのことで、オンリーイエスタダイをアップで登ってヌンチャクを掛けてくれると言うことで、いきなりRPトライになるので、もう一本、刺激の強いのでアップを試みた。
・うっ、2本目マスターだとちょっと力いる。しかもハーネスの右側にヌンチャクがなくて、無理やり左手でクリップ。少し右手の上腕二頭筋が疲れたぞ。

(3) 白壁の微瑕(12d)、×、ムーブ確認便
・一便で決めてやるつもりで、張り切ってスタート! だが、3-4p間の私の核心、左手アンダー取りは全然できず。どうも、右手がしっくりきていない。
・そこだけやっても、なかなか、できない。うーん?湿っぽいからか?
・とりあえず、何とか3-4p間をリハーサルで成功させて、各停で上まで抜けて、ムーブを確認しておく。

(4-5) 白壁の微瑕(12d)、×
・今度は力みすぎて、手で引き付けて、左足を伸ばすタイミングと合わず、左足がはずれてしまった。
・すぐにおりて、再度トライ。うっ、全然左手が出ない。おかしいなぁ。散々リハーサルするのだが、できないので違うムーブまで探りだしてしまった。
・ここで、今日のRPの暗雲が立ち込めてきた。まずいなぁ。あっ、もしかして、右手の持ち方か?左足バックステップで女形ムーブを意識するあまり、下引き持ちしているからか? 方向悪いがガストン持ちしてみると、しっかり保持できて、肘が適度に曲がる。これは最後の鍵かも!

(6) 白壁の微瑕(12d)、RP
・M子さまが下部だけトライした後、本日4便目を出す。もう、4便目か?
・2p目クリップして、一度クライムダウンする。
・最初の核心への入りは、右側から、右手ガストンホールドで、左足狭目で左手、アンダーリップ持って、両足をバランスのいい位置へステップして、右手、ルーフ部中の浅穴ホールドへ。ここで、左手はシェークできる。左手を次のアンダーリップへ送って、バランスよい場所へステップして、右手を3p目クリップホールドへ。ここで、前便で気づいた、ガストン気味保持で、3p目クリップ。
・しっかり右手保持できた。ずっと下から繋いで止まらなかった左手アンダー穴取りが遂に成功した。右足チビカチにおいて、右手をガバカチへ。左足上げて、左手ガバホールドへ。4p目クリップ。
・右足をヒールフックして、後半の核心の穴ホールドを右手の中指と薬指を差す。ヒールフックして体を左へ傾けているので、サイド引きで利きがいい。左足をマーキングした奥の方のホールドにあてて、右足を寄せる。右手右足で、そーと、左手穴カチへ。右手5p目クリップの穴カチへ。5p目クリップ。
・最後は決めた手順のまま6p目クリップして、そのまま終了点へ。
・私の核心の左手アンダー取れれば、そのまま登れるものと思いながらも、一度は後半でやられるかもと不安もあったのだが、逃げ切れました。
・あーっ、ただのホールドの持ち方だったのか?気づくのに、4日かかりました。できる時と、全然できない時。最後の最後まで、その違いはわかりませんでした。詰めと言うか、解析力が弱い。

(7) バージンキラー(12a)、MSフラッシュトライ、×
・チューブロックはまだ、風は弱かったのですが、パートナー様が花粉で目をやられてしまい、風のないワイルドボアなら大丈夫かもと移動しました。そして、トライしたのがこちらのルート。実はパートナー様が一便だしましたが、花粉で体調悪しですぐにヌンチャク回収してしまっていました。
・でっ、マスターでやってみました。前半、落ちるとヤバイという場面で何とか耐えながら、後半の核心へ入るも、その手前の落ちそうな大ガバ取りでデッドしてはずして落ちてしまいました。
・ところがその次の終了点一つ手前あたりのホールドが全然わかりません。右手スローピーなホールドで耐えて、左手デッド? そこだけ、リハーサルしてみましたが、めちゃくちゃ際どくて難しくて怖いです。疲れてる、このムーブ、できることはできるが、次の便でRPできる感じでなかったので、そのままヌンチャク回収しました。
・あとから、MOTさんに聞いたところ、右手はその奥に、かかりの良いホールドがあるとのこと。
・えっ、そうなの?

白壁の微瑕は何とか登れました。めちゃくちゃ狭っ苦しい3-4p間ムーブでしたが、何とか止められました。一時は、かなり焦っていました。あー、また来週も城山か? 最後の最後に、その鍵に気づいてよかったです。それにしても、超久々の12台のRPです。その最後にRPした12台は城山のルートです。笑。今シーズンの城山は区切りがついて、これで最後でしょうか。今シーズンは、春先になって、たった3回しか行けませんでしたが、シーズン2回目の今年もなんと成果を出せてよかったです。来シーズンはカサブタなのでしょうか? 伊豆は温泉がよいです。沢山来たいのですが、他のエリアとの兼ね合いですね。城山、そして伊豆の助。また、来シーズン!

〇 今日の城山
・暑すぎる天気予報を敬遠して、あまりこなかったのでしょうか? 今週の城山はガラ空きでした。
・城山峠に到着したら、寝ぼけたマッキーさんから、フリフラさんは今日はどこへ行くの?と聞かれました。笑。フリフラさん?一瞬戸惑いながらも、あっ、マッキーさんだからね。今日は、チューブロックです。と答えました。笑。
・誰もいないところで、コバ隊長がアプローチ整備してくれていました。ありがとうございます。I丸夫妻、ハッシーさん、MOTさん&おけいちゃんペアも登場。みんさん、4月一杯がんばるのかな?
・風が強くて、体感温度は低かったのですが、気温自体は15度ぐらいあったのではないでしょうか。毛虫天国になりつつあります。だけど、大雪の影響で山椿が沢山折れて?います。見渡しはよくなり、毛虫も少し減るかも。
・写真は、「白壁の微瑕(12d)」をトライする絶好調のM子さま
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〇 白壁の微瑕(12d)
・3-4p間の左足がとっても狭い、左手アンダーの穴取りにとっても苦戦しました。
・上部の核心?右手二本指穴から左手穴カチ取りはそれほど苦には感じませんでした。
・その私の核心の左手アンダーの穴取りを成功させるのに、4日かかりました。ホールドの持ち方が鍵だったようです。
・ワイルドボアのルートに比べると、「生と死」同様のすっきりしたフェースの面白いルートだと思います。
・体感グレードですが、どこを基準にすればよいのか、いつも、とっても悩みますが、この手のボルダー系ルート。ムーブ的には、二子の「愛しのエリー」よりやさしいのですが、最後に持久的要素も少し入る。愛しのエリーは体感12b。同じ城山の12モンキーと比べて?ムーブは激しいかも、でも、12モンキーほどのストレニ性はないから、同じぐらいか? いやっ、ちょっと難しいかも。
・まー、よくわかりません。もともとのグレードと乖離しない範囲で無難なところで体感12b/cぐらいとしておきますかね。

きん
by Climber-Kin | 2014-03-29 23:39 | 城山 | Comments(10)

2009年10月10-11日、中里の岩場、ラウマーRP

「執念のトライでラウマー(12d)をRP!」

先週は結露でコンディションが悪く、そして今週は週半ばに台風18号が通過した。だが、木曜日と金曜日の強烈な西風できっと乾いてくれるに違いないと期待をして、中里へ向かったのだった。そう、先週の感触からコンディションさえよければ登れるはずだ。そして、今週はお泊りでのクライミング。土曜日に成果を上げて、日曜日は二子の様子でも見てこようと目論んでいたのだった。そして、土曜日、一番で中里の岩場前の駐車スペースに到着すると、理事長岩は乾いていた。さて、天狗岩は? いつもの場所にザックを置いて、見に行くと。なんてこったい。下部から中盤にかけてのハング帯に真っ黒な染み出しがコルネから垂れていた。

(1) みずき(10a)、再登
このルートも下部はびしょ濡れだった。慎重に登る。こんなにゆっくりゆっくり登るのは久しぶりだ。

(2) 群馬エリア正面、KB氏一番左のボルトライン(10b/c)、初トライ、×
2-3p間でやられた。これ、難しいぞ。

(×) ラウマー、やめる
シロクロさんとkの嬢がやってきた。まずは、ヌンチャク掛けして、状態を見ようと思ったのだが、3手目の右手薄コルネのモニョモニュホールドがびしょ濡れだ、次の左手は濡れていないようだが、その次のデッド先の右手サイドがびしょ濡れ。さらに次の一手、そして2p目クリップホールドがびしょ濡れだ。3p目レストポイントのコルネからは水が滴ってきている。4p目ボルト横のガバコルネも染み出している。右カンテのガバは下から染み出しているが、先週も同じ感じだった。持つところは大丈夫かもしれない。とりあえず、ヌン掛けをやめた。

(3) 群馬エリア正面、KB氏一番左のボルトライン(10b/c)、×
左足がいいところがない。どうしても足が切れる左手デッドになってしまう。掴み損ねた。オーマイガー!

(4) 同じく(10b/c)、RP
今度は止まったが、もっと簡単なムーブがあるのかもしれないが、私のムーブだといやらしい4級ぐらい。11aぐらいあるような気がする。

(5) ラウマー(12d)、ヌン掛け&ルート整備
さて、何をやろう。デジタルステップは?やっぱり、左上する核心あたりが濡れている。ハングのコルネからは水が滴り落ちている。やっぱりラウマーやってみるかなーと。様子見がてら、ヌンチャク掛けする。うーん。微妙だが、3p目レストで濡れた手を乾かせる。できるかもしれない。

(6) ラウマー(12d)、×
2p目ボルトを通過すると右手をまずパンツで拭いて、右手出し。次は左手拭いて。3p目でレストしているとパンツがずぶ濡れになってしまう。不快だがじっと我慢。そして、4p目クリップして、右手寄せのガバコルネは濡れている。少し下を持って、さらに左手寄せて、右手アンダーマッチホールドへ。足を送って、左手寄せ。右カンテガバへ。なんと止まった。5p目をクリップ。そこからは、お決まりの核心ムーブで、小さな左手穴ホールド保持して、ヒール掛けなおして、右手薄いカチ、そして左手大きい方の穴へデッドは、止まらず。うーん。

(7) ラウマー(12d)、×
今度はいい感じで、4p目からトラバース開始。だが、アンダーマッチから染み出しがでてきようだ。左手が濡れてしまった。スローパーが少し滑るも、何とかマッチして左手穴も取れた。さらい右手薄いカチなんとか取れて、左手を大きい方穴へデッド。ダメだー。今日は時間切れ。ヌンチャクを回収する。

〇 11日
またまた、下吉田キャンプ場のお世話になった。4組も泊まっていた。この時期はそれなりにお客さんが来るんですね。1組は相模ナンバーの何度か二子でお見かけしたクライマーだった。そして、二日目。迷ったのだが、とりあえず、二子を見に行った。登れるようだったら、そのまま二子、ダメだったら、木古里にも行って見るかなぁと考えて、とりあえず二子を見に行ってみた。ある程度予想はしていたが、やはり染み出しが酷かった。おいしいよは、下部が濡れているが、トップアウトはできそうな感じだったが。この染み出し具合の二子を登るなら、まだラウマーをトライした方が懸命かなぁと思いなおして、中里へ向かったのだった。

(8) ラウマー(12d)、ヌン掛け
昨日よりは、染み出し水がかなり後退しているが、やはり2p目あたりはびしょ濡れだった。気になるのは4-5p間のアンダーマッチホールドに染み出しがあるかないかだったが、やはり、少しづつ染み出している。うーん。やるだけやってみますか。

(9) ラウマー(12d)、×
3p目レストは、コツを覚えてきて長居ができるようになった。そして、4p目からの核心セクションへ。5p目クリップしてから、一連の最後の核心へ。右手左手とも濡れた感触が。左手大きめ穴へ出そうとして右手が抜けた。

(10) ラウマー(12d)、×
今度も、最後の核心部分で、どうも腰が下がったままで左手出している。左手小指を3mm角ほど削ってしまった。結構出血している。ロープやらホールドに血をつけてしまった。だけど、がんばって、一度だけ、ハーサルしてみる。そうか、右足ヒールがもう少し手前なんだ。ヒールがしっかり入ってないから、腰が入りきらずに右デッド、さらに腰が落ち気味で左手大きめ穴。じょじょに体勢が崩れてきてしまい、最後の一、ニ手が止まらない。だから確率が落ちているのか。そこだけやれば、何でもないのだが、繋いでくると、どうしても落ちてしまうムーブ。何故だか、ようやくわかった。しかし、気づくのが遅かったか。

(11) ラウマー(12d)、RP
左手人差し指のテーピングに加えて、穴の開いた左手小指にテーピングをする。二日目の4便目。ヌンチャク掛けを入れると、昨日今日だけで既に6便出している。そもそも二日目にRPできた12台なんて、3本ぐらいしかない。しかもそれは1便目か2便目だ。暗~いレスト時間を過ごす。3時ぐらいになって風がやみ少し温度が上がったようだ。そして日が傾き、雰囲気はいい感じになってきた。私のヨレ具合を除いてはだが。来週は法事で登れないんだよなぁ。念仏を唱えながら頭の中でムーブが浮かんできそうだ。暗い2週間になりそうで嫌だなぁ。それに、あと2週間すると、さらに寒くなる。この日当たりの悪い天狗岩はもう指が冷たいかもしれない。頭の中はネガティブなことばかり浮かぶ。デジタルステップのトライを待って、本日最終便を出す。3p目のレストではいつもより、さらに我慢して長時間居座った。そして、力を抜いて、力を抜いて。それだけを頭に入れて、6p目クリップガバまでの18手を始める。肘が曲がらないように気をつける。右手カンテへのデッドも力が抜けたまま出せた。そして、ここからが本当の核心。6p目クリップして、濡れた指をチョークでぬぐう。左手をスローパーへ。右手ガバは少し上へ移動させて右足ヒールの場所を作る。左足切って、足ブラにして右足を手に足ヒールで、右手添え。左手を濡れないように気をつけてアンダーマッチに戻して、右手をいい位置に移動させる。そして、今回は左足押す場所を少し上げてみた。これで少し楽に左手チビ穴ホールドに届いたようだ。先便で気づいた場所へ右足ヒールフックを乗せ替えた。右足に乗り込む。腰が入った! 右手薄いカチはデッドしないで、しっかり持てた。足に腰が乗っているので、左足も楽にアンダーマッチに上げられて、近い感じで左手を大きい穴ホールドへデッド。右足をスローパーへ上げる。ここは何度も落とされているところだが、腰が上がっている分寄せて寄せてデッドで右手アンダー中継へ。さらに左足カウンター気味に左へ流して、右手6p目クリップホールドへデッド。指がかかった!持ち直して、6p目をクリップ。うっ前腕張っている。落ち着いて、右手と左手を3回づつシェーク。昨日変更した手順で無事終了点へ到着する。よかったー。登れたー。

先週は結露、今週は染み出しとなんてついてないんだろうか。二日目は二子へ行ってみて、おいしいよを見ながらムーブを反芻してしまった。一日濡れた二子で遊んでもいいかなぁとも思ったのですが、我に返って二日続けて中里へ向かいました。そして、なんとかラウマーをRPすることができました。ラウマートライの3日目と4日目そしてこの日の5日目とコンディションが悪くて、どうなることかと思ったのですが、なんとか登ることができました。うれしいより、ほっとした気持ちの方が強くて、終了点で喜びの声が出せませんでした。

〇 今週の中里
・10日は、シロクロ氏&kの嬢ペアと我々だけ。シロクロ氏は一日でユビノザウルス(13a)と転がる理事長(12b)をお持ち帰り。とにかく強すぎます。
・kの嬢は、濡れているカチの特訓トライはあきらめ、転がる理事長をトライ。ムーブがかなり難しい?痛い?らしい。楽しそうに話していた。
・11日、小鹿荘でもお会いした方がデジタルステップをRPされていました。お名前を頂きませんでしたが、おめでとうございます。
・11日は、下部のプロジェクトの開拓者の方とお会いしました。ルート名とグレードを聞きました。ALS右のルートはまだ未登なので登らないでくださいとのことでした。そのうち発表するとのことです。
・写真は10日のラウマー。2p目クリップホールドまでの数手があまりに、びしょ濡れなので2p目プレクリップで登りました。
・すいません。また、ホールドを血でマーキングしてしまいました。
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〇 KB氏の10b/c
・うーん。ちょっと厳しいから、アップルートにはならないかなー。
・M代っちも3便目でRP。さらに、二つ右隣の凹角11aにトライ。10日は時間切れで登れなかったが、11日にしっかりとRP。いやらしいムーブみたいだけど、いい勉強になったかもね。
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〇 今日(11日)の二子は?
・既に、唐獅子、真珠いり、乾杯に残置ヌンチャクがかけてありました。
・乾くまで、しばらく時間がかかりそう。
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〇 ラウマー(12d)
・出だし、いやらしい4-5級ぐらいのデッドムーブと力のいる足上げムーブをこなして2p目クリップホールドへ。デッド気味に3手出して、結構力のいる足上げで3p目クリップホールドへ。ここで大レストできます。ここまでで登りずらい11bぐらいでしょうか。私のムーブでは、3p目レストポイントから、4p目、5p目のクリップも入れて、18手の2級(TW東村山)?ぐらいに感じました。6p目クリップの大ガバ。ここは足が低くて、いまひとつ回復しずらい。6p目からは、6級ぐらいのムーブを最初にこなして、ランナウトしながら終了点へ。
・核心の右カンテのガバから、スローパーを左手で取り、壁右側の握りホールド保持して左手アンダー寄せで登るムーブが一般的なのかもしれません。
・私には、そのムーブは狭くてできる気がしなかったので、スローパーに右手マッチして、足ブラで右足を手に足ヒール。右手右足の二軸ムーブでカンテ左側のチビ穴ホールド(この穴悪いです。必ず指を切ります)を取り、右足ヒールに乗り込んで、誰も使っていなさそうな右手薄いサイドホールドへデッド。左足を4-5p間のアンダーマッチホールドに乗せて、左手をもう一つ上の穴へきわどいデッド。右足スローパーに乗せて、右手アンダーサイド気味のガバへ中継(これもきわどい)。体勢を整えて、6p目クリップのガバホールドへデッド(これもきわどい)。
・この5-6p間の核心ムーブは3級むずかしめのデッドデッドのフルパワームーブに感じました。足ブラムーブのダメージも大きかったのかもしれません。3p目レストポイントから繫げるとクリップ動作も数えて18手の2級ぐらいに感じました。コンディションが悪かったから難しく感じたのかもしれませんけど。

きん
by climber-kin | 2009-10-11 23:45 | 中里の岩場 | Comments(16)