2004年 12月 11日
2004年12月11日、河又
連続4週、今日もFJさんと河又へ行く。昨日は、I人S君が月曜日にI国へ帰るので、歓送会を開いた。アジアンキッチンへ行ったのだが、ベジタリアンの彼に食べさせるメニューが少なく、困ってしまった。全ての料理が日本風、店風にアレンジされて今ひとつかなぁ。彼には目いっぱい働いてもらって、とっても感謝している。また次のプロジェクトで3ヶ月後ぐらい暖かくなったころに来日してもらいたい。来週からインド料理に付き合わなくてすむので、ほっともしている。結局今日も、酒+寝不足で登ることになる。
(1) ムーンビーム(9+)、フラッシュ
ウォーミングアップに登る。上部で右側にフットホールドがないので一瞬躊躇するが、まあガバである。ウォーミングアップとしてはかぶりすぎかも。
(2) 大将(10b)、RP
やはり、このルートなかなか、よいルートだ。核心はトラバースすぎて、背骨ホールドを持って上のガバへ行くところのような気がする。FJさんも同感のようだ。
(3) 畑(11b)、×
出だしの細かいのがこなせない。上まで抜けるが、アーケができない自分としては、難しいかなこれ。FJさんオンサイトおめでとうございます。
(4) モスグレイハンド(11c)、×
いよいよ、11cのトライ開始だが難しい。最初の核心部分は、左手サイドホールドからキョン足で右手飛ばしでとれるのだが、2本目のクリップが解決していない。上部の核心はレストしてからだとこなせるが、下からだとかなり苦しいだろう。やはり限界グレードの11bと11cのギャップは大きい。
(5) モスグレイハンド(11c)、×
やはり2本目のクリップが課題だ。これが解決できれば、レッドポイントトライへもっていけるのだが、次回研究。
昼飯。今日は暖かい。モスグレイハンドの前に陣取ったのだが、暑いぐらいだ。
(6) (7) ディレッディシマドラゴン(11d)、敗退
これは難しい。一言でいうなら、うすかぶり石灰岩スラブ。足がずりずり滑っていくので花崗岩より始末が悪い。畑(11b)が登れないようでは、これは不可能だろう。3本目まで行くが、その上の第一の核心と思われる。非常にきびしい指カチから、かかりのよくない左足へ乗り込みギミにあまいホールドへ左手を出すところができない。11cも難しいが、11c-11d間のギャップはもっと大きい。よい勉強になった。クライミングは甘くない。やはり、ステップバイステップで地道にポテンシャルを上げていく以外ないなあと実感する一本だった。
(8) 気分はダイレクト(10b)、フラッシュ
最初のハング超えで、一瞬あせるが後はガバ。左よりに登ると簡単。
(9) ターミナルドライブ(10b)、フラッシュ
長い割にはボルト3本しかないルート。最後の核心で、手順を修正してフラッシュできたのはよかった。
先週買ったLEDヘッドランプがいきなり活躍する。結構な値段だったがすぐに役立つとは少しうれしい。FJさんと、がってん寿司経由で帰着する。
今日は、これらしい成果はなかったが、10bの2本フラッシュを成果としよう。特に9本目でランナウトする10bの一撃は少しばかり充実感を作ってくれた。それにしても、11c/dは難しい。ボルダーで1/2級ぐらいをそれなりに登れるようにならない簡単には登らせてくれないなあと実感する。次回は、登っていない11b(タコか小作人あたり)のトライとモスグレイハンドの2本目クリップを解決しよう。今日はとにかく指を酷使した。指が痛い。最近おさまっていた左手中指の痛みが再発しそうだ。
Heavy Climber-Kin
年内にまたどこかごいっしょしましょう。
12/23、河又とかどうですか。
FJさん、
11bのさりげないオンサイトおめでとうございます。日が傾き、岩が冷たくなってきたからでしょう。登っているときは冷たくて指の感覚がなくなります。力を入れているので血管閉塞していて、登った後に血が戻るので、指が熱くなります。私もよくあります。寒きときに難しいルートをトライする時はこれの逆を利用するとよいのですが、なかなかタイミングがあいません。一本目ヌンチャクをかけに登り、指が温まったところろで、間髪いれずトライするなど。
告白します。私は、畑もディレッティシマ・ドラゴンもRPしていません。
どちらも宿題です。
でも、ディレッティシマ・ドラゴンは、私の中では、強敵です。
RunOutのS川氏も印象深いルートのようです。
冷たい岩で、指の感覚がなくなるのは、私も同じです。タバコのせいかな。
1)石をバーナーで暖めて、チョークバッグに入れる。
2)キンチャクホカロンをチョークバッグに入に入れる。
3)A井さんの言うように指が冷えた後は、熱くなります。
などなど。