2010年 08月 17日
2010年8月14日、夏休み3日目、奥秩父・丹波川本流
・犬戻りでは、左岸から泳いで右岸に渡りマントル。記憶通りだ。坊主淵の記憶はちょっと違っていて、滝の落ち口を渡ろうとしたが、凄い水流で恐くて行けず。左側の岩をトラバース気味に上がったのだが、こちらが正解で過去の記憶と一致した。
・手取淵のトラバースは、ガイドブックには「途中で左岸から右岸へ飛ぶ」とあるのだが、終始左岸をトラバースできた。
・胴木滝は迫力がある。大きな釜を泳ぐ。沈んだ「おいらん」に足を引っ張られそうで恐い。滝の左側のテラスから簡単に登れる。
・そして、いよいよ丸山入道淵だ。ガイドブックには「泳いで突破する」とあるが、今日の水流では、オリンピック選手でも突破できないではないだろうか。左岸、右側をへつる。へつるといっても流れの中で足は付かない。粘りに粘って、あと10cmでガバ。それが取れれば突破できるのではというところで、体は流されスタート地点へ逆戻り。ザックをおろして空身で、もう一度トライしたが、あきらめる。元気な1トライ目に空身で挑戦してみればよかった。甘く見ていた。昔は、突破できなかったことはなかったのに。今日は水量が多くて難しかった。推定グレード、チーウォール1級でした。途中に引っかかっている倒木を登り巻く。下りが恐かった。
10時に入渓して、14時ぐらいには車に戻るつもりだったのに、車に戻ったのは16時過ぎ。行動時間6時間を越えてしまっていた。疲れたー。けど久々の沢は楽しかった。久々にしては、刺激がちょっと強烈過ぎた。水量が多くてとにかく手強かった。前腕パンプさせちゃったし。レストのつもりだったのが、本チャン、充実、お疲れ様になってしまった。それと、過去の記憶より川底自体は高くなったような気がした。気のせいでしょうか?Verbeのライクラの古いクライミングパンツを履いてみたのだが、これが水の抵抗をもろに受けてしまって失敗だった。来年はもっと易しい沢にしよう。
〇 手取淵をトラバースする私
・このトラバースは簡単。7級ぐらい。ちょっと水流が恐いですけど。
・ところで、この写真撮っている人、全然ビレイしてないんですけど。ロープは飾り?まぁ、あまり意味のないロープで、流されても死なないとは思いますが。以前は、残置ピトンはなかった。流されたらやり直しみたいな。でも、この激流に流されたくないなぁ。もみくちゃになりそう。
〇 犬戻りでいきなり苦戦するM代っち
・この後ろには、まだ釣り師が。いきなり流されそうになり、溺れそうになる。
きん