2010年 08月 17日
2010年8月16日、夏休み5日目、小川山兄岩、アルパイン少女マミRP
(1) ままこ岩、10a、再登
20年程前に登っていると思う。
(2) ままこスラブ(10d)、再登
うっ、これは結構難しい。ライン取りが決めてだ。
(3) アルパイン少女マミ(11d)、ヌン掛け
外人連れた強強のお兄さんが、マスターオンサイトしていた。凄ぇ。今日のマミは私1人のようだ。落ち着いて、ヌンチャクを掛ける。核心ムーブをもう一度おさらいしておいた。右手アンダーから左手クロス出しする時に右足をインサイドからアウトサイドへしやすいように少し踏み替えておくことかな。
(4) アルパイン少女マミ(11d)、RP
12時ぴったりに本気トライ便を出す。トラバースが始めてスムーズにできたような気がする。トラバース終わって核心手前でも片手づつチョークアップできた。そして核心は、やっぱり右手アンダーが抜けそうで、左足と右足を上げるのが苦しかったが、左手サイドカチ持って、右手アンダーを持ち直し。前便で確認した右足を少し踏み替えて小ガバカチホールドへ左手クロスすると同時に右足をアウトサイドエッジに替える。バランスが取れて楽だ。6p目クリップしてチョークアップする余裕ができえた。昨日落ちた右手カンテ奥へのデッドも落ち着いて決まり、危なげなく終了点に到着。やったー!逃げずによかった。
二日続けてマミをトライするか散々迷ったが、逃げずに再トライしてみてよかった。指皮痛くても、やればできるじゃん。昼過ぎからは急激に温度が上がった。暑い。この時期は、やはり午前中と夕方しか勝負にならないようですね。今日はこれで終了して半日レストかな。岩場でクライムオンを塗って、明日に備えた。
〇 今日の兄岩
・帰ったはずのF沢さんの声がどこからかしてきた。ガイドのY崎さんと登っていらしたが、さすがの暑さでお昼過ぎに上がり?夏休みは後半ほど暑さが厳しかった。
・写真は、「森の緑に囲まれて」。20年前だけど、このルートは苦労したなぁ。
・M代っちは、森の緑に囲まれて(11b)をなんと2撃でRP。凄ぇ。ついに花崗岩に開眼したのか?
○ アルパイン少女マミ(11d)
・20mにボルト6本しかないランナウト気味のルート。花崗岩らしいテクニカルな好ルートです。前半の手順足順に迷うスラブフェースから、中盤の微妙なトラバース。そして、後半核心へ。核心手前までで11aぐらいではないでしょう。核心ムーブはビパンの4級ぐらいかなぁ。6p目クリップしてからも5手ほどは気が抜けません。最後のランナウトは初見は恐いですが手順が決まれば大丈夫です。とにかく、すばらしいルートでした。
・核心はリーチがあれば、左手サイドカチから右手アンダーが届きますが、リーチがない場合は、サイドカチの上の左手ピンチホールドになるようです。私は最初左手ピンチホールドでやってみたのですが、リーチがあるとかえって厳しくなるようです。
・そしてグレードですが、12aは十分にあるでしょう。昨日登っていたS野さんにも聞いてみましたが、12aでしょうとのことです。協会へは12aで連絡したそうですが、最新100岩は11dのままだったとのことです。核心のアンダーガバが欠けて難しくなったとのことです。
きん
アルパイン少女マミ。リードを始めたばかりの頃、このルートにコテンパンにやられて凹んだのを思い出します。あまりにしょげて、一緒に行ったtsukaさんに「クライミングやめないでね」って言われたっけ。実は自分にとって未だに宿題の、ちょっとトラウマっぽいイメージのルートです。いまやったら楽しんでトライできるかな。
宿題片付けたら、バイシクルダイクやるぜ、、、また宿題になったりしてな。はは。