2011年 06月 06日
2011年6月4日、太刀岡山
(1) ハッピーバーボン
バーボン片手にはいかにも濡れていそうで、今日はこちらからヌンチャク掛けをした。中段のガバ穴スラブ帯は、緑色に輝く苔が生き生きしていた。
(2) ハッピーバースディ(11a)
しっとりホールドを感じながら、一機に駆け抜けて登った。ヌメヌメホールドを握り込みすぎて、なんだか手のひらが凝ってしまった。
(3) スーパーラット(12c)、×
先週は台風で二週間ぶり、慣らし便を出すつもりだったが、あまりにしっとりしていたので、乾くまで少しまったのだが、久々のトライは力みすぎだった。
(4) スーパーラット(12c)
右トラバースが決まる。何とか5p目クリップしたが、ここまでで疲れすぎ。5p目クリップガバから1手目の右手穴ホールドで指が飛び出してきてしまった。
(5) スーパーラット(12c)
4時に出してみたが、まだ、ホールドが熱かった。右トラバースで失敗。
(6) スーパーラット(12c)
6時に今シーズン最後のトライのつもりで、トライしてみるが、もう終わっていた。最後のチャンスだったのかもしれないが、体調を崩してのトライだったのが悔やまれる。リップ抜け口は左足穴にググっと突っ込んで、アンダー気味に持ち替えられることをわかった。頑張って一便だして、前進あり。今シーズン中にもう一度太刀岡があるのか?やはり来シーズンか?まぁ、天気次第です。
この岩のフリクションは、冷静に判断すれば、もう今シーズンは終わってしまったと思うべきなのかもしれない。奇跡的な乾燥は?梅雨シーズンに入ってはまずありえないように思う。有笠山あたりだと季節はずれで、たまたま寒気が下がって来たりすることはあった記憶はあるのだが、甲府ではありえまい。2グレードぐらい余裕のあるクライマーなら、まだ登れるかもしれないが、ギリギリグレードクライマーにとっては、6月はやはりチャンスはないような気がするのだ。それでも、もう一度、今シーズンのダメ押しで、太刀岡へ行くのだろうか。かつて、あのルートでダメだと思いながらも染み出しだらけの石灰岩へ向かったように。
〇 今日の太刀岡山
・I丸夫妻。M子様は、安定して5p目に到達するようになっていました。I丸ダンナ様はミストラルをとことん難しくしてトライしていました。
・スーパーラット初触りのM代っちは、抜けられなかったのがとても悔しかったようです。
・鈴木牧えさんから、上の方から声を掛けられました。
・写真は、「おさわがわせしました(11d/12a)」をRPするK名さん。
きん