2014年 01月 16日
強いクライマーになるには(10)?
前置きは長くなりましたが、さて、いつもの「強いクライマーになるには?」へ戻ります(笑)。我々が課題をトライして、落ちる直接的な原因はなんでしょう? 前腕が力尽きて、保持できないとか引き付けられないとかではないでしょうか? 殆どが前腕がモヤモヤしてきて、時にはパンプ直前になってきて、ムーブを起こせずフォールするではないでしょうか。次に多いのが、体幹がヨレヨレになって、動けない。また、体幹がよれてきて重心が下がってしまってムーブに失敗。足が上がらないではないでしょうか。つまり、前腕と体幹の強化できれば、テクニカル(上手さ)な面はおいといて、クライミング力は直接的に向上できるのではないかと期待できます。この記事の前半と全く逆のことを言っているではないか? そうなんです。クライマーは、フィジカルなトレーニングが大好きなんです。技術志向ではなく、パワー志向なのです。技術よりパワーの方が話が簡単ですから(笑)。そして、完登できない第一の要因と推測される前腕の持久力なのですが、前腕の持久力に関する、こんな興味深い論文がありました。
「前腕の筋持久力トレーニングが作業中及び回復期血流量に及ぼす影響」
ダンベルリストルカールが実際の競技に有効か否かの議論はありますが、3週間で171.6%の向上と聞いては、やらないわけにはいきません。これ、やってみてください。報告お待ちしております。私は、この論文みてからも、なかなかできずにいます。
〇 5kgのダンベル
・20年前に買ったダンベル。1kg×2、2.5kg×2、5kg×2の重りを持っています。
・2.5kg×2で5kgのダンベルを作って、ダンベルリストカールしています。
・グリップにタオル巻いてやってます。その方が効果がありそうな?
・酒はいっちゃうと、めんどくさくなって、できません。
・確かに、パンプの仕方はそっくりなのですが、どうなんでしょうか。あまりにおもしろくないので、やはり、ジムで長手ものやった方がいいかも。