2018年も終わりに近づきました。今年の年末年始は、めずらしく海外へ行ってきます。海外出張も行かなくなって随分たちました。インドには友人に何度も誘われましたが、結局行かず。仕事でも、海外とメールやテレコンでやり取りは頻繁にしているのですが、インターネットがあるので、ここ10年ぐらいは海外へ行っていません。パスポートを取り直して、22年ぶりぐらいの海外旅行です。最後に行った海外旅行というのが、22年前のプラナーンだったような気がします。
今年も、「振り返るな(フォーエバー)」から始まりました。昨年あたりから肩の調子がよくなり、久々にフィジカルルートと真っ向勝負ができるようになって、いいところまで詰められました。しかし、2月の南岸低気圧の雪とその染み出しに3月以降、悩まされて、結局、あと3手から進まず、登れませんでした。そして、今シーズンは2日目から、いきなり、いいところまで繋がって、
今年中にRPだと期待が高まったのです。しかし、甘くありませんでした。悔しいです。でも、シーズンは始まったばかりで、まだまだチャンスがある!だけど、染み出しが早いこのルートは、チャンスは2月までと思っていた方がよいでしょう。年明けから再び頑張ります。 今年も夏シーズンの目標ルートの選択は難しかったです。カサメリ沢、軍艦岩の「ブラッドライン(12d)」を狙っていたのですが、今年は5月から暑くて、コンディションがよくありませんでした。並行して、西面を向いている、カサメリ沢の「ロボ(12c)」も触っていました。お盆明けも、結局「軍艦岩」の状態は悪くて、結露していることが多く、乾いている「ロボ」を触る機会が増えていきました。そして、成り行きで、いつのまにか、ロボおじさんになっていました。しかし、このルート、かつてないほど、ムーブが微妙で核心が多く、難しかったのです。だけど、とても面白いルートなのです。自分にとっては、「力The大岩(12c?)」と同じぐらい、熱くなれるルートでした。それが、ついに登れてしまったのです。しかも、湿気湿気の日に。自分でもびっくりでした。ワンシーズンで登れるような気がしなかったルートを突然登れて、自分では、めちゃくちゃ、うれしかったです。
一方、恒例の夏の
沢登りの方ですが、どこへ行くか、今シーズンは散々迷いました。7月から沢登りを始め、いきなり、2泊3日も掛かる恋の岐沢へ行ったのでした。まだ、なんとか体力的に登れるようでした。そして、体力もないのに、黒部川・上ノ廊下から北アルプス裏銀座縦走という暴挙に出たのでした。天候不順でどうなることやら?その天候不順の2日の晴れ間で今年も上ノ廊下を突破できました。その後の悪天候の中の北アルプス・裏銀座縦走は、へとへとでした。
今年も充実した年を過ごせました。新年も体力向上して、岩に沢に、山をエンジョイしたいと思います。
〇 クライミング
(1) ロボ(12c)、RP
〇 登山
(1) 奥多摩・水根沢
(2) 只見川・恋ノ岐川〜池ノ岳
(3) 湯檜曾川・東黒沢〜ウツボギ沢〜白毛門岳
(4) 奥多摩・花魁淵、敗退
(5) 黒部川上ノ廊下〜奥ノ廊下〜北アルプス裏銀座〜高瀬ダム
〇 新年の課題、行きたい沢
・クライミング
(1) 二子山・振り返るな(13a)
(2) 中里の岩場・神流のカンナ(13a)
(3) 瑞牆山・カンマンボロン・LOL(13a)
(4) カサメリ沢・メトロノーム(13b)
(5) カサメリ沢・マスターオブゲーム(12b)
(6) カサメリ沢・ブラッドライン(12d)
(7) カサメリ沢、鳳凰(13b)
(8) 小川山・修行僧(12b)(これ書きたくない。笑)
・沢登り
(1) 南アルプス、尾白川本谷
(2) 北アルプス、双六谷打込み谷
(3) 南アルプス、赤石沢
(4) メンバー集まれば三重泉川
〇 振り返るな
・自分にはフィジカルな課題。逃げ切りタイプのルートなのですが、未だ逃げ切れません。
〇 東黒沢〜ウツボギ沢
・ナルミズ沢。釣れない!今年も釣れませんでした。だって魚影がないんだもん。魚影だらけだった恋ノ岐川に竿持ってかなっかたのが悔やまれます。
〇 恋ノ岐川
・体力的には辛いですけど、思ってたより、こじんまりした癒し系の沢でした。
〇 黒部川・上ノ廊下
・何度行っても素晴らしい!また、行こう!
〇 北アルプス・裏銀座縦走
・つかの間の晴れ間。この数時間後から大荒れが2日続きました。
〇 カサメリ沢・ロボ(12c)
・オタク系。素晴らしいルートです。
きん