2005年 06月 13日
2005年6月12日、甲府幕岩
梅雨の中休みをついて、tsukaさん、FJさん、K寄さんと甲府幕岩へ行く。1台の車に4人も乗っていくクライミングは久しぶりだ。朝4時起き、5時30分西国分寺集合。順調に幕岩に到着。岩場直前でゲートが閉まっている。そこから10分ほど歩くことになるが、いつものアプローチに比べれば近い。そして、ここは、いつ来ても山深く。静かなクライミングが楽しめる。
(1) 森の唄(10a)、OS(MS)
最後は左へ入ってしまい、ルート説明の通り、岩茸のぼりになってしまう。
(2) HIVE(10a)、再登
これは昔登ったことがある気がする。ウォーミングアップに最適。
(3) WILD WOOD(10c)、初見1テン
核心のホールドの前でテンションしてしまった。上がりすぎたようだ。核心のムーブも結構難しかった。次回またやるということで再トライせず。
(4) ブラッキー(11b)、×
典型的なカンテクライミング、4ピン目から5ピン目が核心。その前に疲れてしまうと登れない。
(5) 森であそぼう(10c/d)、FL
昼飯後、気分を変えてこちらのルートをトライする。途中、腕が張り出したが、粘りながらFLできる。自分にとっては、パンプしながらも登りぬいたという、めずらしいパターン。こういうところが自分に欠けていると思う。そういう意味では、大きな一本だった。
(6) ブラッキー(11b)、×
やはり、4ピン目とってから、1テン入る。手数が多いので、毎回異なる手順になってしまう。あと2手で核心を抜けられるのだが、パンプしてしまう。一つ一つのムーブは、それほど難しくない。やはり、手に力を入れて登っているのだろう。傾斜が緩いのだから、足で、もっともっと体重を分散させて手の負担を抜かないとだめだ。また、ホールドのもち方が雑だったような気がする。指は閉じないと。
(7) 森からのおくりもの(10b)、OS
やけに難しく感じたが、1ポイントなので、やはり10bなのか。
(8) 50への扉(10a)、OS
これは渋い。岩慣れしていないと難しいと思う。ビギナーの人は要注意。
最近、河又ばかり通っていたので、久々の垂壁系は新鮮である。だが、壁なれしていないこともあり、私にとってはこの手のルートはどれも手強い。やはり、登れるようになるには、何度か続けて通わないと難しいと思う。フットホールドへ乗り込めるバランスのとり方が重要のような気がする。今ひとつレストできていない。tsukaさんとFJさんはそれぞれ12aと11bの成果を出す。おめでとうございます。私の方は、まだまだ、この手のルート、手順が多く固められないので、毎回アドリブになり、真の実力を要求される。11前半にも便数がかかりそうだ。帰りに甲府の焼肉レストランで夕食を取り帰着する。みなさん、お疲れ様でした。梅雨の合間をついて、また行きましょう。
Heavy Climber-Kin