ヘビークライマー”きん”のクライミング日記

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2018年 10月 28日

2018年10月28日、紅葉進む黒岩

 昨日の今シーズン初の二子から榛名山・黒岩へ向かいました。まだ、二子以外でも登れる温度なので、と言うより、二子はまだ暑過ぎるので、しばらくは、土曜日は二子で日曜日は他の岩場パターンで行くかもしれません。先週初めて触った黒岩のサルバドール(13a)ですが、難しいです。3p目から終了点間が全然できません。悔しくて、再度訪れたのですが...

(1) 岳友会ルート(9)、再登
・何度登っても、アドリブになってしまってオンサイトトライのようになってしまいます。
・でも、いいルートで、周りのルートを見ても、あまり登る気になれず、これでアップしたくなります。
(2) サルバドール(13a)、ヌンチャク掛
(3) サルバドール(13a)、探り便
(4) サルバドール(13a)、探り便
(5) あひるヌンチャク掛け
(6) サルバドール(13a)、探り便

 3p目まではなんとかなりそうですが、核心の3p目から終了点が何もできません。言い訳ですが、先週より暖かかった今週はフリクション悪くて、先週よりもできませんでした。もっと寒い方がよいようです。日陰は既に寒いのですが、日向の岩は未だにヌルヌルみたいな感じです。パートナーさまが「つる」と「あひる」を登ったので、切りよく、しばらく封印かなぁ。もう一回やってみろって? 指皮がふにゃふにゃな年寄には厳しいです。どうしたものか? 連載保留かも?

〇 サルバドール(13a)
・右面が上を向いているため、コケっぽいというか、砂っぽいというか、浸食されていてナメナメでフリクションがめちゃくちゃ悪いです。
・ボルト3pで、13aだと、やはり初段はありそうです。しかもジリジリ系で、カンテと言えど横へ傾き過ぎで、バランスがとても特殊です。身の程しらずかもしれません。邪道かつオタク。強烈な邪道オタク系です。
・右肩痛めているのと、ホールドが温まっているせいでしょうか?とにかく、カンテのホールドが持てません。指が抜けてしまいます。先週の方がフリクションがよかったです。
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〇 あひる(11c)
・看板ルートは「つる」で、こちらは派生ルート?一手もの?
・パートナーさまは、なんだか左手をガストンからアンダーへ持ち変える、トリッキーなムーブで組み立てていました。
・最終便でRPしてました。よれよれのギリギリのRPで、周りの観衆から拍手されていました。
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〇 紅葉進む榛名山
・榛名山、榛名湖。この周辺は凄く良いところです。でも、これから、このあたりで、キャンプ、車中泊は寒そうです。
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きん


by Climber-Kin | 2018-10-28 23:16 | 榛名山・黒岩 | Comments(0)
2018年 10月 28日

2018年10月27日、暑すぎた今シーズン初の二子山

 土曜日は天気が悪いようなので、今シーズン初の二子へ行くことにしました。日曜日は安定して晴れるようなので、どこか別の岩場へ行くつもりでした。土曜の明け方前から本降りだったみたいでした。あまり天気予報を気にしていなくて、こんなに降るとは、ちとびっくりしましたが、9時ぐらいには雨がやんで、昼から晴れの予報なので、予定通り今シーズン初の二子へ向かったのでした。

(1) 高く登れ(10b)
(2) バイパス(10a)
(3) ワーカーホーリック(10b)
・定番をアップで登りましたが、どれも力が入ります。
(4) 振り返るな(13a)、ヌンチャク掛
・緊張しながら、ヌンチャク掛けしました。このルートはヌンチャクが掛かっていないと辛いルートです。
・意外とムーブは頭では覚えていて、体は微妙なところを覚えていません。
・5p目クリップのコルネが、ビチョ濡れです。
・6p目からは、掃除とヌンチャク掛けに徹しました。
(5) 振り返るな(13a)、思い出し便
・めちゃくちゃ力入りにながら、ぎこちないまま、5p目の腰押しつけレストまで行けました。
・6p目クリップで、右手穴が濡れてて抜けそうです。力いっぱい握って、手が痛いです。
・左手ドーンははしょって、核心入りの左手指穴アンダークロスは?めちゃくちゃ難しい! 何これ?こんなに力がいるんだっけ?
・そして、今日は暑すぎて、モニョモニョホールドがヌメヌメです。右側ガビガギカンテもヌメヌメです。トップロープ状態で2手ぐらいづつムーブを起こすのが精いっぱいでした。
・今シーズンも苦戦しそう。

 半年ぶりに「振り返るな」へ帰ってきました。まだ濡れてるコルネがあって、穴の中は湿っぽかったですが、早めに始めないと、RPトライの形になるころには寒くなってしまいます。久々に触ると、やっぱり、難しいわ~。このルート。全くポイントを忘れているし、次回までに、きんブログで予習します。
 先シーズンは、8p目クリップまで、あと3手まで迫ってシーズンを終了しました。そこまで戻せるとよいのですが、夏のルートの疲れで未だ右肩を痛めています。まず、それを直さないと、まともなトライができそうにありません。まぁ、とにかく、今シーズンも頑張りましょう。

〇 紅葉始まる二子山
・二股峠駐車場に到着すると、埼玉県警の山岳対策関連の方々がキャンペン(なんて言うのだろう)していました。埼玉県警のヘリが二子山や両神山とかで有料になるとか、登山届をだしましょうとのことでした。
・二子の岩場で事故は多くはないけど、ヘリ飛ばしちゃった時に登山届でていないと問題になるかも。携帯からも出せるようなので、我々もだした方がよいのかもしれません。
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〇 暑すぎる二段岩壁
・10月から二子に入るのは久々のような気がしますが? 二段は暑すぎです。核心セクション後半がめちゃくちゃ難しくなってしまいます。気温20度じゃ無理だ!
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きん


by Climber-Kin | 2018-10-28 23:09 | 二子山'18-'19 | Comments(4)
2018年 10月 22日

2018年10月20-21日、久々の榛名山・黒岩

 久々の黒岩と言っても、20年ぶりぐらいの久々です。何年前に行ったかも、殆ど記憶がありません。きんブログでは初登場の岩場です。今週末は冷たい寒気が流れ込み、大気不安定で、土曜日はにわか雨の予報でした。日曜日は安定した天気になるとのことでした。本当は、土曜日に黒岩で日曜日に有笠山か中里の岩場のつもりでいたのです。しかし、黒岩へのアプローチである県道28号線は工事のため、通行止めでした。座標を入れたナビに従い榛名湖側から入ろうとしたのですが、ゲートが閉まっていました。回り道と出ていた県道126号線の七曲峠経由で下から上がってみました。しかし、岩場の3kmほど手前でやはり通行止めでした。これなら上から歩いた方が早いと考えて、再度126号線で榛名湖へ上がり、ゲートから歩いてアプローチしたのでした。岩場まで40分ほどかかりました。工事は榛名湖側ゲートには、10/26までとなっていましたが、道途中にあった立て看板には、11/16までと書いてありました。どちらが正しいのでしょう?

◇ 20日(土)
(1) 岳友会ルート(9)、MS/再登
・あっ、これ昔登った記憶があるような。ないような。
・しかも、9にしては、少し難しいような。でも、すっきりした良いルートでした。
(2) サルバドール(13a)、ヌンチャク掛
・ホールドを触りながらも、ムーブは起こさず、ヌンチャク掛に徹しました。
(3) サルバドール(13a)、ムーブ探り
・うーん。出だしから難しい。3p目までの前半はなんとなくムーブが見えてきました。
・しかし、3p目から終了点までは、さっぱりわかりません。
(4) サルバドール(13a)、ムーブ探り
・にわか雨降ってきたり、カンテルートなのですが、右側リップは上を向いていて、雨に弱いです。
・2p目クリップ方法はのけ反りクリップでした。もう少し楽にできた方がよいですが、とりあえず。
・カンテ向こう側の3p目クリップホールド取りは、左足高いと近くなるのですが、左足高いと左手ホールド取りが狭くて取り辛くなります。
・しかし、左足低いと届かないなぁと思っていたのですが、声出してムーブを起こすと、3p目クリップホールド取れました。
・左足スメアで3p目クリップっぽいですが、右手が抜けてきそうで、できませんでした。

◇ 21日(日)
 土曜日の夜は、明け方寒そうなので、中之条まで降りて道の駅に泊まりました。土曜日は通行止めで右往左往したり、にわか雨中段とかで少ししか触れなかったので、パートナーさまが土曜日に触ってた「ツル(11b)」を登りたそうなこともあって、日曜日もサルバドールを探ることにしました。それに、土曜日は湿気湿気だったので、乾燥する日曜日に期待でした。

(5) 岳友会ルート(9)、MS/再登
・左の方にあるルートでアップしようとしましたが、何だかラインが右に左にで、ラインがよくわかりません。気持ちよさそうな岳友会ルートを再度登りました。
(6) サルバドール(13a)、ヌンチャク掛
(7) サルバドール(13a)、ムーブ探り
(8) サルバドール(13a)、ムーブ探り
(9) サルバドール(13a)、ムーブ探り
・2p目クリップできました。
・3p目クリップホールドまで繋げられましたが、よれてて足を上げられませんでした。
・核心は、3p目から終了点までのようです。
・3p目クリップしてから、右カンテ側へ左手出して右手クロスで左手を抜いて、左手を薄い水平ホールドが入ったカンテエッジへ。左足上げて、左手をさらに次のカンテエッジのホールドへ飛ばしで、これが左足高過ぎで距離がでません。届きません。届いたとして、次の右手ホールドはどれ使うのかなぁ?
・最後の2ムーブができませんでした。もっと楽なムーブがあるのでしょうか。ムーブができなかったのは、単に保持力がないだけなのかもしれません。

 サルバドール(13a)を触ってみました。このルートは右側がリップ状態ですが、上を向いているので雨でなめられて、ホールドが乏しいです。たった3pしかないミジカシイ系ですが、かなりムズイです。フリクションが必要なようで、ホールドが温かいと全く止まりません。少し寒いぐらいがよさそうです。自分なりのムーブを見つけたとして、今の自分の力でムーブができるか否か予想できませんが、再度探りに行きたいです。

〇 左面から見たサルバドール(13a)
・12c/dから13aに格上げされています。と言うことは、難しいのでしょう。
・ボルト位置の関係から、後半が何ともリハーサルしづらいです。
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〇 右面から見たサルバドール(13a)
・右面は傾斜が寝ています。上向いているので、雨に弱いです。
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〇 気持ちいい岳友会ルート
・5.9にしては難しいような気がしました。あー、でも小川山ストーリー(5.9)もこんなもんだったか。
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〇 つる(11b)
・看板ルートのようです。
・どのホールドも、えぐれていないようで、スローピーなようです。短いルートなのに、手数が多いようです。
・パートナーさまは、2日目に無事RPしていました。
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きん


by Climber-Kin | 2018-10-22 23:50 | 榛名山・黒岩 | Comments(2)
2018年 10月 15日

ブログ十四周年

 この10月で、きんブログは十四周年を迎え、15年目に入ります。アクセスレポートを見ると、今も沢山の方に見て頂いていることは確かなようです。ご訪問ありがとうございます。しかし、ブログブームのころのアクセス数に比べると半分ぐらいに減りました。個人の情報発信にフェースブック(FB)が多く使われるようになってから、ブロガーの更新も減ったこともあって、ブログ自体を見るクライマーが減ったからだと思います。そして、FBの方も、一時期は活動が盛んだったのですが、最近では、決まった人しか投稿しなくなってしまったような感じですね。FBのタイムラインは、その名前の通りで、時間とともにいろいろな記事がプッシュされて流れていきます。タイムリーな話題を提供し共感を得るにはよいでしょう。しかし、FBの個人情報漏洩問題はまずいですね。FB離れが進みます。それで、話を戻しますが、記事を再度見直したり、記録として使うには、やはり、日付、カテゴリ、タグ等で整理できて、検索できるブログの方が優れていると思います。それに、興味のある人だけが見たい時に見に来るところも良いと思います。筆を休めていた、クライマーのブログも再び記事を更新してきている気もします。きんブログは、これからも、クライミングと登山を中心に活動している限り、記録として継続していきたいと思います。
 ブログ十四周年自体とはあまり関係ないのですが、これを機に以前から思っていることを書き下してみようと思いました。ブログ初期のころは、RPの数が多くて、目まぐるしく、課題が変わっていくブログだったのですが、最近では、1本登るのに数年単位になってきてしまいました。そのせいで、毎回変わり映えのしない、同じ場所、同じルート、同じ結果が記載される同じような記事ばかりが続くようになってしまいました。だから、アクセスレポートを見ると、最近の記事へのアクセスではなく、過去のいろいろなルートの情報へのアクセスの割合が高くなってきています。それと、「クライミングの研究シリーズ」がいまだに大人気です。定期的に読みに来る訪問者の数は減って来ていて、グーグルでルート名やクライミングのキーワード(持久力とか)で検索して、ヒットして訪問してくる方が多くなって来ているようです。
 そして、最近のクライミングについてです。以前は、クライミングの信条がありました(笑)。私よりずっと強いけど、クライミング年数の少ないクライマーさん達に、王道を行きなさいと、おじさんは常日頃から助言してきたのです。昔自分も先輩クライマーから王道を行きなさいと助言され、頭の片隅に留めながら登っていました。しかし、クライミングを長く継続していくと、当然ながら、努力すれば登れる王道系ルートもネタが切れてくるわけです(笑)。最近の私は、超マイナーな地味~なルートばかりをトライしています。王道に対して、邪道とは言いすぎですが、実は、昔から私自身は邪道系ルートをトライすることが多かったのでした。そして、最近気づいたのですが、もう一つ、オタク系ルートという定義もあるのです。

(1) 王道系
 所謂、多くのクライマーが憧れ、挑戦する有名ルートです。見た目もよく登攀意欲もそそられる。そして完登者も多いルートです。小川山の「エクセレントパワー」、太刀岡山の「カリスマ」、二子の「おいしいよ」、カサメリ沢の「ナイト・ディジィ・ダンス」とか、それにあたるのではないでしょうか。13以上は癖があり過ぎて、王道とかそういう表現は似合わないかもしれませんが、二子の「唐獅子」とか、城ケ崎の「シンデレラボーイ」とかも王道でしょう。鳳来には沢山ありそうです。

(2) 邪道系
 邪道とは言いすぎですが、王道の反対だと、やはり邪道になるのでしょうか。ルートクライマーの課題ルートは、やはり、長めのルート、持久力とかがキーワードになると思います。ボルダームーブとか、ランジとか、ミジカしい系ルートは、邪道系ルートというイメージが強いです。癖が強くて、好みや得意不得意が分かれるルートがあたると思います。私の初13aは、カサメリ沢の「トップガン」でした。その後、有笠山の「海賊船」。これも、飛び+どっかりぶりボルダー系。中里の「カチの特訓」を登って、もしかして。これって、邪道系ばかり?と思い立ち、その後、王道の「カリスマ」と「エクセレントパワー」を苦労して登りました。
 あまり登られていない、所謂ミジカしい系の「磁力」、「デリウス」、「エンドルフィン」も邪道系でしょう(笑)。小川山砦岩前衛壁の「登る埼玉県民」は邪道系入門ルートになるのではないでしょうか(笑)。いやこれはオタク系かも?「力The大岩」はどっちかなぁ。王道系に入れたいなぁ。しかし、登った、またはトライしたと言う人があまりに少ないので、やはり邪道系に入っちゃうのでしょうかねぇ。余談ですが、核心の一連のムーブの動きから、私は「登る埼玉県民」を「踊る埼玉県民」と呼んでいます。これ、100岩では12bですが、間違えなく12cはあると思います。

(3) オタク系
 最近、もう一つ、ジャンルが増えました。オタク系です。王道が見栄えがする岩なら、オタク系は地味で、目立たなくて登攀意欲をそそられないが、触ってみて初めてその面白さに気づくみたいなルートです。そして、クライマーが取り付いているのをあまり見たことがないルートです(笑)。カサメリ沢の「ロボ」は、完全にオタク系でしょう。去年触った、小川山のスラブランジ課題の「YMO」も、スラブランジが出てくる超オタク系でしょう。小川山兄岩の「登攀のすべて」も誰か取り付いているのをめったに見ることはありません。カサメリ沢は、このオタク系統が多くて、登れていませんが「おさきにマサカズ」とか「マスターオブザゲーム」も、オタク系ではないでしょうか。「リトルサンシャイン」も入るかもしれません。余談ですが、この「リトルサンシャイン」は、発表当時、なんと11cです。今は12aになっていますが、12bは確実にあるでしょう。12bでも辛いかもしれません。オタク系ルートのもう一つの特徴は、グレードが辛いです。

 長くクライミングをやっていると、14年よりずっと長いのですが、自分には登れそうにない難しい課題や、あまり登られていないオタク系のしかも難しい課題ばかりになってしまうということです(苦笑)。でも、オタク系は味があって、かつ癖が強くて、面白いルートが多いです。それに静かに楽しめるところがいいです。オタク系の真骨頂のようなルート「ロボ」は、ようやく登れました。実に面白いルートでした。「ロボおじさん」は掲載終了です。そして、また、頑張れば登れるオタク系ルートを探しに旅に出ます。

〇 カサメリ沢、ロボ(12c)
・本当に面白いルートでした。難しいムーブを5つも楽しめます。もっと多くのクライマーがトライしてもよいのに!
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きん



by Climber-Kin | 2018-10-15 16:17 | 目標と成果 | Comments(10)
2018年 10月 14日

2018年10月13日、いきなり例年のように寒くなったカサメリ沢、ロボおじさんRP

 寒くなる予報でした。しかも、等圧線に沿って風が入るので曇りがちな天気予報でした。その通りで終日曇りで暗くて寒いカサメリ沢になったのでした。しかし、例年なら、いやひと昔前なら、9月の末には植樹祭公園の木の階段には霜が張り、10月初旬にはキャンプ場サイトには、真っ白な霜が降りていて、人っ子一人テントなんて張っていませんでした。今週で普通に戻ったということでしょう。そうは言っても、こちらの体と気持ちは、そんな急激な気温変化についていけません。午前中にRPトライする気は起きずにチンタラ、アップをしていたのでした。午前中は、まぁまぁ、フリクションがよかったようですが、午後からは益々雲が濃くなり、湿気湿気になってきたのでした。近くでトライしていたパーティが湿度計を持っていて、なんと湿度80%という声が聞こえてしまったのでした。
 先週の三連休でついにWP(ホワイトポイント、TRでノーテン)を果たし、いよいよリードでトライを始めたのです。TRで練習していた時は、このルートはとっても楽しかったのですが、リードでトライを始めると怖いし、突然フォールするし、フォールすると大フォールになるし、RPしなきゃってプレッシャーも加わって、全然楽しくありません。辛くなってしまいました。

(1) トータルリコール(10b)、再登
(2) トラパント(9)、再登
(3) 猫の手(10a)、再登
(4) ロボ(12c)、ヌンチャク掛
(5) ロボ(12c)、×××
・最初の核心、ハング超えは上がれましたが、ビビッて、4pヌンチャク掴んでしまいました。
・第2核心も、5p目ヌンチャク掴んでしまいました。
・第3核心だけは、何とか、6p目握らずにヌンチャクにロープ掛けられました。
・第4核心は、いきなり足滑って、大フォール。インチキして上がろうかと思いましたが、なんとか踏みとどまって、リハーサルしてみました。リードで核心を初めて、こなせました。
(6) ロボ(12c)、××
・少し横になって、休んでいました。
・第1核心、今度は我慢して4p目クリップできました。
・第2核心、これも我慢して、カンテの保持れるスローパホールドでクリップできました。
・最後の核心に入れるかと思ったら、第3核心で、不意のスリップで落ちてしまいました。あ~。
(7) ロボ(12c)、RP
・あと2便トライは時間的に無理だと、ゆっくりしていたら何やら、暗~い、雨でも降りそうな雲がやってきて、湿気湿気になってしまいました。これじゃ登れないやと、言い訳ができる、あきらめた気分でトライしたのがよかったのかもしれません(笑)。
・第1核心入る前に、パートナーさまから、スイッチ入れて!と声がかかりました。そんなこと言われても?
・コツを覚えて、できるようになった第1核心は超えられました。ここでスイッチが入りました。しかし、指と体が、かなりよれていることも感じてしまいました。
・指皮のない指汁たっぷりの両手で第2核心を超えて、先便で失敗した第3核心は、またしても、右足が滑ってしまったのですが、ちょっとのタッチで、その前に左足ヒールがカンテにかかっていました。セーフでした。前腕が結構張ってしまいました。第4核心前で、随分休みました。
・そして、ここだけやっても、成功確率3分の1以下、いやもっと成功確率が低い第4核心は、渾身に指力を入れて足をミリ穴に差し込みます。右手ダイク穴ホールドへ!足滑らなかった!右手人差し指と中指で俵持ちで、浅い指穴ホールド保持して、左足カンテ溝につま先さして、「ダー!」と左手カンテ取りは、止まった!右足上げてスメアで、左足をダイク左奥のフットホールドを探します。右目はカンテが邪魔してホールドが見えません。左目だけと足裏感覚を頼りに所定のフットホールドを探します。ここだ、載った! 声を出して、左足に立ちこみます。ヨッシャー!
・そして、最後の第5核心は、最近はあまり失敗しないのですが、簡単ではありません。十分に指を戻せるほど、レストすることもできません。再度集中して、手順足順を確認します。いくぜ! 右足スメア左足スメアで蛙ばさみで左手飛ばし、右足スメアで左足をカンテのエッジに載せて、右足カンテ高目に載せてバランスを安定させて、終了点にクリップ!「おっしゃー!」、大声で叫んでしまいました。

 ロボ(12c)、昨年に一度だけ触って、最初の核心と一番難しい核心は全然できませんでした。今年になって、GWに再度触ってみました。何となく最初のハング超え核心ができたり、できなかったり、ほんの少しだけ可能性を感じながらも、夏の沢シーズンに突入して、クライミングは、しばらく中断していました。夏休み明けから、「ロボ」と「ブラッドライン」を触るつもりだったのですが、今年は雨が多くて、軍艦岩は状態が悪くて「ブラッドライン」は触る気がしませんでした。成り行きで「ロボ」ばかり触るようになったのですが、全然進みませんでした。第4核心のムーブがテンションムーブ臭く、本当にできそうなムーブがなかなか見つかりませんでした。それが先々週に、これかもとついに鍵を見つけたのでした。それに、まぁフリクション勝負のルートだからとも思ってました。先週、台風25号の風のお陰で、これまでで一番よいフリクションでWPできてしまったのでした。そして、いよいよリードでトライを始めました。しかし、リードで触りだすと、このルートは、当然ですが、とっても怖かったです。恐怖心の克服に3日かかりました。今回の2便目でようやく、最初の核心を突破できるようになりました。しかし、「瑞牆山ガイドブック(下)」の解説にあるように、「終了点直下のダメ押しのスラブ」が本当の核心なのです。あまり、コンディションはよくありませんでしたが、何故か集中できた渾身の登りで、RPすることができたのでした。最後はフリクションの問題ではなく、気持ちの問題だったようです。力を入れ過ぎて指を痛めてしまったのですが、とにかく登れて、よかったです。

〇 ロボ(12c)
 発表当初は12aでしたが、瑞牆山ガイドブックで12cへ修正されました。その通りで、このルートは、かなり手強いです。難しいムーブが5個あります。最初のハング超えの第1核心と第4核心が一番難しいです。ボルト間と言うより、神様のイタズラでダイク間が離れているため、ムーブをこなせないと次のヌンチャクにクリップできません。敗退する人も多いと思います。しかも、隣のルートの11cのスラブ(ブータン)がこれがまた登れないスラブなのです(笑)。
・第一核心は、右足を溝にジャムして這い上がります。這い上がった後が微妙です。抜けそうな右足ジャムを気にしながら、何とも、よくわからないバランスで体を右側へ倒していきます。右側にある指先5mmぐらいかかる穴ホールドが助けてくれるでしょう。
・4-5p間が第2核心になりますが、右側にある指先が1cm弱ぐらいかかる小さな穴ホールドが助けになるでしょう。
・5-6p間の第3核心は私のリーチでぎりぎり届くカンテにある握れるスローパ―をもって、無理やり登ります。
・6-7p間の第4核心が本当の核心になります。フットホールドがありません。左手奥のカンテは遠くて使えません。かなり難しいムーブになります。私は、手前カンテの左側にある小さなダイクをサイド引き、右手をダイクの持ち辛いホールドで、極小穴ホールドに左足、少し欠けて1cm径ぐらいのホールドとは思えない超薄い輪っかに右足をスメアして、右手をダイク右側の穴に移して、左足をカンテの薄いスプーンカットに入れて、左手を奥のカンテへデッドでした。その後、さらに右足何もないようなところにスメアして、左足をダイク奥の方に上げて立ちこみでした。
・7-終了点の第5核心は、他の核心よりはマイルドですが、安心して終了点にクリップできるようなホールドはありません。左手アンダーができるところまで上がって、左足カンテで右足高目に上げてスメアでバランスを作って、終了点にクリップです。
 いや~、大変でした。このルート。体感グレードですが、リーチのある私で、12dぐらいで、リーチのない人は、第3核心がスメアデッドになって、第4核心も、一手一足ムーブが増えると思います。もっと難しく感じるでしょう。先日、不動沢の駐車場で初登者のFK田さんと偶然会ったので聞きましたが、12cでも辛いかもとのことでした。これを登ったというクライマーは、私はあまり聞いたことがありません。ここ数年では、このルートを登った私の知っているクライマーは2人しかいません。地味な場所にあることも理由の一つなのかもしれませんが。そして、ロボは、5つも核心がある、めちゃくちゃ面白いルートです。これは名ルートだと思います。ぜひ、触ってみてください。登ってみてください。ロボ談義しましょう(笑)。
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きん


by Climber-Kin | 2018-10-14 12:42 | カサメリ沢・不動沢 | Comments(6)
2018年 10月 08日

2018年10月6-8日、ロボ三昧のカサメリ沢、ロボおじさんWP、初リードはメロメロ

 今週も三連休でしたが、台風25号が日本海側を通る微妙な天気でした。金曜日の夜は暑いのと、悪夢で殆ど寝れませんでした。土曜日は曇りの予報でしたが、そこは山の天気、午前中は霧雨が降り、午後から何とか登れるような天気でした。日曜日は、強風で気温の割には寒かったです。そのせいか、3日間では一番状態が良かったです。月曜日は快晴のはずが、朝から、どんより曇り空、気温はそれほど高くないのに、少し動くと汗が出てくるような湿度の高さでした。それと、やってしもうた! また、飲みすぎてしまいました。

◇ 6日(土)
(1) ロボ(12c)、TR掛け
(2) ロボ(12c)、TR、ムーブ解析
・前回、もしや、これかもと思って、力尽きて試せなかった核心ムーブを試行してみました。あっ! できた。
(3) ロボ(12c)、TRでワンテン
・一応、WP(ホワイトポイント、TRでノーテン)を目指しましたが、上部の核心で、おしくもテンション。
・上部の核心の終了点直下の核心をこなせて、TRワンテンでした。

◇ 7日(日)
 日本海を通った台風でしたが、夜中は風が強かったです。植樹祭公園駐車場で車中泊でしたが、時たま風で車が揺れました。枕が悪かったのと、明け方寒かったりと、なんだか二日続けて、よく眠れませんでした。
(4) トータルリコール(10b)、再登
(5) ロボ(12c)、TR掛け
(6) ロボ(12c)、TR、WP
・気温は低くないのですが、風が強くて、岩はよく乾いてくれていました。これまでで、一番フリクションがよかったです。
・昨日ようやく確信できた核心ムーブもこなせて、終にWPできたのでした。
・しかし、上部核心あたりで、右足がツルと滑り、終了点直下でも右足が滑りました。降りてきて、右足のソール見てみたら、つま先のゴムがなくなっていました。あ~、この靴は、もう使えない。
(7) ロボ(12c)、初リード
・いきなり新品のシューズでリードトライ?かなり迷いましたが、既に、TRは抜いてしまっています。
・初リードで、怖くてコチコチでした。身長が5cm、リーチが10cmほど縮こまってしまいました。
・最初の核心は小ハングの上まで体は上がったのですが、思わずヌンチャク掴んでしまいました。
・上部の核心は、左手奥のカンテに手は出せたのですが、その後、怖くて右足を上げられませんでした。自分としては、初リードの割には、まーまーでした。

◇ 8日(月)
 トップロープながら、ノーテンで登れて、WPできて、安心してというか、一緒にいたのがヨッシーで、お互い酒を進めることなく、マイペースでお互い勝手に飲んで、二人とも自滅したのでした(笑)。
(8) トータルリコール(10b)、再登
・足置きが定まりません。フラフラで落ちるかと思った。
(9) ロボ(12c)、×××
・12時ごろにようやくトライしました。
・昨日と違って、今日は湿気っぽいです。しかも、指皮もなくて、ヌルヌルです。二日酔いで、やるぞーって気合が全くありません。怖くて、最初の核心ムーブできません。
・リードで力入り過ぎて、右手薬指ホールドにぶつけて、大量に出血してしまいました。
(10) ロボ(12c)、再びTRで練習
・最初の核心は、ヌルヌルながらなんとかこなせて、上部の核心と終了点直下で滑って落ちてしまいました。
・昨日のリードで、上部の核心が右足を上げられなかったのは、左手カンテ、もう一手送らないといけないことがわかりました。しかし、リードだと腰がへっぴってしまって、左手を送れないんです。
(11) ロボ(12c)、TR回収
・力の限り頑張りましたが、中段で力尽きました。もう何もできませんでした。

 ようやくTRで、WP(ホワイトポイント)できました。そう、ムーブは全部できるのです。全部続けてできたのです。しかし、リードとなると、このルートは、いつ落ちるかわからない、ノー・アンダーコントロールで、恐怖の塊でした。ボルト足元下で、奮闘的な最初の核心、足がいきなり滑って落ちる恐怖。いきなりフットホールドが外れて、ガチに落ちる上部核心。どちらも、超ムズイムーブです。リードでは、コテンパンにやられました。上部の核心は、これまでRPできた、どのルートよりテクニカルで難しいです。果たして、自分にRPできるのか?

〇 眩しく輝くロボ(12c)
・このルート、グランドアップみたいなボルト配置です。まぁ、そこじゃないとクリップできないですからねぇ。
・難しいムーブが5個続きます。全ムーブ、ボルト足元でこなさないといけません。
・ムーブこなせないと次のボルトにクリップできません。
・3-4p間、最初の小ハングが奮闘的で難しい上に怖いのですが、核心は上部の左カンテが使えなくなる5-6p間にあります。
・しかし、めちゃくちゃ面白いルートです。
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〇 鳳凰(13b)
・鳳凰をトライする狼おじさん。次回RPぐらいに詰めていました。
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きん


by Climber-Kin | 2018-10-08 23:05 | カサメリ沢・不動沢 | Comments(0)